「トクするサポートプラス(+)」は「新トクするサポート(スタンダード/バリュー)」に名前が変わりました。
この記事は
- 「新トクするサポート(スタンダード/バリュー)にこれから入ろうか迷っている人向け」
- 「新トクするサポート(スタンダード/バリュー)にすでに入っていて、機種変更/解約/乗り換えする人向け」
- 「トクするサポートプラスに入っていて、機種変更/解約/乗り換えする人向け」
に分かれています。自身の目的に合ったところを参考にしてくださいね!
2021年1月よりも前にiPhone 11などを買った人は「トクするサポート」の記事を参考にしてください!
ゴリラ
「大幅に安くなるっぽいけど、入っても大丈夫なの?デメリットや注意点、罠はないの」と不安になりそうなこのプログラム。
本記事ではサポートの内容と「実際、入るべきなの?」を提案します。
- 新トクするサポート(スタンダード/バリュー)(旧名称:トクするサポートプラス(+))は、2年後にスマホを下取りに出すと、機種代金の24回分の支払いが免除されるプログラム(バリューは1年後に返却で36回分の支払い免除)
- とりあえず加入でOK
- 2年後に下取りやフリマに出すよりお得なケースが多い
- 「プログラム利用料は無料」&「使わなくてもOK」なので、入ってもデメリットが特にない(むしろ入らないのは損)
※ 正直スマホはアフィリエイトプログラムに参加しています(メディアポリシー)。
※この記事の更新日は冒頭に記載のとおりです。最新の情報は各社公式サイトおよびオンラインショップでご確認ください。
ちなみに…
契約するなら
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目次
新トクするサポート(スタンダード/バリュー)とは
新トクするサポート(スタンダード/バリュー)は、48回払いのスマホを2年後(24回支払い後)または1年後(12回支払い後)に返却すると、それ以降の支払いが免除されるサービスです。
ちなみに新トクするサポート(スタンダード/バリュー)は、これまで名称変更が繰り返されて来ました。
- トクするサポートプラス(+)
- トクするサポートプラス(+)(2021年9月24日以降加入者向け)
- 新トクするサポート
- 新トクするサポート(スタンダード/バリュー)←イマココ
2、3、4は名前が違うだけで、中身は同じです。
新トクするサポートの「スタンダード」と「バリュー」は基本的な考え方は同じだから、まずは「スタンダード」について解説していくな!
新トクするサポート(スタンダード)の条件
特典を利用するための条件は以下。
- 対象のスマホの購入時に48回の分割払いを選ぶ
- 25ヶ月目以降にスマホを返却する
端末を返したタイミングで、それ以降の支払いをなくしてもらえます。
冒頭で紹介した1の「トクするサポートプラス」の加入者は、端末を返却するときにソフトバンクで新しい端末の購入が必要でした。新トクするサポートは返すだけでOKです。
【重要】「最大24回の免除」=半額じゃない(むしろ、半額以上免除されることも)
スタンダードは48回中の24回が免除だよね?ってことは、半額になるってこと?
2023年4月までは、端末代金を均等に48回に分割した金額のうち、最大で24回分の支払いが免除されていました。つまり「最大半額免除」でした。
しかし、2023年4月から、端末や購入時期ごとに前半(1〜24回目)と後半(25〜48回目)で異なる金額が設定されるようになりました。
こんな感じで、最新の端末は微妙に半額を下回るくらい(40〜48%)の免除率に変わりました。
これって、改悪ってことだよな?
