かえトクプログラムの加入受付は終了しました。
現在は「スマホトクするプログラム」に加入できます。
※過去のプログラムは別記事でまとめています。
- アップグレードプログラム(終了)
- アップグレードプログラムEX(2019年9月受付終了)
- アップグレードプログラムNX(2020年2月受付終了)
ゴリラ
auで2020年2月から21年9月まで受け付けていた「かえトクプログラム」に入っているユーザーが本格的に機種変更のタイミングを迎えています。
この手の購入プログラムは入り口よりも出口がめっちゃ大事です。
そこでプログラムの内容を復習をするとともに、機種変更・乗り換え・解約…すべてのパターンで一番、損をしない方法をお伝えします。
しかし、
- 13ヶ月目以降であれば、いつでも特典を使って機種変更できる
- 25ヶ月目以降でも、端末を返却すれば、それ以降の支払いは免除される(早ければ早いほど、免除額は大きい)
- 加入者が途中で乗り換えや解約することもできる
正直スマホはアフィリエイトプログラムに参加しています(メディアポリシー)。
ちなみに…
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目次
【復習】かえトクプログラムは「2年後のスマホ返却で支払い免除」のサービス
「かえトクプログラム」をサクッと復習しておきます。
かえトクプログラムは「新しく買った機種を、2年後には下取りする前提で割賦支払金が決定されるプログラム」です。
まぁ慌てなさんな。
スマホを買って2年間(24ヶ月)使うと、その中古スマホにはいくらかの価値が残っており、下取りされた製品は中古市場で取引されます。
そこで「auで買ったスマホを2年後に買い取らせてもらう代わりに、負担を軽くしますね」というシステムです。
かえトクプログラムは毎月の支払いが安くなる
例えば、ふつうにiPhone11(96,600円)を24回の分割で買うと、以下のようになります。
96,600円のiPhone11を普通に購入した場合
96,600円÷24ヶ月=4,025円/月 ←毎月の支払い
しかし、かえトクプログラムを利用すると以下のようになります。
96,600円のiPhone11をかえトクプログラムで購入した場合
- 24回目の支払い額(38,640円分)を先に決定
- 57,960円(96,600円-38,640円)÷23ヶ月=2,520円/月 ←毎月の支払い
- 23回支払って返せば、24回目(38,640円分)の支払いはなしでOK!
これ、見方を変えると、2年間、57,960円でiPhone11を「借りていた」と考えることもできますし、2年経って38,640円で「下取りに出した」と考えることもできます。
【加入者向け】機種変更するときの選択肢
かえトクプログラムは出口がめちゃ大事です。
まず、プログラムに加入している人は、My auにアクセスして、「ご利用機種情報」>「分割契約の確認および一括清算」で、
- 前回の機種変更の日付(契約締結日)
- 支払い回数、残額
を確認しましょう。
その上で、今回の機種変更で
を判断しましょう。
選択肢① プログラムを使う(機種変更する)
これが最もデフォな方法です。
25ヶ月目になったら(23回払ったら)、スマホを返却して機種変更することで、残りの分割代金が免除されます。
新しい端末の購入は必須ですが、購入する端末に制限はありません。
25ヶ月目以降の人も返却した月以降の支払いが免除
25ヶ月目に機種変更しなかった人は、残価として設定された金額が、さらに24回に分割されて、支払いが続いています。
さっきのiPhone 11の例だと、38,640円÷24回=1,610円/月 が毎月、請求されています。
なんで、25ヶ月目以降の場合は、早く返却すればするほど、免除される金額が大きくなります。
待って!機種変更すれば、また新しいスマホの分割払いが始まることは、頭に入れておいてくださいね。
また、「プログラム縛りから抜け出したい!」という人は、次の機種変更は一括で購入されることをおすすめします。
- 端末代金の免除を受けられる(上の例だと40%免除)
- 常に最新のスマホを持ち続けられる
- 端末を返却しないといけない
- 新しい端末の支払いがまた始まる
- auで新しい端末を買うことが条件なので、他社に乗り換えづらい
選択肢② プログラムを使わない
「機種変更はするけど、端末は返したくない」「自分で買取先を探したい」という人は、特典を使わずに機種変更することもできます。
プログラムを使わなければ端末の返却は不要ですが、もちろん残りの全額の支払いが必要になります。
機種変更時にかえトクプログラムの利用を申請しなければ、利用せずに機種変更できます。
また、2年(25ヶ月目)では機種変更しない人、プログラムを使わずに機種変更する人は、先述のとおり、24回目の支払いが自動でさらに24回に分割されます。
つまり、24回目でドカッと請求されることはないので、安心してください。
その後、好きなタイミングで機種変更して端末を返せば、残りの支払いは不要になります。
もちろん、4年間使い切ってもOKです。
- 端末を返さなくていい
- 25ヶ月目で機種変更しない人も好きなタイミングで機種変更できる
- 支払いの免除がない
「プログラムを解約したい、辞めたい」→そもそも「解約」という概念がない
