ゴリラ
中価格帯のスマホで比較対象になりやすい両機種。
「バッテリー持ちが良い」「とにかく軽い」など共通点が多い一方で、明確に違うところもあります。
本記事では、「AQUOS sense7」と「Xperia 10 IV」を6項目で比較します。
先に正直な結論を伝えると、以下の通り。
- カメラ
sense7は夜景、Xperia 10 IVはズーム・超広角に強み - SoC
どちらもSnapdragon 695 5G。普段使いならOK - バッテリー
どちらも超優秀。軽いのに大容量バッテリー - ディスプレイ
Xperia 10 IVは縦長ディスプレイで好みがわかれる - 生体認証
sense7は指紋+顔認証、10 IVは指紋のみ - 価格
sense7が1万円ほど安い
トータルで互角のスペックです。どうしても迷ったら、1万円安いAQUOS sense7がおすすめ。
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目次
【スペック】一覧
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AQUOS sense7 | Xperia 10 IV | |
---|---|---|
サイズ | 縦:約152mm 幅:約70mm 厚み:8.0mm | 縦:約153mm 幅:約67mm 厚み:8.3mm |
重さ | 約158g | 約161g |
CPU | Snapdragon 695 5G | Snapdragon 695 5G |
RAM | 6GB | 6GB |
ストレージ | 128GB | 128GB |
SDカード | 最大1TB | 最大1TB |
ディスプレイ | 約約6.1インチ 有機EL FHD+(1080 x 2432) | 約6.0インチ 有機EL FHD+(1080 x 2520) |
リフレッシュレート | 最大60Hz | 最大60Hz |
カメラ | 標準:5,030万画素 超広角:約800万画素 | 標準:1,200画素 超広角:800万画素 望遠:800万画素 |
バッテリー | 4,570mAh | 5,000mAh |
生体認証 | 顔認証 指紋認証 | 指紋認証 |
防水・防塵 | IPX5/IPX8・IP6X | IPX5/IPX8・IP6X |
イヤホンジャック | あり | あり |
スピーカー | モノラル | モノラル |
価格 | ドコモ:54,230円 au:59,500円 楽天モバイル:49,980円 | ドコモ :64,152円 au :69,985円 ソフトバンク :74,880円 楽天モバイル :59,800円 |
【カメラ】夜景はsense7、ズーム・超広角はXperia 10 IV
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AQUOS sense7 | Xperia 10 IV |
---|---|
標準:5,030万画素 超広角:約800万画素 | 標準:1,200万画素 超広角:800万画素 望遠:800万画素 |
AQUOS sense7は、これまでのシリーズからカメラが大幅に強化され、ミドルレンジを超えた撮影性能と言われています。
一方のXperia 10 IVも、前モデルから確実なマイナーアップデートを重ねています。
カメラの違いは、
- AQUOS sense7
「ふつうの撮影」「夜景」が強い - Xperia 10 IV
「ズーム・超広角」がよりキレイ
という印象です。
AQUOS sense7は「ふつうの撮影」「夜景」が強い
AQUOS sense7のメインカメラには、66%大型化したイメージセンサーが搭載されました。
画素数は5,050万画素あり、クッキリ撮影できます。
特に夜景撮影の評判は高めです。
前モデル以前とはガラリと変わり、明るくてキレのある撮影ができるようになりました。
一方、Xperia 10 IVにもナイトモードがあります。街灯など明るい部分がやや白とびしますが、それなりにきれいに撮れます。
Xperia 10 IVは「ズーム撮影」で解像感を維持
Xperia 10 IVのズームは、望遠カメラのないsense7と比べ、より解像感を維持できます。
ズームは光学2倍に対応。デジタルズームを合わせた超解像ズームでは、最大10倍まで近寄ることができます。
以下、Xperia 10 IVのズームの作例です。5倍ぐらいまでなら実用的ですね。
一方のAQUOS sense7のズームは以下の通り。
望遠レンズがないので、全てデジタルズームです。2倍ぐらいまではキレイですが、8倍になると、さすがに粗いです。
「超広角」はXperia 10 IVの方が色味が自然
AQUOS sense7の超広角カメラは、メインカメラより画質が悪く、色味も変わってしまうところがあります。
一方、Xperia 10 IVの超広角は、メインカメラとさほど変わらず、違和感がありません。
▼AQUOS sense7の超広角
▼Xperia 10 IVの超広角
【SoC】どちらも普段使いはOK
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AQUOS sense7 | Xperia 10 IV | |
---|---|---|
CPUチップ | Snapdragon 695 5G | Snapdragon 695 5G |
RAM / ROM | 6GB / 128GB | 6GB / 128GB |
AnTuTu ベンチマーク (Ver.9) | 39万点程度 | 39万点程度 |
どちらもSoCには「Snapdragon 695 5G」を搭載。
普段使いに十分なミドルレンジの性能です。AnTuTuベンチマークは39万点程度。RAMはともに6GBです。
処理性能は同等ですね。
AQUOS sense7の原神での動作を、実機レビューで確認しています。
デフォルトの画質は「低」で、そのままならそれなりにプレイ可能です。ただし、快適とは言い難いレベル。
ゲームが快適に使える端末が欲しいとなると、やはりAQUOS R7、Xperia 1 IV、Xperia 5 IVといったハイエンドなスマホを検討する必要があります。
【バッテリー】どちらも超優秀
バッテリーはどちらも超優秀です。
いずれも、ライトな使い方なら、2日以上は、バッテリーが持ってくれそうです。
評判も軒並み高いですね。
Xperia 10 Ⅳ、バッテリーの持ちが凄まじいので、モバイルバッテリー繋ぎたくない長時間外出ではめちゃくちゃありがたい。
— たっくん@C101電子版販売開始 (@mikuta0407) December 31, 2022
AquosSense7いいな
Pixel6aだとバッテリー残量10%切ってるタイミングで70%以上キープしてる。
バッテリー容量は小さいのに何でこんなに持つんだろう?不思議―— 4Dレンジャー (@4D_Ranger) December 24, 2022
ちなみに、Xperia 10 IVは海外メディア(GSMArena)のバッテリーテストにおいて歴代5位(2023年1月現在)に食い込んでいます。
「バッテリー持ちが良い」と言われているiPhone 14 Pro Maxを突き放す結果を残しています。
- Xperia 10 IV:163h
- iPhone 14 Pro Max:121h
「軽量」かつ「大容量バッテリー」はスゴイ!
