ゴリラ
感染症対策として「マスク」「うがい」「手洗い」が推奨されていますが、几帳面な人は「スマホも消毒したい」と思っているかもしれません。
除菌シートで拭いている人は多いかと思いますが、実は「スマホをハンドソープで洗う」という選択肢もあります。
「えっ!?スマホを直接洗えるの!?」と思ったかもしれませんが、僕も最初は驚きました。
この記事で、「洗えるスマホ」に関する全情報と全機種を紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
とは言っても結論はシンプルなので難しく考える必要はありません。
ハンドソープでスマホを洗いたいのであれば、富士通のARROWSを中心とした、本記事で紹介する機種を購入しましょう。
【本音】スマホって洗う必要ある?
一説によると、スマートフォンは便器の便座よりも多くの雑菌がいると言われたりもします。
そもそも「人間の手」は様々なものを日常的に触り、家の中だけでなく、外出先で触った様々なものから雑菌を受け取ってしまいます。
その手で触るスマホなので、常に雑菌だらけです(ほんのり暖かいという点でも雑菌が生存しやすい理由かもしれません)。
雑菌だらけのスマホを触った手で顔や口を触ることも考えると、少しスマホの見方が変わるかもしれません。
そんな中で、スマホを「除菌シート」で拭く人はいますが、2015年くらいから、富士通など主に国内メーカーから「ハンドソープでも洗えるスマホ」が登場しました。
また、男性よりも女性の方が衛生面に気を使う人が多い印象です。
「防水スマホ」と「洗えるスマホ」の違い
「洗えるスマホ」と聞くと「防水スマホならOKでしょ!?」と思うかもしれませんが、防水性能だけのスマホはハンドソープで洗ってはいけません。ハンドソープで洗うと故障の原因になります。
最新のiPhoneやGalaxyなどは「防水」性能がついていますが、それはあくまで「真水」を対象にした防水です。
ハンドソープはもちろん、海水(塩水)も避けたほうがいいです。「ハンドソープで洗えるスマホ」と「防水スマホ」は全くの別物だと認識しましょう。
実際に洗ってみた感想
ということで実際にARROWS 5Gを洗ってみました。洗ってみた動画はこちらです。
実際に洗ってみると、なんといっても「悪いことをしてるみたいでドキドキする!」という感じでした。
防水スマホが増えたとはいえ、やはり「機械に水をかける=壊れる」と本能的に思っているからか、水道水にスマホをつける瞬間はドキドキしました。
逆に、一度水につけてしまえばそれ以降はハンドソープで硬い本体を洗うだけでした。
ハンドソープでは普通は「手」を洗うので、スマホを洗うとものすごく「硬さ」を感じました。そしてより「ツルツル」感も感じます。
洗い終わってタオルで水気をとると、本体から「キュッキュッ」という音がして、新品よりも新品みたいに綺麗になった気がするので、ハンドソープで洗うのも悪くないな、という気持ちになりました。
「スマホを洗う」というより、「手を洗うときに一緒に洗ってしまう」のが、日常に取り入れやすい方法かなと思います。
使えるのは「泡タイプのハンドソープ」など
以下で紹介する「ARROWS」シリーズなどの洗えるスマホで使える洗剤は以下などです。
▼使用可能なハンドソープのタイプ▼
- 国内製の家庭用泡タイプのハンドソープ
- 国内製の家庭用液体タイプの食器用洗剤
▼使用不可(要注意)なハンドソープのタイプ▼
- 固形石鹸
- 粉末石鹸
- 海外メーカー製の石鹸、ハンドソープ
間違ったものを使うとスマホの故障の原因になるので注意が必要です。
洗えるスマホ7機種紹介!
