ゴリラ
ドコモでは、ahamoに続く新プランの第2弾として「ギガホ プレミア」が発表されました。2021年4月1日から始まります。
5G向けの料金が1,000円値下げされ、データ無制限で使えるようになるなど、料金もサービスも改良されています。
大容量プランを利用中・検討中なら、ギガホ プレミアは候補としてぜひ考えたいところですね。
本記事では、
- 「ギガホ プレミアでココが変わった」というポイント
- 他社プラン・ahamoとの比較
など解説します。
ギガホ プレミアは実際に自分にとってお得なのか、確認していきましょう。
先に正直な結論を伝えると、ギガホ プレミアでの旧プランからの変更点は3つ。
▼「ギガホ プレミア」の3つのポイント
- 月額料金が安くなった
- データ量が「無制限 or 60GB」に増量
- 3GB以下で割引が付いた
プランとしては確実に進化していて、ふつうにお得です。
他社プランと比べると、auよりはお得、ソフトバンクと互角という状況。たっぷり使うならahamoよりもギガホ プレミアがおすすめです。
※当記事の情報は執筆時点での情報です。最新情報の提供に努めてはいますが、契約時には必ず公式サイトにてご確認ください。
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目次
「ギガホ プレミア」でココが変わった!|変更点は3つ
「ギガホ プレミア」の概要は以下の通り。
▼5Gギガホ プレミア
- データ無制限で使える5Gプラン
- 月額6,650円(最安で4,480円)
▼ギガホ プレミア
- 毎月60GBが使える4Gプラン
- 月額6,550円(最安で4,380円)
ギガホ プレミアの変更点は、あらためて以下の3点です。
- 月額料金が安くなった
- データ量が「無制限 or 60GB」に増量
- 3GB以下で割引が付いた
一番の変更は、やはり「料金が下がった」というところ。
月額料金が値下げされただけでなく、3GB以下で割引が追加されています。
3つの変更点について詳しく見ていきましょう。
月額料金が安くなった
月額料金は、4G向けで600円値下げ、5G向けで1,000円値下げされています。
家族割引、光回線とのセット割引などの基本的な割引の仕組み・金額は変わりません。
これまでと条件が変わらなければ、単純に料金が安くなります。
▼「5Gギガホ」⇒「5Gギガホ プレミア」
↓スマホは左右にスクロールできます!
5Gギガホ | 5Gギガホ プレミア | |
---|---|---|
割引なしの料金 | 7,650円 | 6,650円 |
みんなドコモ割 3回線以上 | -1,000円 | -1,000円 |
ドコモ光セット割 | -1,000円 | -1,000円 |
dカードお支払割 または 2年契約 | -170円 | -170円 |
割引全てありの料金 | 5,480円 | 4,480円 |
▼「ギガホ」⇒「ギガホ プレミア」
↓スマホは左右にスクロールできます!
ギガホ | ギガホ プレミア | |
---|---|---|
割引なしの料金 | 7,150円 | 6,550円 |
みんなドコモ割 3回線以上 | -1,000円 | -1,000円 |
ドコモ光セット割 | -1,000円 | -1,000円 |
dカードお支払割 または 2年契約 | -170円 | -170円 |
割引全てありの料金 | 4,980円 | 4,380円 |
※ギガホ割(6カ月間)適用中のみ、新プランよりギガホの方が安くなります。これについては後述します。
データ量が「無制限 or 60GB」に増量
データ量は以下のように増量されています。
▼5G向け
60GB⇒無制限
旧プラン 「ギガホ」:60GB
新プラン 「ギガホ プレミア」:無制限
▼4G向け
30GB⇒60GB
旧プラン 「ギガホ」:30GB
新プラン 「ギガホ プレミア」:60GB
とくに5Gギガホ プレミアは、データ制限がなく、データ使い放題のプランとなりました。
