ゴリラ
2023年9月、iPhone 15が発売しました。今回もも着実に進化を遂げていますが、買わない方がいい人もいます。
今回はiPhone 15を買わなくてもいいのはどんな人なのか考えたので、お伝えします。
- iPhone 15はスペック面で進化を遂げているものの、使い勝手に大きな変化があるとは言い切れない
- 円安などの影響で価格も上がっている
- 最新iPhoneにこだわりがないなら、型落ちのiPhoneも含めて検討すると良い
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目次
iPhone 15の基本スペック
2023年9月22日(金)、iPhone 15が発売しました。
iPhone 15シリーズの基本スペックと、カメラのスペックは以下のとおり。
▼iPhone 15シリーズのスペック▼
スクロールできます→
▼iPhone 15シリーズのカメラのスペック▼
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iPhone 15 | iPhone 15 Plus | iPhone 15 Pro | iPhone 15 Pro Max | |
---|---|---|---|---|
画素数 ƒ値 | ・メイン: 4,800万画素 ƒ/1.6 ・超広角: 1,200万画素 ƒ/2.4 ・2倍望遠: 1,200万画素 ƒ/1.6 (メインカメラを利用) | ・メイン: 4,800万画素 ƒ/1.78 ・超広角: 1,200万画素 ƒ/2.2 ・2倍望遠: 1,200万画素 ƒ/1.78 (メインカメラを利用) ・3倍望遠: 1,200万画素 ƒ/2.8 | ・メイン: 4,800万画素 ƒ/1.78 ・超広角: 1,200万画素 ƒ/2.2 ・2倍望遠: 1,200万画素 ƒ/1.78 (メインカメラを利用) ・5倍望遠: 1,200万画素 ƒ/2.8 | |
光学ズーム | ・ズームイン:2倍 ・ズームアウト:2倍 | ・ズームイン:3倍 ・ズームアウト:2倍 | ・ズームイン:5倍 ・ズームアウト:2倍 | |
デジタルズーム | 最大10倍 | 最大15倍 | 最大25倍 | |
手ブレ補正 | ・センサーシフト光学式 手ぶれ補正(メイン) | ・第2世代の センサーシフト 光学式手ぶれ補正(メイン) ・光学式手ぶれ補正(3倍望遠) | ・第2世代の センサーシフト 光学式手ぶれ補正(メイン) ・3Dセンサーシフト 光学式手ぶれ補正(5倍望遠) | |
ナイトモード | ◯ | |||
フォトグラフィ スタイル | ◯ | |||
マクロ撮影 | ー | ◯ | ||
Apple ProRAW | ー | ◯ | ||
ビデオ フレームレート | ・4K(24fps/25fps/30fps/60fps) ・1080p(25fps/30fps/60fps) ・720p(30fps) | ・4K(24fps/25fps/30fps/60fps) ・1080p(25fps/30fps/60fps) ・720p(30fps) ・ドルビービジョン対応 HDRビデオ撮影 (最大4K、60fps) | ||
ビデオ シネマティックモード | 4K HDR、最大30fps | |||
ビデオ アクションモード | 最大2.8K、60fps | |||
ビデオ ProRes撮影 | ー | 最大4K、60fps | ||
ビデオ デジタルズーム | 最大6倍 | 最大9倍 | 最大15倍 | |
TrueDepthカメラ (フロントカメラ) | ・1,200万画素 ・ƒ/1.9 | ・1,200万画素 ・ƒ/1.9 |
今年のiPhoneは、一部で「当たり年」と言われるくらいに、例年にない進化を遂げています。
iPhone 15を「買わない方がいい」5つの理由
ここではあえて「それでも、iPhone 15を買わないほうがいい」理由を5つ挙げてみます。
あくまで考え方の提案であり「iPhone 15を買うな!」と言いたいわけではありません。
もしあてはまった場合は、旧モデルのiPhoneも含めて検討されると良いでしょう。
期待されていたフルモデルチェンジではなかった
iPhoneシリーズは数年ごとに「フルモデルチェンジ」が行われます。
- iPhone 6(2014)
丸いラウンド型ボディに - iPhone X(2017)
ホームボタンがなくなり、全面フルディスプレイに - iPhone 12(2020)
全体が四角いボディに変化
iPhone 15発売前には「そろそろあるかも」と予想されていました。
結果、チップやカメラは大きく進化したものの、見た目を含めた抜本的な変化とはなりませんでした。
見た目の変化が少ない
上でも触れましたが、iPhone 15シリーズはiPhone 14、13、12シリーズと、ほぼ見た目が変わりません。
iPhone 15(スタンダード)シリーズの外観の特徴は以下2点です。
- ダイナミックアイランド(画面上部の通知バーの部分)がついている
- カラーが全体的に淡い
パッと見では違いがわかりづらく、見た目の変化を求める人にとっては「最新のiPhoneを買った」という気持ちになれないかもしれません。
ゴリラ
逆に「旧デザイン」のiPhone 11以前からの乗り換えなら、見た目から大きな変化を感じられるかもな!
