ゴリラ
iPhoneを買い換えると、古いiPhoneの下取り先としてAppleの「Apple Trade In(アップルトレードイン)」が見つかります。
Appleの下取りサービスなので安心ですが、ホームページを見ても、正直わかりにくいです。
「新品を買わないと下取りしてないの?」「いくらになるの?」「壊れてても大丈夫?」など、疑問が多く、不安です。
そこでこの記事で、Apple Trade Inに関する必要な情報を全てお伝えします。
この記事を読めば、iPhoneの下取り先としてApple Trade Inがかなりアリだと分かると思うので、参考にしてくださいね。
Apple Trade Inは実は他社よりも少し買取価格は低いですが、信頼性や手間の少なさを考えると、下取り先としてはアリかなと思います。
正直スマホはアフィリエイトプログラムに参加しています(メディアポリシー)。
スマホの機種変更/乗り換え(MNP)は、頭金なし、来店なし、待ち時間なしのオンラインショップがお得です!
目次
AppleのiPhone下取り「Apple Trade In」
Appleが公式で運営している、iPhoneなどの下取りサービスが「Apple Trade In(アップルトレードイン)」です。
Apple Trade Inでは、以下のデバイスの下取りをしています。
▼Apple Trade Inが対応しているデバイス▼
- iPhone
- iPad
- Mac
- Apple Watch
Apple Trade Inの特徴として、環境にとても配慮されている、と言う点があります。
まだ使えるデバイスであればリサイクルされ中古として市場に出回るか、iPhone内部の素材をリサイクルし、限られた資源を有効活用してくれます。
特にこの「素材をリサイクルする」という点は、販売者であるAppleにしかできない取り組みで、それだけでもApple Trade Inを利用する価値があります。
下取り方法は3種類
Apple Trade Inには3種類の下取り方法があります。
▼Apple Trade Inの3種類の利用方法▼
- オンライン下取り(新端末の購入が必要)
- オンライン買取(新端末の購入は不要)
- Apple Storeで下取り・買取
それぞれの特徴を以下に記載します。
↓左右にスクロールできます!
オンライン下取り | オンライン買い取り | Apple直営店舗 | |
---|---|---|---|
メリット | 最高額買い取り | 新規端末購入不要 | 安心・スピード感 |
デメリット | 新端末の購入が必要 | 買い取り額が少し低い | 店舗に足を運ぶ必要がある |
返金方法 | 現金(クレジットカード返金) | ギフトカード | ギフトカード |
回収方法 | 集荷 | キット | 店舗で手渡し |
大きく「オンライン」か「店舗」かで分けられ、オンラインの場合は「下取り(新端末の購入が必要)」か、「買い取り(新端末の購入は不要)」に分かれます。
下取りの方が買取価格が高くなるので、できたら下取りしたいです。
店舗でも「下取り」と「買い取り」の価格差は同じように発生します。
Apple Trade Inの下取り価格一覧
Apple Trade InでのiPhoneの下取り価格は以下です(2021年12月現在)。
iPhone 12 Pro Max | 84,000円 |
iPhone 12 Pro | 74,000円 |
iPhone 12 | 56,000円 |
iPhone SE(第二世代) | 19,000円 |
iPhone 11 Pro Max | 57,000円 |
iPhone 11 Pro | 48,000円 |
iPhone 11 | 39,000円 |
iPhone Xs Max | 37,000円 |
iPhone Xs | 31,000円 |
iPhone XR | 25,000円 |
iPhone X | 22,000円 |
iPhone 8 Plus | 11,000円 |
iPhone 7 | 6,000円 |
iPhone 6s Plus | 5,000円 |
iPhone 6s | 3,000円 |
iPhone 6s Plus | 3,000円 |
これは、新規購入が必要な「下取り」価格です。
新規購入が不要な「買い取り」の場合はこれより少し下がります。良好な状態のiPhone 12 Pro Max 512GBの場合、現時点だと74,000円になります。
同じ機種の「下取り」は84,000円なので10,000円高いです。
よって、「買い取り(新規機種は買わない)」希望の場合、上記のiPhoneの表の10%減くらいで見積もるとよいかもしれません。
Apple Trade Inの買取価格は安い?
