ギガライトは2019年6月に開始され、その後10月に違約金が1,100円に下げられています(請求書やM ydocomoには「ギガライト2」と表記されています)。
この記事は2019年10月に開始した「ギガライト2」の内容を含みますが、ギガライトとギガライト2の基本的な内容は同じなので、表記は「ギガライト」で統一しています。
ゴリラ
2019年6月からスタートしたドコモの新料金プランの「ギガホ」、「ギガライト」。
データ容量がたくさん欲しい人は「ギガホ」、そんなにいらない人は「ギガライト」を選べばよく、今までの複雑な料金プランと比べてとてもシンプルになりました。
でも、シンプルになったのはわかったけど、重要なのは旧プランと比べてお得なの?ということ。ドコモの公式では最大4割引きをうたっていますが、実際のところはどうなのでしょう?
ということで今回は「ギガライト」がどんなプランなのか解説して、結局旧プランとどちらがお得なのかをシミュレーションしていきます。
- データ容量を抑えて使いたい人におすすめ
- 家族で使う場合は旧プランよりお得になる
- さらに2019年10月以降は違約金が1,100円に値下がった
というプランです!
ちなみに「データ容量がたくさんほしい!」という方はギガホ プレミアがおすすめ。
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目次
ギガライトとは?
ギガライトの概要は以下の通り、
- データを使った分だけ料金が加算される従量課金制
- 各種割引を適用させれば月々最安1GB2,178円から利用可能
というプランです。
それぞれ詳しく説明していきます。
ギガライトはデータを使った分だけ料金が加算される従量課金プラン
ギガライトは一言でいうと、その月のデータの使用量に応じて4段階で月額使用料が決まるプランです。
4段階の料金は以下の表のような料金となっており、1GB~7GBの間で使用量に応じて自動的に料金が決定されます。
利用可能データ量 | 月額料金 |
---|---|
<ステップ4> ~7GB | 6,578円 |
<ステップ3> ~5GB | 5,478円 |
<ステップ2> ~3GB | 4,378円 |
<ステップ1> ~1GB | 3,278円 |
つまり、データ容量をたくさん使った月は高くなりますが、使わなければかなり安く済ませることも可能です。
また、データ使用量が月に7GBを超えた場合、その月は速度制限がかかり、通信速度が128Kbpsになります。
128KbpsはTwitterもまともにみれないくらい使い物にならないスピードなので、7GB以上使いたい人は、データ無制限で使えるギガホプレミアか、20GBまで使えるahamoをおすすめします。
各種割引を適用させれば月々最安1GB2,178円から利用可能
ギガライトの基本料金は上の表のとおりですが、各種割引を適用させることで月々最安2,178円から利用可能となります。
利用可能な割引サービスには、「みんなドコモ割」、「ドコモ光セット割」というものがあります。
みんなドコモ割とは、いわゆる「家族割」のことで、2回線で-550円、3回線で-1,100円の割引となります。
ファミリーグループ 回線数 | みんなドコモ割 割引額 |
---|---|
1回線 | - |
2回線 | -550円 |
3回線以上 | -1,100円 |
ドコモ光セット割とは、ファミリーグループで「ドコモ光」を契約している回線がある場合、月額料金から最大1,100円割引されるという割引です。
ただし、ドコモ光セット割はギガライトのステップによって割引額が異なり、ステップ1(~1GB)では割引は適用されません。
ギガライトのステップ | ドコモ光セット割 割引額 |
---|---|
<ステップ4:~7GB> | -1,100円 |
<ステップ3:~5GB> | -1,100円 |
<ステップ2:~3GB> | -550円 |
<ステップ1:~1GB> | - |
これら2つの割引を適用させると、ギガライトの月額料金は最大2,200円割引となります。
スマホデビューの人は「はじめてスマホプラン」もおすすめ
ギガライトを契約したいと思っている人の中には、初めてスマホを持つ人もいるかもしれませんね。
そんな人にはギガライトよりも「はじめてスマホプラン」の方がおトクになることもあります。例えば1GBのデータ通信でいい人なら、5分のかけ放題もついて、
- 1年目:1,078円
- 2年目〜:1,628円
で使えます。
【2021年2月】ギガプラン上限設定オプションが開始!
2021年2月18日から「ギガプラン上限設定オプション」が始まります。
これはギガライトの各ステップに利用上限を設定できるというもの。
設定したステップよりも料金が上がってしまうことはありません。上限に達すると速度制限がかかります。
子どものデータの使いすぎを予防するため、などに使えます。
ギガライトの注意点・デメリット
ここからはギガライトの注意点やデメリットをお伝えしたいと思います。
大きな注意点は、以下の通り。
- 通話料がオプションとなっている
- 2年の定期契約が必要
- 端末購入にかかる割引が適用されない
ひとつずつ見ていきましょう。
通話料がオプションとなっている
ギガホ・ギガライトといった料金プランには国内通話料は含まれていません。
正確には、家族間の通話無料は含まれていますが、家族以外への通話は30秒当たり22円となっています。
このようにデフォルトだと、電話をかけた分だけ通話料がかかってしまうので、たくさん電話をする人はかけ放題のオプションを付けてもいいかもしれません。
音声オプション | 月額料金 | 内容 |
---|---|---|
かけ放題オプション | 1,870円 | 国内通話無料 |
5分通話無料オプション | 770円 | 国内通話 5分以内:無料 5分超過分:30秒あたり22円 |
最安で使うには2年の定期契約 or dカードでの支払いが必要
ギガライトを上記の月額料金で利用するためには、2年の定期契約、つまりいわゆる2年縛りの契約が必要です。
この定期契約をしない場合は、月額料金が187円追加されます。
もしくは、定期契約をしなくても、支払いをdカード/dカードGOLDで行えば、2年契約をしたときと同じ料金になります(dカードお支払割)。
冒頭でもお伝えしたとおり、2019年10月にギガライトの2年契約の解約金が9,500円→1,000円に引き下げられました。
ギガライト→ギガライト2にプラン変更したい場合は、My docomoから手続きできます。
しかし新しい違約金(1,100円)が適用されるのは、次の更新月以降になるので注意してください。
【重要!】端末購入にかかる割引が適用されない
ギガライトで一番気を付けなければならないのが、端末購入にかかる割引が適用されないという点です。
旧プランで存在していた、「docomo with」、「月々サポート」、「端末購入サポート」といった端末代金の割引サービスは、新料金プランに変更した場合は適用終了となってしまいます。
- 月々サポート:購入機種に応じた割引額が毎月の利用料から割引されるサービス
- 端末購入サポート:購入機種代金が大幅に割引されるサービス
- docomo with:対象端末の利用で月額基本料金が1500円割引されるサービス
つまり、現在これらの割引サポートを受けている場合、サポートが終了するまで(最長2年程度)にギガライトに変えると損をする可能性が高くなります。
多くの人がいずれかのサポートを受けているので、この点についてはしっかりと把握しておきましょう。
旧プランとギガライトの比較┃結局お得なのはどっち?
