ゴリラ
昨今の円安、資源高の影響を受けて、最新のiPhoneは気軽に買える価格ではなくなってしまいました。
正直、スマホの性能が頭打ちしているいま、型落ちのiPhoneを狙うのは賢い選択だと思います。
今回は数ある型落ちiPhoneの中からどれを買えば良いのか、整理してお伝えします。
- 5G対応モデル
iPhone 12より新しいもの - 超広角カメラがあるか
iPhone 11より新しいもの - 指紋認証が使えるか
iPhone SE(第2世代) - 取り回しよく扱えるか(miniがいい)
iPhone 13 mini、iPhone 12 mini
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目次
最新型落ちiPhone一覧
2023年4月時点の最新モデルはiPhone 14です。
この記事では2021年に発売したiPhone 13以前のモデルを「型落ちiPhone」と定義して紹介していきます。
スクロールできます→
モデル (発売年) | バッテリー (ビデオ再生) | カメラ種類 | 5G | 使える 期間 (目安) |
---|---|---|---|---|
iPhone 13 / mini (2021) | ・13:19時間 ・mini:17時間 | 広角 超広角 | ◯ | 5年以上 |
iPhone 13 Pro / Pro Max (2021) | ・Pro:22時間 ・Pro Max:28時間 | 望遠 広角 超広角 | 5年以上 | |
iPhone 12 / mini (2020) | ・12:17時間 ・mini:15時間 | 広角 超広角 | 4年以上 | |
iPhone 12 Pro / Pro Max (2020) | ・Pro:17時間 ・Pro Max:20時間 | 望遠 広角 超広角 | 4年以上 | |
iPhone 11 (2019) | ・11:17時間 | 広角 超広角 | ー | 3年程度 |
iPhone 11 Pro / Pro Max (2019) | ・Pro:18時間 ・Pro Max:20時間 | 望遠 広角 超広角 | 3年程度 | |
iPhone XS / XS Max (2018) | ・XS:15時間 ・XS Max:16時間 | 望遠 広角 | 2年程度 | |
iPhone XR (2018) | ・XR:14時間 | 広角 | 2年程度 | |
iPhone SE (第2世代) (2020) | ・SE2:13時間 | 広角 | 3年程度 | |
(参考) iPhone 14 / Plus (2022) | ・14:20時間 ・Plus:26時間 | 広角 超広角 | ◯ | 5、6年 |
(参考) iPhone 14 Pro / Pro Max (2022) | ・Pro:23時間 ・Pro Max:29時間 | 望遠 広角 超広角 | 5、6年 | |
(参考) iPhone SE (第3世代) (2022) | ・SE3:15時間 | 広角 | 5、6年 |
iPhone XS / XR(2018)以前のものはおすすめしない
「いつよりも前のものは使っちゃダメ」みたいなことはありません。
ただ、個人的には2018年に発売したiPhone XS、iPhone XR以前のモデルは、積極的におすすめしません。
- それよりも前のモデルは、数年でOSのアップデートが終わると予想されるから(アップデートがない可能性も)
- iPhone XS、XRがほぼ底値で、これ以上安いものを選ぶメリットが少ないから
- バッテリーをはじめ、性能が劣化している可能性があるから
これまでの傾向から、iPhoneは発売から5、6年程度で新しいOSへのアップデートが終了します。
最新のOSでなくても、すぐに使えなくなるわけではありませんが、セキュリティのアップデートが行われないので、実際は買い替えを迫られます。
少なくとも向こう数年は安全に使えるものという点で、iPhone XS、XR以降のモデルをおすすめします。
おすすめの型落ちiPhone(13〜XS/XR)
以下、型落ちiPhoneのそれぞれの特徴や、どんな人におすすめなのか、サクッと紹介していきますね。
各機種とも執筆時点の相場を書いておきます。検討の際は、最新の価格をご確認くださいませ!
iPhone 13 / 13 Pro(2021)
- 発売日:2021年9月24日
- 価格相場:
– iPhone 13 mini:92,800円〜(Apple)
– iPhone 13:107,800円〜(Apple)
– iPhone 13 Pro:約10万円〜(イオシス )
– iPhone 13 Pro Max:約13万円〜(イオシス )
型落ちiPhoneとしては、もっとも新しい2021年に発売したモデルです。
特に前モデルからカメラの進化が大きくて話題になりました。
- 全モデルでシネマティックモード撮影に対応
- Proモデルが120Hzのリフレッシュレートに。輝度も向上
- 前モデルよりバッテリー持ちが改善
iPhone 13 Pro Max
コロ助 シネマティック pic.twitter.com/yqatDhgNMD— あきぼ@9日から宮古島 (@akibo24) January 13, 2022
iPhone13に替えてから充電が2日か3日に1度で良くなったな…そんなにバッテリーデカくなったのか?
