2023年7月7日、RAMが6GB→8GBに増えた「moto g52j 5G Ⅱ」が発売!
ゴリラ
2022年6月3日に、モトローラの新機種「moto g52j 5G」が発売されました。
モトローラのスマホでは初の、おサイフケータイ・防水の両方に対応するモデルです。
本記事では、moto g52j 5Gのスペック・特徴から、微妙に感じる点まで詳しくレビューしていきます。
記事の後半では「OPPO Reno7 A」「Redmi Note 11 Pro 5G」とも比較しています。
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目次
【特徴をチェック】moto g52j 5Gは無難に使える優等生
moto g52j 5Gのスペック一覧は以下のとおり。
moto g52j 5G | |
---|---|
CPU | Snapdragon 695 5G |
RAM/ROM | 6GB+128GB |
SDカード | 最大1TB |
サイズ | 171.0×76.8×9.1 mm |
重さ | 206g |
ディスプレイ | 約6.8インチ フルHD+ (2,460x1,080) IPS液晶 リフレッシュレート 120Hz |
リアカメラ | メイン:約5000 万画素 超広角:約800万画素 マクロ:約200万画素 |
フロントカメラ | 約1,300万画素 |
バッテリー・充電 | 5,000mAh 15W TurboPower チャージ対応 |
生体認証 | 側面 指紋認証 顔認証 |
おサイフケータイ | あり |
5G対応 | あり |
SIM | nanoSIM+eSIM ※nanoSIMは1枚まで |
防水・防塵 | IP68 |
サウンド | モノラルスピーカー イヤホンジャックあり |
価格はモトローラ公式オンラインストアで39,800円です。
そのほか、格安SIMや家電量販店でも販売があります。
OCNモバイルONEでは36,500円で販売中で、乗り換えなら5千円の割引もあります。
カラーは、インクブラック、パールホワイトの2色です。
特徴は以下が挙げられます。
- 画面がデカい。120Hz対応のIPS液晶
- おサイフケータイ・防水対応の日本仕様
- Motoアクションが使える
- カメラは悪くはない|広角・超広角・マクロの3眼
画面がデカい|120Hzに対応だがIPS液晶
- 約6.8インチ IPS液晶(20:9)
- 2,460×1,080 (FHD+)
- リフレッシュレート120Hz
画面サイズは6.8インチと、スマホとしては最大クラスです。
リフレッシュレートは120Hzに対応します。この価格帯でも高リフレッシュレートに対応するのが普通になってきましたね。
ただし有機ELではなく、IPS液晶のディスプレイです。有機ELと比べて、画面が少し暗く感じるかもしれません。
Twitterや2chまとめとかのブラウジングメインですが、ちまちまmoto g52j 5G使ってます。
今のところ不満も問題もなくサクサク使えています。
液晶は有機ELと比べると暗いですがまあ許容範囲。
Felicaは特に問題なく使えてます。#motog52j #g52j— londbell (@londbell) June 10, 2022
moto g52j 5Gの液晶IPSだっけ?
綺麗やな、十分実用的。動作もAtutuで約40万だからサクサクだし
サブ機としては丁度良いな
ゲームも原神を高設定でしなければ
殆どのゲーム可能じゃないかな? pic.twitter.com/Vj1sG3kzwa— teku@ブシドー (@tekuos) June 11, 2022
「おサイフケータイ・防水対応」の日本仕様
moto g52j 5Gは、おサイフケータイとIP68相当の防水・防塵に対応しています。
モトローラ初のおサイフケータイ・防水の両方に対応したスマホです。
Motoアクションが使える
moto g52j 5Gではモトローラのスマホでお馴染みの「Motoアクション」が使えます。
「スマホをひねってカメラを起動」など、指定のアクションで、素早く操作できます。
▼Motoアクション▼
- 指紋センサーのスワイプなどで操作(ワンボタンナビ)
- 端末を2回ひねってカメラを起動
- 端末を伏せて通知・通話を無音化
- 持ち上げて着信停止
- 2回振り下げてフラッシュライトを起動
モトローラ端末でお馴染み割と便利なカメラ起動 pic.twitter.com/oQ4cW629Rr
— 蒼猫/あおねこ/BlueCat/Wol (@SoundBlueCat) June 10, 2022
カメラは悪くはない|広角・超広角・マクロの3眼
カメラは、広角・超広角・マクロのトリプルレンズです。
- 広角カメラ:5,000万画素
- 超広角カメラ:800万画素
- マクロカメラ:200万画素
超広角カメラによる画角の広い描写、マクロレンズによる接写など、幅広い撮影に対応できます。
なお、メインの広角カメラは5,000万画素ですが、通常では4画素を1画素にまとめて明るく撮影できる「4in1ビニング(約1,200万画素)」での撮影となります。
GalaxyやXiaomiスマホに搭載されている技術です。
評判は可もなく不可もなくというところです。
moto g52j 5G のカメラテスト。
まぁ、悪くないかな。ちょっと彩度強めか。 pic.twitter.com/1jPIKgQbe6— ノラパンダ (@norapanda21) June 13, 2022
moto g52j 暗所撮影
1:見た目の明るさに露出を合わせたもの
2:標準画角のオート撮影。ISO25600
3:ナイトビジョン。連写合成、ISO3659
4:超広角非力なセンサーでの超高感度撮影な割には破綻してない。もちろんPixelやiPhoneには程遠いけど、最低限は使える。
画像処理が上手いんだなー pic.twitter.com/fTj6URfxwH— k͟e͟u͟r͟. (@bk_keur) June 17, 2022
moto g52j 5Gの微妙なところ
moto g52j 5Gの微妙なところも見ていきましょう。以下の2点は正直微妙に感じました。
- 準ハイエンドのMotorola edge 20が同価格帯で買える
- スピーカーはモノラル
準ハイエンドの「Motorola edge 20」が同価格帯で買える
