ドコモの5Gが使える新プラン「5Gギガライト」が3月にスタートしました。
全国150のスポットで5Gをいち早く試すことができるプランです。料金も4Gのギガライトから値上げなしなのも嬉しいところ。注目していた人も多いのではないでしょうか。
ただいざプランを検討するとなると、
「どんなプランなのか?」
「いま契約するのって実際どうなの?」
というあたりは気になるところです。
そこで本記事では、5Gギガライトのプラン内容を分かりやすく解説していきます。
先に正直な結論を伝えると、
- 料金は普通のギガライトと同じ
- データ容量も同じ。使った分だけ料金が発生
- 4Gに加えて5Gが使える
という感じで、「5Gの通信を試してみたい」「5Gギガホは少し高いかも」という人にオススメ
5Gギガライトは自分に合ったプランか見ていきましょう。
※当記事の情報は執筆時点での情報です。最新情報の提供に努めてはいますが、契約時には必ず公式サイトにてご確認ください。
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目次
「5Gギガライト」ってどんなプラン⇒基本は今までのギガライト。5Gがプラスされた。
「5Gギガライト」のプランの概要は以下。
▼5Gギガライト
- 5G&4Gが使えるプラン
- 料金は使った分だけ支払う
※5Gスマホを持っている人のみ契約可
料金もデータ容量も4Gのギガライトと全く同じです。全国150のスポットで5Gが使えるというのが唯一の違い。
もう一つの5Gプラン「5Gギガホ」では、4Gのプランから500円の値上げがありましたが、5Gギガライトでは価格は据置きとなっています。
5Gギガライトの詳細を見ていきましょう。
5Gスマホを持っている人のみ契約できる
5Gギガライトは、5Gスマホを持っている人だけが契約できるプランです。
また、逆に5Gのスマホをドコモで購入したら、必ず「5Gギガライト」か「5Gギガホ」を契約する必要があります。
つまり5Gスマホと5Gのプランはセットになっています。
▼5Gスマホ購入時の注意点について(公式ページ)
5Gスマートフォンご購入時の注意事項
・5G契約には5G端末のご利用が必要です。また、契約回線における5G端末のご購入には5G契約が必要です。
5Gスマホの持ち込みはOK
ちなみに持ち込みの5GスマホはOKです。店員さんに見せれば5Gギガライトでの契約が可能です。
公式サイトによると申し込み方法は以下のように書かれています。
「5Gギガホ」「5Gギガライト」「5Gデータプラス」(以下、「料金プラン(5Gギガホなど)」)には、5G対応機種のご利用が必要です。
「料金プラン(5Gギガホなど)」の申込み時に5G対応機種の購入を伴う場合、もしくは5G対応機種を店頭にご持参いただき対応機種をご利用中であることを当社が確認できた場合は、本料金プランをお申込みになれます。
まとめると、5Gギガライトの申し込み方法は、以下の2択。
- 5Gスマホをドコモで購入し、同時に契約
- 5Gスマホをドコモショップで店員さんに見せて契約
「5Gギガライトを利用するには、必ず5Gスマホが必要」という点は押さえておきましょう。
「月額1,980円~」となるには家族割が必須
5Gギガライトの広告などを見ると「月額1,980円~」というのをよく目にすると思いますが、月額1,980円~となるには家族割(みんなドコモ割)の適用が必須です。
みんなドコモ割
ドコモで対象プランを契約中の家族の人数に応じて最大1,000円割引
対象:ギガホ、ギガライト、5Gギガホ、5Gギガライト
一人でドコモを契約し、家族割が付かない場合にはギガライトの料金は「月額2,980円~」となります。この点は注意しておきましょう。
7GBを超えると最大128kbpsに速度制限
ギガライトでは、月々のデータ量が7GB以上を超えると通信制限があります。
ギガライトの制限時の速度は最大128kbpsと、動画の視聴は厳しく、Webの閲覧もストレスを感じるレベルです。
7GB以上使うなら大容量プランの「5Gギガホ」を契約する方が良いでしょう。
「2年縛り」は完全になくなった
「2年間の契約期間内に解約すると、解約金が発生する」といういわゆる2年縛りは、完全に廃止となっています。
普通のギガライトでもすでに解約金は1,000円に下がっていて、2年縛りは廃止に近い状態となっています。
今回の新プラン(5Gギガライト・5Gギガホ)では、その1,000円の解約金もなくなり、2年縛りが完全に消滅しています。さらに気軽に契約ができる感じですね。
ドコモ光とセットで少し安くなる
ドコモ光とのセット割引で1GB以上使った時の料金が安くなります。
▼ドコモ光セット割
なお「~1GB」での値引きはないので、月額1,980円であることは変わりません。
ちなみに、ドコモ光セット割でギガホ、5Gギガホは1,000円割引、ギガライトは5Gギガライトと同額の割引となります。
「家族でドコモ」なら光回線をドコモに変えると節約になることも多いのでぜひ検討してみると良いでしょう。
関連記事:【忖度なし】ドコモ光の代理店で一番おすすめできるとこを元販売員が比較して紹介します
【2021年2月】ギガプラン上限設定オプションが開始!