— いのっくま (@06hiro28) September 30, 2022
ただ、発売から1年半程度しか経ってないこともあり、型落ちモデルとしては高額です。
と考える人も少なくないかもしれませんね。
iPhone 13シリーズはドコモ、
13、13 mini はApple公式でも引き続き販売されています。
- 最新のiPhoneに近いスペックのものを、少しでも安く使いたい
- 新品や未使用品がいい
- miniモデルを買っておきたい
(iPhone 14からminiが廃止)
iPhone 12 / 12 Pro(2020)
- 発売日:
– 2020年10月23日(12、12Pro)
– 2020年11月13日(12 mini、12 Pro Max) - 価格相場:
– iPhone 12 mini:約4万円〜(イオシス )
– iPhone 12:92,800円〜(Apple)
– iPhone 12 Pro:約7万円〜(イオシス )
– iPhone 12 Pro Max:約9万円〜(イオシス )
2020年に発売したiPhoneで、iPhone 14から2年型落ちのモデルです。
- フラットな側面のデザインに刷新
- miniモデルがラインナップ入り
- 初めて5Gに対応
iPhone12 Proに機種変した✨
久しぶりにゴールドに戻したけど、良い…。
側面がフラットに戻ったプロダクトデザインも最高 pic.twitter.com/VFMxG7Vccq— ポロ (@pororine) October 25, 2020
#iPhone12ProMax
土曜日の朝、iPhone 12 Pro Maxを受け取りに行った。カメラがいいっ‼️
これを買った目的は防水+カメラ性能何のだが、画面が大きいから、実は老眼対策用だったりして・・最近見えなくての。。 pic.twitter.com/nVHyNirtw6— ゆうき@セロー250おバイク休み中 (@anzhiro) November 14, 2020
発売から2年も経過すると、型落ちらしい価格に下がってきてますね。
中古であれば、最新モデルの半額に迫る価格で購入できるかもしれません。
新品はキャリアであれば、
Apple公式では無印モデル(iPhone 12)のみ販売しています。
また各社のCertified(ドコモ、
個人的には型落ちの中では、最も狙い目なシリーズです。
- 向こう3、4年、がっつりと使えるモデルを安く買いたい
- 5G対応モデルを買っておきたい
- マスクを付けたままで顔認証を使いたい
(iPhone 11以前は不可) - サイドがフラットになった最近のiPhoneのデザインが好き
iPhone 11 / 11 Pro(2019)
- 発売日:
– 2019年9月20日 - 価格相場:
– iPhone 11:約3万円〜(イオシス )
– iPhone 11 Pro:約4万円〜(イオシス )
– iPhone 11 Pro Max:約5.5万円〜(イオシス )
iPhone 14から見て、3世代型落ちモデルで、5G通信には対応していません。
- 側面が丸みのあるデザインとしては、最後のモデル
- 初めて超広角カメラを搭載。Proモデルは三眼カメラに
- 特にProモデルはバッテリーが大幅に増強
大阪城をiphone 11 proの超広角レンズで撮影しました
スマホでここまで撮れるのはすごいね#iPhone11 #apple #iphone pic.twitter.com/qR9kkMBBjY— まえぴか観光 (@maedapikachu) October 27, 2019
iPhone 11 Pro Max を一日使って帰宅した時のバッテリー残量が72%だった。28%しか減って無い。XS Maxもバッテリーの持ちが良かったけど更によい。これだけでも買い替えて良かった気がする
— 三代目キャミソールブラザーズ (@Karen_girls2012) October 30, 2019
11の世代から、いよいよiPhoneでも超広角カメラが利用できるようになりました。
Proに初めて3つのカメラが付いたことで、当時の流行になぞらえて「タピオカカメラ」と言われていましたね。
Proモデルでも、最新モデルの半額以下の4万円程度から手に入れることができます。
各社のCertified(ドコモ、
- 中古に抵抗がない
- 2、3年程度のつなぎのiPhoneが欲しい
- とりあえずiPhoneであれば、古いもので問題ない
- 超広角カメラは欲しい
(iPhone XS / XR以前は非搭載)
iPhone XS / XS Max・iPhone XR(2018)
- 発売日:
– 2018年9月21日(iPhone XS / XS Max)
– 2018年10月19日(iPhone XR) - 価格相場:
– iPhone XR:約2.1万円〜(イオシス )
– iPhone XS:約2,2万円〜(イオシス )
– iPhone XS Max:約3.5万円〜(イオシス )
2018年に発売で、iPhone 14から4世代前のシリーズです。
当時は命名のルールが今と異なり、XRが無印(iPhone 14など)、XSがPro、XS MaxがPro Maxに相当します。
- 初めてデュアルSIMに対応
- XS/XS MaxのカメラはスマートHDR機能で、明暗がはっきりした撮影ができる
- iPhone XRはイエロー、コーラルなど、今のiPhoneにはない、ポップなカラー展開
ふじさわ江ノ島花火大会、ベストショットはコレになるかな?