テザリングも制限がないので、WiMAXや固定回線の代わりに使うという選択肢も出てくるかと思います。
3GB以下で割引が付いた
使ったデータ量が3GB以下の月は1,500円の割引が付くようになりました。
3GB以下の月は1,500円割引
5Gギガホ プレミア
6,650円⇒5,050円(最安では4,480円⇒2,980円)
ギガホ プレミア
6,550円⇒5,050円(最安では4,380円⇒2,880円)
大容量を使う月もあるけど、使わない月はとことん使わないという人は、お得に利用することができます。
ギガホ プレミアの注意点|「データ量は実は増量されてない」など
かなりお得に使えるギガホ プレミアですが、注意点としては以下の3つが挙げられます。
- 実質的には使えるデータ量は増えていない
- 「期間限定の割引(ギガホ割)」は今回はなし
- ギガを使わない人は相変わらず「ギガライト」がお得
それぞれ見ていきましょう。
実質的には使えるデータ量は増えていない
旧プランも実は、キャンペーンで4Gでは60GB、5Gは無制限で使えていました。
実際は使えるデータ量は増量されていないことになります。
そのキャンペーンが以下の通りです。
▼データ量無制限キャンペーン(5G向け)
▼ギガホ増量キャンペーン2(4G向け)
このキャンペーンは5Gギガホ・ギガホが始まった時から、終了時期未定でずっと適用されています。
つまり実質的には、5Gギガホはデータ無制限、ギガホは60GBのプランであり、新プランと同じデータ量が使えていたということです。
今回の変更は、あくまで料金の値下げに留まったと考えた方がいいでしょう。
「期間限定の割引(ギガホ割)」は今回はなし
旧プランのギガホ・5Gギガホでは、6カ月間の期間限定割引がありました。
▼ギガホ割・5Gギガホ割
最大6カ月間、毎月1,000円割引
「ギガホ プレミア」では、こうした期間限定の割引はありません。
そのため、4Gの「ギガホ割」適用中の人は、「ギガホ⇒ギガホ プレミア」で料金がちょっと上がります。
基本、ギガホ プレミアにすれば料金は下がりますが、これが唯一の例外です。
少しでも料金を抑えたいなら、「ギガホ割」の適用終了までは待った方が良いでしょう。
ちなみに「5Gギガホ」の方は、「5Gギガホ割」の適用中でも、旧プランと新プランが同額となるので、即プラン変更をしてもOKです。
ギガを使わない人は「ギガライト」がお得
使うデータ量が常に少ない人は、相変わらずギガを使わない人向けのプラン「ギガライト」がお得です。
ギガホ プレミアでは3GB以下の割引が追加されていますが、毎月ギガ数が少ないのであれば、相変わらずギガライトが安いです。
1~3GBなら月額2,480円~となり、ギガホ プレミアより少しお得です(ギガホ プレミアは月額2,880円~)。
割引の付き方もギガホ プレミアと同じなので、家族割の人数などが変わらなければ単純に安くなります。
とくに1GB以下は1,980円~となり、ギガホ プレミアに比べて大幅に安くなります。
データ量をあまり使わない月が多いなら、ギガライトも選択肢に入りますね
5Gギガライトの解説記事⇒【ドコモ】「5Gギガライト」は5Gのお試しプランとしては◎|値上げなしの月額1,980円~
ギガライト(4G)の解説記事⇒【実際どう?】ギガライトとは?旧プランよりお得になるのか比較してみた【ドコモ最新プラン】
5Gギガライト・ギガライトでは、データ利用量の上限を1GBに設定できる「ギガプラン上限設定オプション」の提供が予定されています(2021年2月18日受付開始)。
上限を設定すれば、料金は常に最安のステップ1となり、事実上の1GBプランとして利用できます。
他社プランと比較|auよりお得・ソフトバンクと互角
ギガホ プレミアを他社の大容量プランと比較していきましょう。
比較はかなり複雑になりますが、2年トータルで見るとと分かりやすくなります。
5Gの大容量プランを2年間の料金の総額で比較すると、以下の通り。
▼5Gの大容量プランの料金比較(税込)
↓スマホは左右にスクロールできます!