価格が高すぎる
iPhone 15シリーズと先代モデル(iPhone 14シリーズ)のApple公式価格は以下のとおり。
スクロールできます→
機種 | 容量 | Apple 公式価格 | (参考) 先代モデル価格 ※15発表直前価格 |
---|---|---|---|
iPhone 15 | 128GB | 124,800円 | 119,800円 |
256GB | 139,800円 | 134,800円 | |
512GB | 169,800円 | 164,800円 | |
iPhone 15 Plus | 128GB | 139,800円 | 134,800円 |
256GB | 154,800円 | 149,800円 | |
512GB | 184,800円 | 179,800円 | |
iPhone 15 Pro | 128GB | 159,800円 | 149,800円 |
256GB | 174,800円 | 164,800円 | |
512GB | 204,800円 | 194,800円 | |
1TB | 234,800円 | 224,800円 | |
iPhone 15 Pro Max | 128GB | ー | 164,800円 |
256GB | 189,800円 | 179,800円 | |
512GB | 219,800円 | 209,800円 | |
1TB | 249,800円 | 239,800円 |
スクロールできます→
iPhone 15 | 128GB | 256GB | 512GB |
---|---|---|---|
ドコモ ※24年4月改定 | 149,490円 (62,898円) | 172,040円 (73,040円) | 212,300円 (89,540円) |
au ※24年4月改定 | 145,640円 (38,240円) | 166,780円 (87,630円) | 206,930円 (107,985円) |
ソフトバンク ※24年4月改定 | (62,304円) 145,152円 (36,144円) | 166,320円 (83,160円) | 206,640円 (103,800円) |
楽天モバイル ※24年2月改定 | (70,392円) 131,800円 (65,880円) | (80,800円) 153,800円 (76,896円) | (99,888円) 187,800円 (93,888円) |
Apple | 124,800円 (83,199円) | 139,800円 (93,199円) | 169,800円 (113,199円) |
iPhone 15 Plus | 128GB | 256GB | 512GB |
---|---|---|---|
ドコモ | 168,740円 (85,580円) | 190,080円 (96,360円) | 230,890円 (116,050円) |
au | 163,490円 (85,790円) | 184,850円 (96,830円) | 225,360円 (117,415円) |
ソフトバンク ※24年4月改定 | 163,440円 (46,800円/1年) (85,680円/2年) | 184,320円 (52,200円/1年) (96,240円/2年) | 224,640円 (63,360円/1年) (117,120円/2年) |
楽天モバイル ※24年2月改定 | (78,384円) 146,800円 (73,392円) | (89,400円) 167,800円 (83,880円) | (109,440円) 204,800円 (102,384円) |
Apple | 139,800円 (93,199円) | 154,800円 (103,200円) | 184,800円 (123,199円) |
iPhone 15 Pro | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB |
---|---|---|---|---|
ドコモ | 192,060円 (97,020円) | 218,790円 (110,550円) | 255,090円 (131,010円) | 291,830円 (158,510円) |
au | 185,860円 (99,705円) | 211,930円 (112,930円) | 248,560円 (131,560円) | 285,420円 (150,420円) |
ソフトバンク ※24年4月改定 | 185,760円 (43,992円/1年) (91,248円/2年) | 211,680円 (53,820円/1年) (106,440円/2年) | 248,400円 (71,280円/1年) (130,320円/2年) | 285,120円 (81,540円/1年) (149,400円/2年) |
楽天モバイル ※24年2月改定 | (89,880円) 174,700円 (87,336円) | (102,888円) 192,800円 (96,384円) | (120,432円) 225,800円 (112,896円) | (138,384円) 259,800円 (129,888円) |
Apple | 159,800円 (106,533円) | 174,800円 (116,533円) | 204,800円 (136,533円) | 234,800円 (156,533円) |
iPhone 15 Pro Max | 256GB | 512GB | 1TB |
---|---|---|---|
ドコモ | 236,940円 (119,460円) | 273,680円 (145,640円) | 305,910円 (169,950円) |
au | 230,360円 (122,360円) | 267,100円 (141,105円) | 303,850円 (159,850円) |
ソフトバンク ※24年4月改定 | 229,680円 (65,340円/1年) (120,120円/2年) | 266,400円 (76,320円/1年) (139,680円/2年) | 293,040円 (85,320円/1年) (154,560円/2年) |
楽天モバイル ※24年2月改定 | (112,392円) 210,800円 (105,384円) | (130,392円) 244,800円 (122,400円) | (144,384円) 276,800円 (138,384円) |
Apple | 189,800円 (126,533円) | 219,800円 (146,533円) | 249,800円 (166,533円) |
※カッコ内は各社のプログラムを使ったときの、実質の負担額
一番安いiPhone 15の128GBでも12万円超と、なかなか気軽に手が出せる価格ではなくなってきています。
この記事の後半で紹介する旧モデルのiPhoneが安く買えることを考えると、少し冷静になれます。
「使い勝手」の変化が少ない
iPhone 15(スタンダードモデル)の先代からの主な変更点はこちらです。
- 標準カメラが4,800万画素に
- A16チップ
- ダイナミックアイランド
- 画面の明るさが最大2,000ニトに
- カラーが全体的に淡い色に
- USB Type-Cケーブルに
確かにスペック面ではここ数年の進化の中でも大きなものでした。
一方でこの全てがiPhoneの使い勝手を大きく変える要素にはなり得ません。
もちろんiPhone 8のような古い機種からの乗り換えであれば、iPhone 15にすると別次元の快適さになるでしょう。
一方で、iPhone 12や13ユーザーからすると、15にしても「使い勝手」にほとんど変化を感じられない可能性があります。
iPhone 16を待ってもいい
「次こそ見た目から大きな変化がありそうだから、それまで待つ!」という考えもあります。
手持ちのiPhoneでもう1年やっていけそうであれば、来年のiPhoneがフルモデルチェンジされることを期待して、15は見送るというのはアリです。
ゴリラ
もし来年も変化がなければ、1年古くなったiPhone 15をそこで買う、というのもアリだな!
