ゴリラ
トースターや扇風機など、スタイリッシュ家電で有名な「BALMUDA(バルミューダ)」がスマートフォンを発売したということで話題です。
ではこのBALMUDA Phoneは実際どうなんでしょう?買う価値があるのでしょうか?
家電メーカーがスマホを発売するのは珍しいことなので、興味深いですよね。
そこでこの記事で、BALMUDA Phoneについて知っておくべきことを一通り紹介します。
この記事を読めば、BALMUDA Phoneについての正確な知識や、世間での評判などがわかるので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
正直、ほとんどの人にはおすすめできない機種で、おすすめできるとしたら「絶対周りと同じスマホを持つのはイヤだ!自分独自のスマホを持ちたい!」という人くらいです。
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目次
BALMUDA Phoneとは?発売日は?
BALMUDA Phoneは、2021年11月26日に「BALMUDA Technologies(バルミューダテクノロジーズ)」より発売されたスマートフォンです。
BALMUDA Technologiesとは、「BALMUDA(バルミューダ)」の中で作られたブランドです。そもそも「BALMUDA」も馴染みがない方もいるかと思うので以下で解説します。
BALMUDAはスタイリッシュ家電メーカー
BALMUDA(バルミューダ)は、2003年に寺尾玄さんによって創立された、日本の家電メーカーです。
扇風機の羽を二重構造にしたり、トースターにスチーム機能をつけるなど、「革新的なことをする、おしゃれで高級感のあるブランド」というイメージです。
そんなBALMUDAがなんとスマートフォンを作り、周りを驚かせました。それが本記事で紹介する「BALMUDA Phone(バルミューダフォン)」です。
なぜ家電メーカーであるBALMUDAがスマートフォンを作ったかは寺尾さんの書かれたBALMUDA Phone開発ストーリーというページで読むことができます(少し長いです)。
「20年越しの恋人」と題された上記の文をザックリまとめると、
20年ほど前にシリコンバレーではコンピューターが発明され、大盛り上がりだったけど、自分(寺尾さん)はその盛り上がりに参加できなくて悔しかった。20年越しの今、コンピューターを作ろうと思ったらスマートフォンが流行ってるのでスマートフォンを作った
という感じです(かなりザックリです)。
そんなBALMUDAが作ったスマートフォンについて以下で解説します。
BALMUDA Phoneの特徴は「小さく、曲線で、独自アプリ豊富」
BALMUDA Phoneの特徴を3つにまとめると、
- 小さくて
- 曲線で作られていて
- 独自アプリが豊富
です。
全体を通して「最近のスマートフォンって大きすぎるしどれも同じだし個性的じゃないよね?」という、反骨精神のようなものが感じられます。
以下で個別に紹介します。
6インチ時代に4.9インチのディスプレイ
BALMUDA Phoneの最初の特徴は、まず、本体サイズの小ささです。
ディスプレイサイズは4.9インチで、これは2021年現在、かなり小さい部類に入ります。
例えばiPhone 13の画面サイズは6.1インチ、iPhone 13 miniでも5.4インチです。「mini(ミニ)」と名のつくiPhoneよりも小さくて驚きです。
BALMUDA Phoneのホームページでは「画面は大きい方が便利なのは間違い無いけど、同時に手で持って使うものなので、持ちやすいサイズの方がいい」と書かれています。
確かにスマートフォンはどんどん大画面化していますが、どれも画面が大きすぎると感じる人は多く、そんな人向けのスマートフォンです。
「一ヶ所も直線がない」デザイン
BALMUDA Phoneは、とことん現在のスマホ業界に反発しています。
スマートフォンは基本的に「直線」と「平面」で構成されていますが、BALMUDA Phoneは一ヶ所も直線がなく、全て曲線で構成されています。
前面のディスプレイすらもゆったりと湾曲しています。
ホームページには「古来から人間の手は木の枝を握ったり、トマトを摘んだりしてきた。そんな自然の手に馴染むような形状を目指して作られた」と書かれています。
確かに直線、平面ばかりのスマホやガジェットは、自然とは言い難いので革新的と言えます。
世界観の統一された独自アプリが豊富
BALMUDA PhoneはAndroidスマホですが、独自のアプリをたくさん搭載しています。
外観やデザインで独自の世界観を作り出していますが、アプリでさらに「大人で」「スマートで」「他とは違う」オリジナリティを演出しています。
独自アプリは以下のものがあります。
▼BALMUDA Phone搭載の独自アプリ▼
- ホーム画面
- スケジュール
- メモ
- カメラ(料理モード)
- 計算機
- 時計
みんなが同じようなスマホを持ち、同じようなアプリを使っている時代だからこそ、独自のアプリを使うことで、他とは違う自分を演出できるかもしれません。
BALMUDA Phoneのスペックは?
BALMUDA Phoneのスペックを以下の表で紹介します。
↓左右にスクロールできます!
サイズ[幅×高さ×厚さ] | 約69mm × 約123mm × 約13.7mm |
重量 | 約138g |
ディスプレイサイズ/解像度 | 約4.9インチ/フルHD |
プラットフォーム | Android11 |
CPU | クアルコムスナップドラゴン765 |
バッテリー容量 | 2,500mAh |
対応ネットワーク | 5G/LTE/3G/GSM |
カメラ(背面/前面) | 約4,800万画素/800万画素 |
生産地 | 日本 |
スペックは全体的に「普通」という感じで、特筆すべき部分はありません。
これはいい!と思うのは「5G対応」「FeliCa対応」「ワイヤレス充電あり」という部分です。
ちょっと微妙なのは、「CPU」「カメラ」「バッテリー」などでしょうか。これらは、本体サイズがかなり小さめなので、ハイスペックな部品を組み込めない、という事情もありそうです。
とはいえ、これらは価格を考えると物足りない部分も正直あります。
BALMUDA Phoneの価格は?