iPhoneを下取りするとなったら、やはり気になるのは金額です。
正直に言うと、Apple Trade Inの買い取り額は少し低いです。例えば、上で84,000円のiPhone 12 Pro Max は、他社の買取サイトをチェックすると、100,000円と表示されています。
誰だってゴリラくんのように思うかと思いますが、ちょっと待ってください。
僕も過去に多くのサイトで、iPhoneだけでなくパソコンなどガジェットを買い取ってもらったことはありますが、だいたいの買取サイトは、最終的にはサイトに載っている価格より、かなり下がります。
やれ箱がないだの、ケーブルがないだの、傷がついているなどと理由をつけられて、思っていた金額の半分程度で買い取られることも少なくありません。
またオンライン査定の場合、買取額が不満でも一度送ってしまっているので、面倒臭くて納得いっていない価格でOKしてしまいがちです。
「まぁ、買い取ってもらっただけましか」と思いながら、低めの価格を受け入れることが、買取サイトの常です。
多少低めでも、安心、確実に買い取ってくれる
そして、Apple Trade Inは「多少の傷があっても買取価格が下がらない」と言われています。
Appleの下取り、見積もりの満額支払い出た😆
他の買取サービスだと見積もり高くても査定下がる事多いし、フリマは色々面倒だし、そういう意味でもApple Trade Inが安心で楽ちん
— ACCO (@AccoMyzk) December 2, 2021
もちろんiPhoneの状態や買取サイトによるので「なにがなんでも最高額で売りたい!」という場合はたくさんのサイトを比較するのはアリです。
しかし、比較する時間的コスト、査定額が低い時の精神的コストを考えると、Apple Trade Inは多少低めでも、安心、確実に買い取ってくれるサービスと言えます・
Apple Trade Inは画面が割れてても大丈夫?
Apple Trade InのサイトではiPhoneの買い取り状態について細かい記載はありませんが、実践者のブログや、SNSの口コミを見る限り、以下のようなことが言えそうです。
- 多少の傷、汚れ、使用感はOK
- 画面割れやヒビがある場合、買取は難しい
- 電源が入って普通に使えればOK
「iPhoneとして起動し、普通に動く」のであれば、上記の表の満額が出ることが多いようです。
もちろん「普通」の基準は人によって違いますし、恐らく最後は担当者の目で判断されているので、OKかNGかは査定に出してみないとわかりません。
また、下取りも買い取りも、箱や付属品はなくてOKです。iPhone本体さえあればOKです。
また、64GBや128GBなど、容量の大きさも価格に影響はなく、同じ機種は一律の買取価格です。
Apple Trade Inで下取り前にすること
Apple Trade Inで下取りに出す前に、iPhoneのデータ削除など、することがあります。
「iCloudログアウト」「本体の初期化」「SIMカードを抜く」など、意外とすることは多いので、以下の記事を参考に、売る前の準備を整えてください。
買い取れないものは無料回収対象製品
あまりにも型番が古すぎたり、破損が大きすぎて下取りの対象にならない場合は、Appleが無料で回収し、リサイクルしてくれます。
ゴミとして出すよりも地球に優しく、いい気分になれるのでApple製品宅配リサイクルのから申し込みで回収を依頼しましょう。
Apple Trade Inの手順(流れ)を紹介
Apple Trade Inの申し込み、手順、流れについて解説します。
以下で「オンライン(下取り)と「オンライン(買取)」と「店舗」に分けて解説します。
Apple Trade Inのオンライン下取りの申し込み
オンラインの下取りは、商品購入画面で、オプションのひとつとして選択できます。
新しいiPhoneを買う時、カラーや容量に次いで、Apple Trade In利用の有無を問われるので、利用する場合は「はい」を選択し、手持ちの機種を選べば、購入端末から下取り代を引いた額が表示されます。
その後のステップは以下のようになります。
▼オンライン下取りの手順▼
- 新端末を購入する(全額支払う)
- 新端末を受け取る
- 下取り手続のためのメールがくる
- 集荷日時を決める
- 配送業者にiPhoneを渡す
- iPhoneが査定される
- クレジットカード経由で、口座に下取り額が振り込まれる
「先に全額を支払い、下取り額が戻ってくる」という点だけ、注意が必要です。
Apple Trade Inのオンライン買取の手順
Apple Trade Inのページの、上記の部分の「iPhoneまたは他社製スマートフォン」のボタンをクリックします。
次に出てくる画面で、買い取りたいデバイスの型番やシリアル番号を入れて「検索」を押し、手続きをすすめます。
それ以降のステップは以下です。
▼オンライン買取の手順▼
- 買取金額の概算が表示される。
- 配送キットが送られてくる
- 配送キットにiPhoneを詰めて、返送する
- 受け取り完了メール、査定完了メールがくる
- その価格で了承すれば、Appleギフトカードがもらえる
最終的にもらえるのは、Appleストアでしか使えないギフトカードという点に注意です。Apple製品やiTunesストアで使えますが、現金の方がうれしいので、ここは残念ポイントです。