確かに一部のハイエンド端末はユーザーの負担が増えてしまいましたので「改悪」と言えます。
しかし必ずしも悪いことばかりじゃありませんでした。
一律に「半額免除」じゃなくなったことで、端末によっては半額以上の免除を受けられるようになりました。
2021年9月24日〜2023年4月の改定までにプログラムに入った人は、最大半額の免除を受けられます。
「実質1円」ならずとも「実質24円」も狙える
ソフトバンクには他社からの乗り換えで21,984円の割引を受けられる「オンラインショップ割」があります。
これと新トクするサポート(スタンダード)を組み合わせると、2年間、24円(22,008円-21,984円)で使える端末もあります。
特典を使う/使わないは選べる
新トクするサポート(スタンダード)は2年後のタイミングで、
- スマホを返却して特典を受ける(免除を受ける)
- 支払いを続けて、返却せずにスマホを使い続ける
のどちらも選べます。
これが入ってもデメリットがないと言い切れる理由です。
またプログラムに入っても、追加でかかる費用もありません。
「1年くりあげオプション」もある(けど、おすすめしない)
2年経ってない機種でも、13ヶ月目以降なら前倒しで24回分の免除が受けられる「1年くりあげオプション」もあります。
- スマホの返却が必要
- くりあげで返却しても24回分の支払いは必要
正直なところ「1年くりあげオプション」の利用はおすすめしません。
なぜなら早めの買い替えの場合は、買取店やフリマに出した方が、高く売れる可能性が高いからです。
例えば毎年iPhoneを買い替えているような人は、以下の記事も参考にしてください。
- ウェアラブルデバイスは、購入時のバンドも回収・査定が必要です
- 25 か月目※以降に特典利用を申込み、翌月末までにソフトバンクで機種の回収・査定完了が必要です
- お客さまが特典利用を申し込むタイミングによって、お支払い不要になる金額が変わります
※お申し込み状況等によって、時期が前後にずれることがあります。お客さまの特典受付開始日は、MySoftBank 等でご確認いただくことができます。
新トクするサポートの注意点・デメリット|故障時は2.2万円かかる
デメリットと言うか注意点が1つあって、故障した端末で新トクするサポートの特典を受けようとすると、22,000円の支払いが必要になります。
▼22,000円の支払いが必要なケース▼
- 電源が入らない
- 初期化されていない
- メーカー保証が対象外(改造など)
- 筐体が変形している
- 液晶表示が異常/タッチパネルが動作不良
- ガラス・筐体が破損している
※詳しい査定条件は公式サイトをご確認ください。
ただし上記の故障があっても「あんしん保証パック」「あんしん保証パック with AppleCare Services」に入っていれば、
- ガラス・筐体の破損:3,740円
- その他の故障:12,980円
の支払いで済みます。
2023年12月から一部端末は新トクするサポート(バリュー)の対象に
2023年12月に新トクするサポート(バリュー)という新メニューが誕生しました。
こちらは48回分割で購入することは同じなのですが、12回支払い時に返却することで、最大36回分の支払いが免除されます。
結論、どっちがお得かという判断はできません。
一見、36回分の支払いが免除される「バリュー」の方がお得に見えますが、こちらは実質1年で次の機種変更をすることになります。つまり、1年後に返却しても、ほとんどの人は次の新しいスマホの分割払いが新たに始まることになります。
また端末ごとに「スタンダード」と「バリュー」、どちらに入れるかが決まっており、ユーザーが任意に選ぶことはできません。
- 24/2/22:Google Pixel 8 Pro、Xperia 1 V、AQUOS R8 Proがバリューの対象に
- 24/2/9:Google Pixel 8、Xiaomi 13 T Proがバリューの対象外に
- 24/1/19:iPhone 14がバリューの対象外に、iPhone 15がバリューの対象に
- 23/12/27:iPhone 14、Google Pixel 8、Xiaomi 13 T Pro、motorola razr 40s がバリューの対象に
なんで「スタンダードだから」「バリューだから」で判断するのではなく、シンプルに欲しい端末を購入することをおすすめします。
【結論】迷ったらとりあえず加入でOK
結論、迷ったら、とりあえず加入でOKです。
新トクするサポート(スタンダード/バリュー)は
- プログラム利用料が無料
- 特典を使う・使わないは自由
なので、加入しておいても損をすることはありません。
とりあえず加入しておけば、2年後または1年後のタイミングで選択肢が増えます。
▼2年後/1年後の選択肢▼
- 機種変更して新トクするサポートの特典を利用(24回/36回分の免除)
- そのままスマホを使い続ける
- 中古で売る
- 他社に乗り換える(解約)する
実際、2年後または1年後に端末を返却すると、そのときに中古で売るよりお得になるケースも多いです。
とりあえず加入しておいて、返却のタイミングが来たら、上の選択肢からそのときに最適なものを選ぶのが良さそうですね。
【加入者向け】新トクするサポート(スタンダード)で機種変更/解約・乗り換えする手順
新トクするサポート(スタンダード)に入っている人に向けて、機種変更や他社への乗り換え、ソフトバンクを解約するときにどうするのがベストなのか、まとめておきます。
- 機種変更
スタンダードは13ヶ月目以降は特典が使えるけど、25ヶ月目までは使わない方がいい - 乗り換え・解約
新トクするサポートの特典を受ける権利は継続されるので、25ヶ月目まではソフトバンクで分割の支払いを続け、その後返却するのがおすすめ
新トクするサポート(スタンダード)加入者が機種変更する場合
結論、前の機種変更から24回支払うまでは、特典は使わずに機種変更し、旧端末はソフトバンクから買い取った上で、どこか他の場所で買取に出すことをおすすめします。
このプログラムは原則、25ヶ月目から特典を使うことが想定されていますが、13ヶ月目〜24ヶ月目は「1年くりあげオプション」として、前倒しで端末を返せます。
しかし、
- 早く返しても、支払いが免除されるのは25〜48回目の24回分
- 24回目までは返してしまった端末の分割払いを続けないといけない
と、メリットがありません。
1年で返しても、2年で返したときと同じ分しか免除されないのね……
なので、早めに機種変更する場合は、一括精算してソフトバンクから端末を買い取り、他の買取店やフリマで売却した方がお得です。
一括精算はソフトバンクショップ または チャットで手続きできます。自宅から手続きできるチャットがおすすめ。
買い取りに出すのがどうしても面倒なら、「1年くりあげオプション」を使っても良いかもです(でも、やっぱおすすめできない……!)