iPhone 15を「買うべき」なのはこんな人
ここでは6つの「買うべき人とその理由」をお伝えします。
最新のiPhone、Appleが好きな人
iPhoneには、Androidや他のスマホにはない、なんとも言えない魅力、ブランド力があります。
毎年、新作iPhoneの発売日にはAppleストアに行列ができます。
このように、理屈ではない魅力がiPhoneにはあります。自分が「欲しい」と心から思えたなら、こんな記事など無視して、何の遠慮もせずにiPhone 15を購入してください!
USB Type-Cケーブルに魅力を感じる人
iPhone 15シリーズの大きな変化のひとつが充電ポートがUSB Type-Cに対応したことです。
いままでiPhoneは全て「ライトニングケーブル」と呼ばれるApple独自の方式でした。
自分の手持ちのデバイスの中でライトニングケーブルが必要なのはiPhoneだけだった!という人は、iPhone 15にすることでケーブルを完全に統一できます。
SNSに写真や動画をアップすることが多い人
iPhone 15のスタンダードモデルでは4,800万画素のカメラが搭載されました。
SNSに写真や動画を投稿することが多いなら、画質が良いに越したことはありません。
また画質だけでなく「2倍ズーム」などカメラの使い勝手も向上しています。
やさしい色のiPhoneが欲しい人
iPhone 15は全体的に淡いカラーリングになりました。
- ブラック
- ブルー
- グリーン
- イエロー
- ピンク
以下はiPhone 14、13のカラーです。
iPhone 15は以前の機種よりも「淡い」「薄い」色です。
スマートフォンは機能性だけでなく、今やファッションアイテムとしての面もあります。
「この色がいい!」と一目惚れできた人は「買い」でOKです。
【Pro】「チタンの高級感」にビビッときた人
iPhone 15 ProとPro Maxはボディに「チタン」が採用されました。
- ブラックチタニウム
- ホワイトチタニウム
- ブルーチタニウム
- ナチュラルチタニウム
高級感、ラグジュアリー感を求めるユーザーには刺さるかもしれません。
またチタンはアルミニウムやステンレススチールよりも軽く、iPhone 15 Pro / Pro Maxは従来モデルよりも10%ほど軽くなりました。
- iPhone 14 Pro:206g
- iPhone 15 Pro:187g
- iPhone 14 Pro Max:240g
- iPhone 15 Pro Max:221g
Appleはしれっと対応しましたが、昨今のスマホで10%も軽量化するということは、並大抵のことではありません。
ゴリラ
iPhone X、iPhone 8ユーザー
今使っているのがiPhone X(2017)やiPhone 8(2018)、もしくはそれよりも古い端末であれば、新作iPhoneへの買い替えをおすすめします。
iPhone 15とは言わずとも、次項で紹介するなにかしらのiPhoneに買い換えると、別次元の快適さが手に入ります!
節約するなら「型落ち・中古iPhone」の選択肢も!
iPhone 15が使いきれるか分からない、自分には不相応にハイスペックだと感じるから、型落ち(旧モデル)iPhoneの方がおすすめです。
旧モデルの新品は終売していることも多く、イオシスなどの中古販売店やキャリアの「Certified(認定中古品)を利用して購入することになります。
まとめ:いま一度、冷静になろう
iPhone 15を「買わなくていい」と「買うべき」の両面で解説しました。
iPhone 15はスペック面で進化はあったものの、価格も順調に上がっており(笑)、無理して買う必要はありません。
今一度、今回のiPhoneの変化が自分にとって重要なものなのか検討し、場合によっては旧モデルのiPhoneも含めて検討されることをおすすめします!
ちなみに:契約するならオンラインショップがお得です
契約を検討しているのであれば、オンラインショップがお得なので、最後にそれだけ簡単に説明しておきます。
- 事務手数料、頭金がかからない(auは手数料かかります)
- オンライン限定キャンペーンがある
- オプション不要・しつこい営業がない
- 来店不要・待ち時間がない
金銭的メリット(事務手数料、頭金)だけでなく精神的なメリット(待ち時間・勧誘なし)も大きく、おすすめ。
また、各社が直営する公式オンラインショップなので安心して契約できます。
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