Apple直営店舗
Apple Storeに来店し、スタッフに声をかけ、iPhoneの査定をしてもらいます。
店舗の場合は、下取り、買取に関わらずギフトカードでの返金となります。
査定金額は「買い取り(新機種を買わない)」と同程度になることが多いようです。
店舗まで足を運ぶ手間はありますが、店員さんと直接話せたり、即日で手続が完了する安心感があります。
もちろん、もらったギフトカードを使って、その場で買い物をすることもできます。
Apple Trade Inの注意点
Apple Trade Inに関して、「注意点」「トラブル体験談」をいくつか紹介します。
ちなみにApple Trade Inは多くの人に利用されており、そのうちのごく一部でこのようなトラブルが起こっているので、基本的には問題なく安心して使えるサービスです。
「万が一」こういうこともある可能性があるという参考にしてください。
主に「身分証明書」関連の注意点が多いです。
利用には身分証明書が2点必要
Apple Trade Inで1万円以上の下取り、買い取りをしてもらうには、身分証明書のアップロードが必要になります。
対象は「健康保険証」「運転免許証」「パスポート」「年金手帳」「住民票」などですが、これらのうち2点が用意できないと買取してもらえません。
また、場合によっては「顔写真付きでないとダメ」という連絡もくるそうで、ここでひっかかってApple Trade Inがキャンセルされる人がいるようです。
Apple Trade In で顔写真付きの証明書も送ってくれや〜。と連絡が来たのだけど、 候補が 運転免許書 or (2020年2月以降に発行された)パスポート ってなってて詰んだ…。
当方運転免許の取得予定は無いし、その時期にパスポート更新してるわけない。なぜマイナンバーカードはダメなんだよぅ…
— micheam (@michitomaeda) November 29, 2021
健康保険証の一部を黒塗りにする必要がある
身分証明書として健康保険証を提出する場合、「保険者番号」「被保険者記号・番号」を隠して提出する必要があります。
2020年10月の法改正より、病院など以外で健康保険証を利用するとき、上記の情報は聞いてはいけない、という法律に変わったからです。
テープを貼るか、画像加工などで上記部分を隠して提出する必要があります。
引き取り場所と身分証明書の住所が同じでないといけない
下取りの場合、自宅まで配送業者が来て梱包をしてくれます。iPhoneだけを渡せば、その場で梱包してAppleに送ってくれるので安心です。
この配送業者は、身分証明書に記載の場所にしか来てくれません。それ以外の場所を引き渡し場所に指定できません。
これでもほとんどの人は問題ありませんが、例えば会社にあるiMacのような持ち運びの大変なものを引き取ってもらうときは、手間がかかります。
回収連絡のメールの時間帯がずれる場合がある
下取りの場合、「明日、回収業者が伺います」というメールがAppleから送られてきますが、このメールの時間帯がおかしい、という口コミがあります。
場合によっては「回収翌日に、『明日回収に伺います』というメールがくるという話もあります。
Apple Trade Inの「明日、回収業者が伺います」メールが、回収終わった次の日に届いとる(´Д` )
— Z長屋 (@z_nagaya) December 4, 2021
この原因は不明ですが、Appleのシステムが日本時間ではなく、アメリカ時間でメールを処理してしまっていることが原因かもしれません。
「Apple Trade In」以外の下取り方法は?
使わなくなったiPhoneを下取りし、現金化する方法は、Apple Trade Inだけではありません。
Apple Trade Inはなんといっても公式なので安心ですが、買取価格が低いことや、トラブルの声があるなど、完璧とは言えない面もあります。
他の買取方法については以下の記事で詳しく書いているので、ぜひ参考にしてください。
まとめ:Apple Trade Inを有効活用して新iPhoneをお得にゲット!
Apple Trade Inには、以下の3種類の方法があります。
- オンラインでの下取り(新機種購入必要)
- オンラインでの買取(新機種購入不要)
- Apple Storeで下取り・買取
「オンラインで下取り」が、買い取り額は一番高くなり、現金で返ってくるのでうれしいです。
他の2つは、ギフトカードでの返金なので少し微妙かもしれません。
「安定した買取価格」「安心」「リサイクルに貢献しているという充実感」などのメリットがあるので、ぜひ有効に活用して、iPhoneをお得に下取りしてくださいね!
ちなみに:契約するならオンラインショップがお得です
契約を検討しているのであれば、オンラインショップがお得なので、最後にそれだけ簡単に説明しておきます。
理由は以下3点です。
- 事務手数料、頭金がかからない(auは手数料かかります)
- オンライン限定キャンペーンがある
- 来店不要・待ち時間がない
金銭的メリット(事務手数料、頭金)だけでなく精神的なメリット(来店・待ちなし)も大きておすすめ。
また、各社が直営する公式オンラインショップなので安心して契約できます。
少しでもお得にかしこく契約したいと思っている人は、ぜひオンラインショップを使ってみてください。