新トクするサポート(スタンダード)の特典を利用する方法(返し方)
ソフトバンクに特典の利用を申し込む
(機種変更する場合は、手続きの際にいっしょに申請)- 郵送での返却を申し込む
(店舗で返却もできるが、郵送がラクで確実) - 端末回収キットが届く
- 端末のバックアップ・初期化をして返送
- 査定
- 特典の適用
端末の回収キットは以下のようなものが届くようです。
ソフトバンクの回収キット
2年ぶりだね〜
って回収キットやぐすぎない?
こんなんに入れて送ったらわやだがね💧 pic.twitter.com/dEYQbSYQu1— ぽぽすのかいぬしあいすちゃん (@cockatiel0920) May 6, 2022
査定結果はショートメールで届きます。「結果が分かりづらい!」との口コミが多いですが、特に記載がなければ、特典が適用されると考えてOKです。
#SoftBank から、以前使っていた「AQUOS zero2」の「トクするサポート」査定結果が来たんだが
OK なのか?
NG なのか?
どっちやねん! pic.twitter.com/UOCZN7RdgW
— 茶虎㌠🐷 (@browntiger8420) August 25, 2022
新トクするサポート(スタンダード)加入者が他社に乗り換え・解約する場合
このプログラムは
- ソフトバンクユーザーじゃなくても入れる(加入し続けることができる)
- 特典の利用は端末を返すだけでOK
です。
なんで、新トクするサポートに入っている人がソフトバンクをやめた後でも、24ヶ月目まではソフトバンクへ端末代の支払いだけを続け、25ヶ月目にソフトバンクに返却すれば、最大24回分の支払いが免除されます。
分割払いが残っているから、ソフトバンクをやめられないんだよね……
という相談を受けますが、全然気にしなくて大丈夫。
例えばソフトバンクで端末を買って、
- 他社に乗り換える場合、新しいキャリアとソフトバンクとで、支払いが2ヶ所になる
- 25ヶ月目にソフトバンクへ端末を返却することを忘れない
この2つは気をつけたいことです。
端末の返却方法は上記を参考にしてください。
【加入者向け】トクするサポートプラス(+)を使って機種変更した方がお得?