家族割の人数 | ドコモ 「5Gギガホ プレミア」 | au 「データMAX 5G」 | ソフトバンク 「メリハリ無制限」 |
---|---|---|---|
4人 | 144,672円 | 150,744円 | 144,672円 |
3人 | 144,672円 | 177,672円 | 144,672円 |
2人 | 157,872円 | 190,872円 | 157,872円 |
家族割なし | 171,072円 | 204,072円 | 173,712円 |
2年トータルではドコモ、ソフトバンクが安いですね。
家族割の人数によってはauに比べ3万円以上の差がつきます。
ただし、auも新プランが出れば再び横並びになるでしょう。全体的に料金が下がっているのはグッドですね。
ちなみにプランの内容は以下の通り。
ソフトバンクの新プランの登場でいよいよ全キャリアでデータ使い放題プランが出揃いました。
■ドコモ「5Gギガホ プレミア」
データ使い放題のプラン
(3G以下で割引、テザリングも無制限)
■au「データMAX 5G」
データ使い放題のプラン
(2G以下で割引、テザリングは30GBまで)
■ソフトバンク「メリハリ無制限」
データ使い放題のプラン
(3G以下で割引、テザリングも無制限)
結論としては、今からキャリアを選んで、大容量プランを契約するのであればドコモでOKです。
料金もサービスも他社に比べ、互角以上です。
ちなみに4Gプランの2年間トータル金額の比較は以下。
▼4Gの大容量プランの料金比較(税込)
↓スマホは左右にスクロールできます!
家族割の人数 | ドコモ 「ギガホ プレミア」 | au 「データMAX 4G LTE」 | ソフトバンク 「メリハリ無制限」 |
---|---|---|---|
4人 | 142,032円 | 137,544円 | 144,672円 |
3人 | 142,032円 | 164,472円 | 144,672円 |
2人 | 157,872円 | 177,672円 | 157,872円 |
家族割なし | 168,432円 | 190,872円 | 173,712円 |
※ソフトバンクは4G・5G共通プラン
こちらも家族割によっては、auと2万円以上の差がつきます。ただし家族割4人のケースだとわずかにauがお得になっています。
「テザリング」の違いも注目|ドコモは制限なし
テザリングの内容にも違いがあります。
テザリングはスマホをポケットWi-Fiのように使って、パソコンやタブレットなどで通信できる機能です。
せっかくデータ使い放題のプランを使うなら、テザリングをガンガン使うのがお得です。
テザリングを比較すると以下。
▼テザリングの比較(大容量プラン)
↓スマホは左右にスクロールできます!
5Gギガホ プレミア ギガホ プレミア | データMAX 5G データMAX 4G LTE | メリハリ無制限 (5G・4G) | |
---|---|---|---|
利用料金 | 0円 | 0円 | 0円 |
データ量の制限 | 使い放題 | 30GBまで | 30GBまで |
5Gギガホ プレミアなら、テザリングの料金が無料で、かつテザリングで使えるデータ量の制限がありません。
auは30GBの制限があります。
ソフトバンクは以前は有料でしたが新プランのタイミングで無料になっています。制限は30GBです。
このあたりの違いも人によっては重要なポイントになるはずです。
「ahamo」とどっちが良い?⇒20GB以上使うかで決めればOK
ドコモでは、2021年3月から新プラン「ahamo」もスタートします。
メリットの比較、最終的なプランの選び方を見ていきましょう。
【メリットの比較】ahamoは海外・無料通話に魅力
ahamoとメリットを比較しておきましょう。
▼ahamoのメリット
- 月額料金が安い(2,980円で使える)
- 海外でもそのまま使える
- 無料通話が付いてくる(5分までのかけ放題)
▼ギガホ プレミアのメリット
- データ使い放題(5G)or 60GB(4G)が使える
- 割引がすべて付くならそこそこ安い
ahamoは、料金が安いのはもちろん、細かいサービスも充実しています。
海外でも20GBがそのまま使えたり、無料通話が付くなど、本来オプションとなるようなサービスがデフォで使える感じです。
対して、ギガホ プレミアは「データ使い放題(5G)or 60GB(4G)が使える」というところが、やはり大きなメリットです。
選び方は「20GB以上使うか」だけを見ればOK
どちらを選ぶかについては、結局はデータ量で選ぶのが良くて、
- 20GBでおさまる「ahamo」
