ゴリラ
iPhone Xは2023年9月に提供が始まった「iOS17」のアップデート対象から外れました。
この記事では実際のところiPhone Xはいつまで使い続けられるのか?買い換えるとしたらどのiPhoneか?を解説していきます。
- iPhone Xは2023年9月に提供が始まったiOS17には対応していない
- ただし、すぐに使えなくなるわけではなく、セキュリティアップデート、修理ともに、もうしばらく受けることができる
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目次
iPhone Xは最新OSに対応せず
2023年6月、Appleは秋頃に提供予定の最新OS「iOS17」を発表しました。
対象機種はiPhone SE(第2世代)およびiPhone XR・XS以降とし、ついにiPhone X(2017年発売)は外れてしまいました。
最新OSでなくても、すぐに使えなくなるわけではない
ゴリラ
最新のOSにアップデートできないと、すぐに使えなくなるのか?
結論、すぐに使えなくなるわけではありません。
- アプリの中には、最新のOSでないと、アップデートできないものが出てくる
- 最新のOSでないと、使えない機能が増えてくる
セキュリティアップデートは受けられる
OSのアップデートとは別に、セキュリティを改善するためのアップデートが行われることがあります。今後もセキュリティアップデートはしばらく受けられる可能性が高そうです。
例えばすでにOSアップデートが終了しているiPhone 6s(2015年発売)は、直近では2023年の5月にセキュリティアップデートが配信されています。
2023年9月以降、修理を受けられるかは部品の在庫次第
Appleは、「ビンテージ(年代物)製品」「オブソリート(廃止)商品」の分類を設けて、サポートの期間を区切っています。
- ビンテージ製品
販売終了から5年以上7年未満の製品
部品がある限り、Appleや正規プロバイダから修理を受けられる - オブソリート製品
販売終了から7年以上経過した製品
修理が受けられなくなり、完全にサポートが終了する
iPhone Xの販売終了は2018年9月だったため、ビンデージ製品にになるのは2023年9月の予定です。
それ以降、Appleなどの正規店で修理が受けられるかどうかは、部品の在庫次第となります。
また、2025年9月以降は完全にサポートが終了します。
iPhone XってどんなiPhoneだった?
ここで改めて、iPhone XがどんなiPhoneだったかを振り返ります。
- 発売:2017年11月
- 販売終了:2018年9月
- フルディスプレイを初めて採用した
- 現在のiPhoneのデザインのベースとなった
- 初めてFace IDを採用した
iPhone Xは、現在の最新iPhoneのデザインのベースとなる「フルディスプレイ」を最初に採用したiPhoneでした。
後継となるiPhone XR、XSが発売されるまでの間、約10ヶ月しか販売されませんでしたが、現在のiPhoneのベースを作った革新的なiPhoneでした。
最新iPhoneに買い換えるべきはこんな人
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iPhoneは毎年新しいモデルが発売されていますが、毎回革新的な新機能が追加されているわけではありません。
ベースとなる機能は、ほぼ、ほぼ変わらず、小さい変化(マイナーチェンジ)を積み重ねているのが実情です。
そんな中でも「こんな人はiPhoneを買い替えたらいいですよ」という5パターン紹介します。
▼こんな人は買い替えがおすすめ▼
- 超広角カメラを使いたい
- 5G電波を使いたい
- ワイヤレス充電/Magsafeを使いたい
- 3Dグラフィックのゲームをしたい
- もうiPhoneがボロボロ/バッテリーがすぐなくなる
超広角カメラを使いたい
左:広角レンズ/右:超広角レンズ
iPhone 11以降は超広角撮影ができます。超広角撮影とは0.5倍ズームのことで、いままでは見えていなかった部分も撮影できます。
- 広大な景色
- 室内の様子
- 集合写真
このようにさまざまなシチュエーションで、0.5倍ズーム(広角撮影)は活躍します。
僕はiPhone XからiPhone 12に乗り換えましたが、超広角撮影がついただけでも、買い替えた価値はあると思うほど便利でした!