BALMUDA Phoneの価格は公式サイトでSIMフリーモデルで104,800円です。カラーはBlackとWhiteの2種類です。
現在のスマートフォン市場全体から見ると、これは高級なスマホに分類されます。
最近は3、4万円程度のスマホがキャリアショップで売られており、アマゾンなどでは2万円や1万円のスマホもあります。
iPhoneやGalaxy、Xperiaなどのブランド力の高いメーカーのハイスペックモデルが10万円前後なので、BALMUDA Phoneは高級スマホと言わざるを得ません。
その割に、上記の「CPU」「カメラ」「バッテリー」などスペック的に不満な点は多いので、この10万円はデザイン代/ブランド代となります。
先に説明した独自アプリの開発に想定以上の費用がかかってしまい、それが価格に反映されているという話もあります。
BALMUDA Phoneのソフトバンクでの取り扱いは?
BALMUDA Phoneは、3キャリアの中ではソフトバンクが取り扱います。
オンラインショップでは143,280円、新トクするサポートの利用で71,640円で購入できます(2年後に返却の必要があります)。
新トクするサポートについては以下の記事をどうぞ。
BALMUDA Phoneの製造は京セラ
BALMUDA Phoneは国内メーカーである京セラで作られています。
京セラはDIGNOやBASIOといった、auやワイモバイルで販売されるスマホを長年製造しています。
「製造が●●だからこのスマホはこうだ!」とはなかなか言い切れませんが、国内家電メーカーのBALMUDAのスマホを国内メーカーの京セラが作るということで、ザ・日本のスマホと言える仕上がりです。
BALMUDA Phoneの評判は?SNSでのレビューは?
では、BALMUDA Phoneの評判や利用者のレビューはどうでしょう?
利用者のレビューをザックリ確認したところ、残念ながら「ガッカリした」「全く値段相応では無い」という意見が大半です。
▼BALMUDA Phoneのネットでのレビュー▼
- 指紋認証の位置が変(普通は裏面の右側なのに左側だと使いにくい)
- スケジューラーが小さすぎる
- カメラの「料理モード」は美味しそうに取れない
- これが10万円は高すぎる
という反応が多かったです。
以下に一例を紹介します。
世の評価がいまいちななか、買って喜んでたのに、、、
電話したら画面真っ暗、相手が切ってたら電話代発生しないですよね汗💧
電源長押ししても起動しないんだけど、再起動ってどうするの?充電器挿すとぶぶっとふるえます。
だれかたすけて#BALMUDAPhone #バルミューダフォン pic.twitter.com/xE65Cm2aMg— golgota555 (@golgota555) November 30, 2021
決してBALMUDA Phoneの性能が低いというわけではなく、口コミ全般的に「10万円という価格にしては性能が低い」という論がメインです。
もちろん、BALMUDA Phoneを評価する口コミも見つかります。
BALMUDA Phone、2012〜2013年頃のサイズ感を現代のスペックにアップデートした印象ですわ!
N-02Eとか、あの頃の世界観が好きな人には懐かしさがあるはず。指紋認証は右手では使いにくいので、筐体中央を持つよう工夫しています。賛否両論ありますが、ゴミではないですね🤔 pic.twitter.com/UjD4klSlWb
— Skyblue (@skyblue_1985jp) December 3, 2021
どうやら、初期のiPhone 3GSの形と似ており、当時の小さくて丸みを帯びたスマホデザインが好きな人は気に入るかもしれません。
BALMUDA Phoneのいい評価は?
数々のレビュー、口コミを総合すると、BALMUDA Phoneへのポジティブな評価は以下のようになります。
▼BALMUDA Phoneへのポジティブな評価▼
- 小さくて軽い
- 独自アプリはデザインも性能もいい
- 次作以降に期待
やはり「小さくて軽い」ことには一定のニーズがあります。
また、BALMUDAは今回が初めてのスマートフォンなので、次作以降のスマートフォンに期待、との声もありました。
まとめ:BALMUDA Phoneは「他と同じがイヤ」な人におすすめ
総じて、BALMUDA Phoneがおすすめなのは他と同じは絶対イヤで、自分だけのスマートフォンを持ちたい人です。
BALMUDA Phoneのいう「みんな同じようなスマートフォンを使っている」というのはその通りなので、他人と被らないスマートフォン、という意味ではおすすめできます。
しかし正直、小型スマートフォンが欲しくて、10万円出すなら普通にiPhone 13 mini(86,800円)がおすすめです。
総合的に見て個人の好みで買うのは全く問題ないですが、一般の人にはおすすめしにくい機種かと思います。
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- 自宅受け取りなら事務手数料がかからない(3,850円お得)
- 頭金がかからない(3,000〜1万円くらいお得)
- 待ち時間がない
- 24時間契約できる
金銭的メリット(10,000円以上お得になることも!)も大きいのですが、精神的メリット(待ち時間なし、営業なし)も無視できず、普通にオススメです。
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