以下で「洗えるスマホ」を7機種紹介します。もしもハンドソープで洗えるスマホを探している場合は、この中から選んでみてください。
富士通の「ARROWS」シリーズが多くを占めていますが、ハイスペックからミドルスペック、シニア向けまで揃っているので、選択肢に困ることはないかと思います。
arrows 5G【洗えるハイスペック】
「洗えるスマホ」の中で一番ハイスペックなのが「arrows 5G」です。
大画面、高いCPU性能、カメラ性能と、どれも最新ハイスペックスマホの水準に達しています。
発売は2020年7月なので、現在ある「洗えるスマホ」の中では最新、最高性能ですが、11〜12万円という価格は少し高めに感じるかもしれません。ドコモで購入できます。
以下に「洗ってみた」記事と、スペック記事を紹介するので興味ある方はぜひ。
arrows NX9【バランス重視の洗えるスマホ】
arrows NX9は、arrows 5Gよりは価格もスペックも少し抑えたミドルレンジモデルです。
「少し抑えた」とはいえ、日常使いで気になるほど低スペックではなく、SNSやLINE、動画やゲームなど全て快適に楽しめます。
価格はarrows 5Gの11万円台に対し、7万円台まで抑えられているのでコスパ良しです。
大画面で、ゴールドのカラーリングが特徴的で人気のある機種なので「とりあえず洗えるスマホを試してみたい」くらいの人の購入にぴったりです。
こちらもドコモで販売しています。
arrows M04【洗えるSIMフリー】
2017年発売で少し前の機種ですが「SIMフリー」での購入ができるarrowsです。
数年前の機種なのでスペック的には劣りますが、格安SIMを使っていて「とりあえず洗えるスマホを試してみたい」という人にはオススメの機種です。
価格も3万円台で、arrows NX9よりもお手軽です。
以前は楽天モバイルでも提供されていましたが、いまは販売を終了しており、今は家電量販店やAmazonなどで手に入れることができます。
ちなみに、2019年末に発売された後継機のARROWS M05には洗える機能はありません。
ARROWS Be4【シルバー向けで洗える】
arrows Be4はいわゆる「らくらくスマホ」などの立ち位置で、お年寄り向け機能が充実しています。
「ボタンが大きい」「文字も大きい」「シンプルメニュー」など、お年寄りに優しい設計がされています。「スマホは汚いから洗わないといけない」と思っている方におすすめの機種です。
ちなみに「シンプルメニュー」をオフにすれば、普通のAndroidスマホとしても使えるので、シニア以外の成人も使えます。ただ、デザイン面や短縮ダイヤルのボタンがあることから積極的にはおすすめしません。
価格が2万円台なのはシンプルに魅力的です。
らくらくスマートフォンF-42A
arrows Be4よりもさらにシルバー向けなのが「らくらくスマートフォン F-42A」です。
いままでずっとガラケーを使っていたシニア世代の方に、はじめてのスマホとして贈るのにふさわしい機種、という感じです。
らくらくスマートフォンとしての個性が強いので「洗える」ことはフォーカスされにくいですが、一応「洗えるスマホ」です。
Android One S8【京セラ製の洗えるスマホ】
ここまでずっと富士通の「arrows」シリーズが続きましたが、残り2機種は京セラ製です。
Android One S8は京セラが制作し、ワイモバイルから発売されています。
「Android One」シリーズはGoogleと各国のメーカーが協力して作っており、「発売から2年間のOSアップデート」「3年間のセキュリティアップデート」が保証されています。
Android One S8の最大の特徴は2万円台という価格です。その価格でも日常使いで必要な性能は搭載されており、しかも「洗える」という特徴もあるので、お手軽に洗えるスマホが体験できます。
rafre【au・京セラの洗えるスマホ】
こちらも京セラ製で、auから発売されている「rafre」というスマートフォンです。
発売が2017年なので、今はau店頭では買えない可能性が高いですが、家電量販店や中古ショップで見つかる可能性もあります。
数年前のスマホなので最新スマホにはスペック面で勝てません。今後、rafreを購入する人は少ないかと思いますが、「洗えるスマホ」のひとつとして紹介しておきます。
まとめ:洗えるスマホは富士通の「arrows」が独占!
新型ウィルスがいつ収まるかはわかりませんし、収まったとしてもスマホに雑菌が大量についているという現実は変わりません。
また、インフルエンザウィルスなどは今後も存在し続けます。
「スマホ本体を洗っていつも清潔にしたい」と思うのであれば、この記事で紹介した富士通のarrowsシリーズなどを買っておけば、毎日ハンドソープで洗えます。
手を洗うのと感覚は似ているので、自分が手を洗うのと同じタイミングで洗うとよいでしょう。
また「防水スマホ」は真水に対してのみ防水で、ハンドソープでは洗えないので注意しましょう。
ちなみに:契約するならオンラインショップがお得です
契約を考えているなら、オンラインショップがお得なので、最後にかんたんに説明しておきますね。
理由は以下3点です。
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(auは事務手数料はかかります) - オンライン限定キャンペーンがある
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金銭的メリットだけでなく、精神的にも楽ちんで普通にお得です。
また、各社とも直営の公式オンラインショップなので安心して契約できます^^
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