2021年2月18日から「ギガプラン上限設定オプション」が始まります。
これは5Gギガライトのステップ1(〜1GB)に利用上限を設定できるというもの。
データを1GB以上使うと自動で速度制限がかかるようになり、データの使いすぎを防いで、5Gギガライトを常に最安で利用できるようになる機能です。
「5Gギガホ」と比較:7GB以内なら5GギガライトでOK
「5Gギガホと5Gギガライト、どちらのプランを選ぶべき?」と悩んでいる方もいるかと思います。
「5Gギガホ」と「5Gギガライト」を比較していきましょう。5Gギガホの概要は以下の通り。
▼5Gギガホ
5G&4Gが使える100GBデータ定額
月額4,480円~(各種割引適用後。適用前は7,480円)
当面の間は「データ使い放題」(終了時期未定)
「5Gギガホ」は5Gが使えることに加え、100GBの超大容量が使えるのが魅力のプランです。当面はキャンペーンで「データ使い放題」なのも注目ですね。
比較の結論を、先にまとめると以下の通り。
▼「5Gギガホ」と「5Gギガライト」の比較
- 7GB以内の人はギガライト(1,500円以上安い)
- 100GBで新しい使い方を試したい人はギガホ
7GB以内でおさまるなら5GギガライトでOKです。
ただし、100GBの超大容量で「出先でガンガン動画を見る」など今までとは違った使い方をしてみたいという人は、5Gギガホを試してみるのもアリです。
詳しく比較していきましょう。
料金は5Gギガライトが安い
料金自体はギガライトがお得です。
5Gギガライトでは5GBで料金が最大になり、7GBを超えると通信制限となります。
▼5Gギガライトの料金
ギガライトは料金が最大でも、5Gギガホと比べると料金は1,500円安いです。(5Gギガホは月額6,480円※家族割適用時)
5Gギガホは料金はやはり高額なので、今後も7GB以内の利用を続けていくつもりなら5Gギガライトを選ぶのが良いでしょう。
100GBに魅力を感じるなら、5Gギガホもアリ
一方で、100GBの超大容量にメリットを見出すなら「5Gギガホ」での契約もアリです。
「今までは自宅の外での通信は控えていたけど、100GB使えるなら外でも動画やゲームをガンガン使ってみたい」というのであれば5Gギガホを試してみるのもアリでしょう。
また、5Gギガホはキャンペーン中で、当面の間は100GBの上限もなしで「データ使い放題」で利用できます。ふだんポケットWiFiや固定回線を使っている人も、不要になるかもです。
5Gギガホと5Gギガライトのプラン変更はいつでも無料なので、気になる人は1か月など短期で試してみると良いでしょう。
ドコモの5Gサービスの現状もチェック
サービス開始時点での、5Gサービスの現状もチェックしておきましょう。まとめると以下の通り。
▼5Gサービスの現状(サービス開始時点|2020年3月末)
- 対応エリアは3月末で全国150のスポット
- サービス開始時点では「Sub6」のみの対応
- 通信速度は実効値で300Mbps~1Gbpsほど
現状はごくごく限られたスポットで5Gが使える感じです。通信速度も4Gの5~10倍程度にとどまっています。
5Gサービスの現状を詳しく見ていきましょう。
対応エリアは3月末で全国150のスポット
5Gの対応エリアはサービス開始の3月末の時点で全国150か所のスポットとなっています。
▼ドコモ5G通信可能なスポットの例
- 北海道:札幌ドーム(観客席、ドーム周辺)
- 東京都:東京スカイツリー(スカイアリーナ周辺など)
- 大阪府:JR大阪駅(駅前交差点周辺)
5Gが利用できるエリアは順次拡大予定です。
▼ドコモ 5G対応エリア
対応時期(予定) | 対応エリア |
---|---|
2020年3月末 | 全国150か所 |
2020年6月末 | 全都道府県に導入 |
2021年3月末 | 全政令指定都市に導入 |
2021年3月末 | 500都市以上に導入 |
予定としても「2021年末で500都市以上で導入」ということで、全国に完全に広がるのは少なくとも1年以上は先になる模様です。
ガンガン使えるようになるのはまだ先になりそうです。
