ゴリラ
2021年9月24日、ドコモから「いつでもカエドキプログラム」がスタートしました。
ドコモのこういうプログラムって、かなり分かりにくいですよね。
僕もいつも「もっと分かりやすくしてくれよーっ!」と思っています。
この記事で「いつでもカエドキプログラム」とはなにか?使って(入って)いいのか?注意点は?などを紹介します。
特に損することもなく、スマホ購入以降48ヶ月の間、いつでもスマホを返却して、残りの支払いを免除してもらえるので、どんな状況の人にでも適したプログラムです。
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目次
いつでもカエドキプログラムとは
「最新機種を買いたいが、分割支払金が残っていて買えない」という消費者の悩みを解決するために用意されたのが「いつでもカエドキプログラム」です。
その内容をザックリ説明したのが以下です。
▼ザックリ説明「いつでもカエドキプログラム」▼
- 24回目だけ支払額の多い「残価設定型24回払い」でスマホを買う
- 1ヶ月目〜48ヶ月まで、どの段階でも「本体を返却」できる
- 本体を返却すれば、残りの支払いをしなくて済む
という感じかもしれないので、順に設定します。
さらにザックリ手順を紹介すると以下です。
- 普通よりも安い分割払いで機種を購入
- 好きなタイミングで機種を返却すれば、残りの支払いをしなくて良くなるし、返却しなくてもいい
ポイントは「残価設定型24回払い」と「返却のタイミング」です。順番に説明します。
まずは「残価設定型24回払い」で購入
全く聞きなれない「残価設定型24回払い」という言葉を解説します。
画像出典:YouTube「ドコモ社員が解説「いつでもカエドキプログラム」」(これ以降の図も同じ出典)
この図は105,500円のスマホを買ったパターンです。「残価額」が48,000円に設定されています。
「残価額」も聞きなれない言葉ですが、機種ごとに予め設定されている金額で、本体の半額くらいになることが多いようです。
本体代金105,500円から残価額48,000円を引いた57,500円を23回分割し、毎月2,500円を支払います。
もし105,500円の機種を普通に24回払いすると、毎月4,396円となり、負担額が大きくなるので、残価設定型24回払いにすることで毎月の負担が軽くなることが大きなポイントです。
ここから「いつ本体を返却するか?あるいは返却しないのか?」の選択肢が生まれるので、以下で説明します。
①23ヶ月目に返却→残価額を払わなくていい
最初に「23ヶ月目」に本体を返却したパターンを紹介します。
23ヶ月目に返却するのが「王道」パターンです。
23ヶ月目に本体をドコモに返却する事で、「残価額」の支払いが不要になります。
つまり、105,500円の機種を、57,500円の支払いのみで23ヶ月使えた、ということになります。
「レンタル」「借りていた」という感覚にも近いです。
もちろんスマホを返却した時点で手元にスマホがないので、新しい機種(普通は最新機種)を購入することになります。
こうすることで「2年ごとに最新スマホを使える」という状態になります。
②1〜22ヶ月目に返却→残価額を払わなくていい+残りの支払いは割引(早期利用特典)
23ヶ月(2年)よりもさらに早い、1〜22ヶ月目に本体を返却したパターンです。
この場合は「残価額の支払い免除+23回目までの支払いは割引(早期利用特典)」となります。
上の図は12ヶ月目に返却したパターンですが、13回目〜23回目の支払いが600円割引(12ヶ月合計6,600円)となります。
この場合は、105,500円の機種を50,900円で1年間使えたことになります(この場合は定価の48%)。
23ヶ月目に返却するよりは割高になりますが、iPhoneなど毎年新作が出るスマホに買い替える場合に使えます。
早期利用特典の金額は端末ごとに決まっていて、公式サイトで公開されています。
③24ヶ月目以降も使う場合→残価額が自動でまた24回払いになり、返却後はそれ以降の支払い不要
24ヶ月目以降もそのスマホを使う場合は、以下のことが起こります。
- 残価額がまた24回に分割され、支払いが始まる(この場合48,000円→2,000円×24ヶ月)
- スマホを返却すると、残りの分割払いは不要
- 47回全て支払うと完全に自分のスマホとなる
「残価額」として設定されていた額がまた24回に分割されて、支払いが始まります。
そして機種変更したいタイミングでスマホを返せば、それ以降の支払いはなくなります。
最近はスマホの性能が上がっていて、2年以上、長いと4,5年使えることは珍しくありません。
また、最新スマホも目覚ましいほどの進化があるわけでもなく、4年使う、ということも全くおかしいことではありません。
「1台のスマホを長く使う」ことが最も節約できる方法なのは間違いありませんが、47回払うと結局は定価で買ったことと同じになります。
ですので、とりあえず「いつでもカエドキプログラム」で買っておき、欲しい機種が見つかれば返却すればいいし、特に欲しい機種がなければ返却しなくてもいいです。なので「とりあえず加入」でOKです。
いつでもカエドキプログラムの利用条件は?