- 20GB以上使うなら「ギガホ プレミア」
がおすすめです。
ギガホ プレミアで割引がたくさん付く人も、それによってお得度が逆転することはありません。
また3GB以内でおさまる月が多い人でも、ギガホ プレミアの最安が月額2,980円~なので、結局はahamoと同額です。
ahamoのオプションも魅力的ですが、データ量が足りないなら、ギガホ プレミアを選ぶ方が快適に使えるはず。
なので、基本的には20GB以上使うかどうかだけで決めればOKです。
もしそれでも迷ったらおすすめはahamoです。やはり20GBがこの価格で使えるのは割安感があります。
ahamoの解説記事⇒ドコモ新プラン「ahamo」を分かりやすく解説|めちゃくちゃお得だが注意点もアリ
【補足】ahamoの注意点|ドコモでの契約年数はリセットなど
ちなみにahamoには以下の注意点があります。
▼ahamoの注意点
- 申し込みはオンライン限定
- 3G回線には非対応
※山間部で繋がりにくい可能性あり - キャリアメールはなし
- ドコモでの契約年数はリセット
※dポイントクラブのプラチナステージはリセット
大きなデメリットはないのですが、このあたりがどうしても気になる人は、ギガホ プレミアを選びましょう。
ギガホ プレミアの評判は良好
ユーザーの間でのギガホ プレミアの評判は、わりと良好なようです。
今回のギガホ プレミアは純粋に料金が下がっていることもあり、プラスに捉えている人は多い様です。
ahamoよりこっちのが自分に合う気がしてきた
安いに越したことないけどストレスフリーが最優先だから春からドコモが容量無制限、「5Gギガホ プレミア」に期待大 – ケータイ Watch https://t.co/spGaLUVy1m
— いぎー (@iggy2455) January 6, 2021
固定回線もってないでドコモ60GBで凌いでいる友人には是非ともギガホプレミアに入っていただきたい。端末新規購入というハードルはあるだろうがゲームしないらしいからおすすめやろ。
— ミズナシ (@mizunashi69) January 5, 2021
ぶっちゃけahamo+楽天より5G ギガホプレミアの方が良い気はしてるので、ahamo or 5G ギガホ プレミアか
— たまごとうみかち (みかち) (@micachi_net) January 5, 2021
「データ使い放題で使える」「無制限に使えるテザリングが固定回線の代わりにもなる」というあたりは、やはりメリットを感じている人が多いようですね。
楽天アンリミットの1年間無料キャンペーン終了後の乗り換え先として検討する人も多そうですね。
まとめ
結論、ギガホ プレミアは普通にオススメできるお得な大容量プランです。
月額料金が安くなり、3GB以下で割引が付いたのが、今回の大きなポイントです。
他社プランと比べると、auよりお得、ソフトバンクと互角という状況。たっぷり使うならahamoよりもギガホ プレミアです。
とくにギガホ・5Gギガホを利用中なら、プラン変更を早めに済ませてしまうのがおすすめですね。
ドコモオンラインショップ:契約時最大1万以上お得- dカード GOLD
:ドコモの利用料の10%が還元される
この2つを使ってない人は若干損してる可能性が高いので確認してみてください!
①契約はドコモオンラインショップがお得
ドコモで契約を検討しているのであれば、ドコモ
- 事務手数料なし(2,000~3,000円お得)
- 来店不要
- 待ち時間がない
同じ端末で同じ契約をするのでも、オンラインショップで手続きするだけで10,000円以上お得になるんですね。
お店に行く必要もなければ待ち時間もないので、かなり楽して契約できます。
デメリットがないので、最近は利用している人がかなり増えているようです。(多分将来的にデフォになるはず)
お得かつ楽に手続きしたい人はぜひオンラインショップを使ってみてください。
②月10,000円以上の人はdカード GOLDがお得
また、ドコモの利用料が10,000円以上の人はdカード GOLD
dカード GOLDは年会費が10,000円かかるんですが、ドコモの利用料の10%ポイント還元があるのでかなりお得なんですよね。
その損益分岐が10,000円/月以上なんですが、これは自分だけでなく、ドコモ光や家族の利用料も込みです。
月額10,000円以上かかっていてdカード GOLD持っていないのはもったいないので早めにどうぞ^^
以上、ドコモの人におすすめしたい2つの節約技でした!楽して節約できるので、ぜひ試してみてください〜!
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