ゴリラ
スマホを変えるタイミングで、ソフトバンクへの乗り換えを考えている人も多いことでしょう。
正直に言うと、ずっと同じキャリアを使うのはあんまりお得じゃないので、賢い人は機種変更の度にキャリアを変更します。
そこで今回はソフトバンクに乗り換える際の注意点やメリット、手順など、最新の情報をもとにまとめたので、みなさんと共有します。
この記事を読んでおけば、少なくとも損することはなくなります。ぜひ、参考にしてください。
乗り換えの準備、手順さえ理解しておけば、簡単に、失敗せずに乗り換えられます。
ちなみに…
ソフトバンクで契約するなら
- 自宅受け取りなら事務手数料(3,850円)なし
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目次
ソフトバンクへの乗り換えで後悔するかもしれないこと
最初にソフトバンクに乗り換える上で、最低限、確認しておきたい注意点から押さえておきましょう。
ネット上には色々と不安を煽る情報がたくさんありますが、気をつけることは、以下で紹介する4つくらいしかありません。
現在のキャリアメールを続ける場合は有料になる
ドコモ、auからの乗り換えで、引き続きメールアドレスを使いたい人は、各社の「メール持ち運び」サービスを契約する必要があります。
かつてキャリアメールは便利なものでしたが、今はLINEをメインで使っている人の方が多いと思います。
これを機にキャリアメールからGmailなどのフリーメールに統一してしまっても良いかもしれません。
現在のキャリアの契約解除料がかかることがある
いまのキャリアと定期契約(期間がある契約)をしている人は、解約金がかかることがあります。
しかしドコモは2021年10月に解約金を廃止していますし、au(UQモバイル)も2022年3月末で契約解除料を撤廃します。
ちなみに楽天モバイルには、最初から契約期間がありません。
「メリハリ無制限」のテザリングは使い放題ではない
ソフトバンクの「メリハリ無制限」プランへの加入を検討している人は少し注意です。
スマホでの通信は、文字通り「無制限」で利用できますが、テザリングは30GBの上限があります。
特にドコモの「5Gギガホ プレミア」で、たくさんテザリングをしていた人は注意が必要です。
セット割対象の「SoftBank Air」は口コミが良くない
ソフトバンクで固定回線との「セット割」を考えている人は知っておきたいところです。
ソフトバンクのセット割「おうち割光セット」では、ソフトバンクのスマホと「ソフトバンク光」「SoftBank Air」などをセットで契約すると、1回線あたり1,100円の割引を受けられます。
この内「SoftBank Air」は、速度や安定性で固定回線に劣ります。口コミもあまり良くありません。
ただし「ソフトバンク光」はNTT回線を使用した光コラボの1つで、安定した接続が期待できます。
- 元のキャリアメールを続ける場合は有料
- 元の契約の解除料がかかることがある
- 「メリハリ無制限」のテザリングは使い放題ではない
- 「SoftBank Air」は口コミが良くない
ドコモ・au・楽天からソフトバンクに乗り換える正直なメリット
ソフトバンクへの乗り換えは、主に金銭的なメリットが大きいです。
まず、ソフトバンクへの乗り換えの際、オンラインショップ限定のweb割の利用で2.16万円割引でスマホが買えます(店舗によって他に独自のキャンペーンをやっていることもあります)。
それ以外のメリットを詳しめにお伝えします。
返却系プログラム「新トクするサポート」の免除率が高い
新トクするサポートは、ソフトバンクが提供する「端末返却プログラム」です。
48回払いで24回支払い後に端末を返すと、最大24回分の支払いを免除してもらえます。
48回中の24回なので、ずばり、半額で2年間スマホが使えるということです。
この「半額相当」という割合は、他キャリアと比べて大きめで、ソフトバンクの強みと言えます。
- いつでもカエドキプログラム(ドコモ)
:45%程度免除 - スマホトクするプログラム(au)
:45%程度免除 - 新トクするサポート(ソフトバンク)
:約45〜75%免除 - iPhoneアップグレードプログラム(楽天)
:50%免除 ※要手数料3,300円
ソフトバンクグループ系のサービスとの相性が良い
ソフトバンクグループは、日本を代表する企業グループです。
ソフトバンクのスマホを契約すると、以下のような関連会社のサービスを受けられます(2022年1月現在)。
- Yahoo!プレミアム会費(508円/月)が無料
- PayPayモール、ヤフーショッピングで10%還元
(ソフトバンクプレミアム) - 毎月もらえるPayPayの半額クーポン
- LINE MUSICが6ヶ月無料 など
とくにPayPay系の手厚い還元があるのはうれしいですね。
こんな人はソフトバンクへの乗り換えがおすすめ
ここまで紹介したソフトバンクのメリットに魅力を感じる人は、ソフトバンクに乗り換えても、後悔することはないでしょう。
- 端末を安く買いたい人
- 2年後にスマホを返すつもりの人
- ソフトバンクグループのサービスをたくさん使っている人
上記に当てはまる人は、淡々と乗り換えの準備を始めましょう。
ソフトバンクに乗り換えるならどこで契約するのが良い?