という質問をよく受けるのですが、そもそもこのプログラムには「解約」という概念がありません。
ただし、端末代金の残債を全て支払ってしまえば、プログラムは「終了」します。
「端末を返したくない」場合や、以下で紹介する「他社でスマホを買う」ときは、残債を精算してしまえば、プログラムをやめられます。
【加入者向け】途中で乗り換えや解約をする場合
また、加入者が途中で他社に乗り換えたい場合やau自体を解約したい場合は、以下のような選択肢があります。
- 他社で新しいスマホを買う
- auのスマホを他社でも引き続き使う
他社で新しいスマホを買う
かえトクプログラムはauをやめても、auで端末の支払いを続ける限りは、特典を使う権利を引き継げます。
しかし、特典を使う条件は「auに端末を返して、新たにauでスマホを買うこと」です。返却のみでは特典を受けられません。
なんで、他社で新しいスマホを買う人は、基本的にかえトクプログラムの特典は使えません。
auでは端末単体でも買えるので、他社でスマホを買ったあとに、auでさらに新しいスマホを買えば特典を利用できなくはないですが、ムダの極みです。
結論、他社に乗り換える場合は、残債を支払ってauから買い取ってしまい、どこか別の場所で売却するのが良いでしょう(もちろん、手元に残しておいてもOK)。
ドコモ、ソフトバンク、楽天モバイルなどでは、auのスマホの下取りも行っています。
auのスマホを他社でも引き続き使う
前述のとおり、「プログラムは入ったままauだけ解約」することができます。
解約・他社への乗り換えをしても、auで分割払いを続ければ、特典を受ける権利は引き継げます。
なので、auのスマホをそのまま使う場合は、とりあえずauの分割払いは続けた方が良いでしょう。
auは2021年6月から、他社ユーザー(auを契約していない人)でも、
つまり、
- auでかえトクプログラムに入る
- 途中で他社に乗り換える ←イマココ
- (auへの分割の支払いは続ける)
- auで23回支払って以降、auで端末だけ購入&auにスマホを返す
ことで、将来、かえトクプログラムの特典を受けることができます。
auで端末のみを買う方法は以下の記事でまとめています。
かえトクプログラムはpovo2.0やUQモバイルにも引き継げる
他社に移行してもプログラムの権利は引き継げるので、「povo2.0」や「UQモバイル」にも引き継げます。
povo2.0、UQモバイルに移ったあとに特典を使う場合も、
13ヶ月経てば特典をつかって機種変更できる
結論、前の機種変更から13ヶ月以上経っていれば、特典を使って機種変更できます(21年9月にプログラムの新規加入は終了しているので、現時点ですべての人にプログラムを使う権利があります)。
しかし、その場合、以下の点に注意しましょう。
- 支払いが不要になるのは24回目の支払い分だけ
- 23回目までは返してしまったスマホの分割払いも続く
早く端末を返したからと言って、残りの支払いが、全部免除されるわけではありません。
例えば13ヶ月目に機種変更して、スマホを返したとしても、残り1年間はそのスマホの分割払いを続けなくてはいけません。
つまり、新しいスマホも分割で買う場合は、古いスマホとの二重ローンになります。
例えばですが……。早めに機種変更するときは下取りプログラムを使うのも方法です。
1年での買い替えとなれば、スマホにはそれなりの価値が残っているので、プログラムを使って返却するよりも、高値で下取りしてもらえる可能性が高いです。
かえトクプログラムで返却する方法
かえトクプログラムを利用して特典を受ける場合は、
- 店舗での回収
- 指定窓口への郵送での回収
ができます。
郵送の場合、1週間程度で届く回収キットにスマホを入れて返却します。
※SIMカード、ケースなどは外して、端末のみ返却します。
以下の郵送での下取りの手順も参考になると思います。
貴重な情報:かえトクプログラムよりも下取りプログラムの方がお得になるケース
これは稀なケースですが、かえトクプログラムで返却した後に、「下取りプログラム」を適用させた方が条件が良くなることがあります。
その場合、auから確認の連絡があり、自分が好きな方を選べるとのことです。これは、とても貴重な情報です。
auのかえトク利用なんだけど(端末代分割払いで2年後auに端末返却すると残額タダになる)
返却端末について確認があると連絡きてビビってたら「綺麗だから下取りに出すと残額上回るけどどうする?」との事
でも下取りはポイントだし、ポイントで残額一括払いできないし、その手間がお得じゃない— kty (@niu_ravencoyote) October 31, 2022
まとめ
最後に、加入者が一番損しない方法をまとめておくと、
- 機種変更する
→25ヶ月目(23回支払ったあと)が一番、支払い免除の金額が大きい - 機種変更しない
→そのまま使い続ければOK
(ムダな機種変更をしないことが一番損をしません) - 他社に乗り換える・auを解約する
→他社でスマホを買うなら、auから買い取ってしまい、別の場所で売却する(かえトクプログラムは使わない)
→auのスマホをそのまま使うなら、将来、auで端末だけを買う&返却でプログラムを使うのもあり
こんな感じです。参考にしてください!!
