ゴリラ
2020年秋に発売したiPhone 12シリーズは、型落ちモデルになったことで、お求めやすくなってます。
運良く在庫を見つけたけれど「今から買っても大丈夫なんだろうか……?」「やっぱ、最新のiPhoneを買っておいた方がいいのかな……?」と不安になっている方も多いはずです。
今回は2022年現在、iPhone 12を買わない方がいい理由を紹介した上で、こんな人なら買っても良いという考え方も提案します。
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「iPhone 12を買わない方がいい」理由8つ
この記事を執筆している2022年1月は、iPhone 12の後継機種であるiPhone 13シリーズが発売しています。
(2022年10月にはiPhone 14シリーズも発売して、iPhone 12は2世代型落ちになりました。)
そんな背景を前提に「iPhone 12シリーズは買わない方がいい」と言える理由を考えてみましょう。
理由1. iPhone 12は最新機種よりも利用できる期間が短い
iPhoneのOSのアップデートは、一般的に発売から5年が目安と言われています。
iPhoneはOSをアップデートする度に新しい機能が追加され、まるで新しいiPhoneを買ったかのように、使い勝手が向上します。
そのためiPhoneはAndroidスマホよりも長く使える、と言われます。
でも中身のアプデ考えるとiPhoneの方がいい気がしてる
1〜2年でAndroidのアプデ打ち切りされる事考えると4〜5年はアプデしてくれるAppleは優しい— 梨野シロノ (@nasi_siro1) December 18, 2021
で、当たり前なのですが、1年型落ちのiPhoneを買えば、OSアップデートの対応も1年短くなります。
つまりiPhone 12ではなく13を買えば1年長く、14を買えば2年長く使えるということになります(現時点でアップデートが約束されているわけではありません)。
- iPhone 12 64GB:92,800円
→92,800円÷3年間=30,933円/年 - iPhone 14 128GB:119,800円
→119,800円÷5年間=23,960円/年
すごく単純な計算ですが、Appleの販売価格を、残りの使える期間(予想)で割ると、実は最新のiPhoneの方が1年あたりのコストが低くなります。
理由2. iPhone 12と13の価格差はそれほど大きくない
iPhone 12シリーズは型落ちになったことで値下げされています。
例えばiPhone 12 と 13、128GBモデルの執筆時点の各キャリアの販売価格をチェックしてみましょう。
▼iPhone 12 / 13(128GB)の価格▼
- Apple
92,800円 / 98,900円 - ドコモ
104,346円 / 111,672円 - au
100,015円 / 115,020円 - ソフトバンク
100,080円 / 115,920円 - 楽天モバイル
84,800円 / 96,470円
各社とも差額は1.5万円の範囲に収まっています。
iPhone 12と13の一例ではありますが、思っていたよりも価格差がなかった……という方も多いのではないでしょうか。
電池が🔋すぐ切れやすくなってきたので携帯📱新しくしたいなーと思って調べたら、iPhone13と12 容量揃えたら価格差ほとんどないことに気づく pic.twitter.com/S84rWm5LoP
— しょうのすけ (@CoffeeBeans789) January 9, 2022
理由3. 64GBモデルでは足りなくなる人もいる
iPhone 12/ miniには、13シリーズから廃止された「64GBモデル」があります。
ただ安いという理由だけで、iPhone 12 / miniの64GBモデルを選ぶのも要注意です。
まずは今の自分のiPhone(スマホ)で、どれくらい容量を使っているか、チェックしてみましょう。
「設定」>「一般」>「iPhoneストレージ」で確認できます。
現在のiPhoneの「使用済み容量」が64GBを超えている人は、もちろん64GBを選ぶべきではありません。
仮に64GB以下で収まっている人でも、iPhone 12は過去モデルと比べてカメラが大きく進化しており、たくさんの動画や写真を撮りたくなるかもしれません。
そう考えると「とにかく安いのが欲しい」「iPhoneはサブ機として使う」という人以外は、64GBは避けた方が良いかもしれません。
iPhone12の容量を64GBにしたのを後悔してる
使い方によっては全く足りない
128GBにしとけば良かった(高かった為ケチって64にしてた)— karasi4351 (@karasi4351) June 3, 2021
理由4. iPhone 12 miniはバッテリー持ちがよくない
iPhone 12シリーズの中でも、とくにminiモデルは、バッテリー持ちが心もとないことで有名です。
iPhone 12 mini一週間使ってみた感想
一番はバッテリー持たないなぁ・・・
これバッテリー劣化したら一日ぎりぎりもたない感じかな
— カズマ (@ei1412_) January 15, 2022
まだ使い始めた頃なら、1日の外出程度であればバッテリーは持ってくれるかもしれません。
しかし、1年、2年と使用してバッテリーの劣化が進んでくると、1日持たなくなる可能性もあります。
モバイルバッテリーを常に携帯しないといけなくなると、せっかくのminiのサイズ感も半減されてしまいますね……。