プログラムの利用条件は以下のとおり。
▼いつでもカエドキプログラムの利用条件▼
- プログラムに加入し、対象機種を買うこと
- ドコモに機種を返却すること
- そのスマホが査定条件を満たすこと
むしろこれは「条件」というより「手順」に近いですが、特に注目すべきは「スマホが査定条件を満たすこと」です。
「査定条件」は、スマホがちゃんと動くことはもちろんですが、「故障、水濡れ、外観破損」がないことが条件です。
ボロボロになって故障したスマホを返却するのではなく、まだまだちゃんと使えるスマホでないと返却の対象にならないわけですね。
また、「dポイントクラブorビジネスメンバーズ会員」であることも条件のひとつですが、ドコモユーザーであればほぼ全員が加入してるので心配いりません。
注目は「ドコモオンラインショップ」でも利用できる点です。郵送でスマホを返却すればOKなので、より手軽に利用できます。
回線を契約していなくても加入できる(解約してもプログラムを利用可)
いつでもカエドキプログラムはドコモの回線契約をせずに、ドコモで端末だけを買った場合でも加入できます。
これは総務省が「回線契約している人だけが入れるのは、いかんで!」と各社に要請したことによるものです。
参照:電気通信事業法第27条の3の規律に係る覆面調査の結果について|総務省
これはつまり、回線を契約していない=ドコモを解約してしまった人も引き続き加入でき、プログラムも利用できるということを意味します。
例えばプログラムに加入して、ドコモ以外に乗り換えたとしても、ドコモで端末の支払いだけは続けて、所定のタイミングで返却すれば、特典を利用できるということです。
ahamoなどに乗り換えても、将来、プログラムは使えるので、安心してくださいね。
いつでもカエドキプログラムの対象機種
いつでもカエドキプログラムは対象は2021年9月以降に発売した機種です。
▼いつでもカエドキプログラムの対象機種▼
- iPhone:13シリーズ以降
- Androidスマホ:2021年9月以降に発売の機種
それ以前の機種(例えばiPhone 12など)は、先代の購入プログラム「スマホおかえしプログラム」の対象です。
今後発売の機種は、順次、いつでもカエドキプログラムに切り替わっていきます。
スマホおかえしプログラムとの違いは?
「いつでもカエドキプログラム」より前にも「スマホおかえしプログラム」という、似たプログラムがありました。
2つの違いは以下です。
▼スマホおかえしプログラムとの違い▼
- 今までよりも免除額(割合)が増えた
- 対象機種が違う
- けどほとんど同じ
いままでは返却額が一律で本体額の33%でしたが、いつでもカエドキプログラムは、予測される市場価格から残価を設定しているそうです。
その結果、これまでよりも免除額(免除割外)が増え、auやソフトバンクと同等のお得度になっています。
また、対象機種が違うので「どっちを使えばいい?」と迷うことはありません。
いつでもカエドキプログラムの注意点は?
いつでもカエドキプログラムは基本的に損することはないプログラムなので注意点は少ないですが、3点だけ言及しておきます。
- 返却する=新しいスマホ購入
- 決して「大幅割引」ではない
- 査定条件を満たさないと2.2万円の追加支払いがかかる
返却する=新しいスマホ購入
いつでもカエドキプログラムで23ヶ月目までにスマホを返却すると、半額近い支払いが免除になり、お得に使えた!と感じます。
しかしスマホを返却すると手元にスマホがなくなるので、新しいスマホを買うことになります。また分割払いを1からスタートすることになるので、プログラムがない場合よりも買い換えのサイクルが早くなります。
結果、常に最新機種を使えますが、トータルでお金は余計にかかるので注意が必要です。
決して「大幅割引」ではない
上で105,500円の機種を2年使い、48,000円の支払いが免除され、57,500円で2年間使えた、と書きました。これだと48,000円の割引に見えますが、そうではありません。
いまどきのスマホは2年以降もまだまだ使えますし、そのスマホをメルカリなどで販売すれば48,000円相当の価値がつきます。
「割引」されているわけではなく「レンタル」に近い感覚なので(厳密にはレンタルではありませんが)、「いつでもカエドキプログラムがあるから高い機種を買っちゃおう!」と買い物するのはおすすめしません。
査定条件を満たさないと2.2万円の追加支払いがかかる
この手の購入プログラムはどこも同じなのですが、スマホが故障していて査定条件を満たさない場合、プログラムを使うには2.2万円の「故障時利用料」の支払いが必要です。
とおっしゃっている方を時々見かけます。
ただ端末が故障したり傷ついている場合は、ドコモに限らず、どこで売却しても大きく減額されるものです。
そのためケースや保護フィルムはしっかりと付けて、2年間たいせつに使うことを心がけましょう。
くわしい査定条件はドコモ公式で公開されています。
結局:いつでもカエドキプログラムは使うべき?
いつでもカエドキプログラムは、ドコモで対象機種を買う場合、とりあえず使っておいて損はないです。
プログラムに加入しておいてから、1年後でも2年後でも3年後でも「替えたいな」と思った時に確実に適正価格で下取りしてくれるのでリスクはありません。
唯一注意する点は「いつでもカエドキプログラムがあるから安い気がする!」と、高額なスマホを買ってしまうことです。いくら分割で安くなると言っても、10万円近くする買い物です。
最新機種を低い自己負担額で使えるのは魅力的ですが、「分割で安いから」という理由だけで飛び付かない方がいいかと思います。
もともとドコモで買う予定だった人が使う分には全く問題ありません。むしろおすすめです。
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