ゴリラ
2022年6月23日、OPPO Reno7 Aがau、UQモバイル、ワイモバイル、楽天モバイルから発売されました。
全部盛りスペックが魅力の、Reno Aシリーズ最新モデルです。
「最高傑作」という触れ込みで、発売前もかなりハードルを上げていたので、期待して待っていた方も多いのでは。
本記事では、OPPO Reno7 Aの注目ポイント、微妙なところを、ユーザーの評判を交えつつ解説していきます。
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目次
OPPO Reno7 Aの4つの注目ポイント
OPPO Reno7 Aは、流行りのど真ん中をいく角ばったフラットなデザインを採用しています。そこが最大の魅力ですね。
スペックに大きな穴はなく、誰もが満足できる仕上がりです。ただし特筆すべき長所もないため、過度な期待は禁物です。
注目ポイントをまとめると以下の4点です。
- デザインは角ばってる。iPhoneっぽい?
- 「ディスプレイ上での指紋認証」に対応
- ディスプレイは「液晶」から「有機EL」へ変更
- CPUは「Snapdragon 695」を搭載(他と横並び)
デザインは角ばってる|iPhoneっぽい?
Reno7 Aは、流行りのフラットデザインを採用。
iPhoneが角ばったデザインに変更されてからというもの、Androidでもこのデザインが増えています。
側面がラウンドしたReno5 Aが、今となっては少し古く感じるので、このデザインの変更は良いですね。
背面は指紋が付きにくいサラッとした質感です。
Reno7A来ました!!! 質感良い#Reno7A pic.twitter.com/m4e3zoXq11
— kazunomomose (@kazunomomose) June 18, 2022
並べてみると、iPhoneを意識しているのがわかりますね。
「ディスプレイ上での指紋認証」に対応
Reno7 Aでは、ディスプレイ上での指紋認証に対応しました。
前作のReno5 Aでは、背面の物理センサーでの指紋認証でしたが、Reno7 Aではディスプレイ上のセンサーに変更されています。
使い勝手は背面の指紋センサーの方が良いと感じる方も少なくないかと思います。
実際に使ってみたところ、認証の精度はいい感じでした。
ディスプレイは「液晶」から「有機EL」へ変更
Reno7 Aでは90Hzのリフレッシュレートに対応した、6.4インチの有機ELディスプレイが採用されています。
▼Reno7 Aのディスプレイの仕様▼
- 6.4インチ 有機EL AMOLED
- リフレッシュレート 90Hz
- フルHD+(2,400×1,080)
- 最大輝度600nit
前作のReno 5Aは液晶に後退していましたが、Reno7 Aで有機ELが復活した形です。
- OPPO Reno A⇒有機EL
- OPPO Reno 3A⇒有機EL
- OPPO Reno 5A⇒液晶
- OPPO Reno 7A⇒有機EL
リフレッシュレートは90Hzに対応します。これは前モデルから引き続きですね。
「有機EL 120Hz」を採用するミドルレンジも増えてはいますが、Reno 7Aも十分満足できる仕様です。
OPPO Reno7 A、画面えぐい綺麗。
実機見ればわかるけど、最初モックかと思ったわ pic.twitter.com/QCfp4bOFFu— よねこめ a.k.a りんご直営店🍎 (@yonekome_JP) June 16, 2022
CPUは「Snapdragon 695」を搭載|他と横並び
CPUは「Snapdragon 695」を搭載。
普段使いに十分、ゲームも軽くプレイできるレベルのものです。
正式発表前のインタビューで「Reno Aシリーズ史上、最高傑作」などの発言もあり、もう少し上のグレードのCPUが搭載される期待もありましたが、他のミドルレンジと横並びです。
前作のReno5 A(Snapdragon 765)と比べると、Reno7 Aの方が性能は少し上です。
OPPO Reno7 Aのココは微妙かも
OPPO Reno7 Aのスペックから微妙に感じるポイントをまとめてみました。
- カメラは一部スペックダウン
- ぶっちゃけOPPO Reno5 Aで良いかも
- 「3年サクサク使える」は微妙なライン
カメラは一部スペックダウン
OPPO Reno7 Aのカメラ構成は以下の通りです。
▼OPPO Reno7 Aのカメラ▼
- 広角カメラ:4,800万画素 F1.7
- 超広角カメラ:800万画素 120° F2.2
- マクロカメラ:200万画素 F2.4
4,800万画素の広角カメラに、超広角カメラ、マクロカメラを加えた3眼カメラです。
前モデルの「OPPO Reno5 A」のカメラと比較すると、いくつかスペックダウンがあり、レビュワーさんからも多く指摘されている部分ですね。
- 4Kの動画が撮れなくなった
- フルHDの240fps、60fpsも非対応(30fpsのみ)
- メインレンズは6,400万画素⇒4,800万画素にダウン
- モノクロカメラがなくなった
それにしてもReno 7Aはちょっとカメラのチューニングがまだ甘いような気もするんですよね。完全にお空飛んじゃってますし。
アップデートでこのあたり改善されることに期待。 pic.twitter.com/5fsOtIzatN— はやぽん (@Hayaponlog) June 26, 2022
ぶっちゃけOPPO Reno5 Aで良いかも
型落ちのReno5 Aが安く買えてしまうことも、Reno7 Aを買うべきか迷ってしまう理由です。
今年のミドルレンジ帯のスマホは、他社を含めて、アップデートが小粒な印象。