ギガライトの特徴や注意点を解説してきましたが、結局大事なのは旧プランと比べてどちらがお得なのか?旧プランから最大4割引きは本当?ということ。
ドコモの公式では以下の画像のように、ギガライトが旧プランと比べて最大4割程度お得に利用できるとうたっています。
本当にそんなに差があるのかを、新旧両プランでシミュレーションしてみたいと思います。
先にシミュレーション結果をネタバレすると、
- 家族で使う場合はギガライトのほうがにお得
- でも4割も安くはならない!
という結果となりました。
では、具体的なプランで、両者を比べてみましょう。
ひとりでドコモ回線を利用する場合
まずはファミリーグループなしで契約するパターンです。
以下の条件で旧プランとギガホを比べてみました。
- 条件1:ひとりでドコモ回線を利用する
- 条件2:通話は最低限
- 条件3:データ使用料は月~5GB
- 条件4:iPhone 7(32GB)を一括購入
旧プランは以下の通り。iPhone 7はdocomo with対象端末。
ベーシックパック(ステップ3) ~5GB | 5,500円 |
SPモード(インターネット使用基本料) | 330円 |
シンプルプラン | 1,078円 |
docomo with | -1,650円 |
月額料金合計 | 5,258円 |
---|
ギガライトは以下の通り。
ギガライト(ステップ3) ~5GB | 5,478円 |
月額料金合計 | 5,478円 |
---|
旧プランは5,258円、ギガライトは5,478円となり、ひとりで~5GB使う分には旧プランのほうが若干お得という結果に。
それにしても、ギガライトがいかにシンプルかがわかったかと思います。笑
家族でドコモ回線を利用する場合
次はファミリーグループで契約するパターンです。
以下の条件で旧プランとギガホを比べてみました。
- 条件1:ファミリーグループ(3人)でドコモ回線を利用する
- 条件2:通話は最低限
- 条件3:データ使用料は1人当たり月5GB
- 条件4:iPhone 7(32GB)を購入
旧プランは以下の通り。ファミリーグループでデータ容量を分け合えるシェアパックで契約した場合の月額料金です。
ベーシックシェアパック(ステップ3) ~15GB(1人あたり5GB) | 13,200円 |
シェアオプション(子回線×2) | 1,100円 |
SPモード×3 | 990円 |
シンプルプラン×3 | 3,234円 |
docomo with ×3 | -4,950円 |
月額料金合計 | 13,574円 |
---|
ギガライトは以下の通り。ファミリーグループでみんなドコモ割を適用させた料金です。
ギガライト(ステップ3) ~5GB ×3 | 16,434円 |
みんなドコモ割×3 | -3,300円 |
月額料金合計 | 13,134円 |
---|
旧プランは13,574円、ギガライトは13,134円となり、家族で使う分にはギガライトのほうが本当に少しだけお得という結果に。
ステップ3以外でもシミュレーションしてみたところ、どのステップでもギガライトがお得という結果になりました。
家族で使うなら旧プランよりギガライトのほうがお得!でも4割引きまではいかない模様!
旧プランとギガライトを比較して、ギガライトのほうがお得になる場合が多いことがわかりました。
ただ、下の画像のように4割安くなるとまではいかないようです。
では、この4割という数字はどこから出てきたのでしょう?
結論をいってしまうと、どうやらこの表では、端末購入にかかる割引を計算に入れていないようです。
実際の月額料金にはもちろん端末代金も含まれるので、この比較はちょっとずるいですね。
結論:ギガライトはデータ容量が7GB以下に収まる人におすすめ
ここまでギガライトの概要を説明し、旧プランとの比較もし、ギガライトがおすすめなのは以下のような人ということがわかりました。
- 月々のデータ容量を7GB以内で利用する人
- 家族でドコモ回線を利用している人
とはいえ、今後は旧プランを新規で契約することはできないので、「ギガホ プレミア」か「ギガライト」から選ぶ以外の選択肢はありません。
もしくはオンライン専用プランに抵抗がないなら、ahamoでもいいかもしれません。
データ容量をたくさん使いたい人はギガホ プレミア(もしくはahamo)、そこまでいらない人はギガライトを選ぶことになるでしょう。
ちなみに…約4,000円は必ず安くなるオンラインでの契約がおすすめです
- 事務手数料なし(3,850円お得)!※7月に値上げ
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