ソフトバンクの窓口は主に、
- ソフトバンク公式オンラインショップ
- 家電量販店・ショップ
- その他のweb代理店
があります。
その中でも2022年1月の状況を考慮して提案するのなら、「無難に80点を狙いに行くならオンラインショップ」「少しでもお得な案件を探したいなら家電量販店」がおすすめです。
誰でも80点が取れるオンラインショップ
オンラインショップの特徴を挙げていくと
- 乗り換えならweb割で2.16万円割引を受けられる
- 事務手数料、頭金がゼロ
- 自宅ですべてが完結する
- 端末を実際に見ることはできない
といった点があります。
公式オンラインショップを一言で言い表すなら「誰でも合格点が取れる窓口」です。
端末を実際に見たり触ったりできない点がネックなら、仕事や学校帰りに、量販店でサクッと見て来て、自宅でオンラインから契約するのもいいですね。
という人には、
時間と労力をかけられるなら家電量販店も
2021年夏頃から、家電量販店では「1円」のようなバラマキ販売を行うようになりました。
もしも自分が欲しい端末が、このような格安セールで売っていたなら、即買いしても良いかもしれません。家電量販店は、
- 店舗独自の格安セールを行っていることがある
- プランなどを質問できる
- いっしょにケースやフィルムも買える
- 事務手数料がかかる(頭金があることも)
といった点が特徴です。
時間はかかってもいいし、仮に1回で見つけられなくても、何度も通うつもりでいるぜ!
という人は、家電量販店の格安セールを狙ってみるのも良いですね。
ソフトバンクへの乗り換え手順
ソフトバンクへの乗り換え手順をサクッと確認しておきましょう。
全体像を掴むことができれば、不安も小さくなるはずです。
- MNP予約番号を取得
- ソフトバンクへ申し込み
- 商品を受け取り
- 初期設定・データの移行
- メール持ち運び設定(必要な人のみ)
- 端末を返却・下取りに出す(希望する人のみ)
1. MNP予約番号を取得
電話番号をソフトバンクでも引き続きつかうために、今のキャリアで「MNP予約番号」を発行します。
ドコモ
- My docomoから手続き
– My docomoにログイン>「契約内容・手続き」>「携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)」>「お手続きする」>「解約お手続き」>注意事項の同意にチェックを入れて「次へ」>「手続きを完了する」 - 電話窓口:0120-800-000
– ドコモ携帯電話からは局番なしの151
– 受付時間:9時~20時(年中無休)
au
- My auから手続き
– 受付時間:9時~20時(年中無休)
– My auにログイン>「スマートフォン・携帯電話」>「ご契約内容/手続き」>「お問い合わせ/手続き」>「MNPご予約」 - 電話窓口:0077-75470
– 受付時間:9時~20時(年中無休)
ソフトバンク
- My SoftBankから手続き
– 受付時間:9時~20時(年中無休)
– My SoftBankにログイン>「設定・申込」>「契約者情報の変更」>「番号ポータビリティ(MNP)予約関連手続き」>「番号ポータビリティ(MNP)予約(予約番号の発行)」 - 電話窓口:0800-100-5533
– ソフトバンク携帯電話からは*5533
– 受付時間:9時~20時(年中無休)
楽天モバイル
- my 楽天モバイルから手続き
– my 楽天モバイルにログイン>右上の三本線メニューから「my楽天モバイル」>「契約プラン」>「各種手続き」>「他社への乗り換え(MNP予約番号取得)」
UQモバイル
- 電話窓口:0120-929-818
– 受付時間:9時~21時(年中無休)
ワイモバイル
- My Y!mobileから手続き
– 受付時間:9時~20時(年中無休)
– My Y!mobileにログイン>「携帯電話番号ポータビリティ」から手続き - 電話窓口:0570-039-151
– ワイモバイル携帯電話からは151
– 受付時間:9時~20時(年中無休)
ソフトバンクへの乗り換えの際は、元のキャリアへ解約の申込みはしてはいけません。
MNP予約番号を使ってソフトバンクと契約したタイミングで、元のキャリアは自動で解約されます。
2. ソフトバンクへ申し込み
先の説明を参考に契約したい窓口で申し込みをします。
必要なものは以下のとおりです。
【共通】
- 現在契約中のスマホ
- MNP予約番号
- 本人確認書類(一覧)
- クレジットカードまたはキャッシュカード
【オンラインショップ】
- ソフトバンクからのメールを受け取れるアドレス
※ソフトバンクとのやりとりはメールでおこないます
【店頭】
- 金融機関の届け印
- (12歳以上の未成年者の場合)