iPhone XS、光学ズームの効く2倍までならノイズ気にせず撮れるのヤバかった! pic.twitter.com/laJ8FrTrfF— KaZu@10/15JUNE ROCK (@backcomeon9268) October 20, 2018
iPhone XR コーラルピンク
受け取りに行ってきた❤️
ワイヤレス充電器もついでに購入。 pic.twitter.com/X898vpfmCc— (@Uru_Ridill) October 26, 2018
価格はiPhoneとしては、ほぼ底値まで落ちています。
いずれも、まだまだ現役で使っているユーザーも多い機種で、2024年頃までは最新OSへのアップデートに対応すると予想されます。
型落ちモデルで、ギリギリ買っても良いかな……と思えるのが、ここくらいまでです。
また、XRを検討される方は、後述する廉価モデル「iPhone SE(第2世代)」あたりも注目したいところです。
- 中古に抵抗がない
- 2年程度を目安に使い倒したい
- 2社以上のSIMを使うつもり
(これ以前のモデルはデュアルSIM非対応)
iPhone SE(第2世代)(2020)
- 発売日:2020年4月24日
- 価格相場:約2万円〜(イオシス
)
毎年発売するiPhoneのフラッグシップモデルではなく、「廉価版」として位置づけられているSEシリーズ。
最新は2022年4月に発売したiPhone SE(第3世代)で、その前モデルに当たるのがSE(第2世代)です。
- ボディはiPhone 8(2017)と同じ4.7インチのコンパクトサイズ
- チップはiPhone 11(2019)と同じA13 Bionic
- 指紋認証センサーを搭載
砂辺加工なしiPhone SEも画質ふつーにやべー pic.twitter.com/OAdnVVw9Mn
— DJ Gikou (@gikou_1993) June 28, 2020
iPhone SEを1日使った感想
・チップが11と同じなので超早い
・電池容量は8と同じだが、省電力面で進化してるので普通に1日持つ
・カメラが凄くキレイ
・指紋認証でササっとロック解除できる
・i cloudがデータ保存に便利
・操作感がなめらか
・画質もかなり良い— もちっとした餃子 (@NISIHOTAKA0206) June 29, 2020
幅広い年代の「こんなんでいいんだよ」というユーザーから圧倒的な支持を受け、2022年に後継の第3世代が発売されるまで、ずっと売れ続けました。
iPhone 11(2019)と同じチップを搭載しており、操作は快適そのもの。
あと3年程度はOSのアップデートにも対応すると予想され、コストだけで考えるならこの機種一択です。
キャリアでの新品の販売は終了しており、イオシスなどでは美品が2.5万円程度で購入できます。
- iPhoneであればカメラにこだわりはない
- 指紋認証センサー(ホームボタン)が欲しい
- 一番コストがかからないiPhoneが欲しい
型落ちiPhoneはどこで買う?
見てきたとおり、発売から数年経ったモデルはキャリアでは終売しています。
iPhone 13シリーズくらいまでなら、大手キャリアやサブブランドで購入できるかもしれません。
それ以前のものや、新古品や中古でも良いからできるだけ安く……となると、
- 知名度のある中古販売店
- キャリアの認定中古品(Certified)
が、安心な購入先です。
「中古販売店 iPhone」などと検索して、上の方に出てくる(広告を除く)販売店であれば、比較的、信頼できるお店かと思います。
例えば僕はイオシス
過去に一番ランクが低い「Cランク」の商品を恐る恐る購入したときには、ボディの傷も最小限で、個人的には全然アリでした。
また、最近ではキャリア(ドコモ、
中古販売店と比べてめちゃくちゃ安いわけではないですが、安心料だと思えば納得できます。
中古で型落ちiPhoneを買うリスク
知名度のある販売店やCertifiedを利用するならば、中古に対して過度に不安を感じることはありません。
強いてリスクを挙げるとすれば、バッテリーがヘタっていることが無きにしもあらず、ということです。
こればかりは「ガチャ要素」が大きく、購入前に確認することもできません。
場合によっては、追加で1万円程度 ※のバッテリー交換費用がかかることも、頭の片隅に入れておきましょう。 ※参照 ダイワンテレコム
とは言え、それを込みで考えても、節約できるはずです。
結論、どれを買ったら良いの?
型落ちiPhoneを検討する際は、一番新しいモデルから順番に確認していき、自分はどこまで許容できるかで判断するのが良いかと思います。
また、以下のような明確に「できること」「できないこと」によって、絞っていくのもおすすめです。
- 5Gに対応しているか
iPhone 12より新しいもの - 超広角カメラがあるか
iPhone 11より新しいもの - 指紋認証が使えるか
iPhone SE(第2世代) - 取り回しよく扱えるか(miniがいい)
iPhone 13 mini、iPhone 12 mini
例えば僕の場合は、
みたいな感じです。
この記事で紹介した各モデルの「おすすめな人」も参考にしながら、みなさんに一番合った型落ちiPhoneを見つけてくださいね!