5G電波を使いたい
5Gは現在の4G(第四世代)電波の次に主流となる電波規格です。
4Gの数十倍とも言われる速度でネットにつながるので、さまざまなダウンロードが一瞬で終わり、よりリアルタイム性が増すと言われています。
iPhone Xは5Gに対応しておらず、iPhone 12(2020年秋発売)以降の機種が5G対応しています。
5Gに対応していた方がいいのは間違いないので、いま買い替えるなら5G対応がおすすめです。
ワイヤレス充電&Magsafeを使いたい
正直、あまり注目はされていませんが、iPhone 12以降のiPhoneは、「MagSafe(マグセーフ)」という機能がついています。
iPhoneの背面が磁力を帯びており、そこに財布などのアクセサリーをつけたり、ワイヤレス充電ができます。
3Dグラフィックのゲームをしたい
iPhone XはA11 BionicチップというCPUで動いており、最新のチップよりも動作は遅いです。
LINEをしたり、メールを見る分には処理能力に不足はありません。
しかし現時点でも、3Dのゲームや、グラフィックの綺麗なゲームをプレイすると、カクつきを感じているかもしれませんね。
最新iPhoneに変えることで、「このゲーム、こんなに綺麗だったの!?」「こんなに滑らかに動くの!?」と驚くかもしれません!
もうiPhoneがボロボロ/バッテリーがすぐになくなる
今使っているiPhoneが以下のような状態であれば、早めに機種変更をおすすめします。
- ガラスが割れている
- 勝手に再起動する
- アプリを開くのが遅くてストレスが溜まる
- バッテリーがすぐになくなって不便
- 外観的にもボロボロ
iPhone Xを発売当時から使っていると、このような症状が出ている方もおられるかと思います。
iPhoneはもはや、私たちの生活の一部に溶け込んだアイテムです。古くなったiPhoneでストレスを溜めるのではなく、早めに機種変更してしまいましょう!
iPhone Xから機種変更するならおすすめiPhoneはこれ!
iPhoneの機種変更を考えている方に3つのiPhoneを紹介します。- せっかくなので最新がいい方→iPhone 15
- とくにこだわりはない→iPhone SE(第3世代)
- 節約したいけど、大画面がいい方→iPhone 13
思い切って最新iPhone!「iPhone 15シリーズ」
せっかくiPhoneを買い換えるなら、やはり最新のiPhone 15には魅力を感じます。 iPhone 15には以下の4機種があります。
- iPhone 15:基本となるモデル
- iPhone 15 Plus:15とスペックは同じで画面サイズが大きい
- iPhone 15 Pro:上位モデル
- iPhone 15 Pro Max:上位モデルかつ大型
スクロールできます→
iPhone 15 | 128GB | 256GB | 512GB |
---|---|---|---|
ドコモ | 149,490円 (75,570円) | 172,040円 (86,240円) | 212,300円 (106,700円) |
au ※24年4月改定 | 145,640円 (38,240円) | 166,780円 (87,630円) | 206,930円 (107,985円) |
ソフトバンク ※24年1月改定 | (74,640円) 142,920円 (21,996円/1年) (62,304円/2年) | 166,320円 (44,820円/1年) (85,320円/2年) | 206,640円 (55,620円/1年) (105,960円/2年) |
楽天モバイル ※24年2月改定 | (70,392円) 131,800円 (65,880円) | (80,800円) 153,800円 (76,896円) | (99,888円) 187,800円 (93,888円) |
Apple | 124,800円 (83,199円) | 139,800円 (93,199円) | 169,800円 (113,199円) |
iPhone 15 Plus | 128GB | 256GB | 512GB |
---|---|---|---|
ドコモ | 168,740円 (85,580円) | 190,080円 (96,360円) | 230,890円 (116,050円) |
au | 163,490円 (85,790円) | 184,850円 (96,830円) | 225,360円 (117,415円) |
ソフトバンク ※24年4月改定 | 163,440円 (46,800円/1年) (85,680円/2年) | 184,320円 (52,200円/1年) (96,240円/2年) | 224,640円 (63,360円/1年) (117,120円/2年) |
楽天モバイル ※24年2月改定 | (78,384円) 146,800円 (73,392円) | (89,400円) 167,800円 (83,880円) | (109,440円) 204,800円 (102,384円) |
Apple | 139,800円 (93,199円) | 154,800円 (103,200円) | 184,800円 (123,199円) |
iPhone 15 Pro | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB |
---|---|---|---|---|
ドコモ | 192,060円 (97,020円) | 218,790円 (110,550円) | 255,090円 (131,010円) | 291,830円 (158,510円) |
au | 185,860円 (99,705円) | 211,930円 (112,930円) | 248,560円 (131,560円) | 285,420円 (150,420円) |