※トクするサポートプラス……この記事では2021年9月23日以前に提供されていたトクするサポートプラス(+)のことを指しています。
トクするサポートプラスは2020年3月〜21年9月まで受け付けていたので、加入者の多くが機種変更のタイミングを迎えています。
特典を使う方が良いのか、使わない方が良いのか……。
- 機種変更から13ヶ月以上経っている
- その時点で半額の免除の方が下取りや買い取りよりもお得
- 故障してない
ならプログラムの特典を使った方が良さそうです。
復習:トクするサポートプラスの内容
トクするサポートプラスの内容を復習しておくと
- スマホの購入時に48回の分割払いで購入する
- 25ヶ月目以降に新しいスマホに機種変更して、古いスマホを返却する
→端末を返したタイミングで、それ以降の支払いをなくしてもらえる
というものでした。
例えば25ヶ月目で返却すると、最大24回分(半額分)の支払いが免除されます。
プログラム加入者で、機種変更を考えている人は、もっとも賢い選択をするために、以下のフローでチェックしていきましょう。
- 前の機種変更から13ヶ月以上経っているか確認する
- 下取り・買取店・フリマの相場をチェックする
- 端末の故障がないか
① 前の機種変更から13ヶ月以上経っているか確認する(全員該当済み)
トクするサポートプラスは原則、2年の利用を想定していますが、前の機種変更から13ヶ月経っているなら、特典を使って機種変更できます。
ただ早めに特典を使ってスマホを返したとしても、免除されるのは24回分(半額分)までです。
すでに手元にスマホがないのに24回目までは支払いが続きます。
② 下取り・買取店・フリマの相場をチェックする
公式のページでソフトバンクの下取り価格もチェックしておきましょう。
もし購入時の半額以上で下取ってもらえるのであれば、下取りプログラムを使いましょう(そんなことはめったにないですが……)。
iPhoneの人はソフトバンクの下取りは注意。例えば64GBモデルでも512GBモデルでも下取り額が同じです。つまり容量が大きい人は損します。
さらに余裕があるなら、買取店(イオシス
③ 端末の故障がないか
端末に以下の故障があると22,000円の支払いが必要です。
- 電源が入らない
- 初期化されていない
- メーカー保証が対象外(改造など)
- 筐体が変形している
- 液晶表示が異常/タッチパネルが動作不良
- ガラス・筐体が破損している
ただし上記の故障があっても「あんしん保証パック」「あんしん保証パック with AppleCare Services」に入っていれば、
- ガラス・筐体の破損:3,740円
- その他の故障:12,980円
の支払いで済みます。
いずれにせよ故障している人は、免除額から2.2万円を差し引いた金額でお得かどうかを判断しましょう。
くわしい査定条件は公式サイトの注意書きを確認してくださいね。
結論:トクするサポートプラス使って機種変更した方が良い人
上記の3ステップをまとめると
- 機種変更から13ヶ月以上経っている
- 「半額免除」の方が下取りや買い取りよりもお得
- 故障してない
のであれば、トクするサポートプラスを使って機種変更しても良いと言えます。
特典を受けるためにスマホを返すときは「店頭」「郵送」のいずれかを選ぶことができます。
オンラインショップで機種変更するなら郵送が便利です。
機種変更するときにトクするサポートプラスの特典利用の申込みを忘れないようにしましょう。
2年以内の早めの機種変更は「返却せずに他で売却」がお得なことも
前の機種変更から1年くらいの買い替えなら、まだ古い機種に半額以上の価値が残っていることが多いです。
この場合は返却をせずに残債を支払ってソフトバンクから買い取ってしまい、買い取り店やフリマで売った方がお得です。
トクするサポートプラスで機種変更しない「特典B」はおすすめしない
実はトクするサポートプラスには特典は2種類あります。
- スマホの返却+機種変更
⇒特典A(48回払いの最大24回分を免除) - スマホの返却のみ
⇒特典B(機種ごとに決められたPayPayボーナス)
大々的に広告されていたのは、最大半額の支払いがなくなる特典Aですが、機種変更せずにスマホの返却のみでも特典Bが適用できます。
トクするサポートプラスでは、機種変更なしでもスマホを返却すれば、サブの特典B(PayPayボーナス)がもらえます。
しかし結論、トクするサポートプラス加入者は特典Bの利用をおすすめしません。単純に旨味がないからです。
PayPayボーナスの付与額は端末によって異なり、ソフトバンク公式サイトで確認できます。
特典A(半額免除)よりもかなり内容がしょっぱい感じです。
解約や乗り換えをしたい場合|「ワイモバイル」「LINEMO」「他社」にも引き継げる
ちなみにトクするサポートプラスはソフトバンクを契約していなくても、特典を適用することもできます。
例えば今、トクするサポートプラスで買ったスマホを使っている人は、ワイモバイルやLINEMO・他社に乗り換えたとしても、特典を使う権利は引き継げるということです。
具体的には、乗り換え後もソフトバンクに端末代金の支払いを続けて、25ヶ月経ったときにソフトバンクで新しい端末だけを買って、古い機種を返却すれば、他社のプランを契約していたとしても半額免除を受けられます。
ちなみに:契約するならソフトバンクオンラインショップがお得です
ソフトバンクを検討しているのであれば、店舗よりも
理由は以下4点です。
- 自宅受け取りなら手数料がかからない(3,850円お得)
- 頭金がかからない(3,000〜1万円くらいお得)
- オプションやしつこい営業がない
- 待ち時間なし・24時間契約できる
金銭的メリット(10,000円以上お得になることも!)も大きいのですが、精神的メリット(待ち時間なし、営業なし)も無視できず、普通にオススメです。
これから契約する人はぜひ使ってみてください!