Reno5 AとReno7 Aのスペック差は大きくなく、どうしても型落ちのコスパに惹かれてしまいます。
スクロールできます→
項目 | Reno7 A | Reno5 A |
---|---|---|
サイズ | 約73.4 × 159.7 × 7.6mm | 約74.6 × 162.0 × 8.2mm |
重さ | 約175g | 約182g |
SoC | Snapdragon 695 5G | Snapdragon 765G |
ディスプレイ | 約6.4インチ(FHD+) AMOLED (有機EL) | 約6.5インチ(FHD+) 液晶ディスプレイ |
アウトカメラ | 広角:約4,800万画素 超広角:約800万画素 マクロ:約200万画素 4K動画撮影:× | メイン:約6,400万画素 超広角:約800万画素 マクロ:約200万画素 モノクロ:約200万画素 4K動画撮影:〇 |
バッテリー容量 | 4,500mAh(18W急速充電) | 4,000mAh(18W急速充電) |
そのうえ、Reno5 Aは絶賛値下がり中です。特に
最新にこだわらないという方は、型落ちのReno5 Aを狙ってみるのは、わりとアリです。
「3年サクサク使える」は微妙なライン
OPPO Reno7 Aは、システム劣化防止機能で「3年サクサク使える」というのを大きな売りにしています。
しかし、正直なところ、Snapdragon 695で3年は厳しそうです。
現状はサクサクですが、すごく高性能なチップではなく、人によっては長期の利用は難しいかもしれません。
また、OSアップデートを1回実施することを明言していますが、2回目以降は未定です。
「OSアップデートも3年保証」みたいに確約してくれれば、もう少し買いやすいなぁ、と感じました。
Reno7 A の「こういうのでいいんだよ」感すごいな
これでOSアップデート3年ぐらい保証してくれたらな~— 父バンド (@chichiband) June 24, 2022
OPPO Reno7 Aの価格は44,800円
OPPO Reno7 Aの価格は以下の通りです(2023年10月)。
au、UQモバイルでは早々に終売してしまいましたが、ワイモバイル、楽天モバイルでは引き続き販売されています。
カラーは、ドリームブルー、スターリーブラックの2色です。
「OPPO Reno7 A」と「Redmi Note 11 Pro 5G」を比較
コスパの良いミドルレンジ「Xiaomi Redmi Note 11 Pro 5G」と迷っている方も多いのでは。
スペックを比較してみましょう。
スクロールできます→
OPPO Reno7 A | Redmi Note 11 Pro 5G | |
---|---|---|
CPU | Snapdragon 695 5G | Snapdragon 695 5G |
ストレージ RAM | 6GB+128GB | 6GB+128GB |
SDカード | 最大1TB | 最大1TB |
サイズ | 159.7×73.4×7.6mm | 164.19×76.1×8.12 mm |
重さ | 175g | 202 g |
ディスプレイ | 約6.4インチ フルHD+ (2,400 x 1,080) 有機EL(AMOLED) | 約6.67インチ フルHD+ (2,400 x 1,080) 有機EL(AMOLED) |
リフレッシュ レート | 最大90Hz | 最大120 Hz |
リアカメラ | 広角:4,800万画素 超広角:800万画素 マクロ:200万画素 | メイン:約1億800 万画素 超広角:約800万画素 マクロ:約200万画素 |
フロントカメラ | 1,600万画素 | 約1,600万画素 |
バッテリー 充電 | 4,500mAh 18W 急速充電 | 5,000mAh 67Wターボチャージ |
生体認証 | ディスプレイ 指紋認証 顔認証 | 側面 指紋認証 顔認証 |
おサイフケータイ | ◯ | ◯ |
SIM | nanoSIM×2+eSIM ※ワイモバイル版は nanoSIM×1+eSIM | nanoSIM+eSIM |
防水・防塵 | IPX8・IP6X | IP53 (防水は防滴レベル) |
スピーカー | モノラルスピーカー イヤホンジャックあり | デュアルスピーカー イヤホンジャックあり |
価格 (メーカー) | 44,800円 | 44,800円 |
2機種の大きな違いは、以下の通りです。
▼OPPO Reno7 Aの方が優れている点▼
- 本体が軽い(175g)
- 防水・防塵性能が高い(IPX8・IP6X)
▼Redmi Note 11 Pro 5Gの方が優れている点▼
- リフレッシュレートは最大120Hzに対応
- 67Wの急速充電に対応
- ステレオスピーカーを搭載
スペックだけで判断すると、Redmi Note 11 Pro 5Gの方が優れているところが多いです。特にリフレッシュレートの差はポイントですね。
ただ、このぐらいの差であれば横並びといえる範疇です。デザインの好みで選んで良さそう。
OPPO、Xiaomiの機種というだけあって、コストパフォーマンスはどちらも優秀です。
まとめ
OPPO Reno7 Aの最も大きな買うべき理由は「デザイン」だと思います。
今年のミドルレンジはスペックが横並びなので、見た目で選んでしまって良いでしょう。
Reno7 Aは発売前にハードルを上げまくっていたので「肩透かしだった」という声もありますが、Reno Aシリーズらしいコスパ、穴のないスペックは魅力的です。
「欲しい!」と思ったら、ぜひ検討ですね。
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