ちなみに:契約するならauオンラインショップがお得です
契約するなら店舗よりも
理由は以下4点です。
- 頭金がかからない!(最大1万円くらいお得)
- オプションに入らなくてOK!
- 待ち時間ゼロ!
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また、12/27(水)から端末割引の規制が厳しくなるので、機種変更はガチで26日までがおすすめです。
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こんな記事もおすすめ
かえトクプログラムが得か損かは誰もわからない
かえトクプログラムがお得になるかどうかのポイントはズバリ、免除される額が妥当かどうかにかかっています。
Galaxy S20の例をみてみましょう。
- 本来の支払い総額:117,480円
- かえトクプログラム適用による実質負担金:68,425円
- 2年後本体返却により免除される料金:49,055円
もし2年後に、GALAXY S20を中古スマホショップやネット買取で49,055円以上(例:60,000円)の値段がつくのであれば、かえトクプログラムだと損ということになります。
逆に、49,055円未満(例:30,000円)でしか売れないのであれば、かえトクプログラムを使った方がお得になります。
とはいっても、2年後のスマホの相場なんて誰もわかりません。
賢い使い方は「とりあえず買って2年後考える」
結局、かえトクプログラムをどのように利用するのが一番賢いのでしょう?
僕の考えでは「とりあえずかえトクプログラムを利用してスマホを購入し、2年後に考える」で大丈夫です。
- とりあえずauでスマホを買う場合はかえトクプログラムを利用して、24回払いで購入する
- 23回払ったとき(2年後)に「手元のスマホの状態」「新機種の魅力」などでどうするか判断する
かえトクプログラムが得か損かわかりにくい理由は、「2年後」という不確定な未来について考える必要があるからです。
2年後に
- 自分のスマホがどのくらいボロくなっているか
- 自分のスマホの相場はいくらくらいか?
- 魅力的な新機種があるか?
- 自分の懐具合はどうか?
- その時にどのくらいの頻度でスマホを使っているか?
という要素を予想するのは非常に難しいです。
であればとりあえず、かえトクプログラムを利用してスマホを購入してしまいましょう。
2年経って「あまりにも手元のスマホに不満がある」場合は下取りに出してしまえばいいし「それほど不満はないし、それほど魅力的な機種はない」場合には同じスマホを使い続けるのがよいでしょう。
デメリットは「割引と紛らわしい」ことくらい
ここまで読んでいただければわかると思いますが、かえトクプログラムは「スマホの割引」というよりは「下取りプログラム」に近いです。
2年後に、数万円の価値があるスマホを数万円で買い取る約束をするようなものなので、割引ではないのですが、ひょっとすると店頭やWebページで「auスマホを割引で買える!」のような表現を見かけるかもしれません。
(もしかしたら、この記事もそのようなニュアンスになってしまってるかも…)
スマホを割引で買える感はあるのですが、実際は下取りで安くなるということに注意しましょう。
という人の方が大半だと思うので、かえトクプログラムは加入の時点ではデメリットなしと言い切っていいでしょう。
動画でも解説しました
かえトクプログラムを動画でも解説しています。
おかげさまでたくさんの方に見ていただけています!よろしければ、チャンネル登録もよろしくお願いいたします。
まとめ:かえトクプログラムは「とりあえず入っておいて損はなし」
かえトクプログラムについてまとめると
- 24回払いでスマホを買って、2年後の機種変更で端末を返すと残りの支払いが免除
- スマホ割引というよりは、スマホの下取りに近い
- とりあえず「かえトクプログラム」を利用して購入し、どうするかは2年後に考えればよい
という感じでした。
いずれにしても、最新機種をできるだけ手軽に使えるように設けられているプログラムなので、効果的に利用して、お得に最新機種を使ってみてくださいね!
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