両機種ともに「軽量」かつ「大容量バッテリー」を実現しています。
- AQUOS sense7:4,570mAh(重量は158g)
- Xperia 10 IV: 5,000mAh(重量は161g)
Xperia 10 IVは、5,000mAh以上のバッテリーを搭載するスマホでは、世界最軽量とのこと。
AQUOS sense7も、おそらく4,500mAh以上では最軽量クラスです。
サブ機で先日買ったXperia10IVは168g
軽いし、持っててもデカいカメラに指が当たる(!)こともない
SNSとブラウジング、イヤホンでの音楽再生&動画なら14Proよりこっちの方がいろいろ都合が良い気すらしてきた pic.twitter.com/FmThnnr3ue
— ふらふらふ (@furafurafukawa) September 16, 2022
【ディスプレイ】どちらも60Hzの有機EL
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AQUOS sense7 | Xperia 10 IV |
---|---|
約約6.1インチ 有機EL FHD+(1080 x 2432) | 約6.0インチ 有機EL FHD+(1080 x 2520) |
ディスプレイはどちらも有機ELです。解像度はフルHD+でふつうにキレイですね。
なお、リフレッシュレートは両機種とも60Hz。90Hzや120Hzに対応する機種が増えているので、ここは少し弱点。
Xperia 10 IVの賛否のある「縦長ディスプレイ」
Xperia 10 IVはタテヨコ比が21:9の縦長スリムなディスプレイを採用しています。
初めて使う際は、少し戸惑うかもしれません。
縦長ディスプレイのメリットは
- Webページを一度にたくさん表示できる
- 画面を分割してマルチタスクが快適
- スリムで握りやすい
といったこと。
尖った個性だけに、ハマる人にハマります。
縦長ディスプレイならでは。
マルチウィンドウがすごく使いやすい。
お気に入りのYouTube見ながらtwitter、をすぐにできるのが便利すぎる。🙆#Xperia10IV pic.twitter.com/CWn2DL57ZD— プッチーニ2017🐦🐶📱 (@putchini2017) August 3, 2022
【生体認証】sense7は顔認証アリ。10 IVは電源ボタン一体型
生体認証はそれぞれ次の通りです。
- AQUOS sense7
指紋認証センサー+顔認証 - Xperia 10 IV
指紋認証センサー(電源ボタン一体型)
AQUOS sense7は、指紋・顔の両方が使えます。
顔認証は、マスクでも認証可能です。
AQUOS sense7の指紋認証センサーは電源ボタンと分離されていますが、指紋認証で画面オン+ロック解除が可能です。
一方、Xperia 10 IVは、電源ボタン一体型の指紋認証センサーのみで、顔認証はありません。
【価格】AQUOS sense7が1万円ほど安い
価格は以下。ストレージは全て128GB、カッコ内の金額は、各社のプログラムを利用したときの、2年間の実質負担額です。
- AQUOS sense7
– ドコモ:54,230円(43,670円)
– au:59,500円(33,580円)
– 楽天:49,980円 - Xperia 10 IVの価格
– ドコモ :64,152円(41,712円)
– au :69,985円(38,065円)
– ソフトバンク :74,880円(37,440円)
– 楽天モバイル :59,800円
いずれもAQUOS sense7の方が1万円ほど安いですね。
ソフトバンクではAQUOS sense7の取り扱いはなく、AQUOS sense7 plusのみの取り扱いです。
カラーは、ラベンダー、ライトカッパー、ブルー、ブラックの4色。ラベンダーはドコモオンラインショップ限定です。
Xperia 10 IVのカラーはブラック、 ホワイト、ミント、ラベンダーの4色。ラベンダーはドコモオンラインショップ限定です。
まとめ
比較のまとめは、あらためて以下の通りです。
- カメラ
sense7は夜景、Xperia 10 IVはズーム・超広角に強み - SoC
どちらもSnapdragon 695 5G。普段使いならOK - バッテリー
どちらも超優秀。軽いのに大容量バッテリー - ディスプレイ
Xperia 10 IVは縦長ディスプレイで好みがわかれる - 生体認証
sense7は指紋+顔認証、10 IVは指紋のみ - 価格
sense7が1万円ほど安い
どうしても迷ったら1万円ほど安いAQUOS sense7がおすすめです。
今年はカメラ性能がメジャーアップデートを果たしています。
電池持ち、軽さ、カメラ性能と魅力が多く、今年は特におすすめできます。
一方で、Xperia 10 IVも歴代スマホ5位のバッテリー持ち、世界最軽量を謳うなど、アピールポイントは多いです。
ちなみに:契約するならオンラインショップがお得です
契約を検討しているのであれば、オンラインショップがお得なので、最後にそれだけ簡単に説明しておきます。
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