– 親権者の本人確認書類
– 親権者同意書
ちなみにソフトバンクに乗り換え後、元のキャリアのスマホをソフトバンクで下取りに出すこともできます。
希望する際は、ソフトバンクへの申込みの際に、いっしょに「下取りの利用」を申請しましょう。
3. 商品を受け取り
オンラインショップやwebの代理店で申し込んだ人は、商品を受け取ります。
受け取り方法は申込時に「自宅」か「ソフトバンクショップ」で選べますが、2.16万円割引の「web割」は「自宅受け取り」が条件です。
4. 初期設定・データの移行
商品を受け取ったら初期設定やデータの移行をします。
商品と一緒に案内が入っていますし、ソフトバンクからメールで「購入サポート」の案内も届きます。
データやアプリの引き継ぎは、以下の記事も参考にしてくださいね。
5. メール持ち運び設定(必要な人のみ)
ドコモやauのメールをソフトバンクでも使いたい人は、設定の手続きをしておきましょう。
6. 端末を返却・下取りに出す(希望する人のみ)
データを確実に移すことができて、古いスマホをもう使わないのなら、元のキャリアやソフトバンクへ下取りに出しましょう。
ドコモの「スマホおかえしプログラム」やauの「スマホトクするプログラム」に入っている人は、元のキャリアに端末を返すと、一定の残債の支払いが免除されます。
またソフトバンク申込時に下取りを希望した人は、自宅に届く専用キットを使って、端末を郵送しましょう。
ソフトバンクへの乗り換えで不安なことを一気に回答
最後にここまで触れられなかったことで、多くの人が不安になりがちなことに回答していきます。
乗り換え前にやっておくべきことをまとめて教えて!
最低限、以下のことを整理しておけば、失敗することはありません。
- 今のキャリアの契約を確認しておく
(解約金、家族割やセット割がどうなるかなど) - ソフトバンクで使うスマホをどうするか決める
└(今のスマホをそのまま使うなら)SIMロック解除をしておく
└(買い換えるなら)古いスマホをどうするか決める - キャリアメールをどうするか決める
└(引き続き使うなら)メール持ち運びの手順を確認しておく
└(もう使わないなら)Gmailなどのフリーメールを準備しておく - 使っていないアプリやデータは削除しておく
- ドコモ
My docomoから手続き
My docomoにログイン>三本線のメニューから「サービス一覧」を選択>「SIMロック解除」>製造番号(IMEI)を入力>「SIMロック解除を申込む」「SIMロック解除の注意事項に同意する」をチェック>「手続きを完了する」 - au
My au(SIMロック解除のページ)から手続き
My auにログイン>SIMロックを解除する端末のチェックボックスにチェックを入れ「次へ」>解除理由を選択して「この内容で申し込む」 - ソフトバンク
My SoftBank(SIMロック解除のページ)から手続き
My SoftBankにログイン>製造番号(IMEI)を入力>「解除手続きをする」 - ワイモバイル
My Y!mobile(SIMロック解除のページ)から手続き
My Y!mobileにログイン>製造番号(IMEI)を入力>「解除手続きをする」 - UQモバイル
my UQ mobileから手続き
my UQ mobileにログイン>「契約確認・変更」タブ>「ご契約内容」欄の「詳細を確認・変更する」>「SIMロック解除」(下の方)>「ロックを解除する」
乗り換えるベストタイミングは?
乗り換えたいと思ったときが、ベストタイミングです。
先述の通り、契約期間もほぼ気にすることはないでしょう。
ただドコモ、auは基本的に、解約月は日割りがないので、月末に手続きをする方が無駄がありません。
乗り換えでキャッシュバックがもらえるところはある?
端末の割引じゃなくて、現金のキャッシュバックが欲しい人におすすめなのが、webの代理店を利用する方法です。
スマホ乗り換え.com
今のキャリアの残債はどうしたら良い?
基本的に現行のキャリアで支払っているスマホの分割代金の残債は、ソフトバンクに乗り換えたあとも支払い続けます。
一括で精算してしまうこともできます。
ただし端末を返却することで支払いが免除になるプログラムに入っている人は、所定のタイミングまで支払い続けてから返すことで、残債の免除を受けられることがあります。
まとめ
ソフトバンクをはじめ大手キャリアは「料金は少し高いけど、サービスは一流」です。
ドコモやauから乗り換えたところで、極端に使いにくくなることはありません。
最後におすすめの契約先をもう一度お伝えすると、
- 最少の労力でサクッとお得に契約したい
→ オンラインショップ - 時間と労力をかけてでも一番お得なところを探したい
→家電量販店
での契約が、現時点では最適解と言えそうです。