サービス開始時点では「Sub6」のみの対応
サービス開始の3月末時点では「Sub6」の電波のみの対応で、より高速な「ミリ波」の対応は6月以降となります。
▼通信速度(ドコモ公式ページより)
対応時期(予定) | 速度 |
---|---|
2020年3月 | 受信時最大:3.4Gbps 送信時最大:182Mbps |
2020年6月以降 | 受信時最大:4.1Gbps 送信時最大:480Mbps |
- Sub6:4Gの延長として利用できる電波。
- ミリ波:超高速化が可能。
今後、少しずつ整備されていくことに期待ですね。
通信速度は実効値で300Mbps~1Gbpsほど
通信速度の実効値としては、評判を見ると、3月末時点で300Mbps~1Gbpsほど。500Gbps前後になることが多いようです。
ドコモの5Gです。
迷ってるかた参考にしてください。機種 Galaxy S20
場所 愛知県 pic.twitter.com/g8hcOyUzsE— Immuraise (@Immuraiseinc) April 1, 2020
5Gスポットで速度測定してみました。1枚目がS20(5G)、2枚目はS10+(4G)。どちらも充分速いかなぁ。速い、という以外の感想がまだないので、これからのコンテンツに期待ですね(o・ω・o)#5G#4G#Galaxy#docomo pic.twitter.com/aYPfA96rQO
— TARUTA (@tarutataruta) April 2, 2020
ちなみにドコモの4Gの通信速度がざっくり10~100Gbpsほど。5~10倍程度速くなるイメージとなりそうです。
なおdocomo 4Gの場合 pic.twitter.com/86POUhVIvI
— かしゅー (@kashew_nuts) March 30, 2020
「5Gになると通信速度が100倍になる」という話もありますが、現状はそこまでの大幅な速度アップはなしです。
まとめ:「5Gギガホは高い」「7GBで十分おさまる」という人は5Gギガライト
5Gギガライトは、一言でいうと、4Gのギガライトから料金もデータ容量も据置きで、5Gがプラスされたプランです。
5Gギガホが値上がりしただけに、安く済ますなら5Gギガライト、大容量を使うなら5Gギガホという住み分けがよりはっきりとしています。
5Gスマホを買ったけど「5Gギガホは高い」「7GBで十分おさまる」という人は5Gギガライトを契約してみると良いでしょう。
ドコモオンラインショップ:契約時最大1万以上お得- dカード GOLD
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この2つを使ってない人は若干損してる可能性が高いので確認してみてください!
①契約はドコモオンラインショップがお得
ドコモで契約を検討しているのであれば、ドコモ
- 事務手数料なし(2,000~3,000円お得)
- 来店不要
- 待ち時間がない
同じ端末で同じ契約をするのでも、オンラインショップで手続きするだけで10,000円以上お得になるんですね。
お店に行く必要もなければ待ち時間もないので、かなり楽して契約できます。
デメリットがないので、最近は利用している人がかなり増えているようです。(多分将来的にデフォになるはず)
お得かつ楽に手続きしたい人はぜひオンラインショップを使ってみてください。
②月10,000円以上の人はdカード GOLDがお得
また、ドコモの利用料が10,000円以上の人はdカード GOLD
dカード GOLDは年会費が10,000円かかるんですが、ドコモの利用料の10%ポイント還元があるのでかなりお得なんですよね。
その損益分岐が10,000円/月以上なんですが、これは自分だけでなく、ドコモ光や家族の利用料も込みです。
月額10,000円以上かかっていてdカード GOLD持っていないのはもったいないので早めにどうぞ^^
以上、ドコモの人におすすめしたい2つの節約技でした!楽して節約できるので、ぜひ試してみてください〜!
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