ソフトバンク ※24年4月改定 | 185,760円 (43,992円/1年) (91,248円/2年) | 211,680円 (53,820円/1年) (106,440円/2年) | 248,400円 (71,280円/1年) (130,320円/2年) | 285,120円 (81,540円/1年) (149,400円/2年) |
楽天モバイル ※24年2月改定 | (89,880円) 174,700円 (87,336円) | (102,888円) 192,800円 (96,384円) | (120,432円) 225,800円 (112,896円) | (138,384円) 259,800円 (129,888円) |
Apple | 159,800円 (106,533円) | 174,800円 (116,533円) | 204,800円 (136,533円) | 234,800円 (156,533円) |
iPhone 15 Pro Max | 256GB | 512GB | 1TB |
---|---|---|---|
ドコモ | 236,940円 (119,460円) | 273,680円 (145,640円) | 305,910円 (169,950円) |
au | 230,360円 (122,360円) | 267,100円 (141,105円) | 303,850円 (159,850円) |
ソフトバンク ※24年4月改定 | 229,680円 (65,340円/1年) (120,120円/2年) | 266,400円 (76,320円/1年) (139,680円/2年) | 293,040円 (85,320円/1年) (154,560円/2年) |
楽天モバイル ※24年2月改定 | (112,392円) 210,800円 (105,384円) | (130,392円) 244,800円 (122,400円) | (144,384円) 276,800円 (138,384円) |
Apple | 189,800円 (126,533円) | 219,800円 (146,533円) | 249,800円 (166,533円) |
この記事の読者さんは物持ちがめちゃくちゃいいと思います。過去数年でもっとも大きな進化を遂げたiPhone 15を購入して、5年、6年と長期で使うのはコスパの良い選択だと思います。
とくにこだわりがないなら「iPhone SE(第3世代)」
2022年に発売されたiPhone SE(第3世代)は「廉価版iPhone」の位置づけです。スペックはiPhone 15より劣り、その分、価格が安いです。
スクロールできます→
iPhone SE (第3世代) | 64GB | 128GB | 256GB |
---|---|---|---|
ドコモ 24年1月改定 | 73,370円 (22,154円) | 82,280円 (42,680円) | 104,500円 (53,020円) |
au 23年12月改定 | 70,935円 (22,047円) | 82,190円 (26,600円) | 103,415円 (55,775円) |
ソフトバンク | 73,440円 (22,008円) | 81,360円 (26,784円) | 99,360円 (52,560円) |
楽天モバイル | 62,800円 | 69,800円 | 84,800円 |
UQモバイル | 70,935円 | 82,190円 | 103,415円 |
ワイモバイル | 73,440円 | 81,360円 | 99,360円 |
Apple公式 | 62,800円 | 69,800円 | 84,800円 |
前面フルディスプレイではなく、ホームボタンがついた、iPhone 8以前のデザインです。
しかし2022年発売だけあり、CPUはiPhone 14と同じものが使われており、処理性能は問題ありません。しかも価格が62,800円〜とお手頃なのが特徴です。
コスパよしの大画面「iPhone 13」
iPhone 13は2024年現在もApple公式で発売されており、価格は95,800円〜です。
iPhone SE(第3世代)に次いで安く買えるモデルで、こちらはホームボタンがなく、フルディスプレイです。
動画やゲーム、電子書籍や雑誌を見る機会が多い方は、型落ちながらまだまだ使えるiPhone 13がよいかと思います。
ただ、キャリアでの取り扱いは少なくなっており、Apple公式か、イオシスなどの中古販売店での購入となります。
Apple公式だと64GBが95,800円、イオシスなら執筆時点では、ほぼ未使用に近い「ランクA」が9万円程度で買えます。
その他、以下の記事では、今から買っても大丈夫な型落ちのiPhoneの特徴をまとめています!
まとめ:2023年以降、すぐに使えなくなるわけではない
iOS17に対応しないiPhone Xですが、すぐに使えなくなるわけではありません。
セキュリティアップデート、修理ともに、もうしばらく受けることができると予想されます。
しかし新しいiPhoneに変えると快適になるのは間違いないので、おすすめ機種から気になったiPhoneをチェックしてみてくださいね!
- iPhone 7(2016年)
- iPhone SE(第1世代)(2016年)
- iPhone 8(2017年)
- iPhone X(2017年)
- iPhone XS(2018年)
- iPhone XR(2018年)
- iPhone 11(2019年)
- iPhone SE(第2世代)(2020年)
- iPhone 12(2020年)
- iPhone 13(2021年)
ちなみに:契約するならオンラインショップがお得です
契約を検討しているのであれば、オンラインショップがお得なので、最後にそれだけ簡単に説明しておきます。
- 事務手数料、頭金がかからない(auは手数料かかります)
- オンライン限定キャンペーンがある
- オプション不要・しつこい営業がない
- 来店不要・待ち時間がない
金銭的メリット(事務手数料、頭金)だけでなく精神的なメリット(待ち時間・勧誘なし)も大きく、おすすめ。
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