モトローラの型落ちの機種を見てみると、ミドルハイ~準ハイエンドの「motorola edge 20」が3万円台後半で購入できます。
執筆時点での
こちらは2021年10月22日に発売の端末です。
CPUにAnTuTu 50万点超の「Snapdragon 778」、ディスプレイは144Hzに対応する6.7インチ有機ELなど、全体的に「moto g52j 5G」を上回ります。
ただ、motorola edge 20はおサイフケータイに非対応、防水はIP52の防滴レベルです。だとしてもmotorola edge 20の方がお得に感じる人は多いのではないでしょうか。
円安や半導体不足の影響で、直近で発売したミドルレンジ端末の価格は高め。こうなると、半年~1年前のミドルハイ・ハイエンドの型落ちが狙い目になってきます。
スピーカーはモノラル
スピーカーはモノラルです。端末の下部にスピーカーが配置されています。
防水対応でお風呂などで使えるようになったのに、モノラルというのは少し残念なところです。
ミドルレンジの大画面機種なので、エンタメ用途には力を入れていて欲しかったのですが、所々でコストカットの影響が見られます。
「OPPO Reno7 A」「Redmi Note 11 Pro 5G」と比較
モトローラ、OPPO、Xiaomi、と2022年夏のミドルレンジが出揃っています。この3機種で迷っている方は多いはず。
スペックを比較していきましょう。
スクロールできます→
moto g52j 5G | OPPO Reno7 A | Redmi Note 11 Pro 5G | |
---|---|---|---|
CPU | Snapdragon 695 5G | Snapdragon 695 5G | Snapdragon 695 5G |
ストレージ RAM | 6GB+128GB | 6GB+128GB | 6GB+128GB |
SDカード | 最大1TB | 最大1TB | 最大1TB |
サイズ | 171.0×76.8×9.1 mm | 159.7×73.4×7.6mm | 164.19×76.1×8.12 mm |
重さ | 206g | 175g | 202 g |
ディスプレイ | 約6.8インチ フルHD+ (2,460x1,080) IPS液晶 リフレッシュレート 120Hz | 約6.4インチ フルHD+ (2,400×1,080)) 有機EL(AMOLED) リフレッシュレート 90Hz | 約6.67インチ フルHD+ (2,400x1,080) 有機EL(AMOLED) リフレッシュレート:最大 120 Hz |
リアカメラ | メイン:約5,000 万画素 超広角:約800万画素 マクロ:約200万画素 | メイン:約4,800 万画素 超広角:約800万画素 マクロ:約200万画素 | メイン:約1億800 万画素 超広角:約800万画素 マクロ:約200万画素 |
フロントカメラ | 約1,300万画素 | 約1,600万画素 | 約1,600万画素 |
バッテリー 充電 | 5,000mAh 15W TurboPower チャージ対応 | 4,500mAh USB Power Delivery2.0 (18W) | 5,000mAh 67Wターボチャージ |
生体認証 | 側面 指紋認証 顔認証 | ディスプレイ指紋認証 顔認証 | 側面 指紋認証 顔認証 |
おサイフケータイ | あり | あり | あり |
5G対応 | あり | あり | あり |
SIM | nanoSIM+eSIM ※nanoSIMは1枚まで | nanoSIM+eSIM ※nanoSIMは2枚可 | nanoSIM+eSIM ※nanoSIMは1枚まで |
防水・防塵 | IP68 | IP68 | IP53(防滴レベル) |
スピーカー | モノラルスピーカー イヤホンジャックあり | モノラルスピーカー イヤホンジャックあり | デュアルスピーカー イヤホンジャックあり |
価格 (公式ストア) | 39,800円 | 44,800円 | 44,800円 |
発売日 | 2022年06月03日 | 2022年06月23日 | 2022年05月30日 |
正直な感想としては、価格もスペックも横並びで、好みで選んでしまって良いレベルです。
その中でも違いを挙げてみましょう。
▼moto g52j 5G▼
- 他の2機種より5千円安い
- ディスプレイは有機ELではなく液晶
- 純正のAndroidに近いUI
▼OPPO Reno7 A▼
- nano SIMを2枚挿せる、かつ、eSIMにも対応
- リフレッシュレートは90Hzどまり
▼Redmi Note 11 Pro 5G▼
- ディスプレイが有機EL・120Hzでほぼフルスペック
- 67Wの急速充電に対応
- デュアルスピーカー
- 防水は防滴レベルどまり
Redmi Note 11 Pro 5Gが少しだけリードしているように見えますが、防水は「防滴」レベル。
moto g52j 5Gは価格が5千円ほど安く、純正のAndroidに近いユーザーインターフェースを採用しています。
OPPO Reno7 Aの「ColorOS」、Redmi Note 11 Pro 5Gの「MIUI」は少しクセがあります。
エントリーモデル「moto g32」「moto g13」も発売!
また、2022年9月にはエントリーモデルながら基本的な性能を網羅した「moto g32」も発売しています。
さらに2023年4月には、1万円台で購入できる「moto g13」も発売しました。
2023年6月、後継モデルも登場!
2023年6月には、moto g52j 5Gの後継モデルに位置づけられる「moto g53j 5G」も発売しています。
どちらかというと上記「moto g13」の強化版といったスペック。
格安端末として、大ヒットする可能性を秘めた、充実のスペックです。
まとめ
moto g52j 5Gは、現状のミドルレンジのスマホの中では、絶妙なバランス感を持っています。
スペックも機能も大きな穴がなく、選びやすい端末です。
尖ったスマホよりも、使い勝手や実用性にこだわりたいという方は、ぜひ検討してください。
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