理由5. iPhone 12 シリーズには指紋認証センサーがついてない
iPhone 8などからの乗り換えを考えている人がネックになるのが、最近のiPhone には指紋認証センサーがついていないこと。
iPhone X(2017)以降のモデルでは、基本的に顔認証にしか対応していません。
2022年3月のiOS15.4へのアップデートにより、マスク着用時でも顔認証はできるようになりました。
しかし、ロック解除後に画面を下からスワイプしないとホーム画面に進めません。
指紋認証が付いているモデルであれば、指をボタンに当てるとすぐにホーム画面に移動します。
毎日何十回も開くスマホなので、この動作は本当に時間のムダ以外のなにものでもありません。
理由6. Pro Maxにしか「センサーシフト光学式手ブレ補正」がついてない
これはiPhoneが大好きで、毎年買っているような人の間でも話に挙がることです。
iPhoneは12→13では大幅にカメラのスペックが進化しました。
その中でも iPhone 13シリーズは全てのモデルに「センサーシフト光学式手ブレ補正」がつきました。
これによって、手持ちで動画を撮影する際のブレが大幅に減ります。
テスト撮影って感じでiPhone 13 Pro持ってきたけど、手ブレなさすぎてビビった pic.twitter.com/hZjH9y8coG
— Kenta Yamamoto (@yamken_twi) October 10, 2021
こちらはまるで三脚を使っているかのような、滑らかな撮影ができています。
iPhone 12シリーズでは最上位のPro Maxでしか使えなかった機能が、iPhone 13ならすべてのモデルで使えます。
カメラのコスパで考えるなら、iPhone 13を選ぶべきです。
理由7. 中古価格がいい感じに下がってきている
例えば中古販売店のイオシス
iPhone 12(128GB)のAppleの新品の価格は99,800円です。中古なら約3万円も安く購入できます。
中古がそこまで出回っていない最新モデルであれば、新品で買う意味は大きいです。
しかし中古市場に在庫が増えている型落ちモデルを「新品」で買うという行為は、そこまでコスパが良い選択ではありません。
「過去に誰かが1度でも手にした端末は使いたくない」という方以外は、「新品の」iPhone 12は買わない方が良い、とも言えます。
理由8. iPad mini 6がiPhoneの代替になるかもしれない
2021年に発売したiPad 6 miniは、その絶妙なサイズ感から「ちょっと大きめなiPhone」という立ち位置を確立しています。
これまでiPhoneでやっていたことを、iPad mini 6で置き換えられるようになった、という方も多いと聞きます。
iPad mini 6買ったらもうiPhoneいらないじゃんってなったので次はXperiaかGooglepixelシリーズにしようかな
— ショッティー (@suuugiii2001) January 17, 2022
もしiPhoneとiPadを持っている人は、iPadの方をiPad mini 6 に買い換えるという選択肢を検討しても良いかもしれません。
大きな発想の転換ですが、この選択はあなたの生活が劇的に変わる可能性を秘めています。
こんな人はiPhone 12を買った方がいい
ここまで(半ば無理矢理に)iPhone 12を買わない方が良い理由を挙げてきました。
上で説明した買わない理由の中には「カメラ」のように、性能的に最新モデルを選んだ方が良いから、というものもありました。
逆に言えば、iPhone 13・14の進化ポイントに大きな魅力を感じないならば、安くなっているiPhone 12 を買っても良いと言えます。
それ以外では、以下のような人はiPhone 12を買っても良いと言えます。
他社に乗り換えても良い・2年後に返しても良い人(家電量販店などで超特価)
この記事でも何度か述べていますが、現在、家電量販店やショップを中心に、iPhone 12 mini や 12 モデルが、条件によっては「1円」などの格安で買えることがあります。
これらの格安端末は一般的に
- 他社からの乗り換え
- 各社の「購入プログラム」※ に加入
- 2年後に端末を返却する
ということを条件にして、2年間は格安で使えるというものです。
実際は「2年間、格安でレンタルする」という感覚に近いです。
これまでも2年周期で新しいiPhoneに買い替えおり、さらにキャリアの乗り換えにも抵抗がないなら、この手の「一括1円案件」に飛び乗ってしまうのも良いかと思います。
新品のiPhone 12 Pro、Pro Maxが欲しい人
iPhoneはProモデルが欲しいけど、最新のはちょっと高い……。という、絶妙なラインを狙いたい人も、iPhone 12シリーズが選択肢に入るでしょう。
iPhone 12 Proや Pro MaxはApple公式ではすでに終売しており、今後は各キャリでも在庫がなくなり次第、終売となります。
(すでに各社オンラインショップの在庫は、ほぼなくなっています!)
終売してしまえば、今後は中古でしか手に入らなくなります。
今のタイミングで新品をゲットしておきたい人は、急いだ方が良さそうです。
ちなみに:契約するならオンラインショップがお得です
契約を検討しているのであれば、オンラインショップがお得なので、最後にそれだけ簡単に説明しておきます。
理由は以下3点です。
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