ゴリラ
iPad(第9世代)が2021年9月24日に発売されました。今年も最安モデルの無印iPadは、相変わらずコスパ抜群です。
第8世代からは「CPUが1世代アップデート」「ストレージが64GBに対応」など細かいところで性能アップしています。
「iPadを試してみたい」「買い替えたい」などの理由で、このiPad(第9世代)に注目している方も多いのでは。
本記事では、iPad(第9世代)の良い点・悪い点を、ユーザーの評判も交えつつ、詳しく解説します。
先に正直な結論を伝えると、iPad(第9世代)は、iPadのラインナップで断トツ安いですが、iPadに求めることは一通りできてしまいます。ほとんどの人は無印のiPad(第9世代)で満足できるはず。
イマイチな点としては「画面が奥まっていること」「Apple Pencilの書き味・充電方法」など。
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iPad(第9世代)はここが優秀|3.98万円はやっぱり安い
iPad(第9世代)は第8世代に続き、iPadに求めることは一通りできてしまいます。
Apple Pencil・Smart Keyboardが使えて、処理性能も高めときているので、クリエイター的なニーズを除き、ほとんどの人は「iPad(第9世代)でOK」と感じるはずです。
各所で「無印iPadは安い」と言われていますが、この機能・性能で3.98万円から買えるのであれば確かに安いですよね。
iPad(第9世代)が優秀だと思う点をまとめてみると以下の通り。
- CPUが優秀(iPhone 11と同じ「A13 Bionic」を搭載)
- Apple Pencilが使える
- Smart Keyboardが使える
- ストレージが増えた(最安は32GB⇒64GB)
- リセールバリューが高い
それぞれ詳しく紹介していきます。
CPUが優秀|iPhone 11と同じ「A13 Bionic」を搭載
まず、CPUが優秀です。
CPUは「A13 Bionic」を搭載。iPhone 11と同じチップで、2021年現在もゲームが快適にこなせる準ハイエンドな性能です。
Appleは低価格のモデルになると、iPhone SEでも、iPad無印でも、惜しみなくハイエンドなチップを搭載してくれています。
格安のAndroidタブレットなら2万円以下で買えることもありますが、多くの場合、動作がモッサリな端末を、ちょっと我慢して使うことになります。
その点、低価格で高品質なのは、やはりiPad(第9世代)のうれしいところですよね。
iPad 無印 第9世代 10.2インチWi‑Fiモデル 64GB シルバー 買いました🕊🕊 やーーーっとiPadデビュー◎ DAZN見て、雑誌読んで、音楽聴いて、夫はゲーム。笑 pic.twitter.com/zg76ReMxsY
— まなふぃん. (@___Mana_fiiin) October 27, 2021
Apple Pencilが使える
Apple Pencil(第1世代)にも対応しています。
Apple Pencilは第2世代が最新で、iPad(第9世代)は一世代前のApple Pencilへの対応となります。
ただ実際のところは、イラストを描くにも、ノートを取るにも普通に使えます。
書き心地は第2世代には劣るのですが、ノート・メモ・簡単なイラストなどに使うならiPad(第9世代)で問題なしです。
まず「Apple Pencilが使える」という点が大きいですね。
iPad第9世代.Adobefresco
初めてタブレットで絵を描いた。こんなことまでできるんだな pic.twitter.com/7uZTmq3Hhb
— ryu (@ryu_living) September 27, 2021
Smart Keyboardが使える
Smart Keyboardにも対応しています。iPadから給電して充電要らずで使えるキーボードです。iPadを使って簡単な文書作成ができます。
よく「iPadはパソコンの代わりにならない」とも言われますが、ライトな文書作成が中心ならiPadで事足りるのも事実です。
むしろ文書をササっと書きたい人には、気軽に取り出せて間髪入れずに書き始められるiPadはベストな選択になりそうです。
iPad 第9世代が届きました。
ずっとminiだったので、ひさびさの通常サイズ。
キーボードが入力しやすくて感動 pic.twitter.com/33waP3F7dy— ayakirin (@ayakirin) October 16, 2021
ストレージが増えた|最安は32GB⇒64GB
ストレージは64GBと256GBの2種類から選べます。第8世代からストレージが増量されています。
- iPad(第9世代):64GBと256GBが選べる
- iPad(第8世代):32GBと128GBが選べる
第8世代の最安モデルは容量が32GBで、システムデータやOSアップデートの容量を考えると、実質は20GBほどしか使えませんでした。
第8世代では容量が少なすぎて最安モデルは選べないと判断する人も少なくないようでしたが、第9世代の64GBであれば上手くやりくりできる人もいると思います(少なめなのは間違いないですが)
やっと無印iPadの64GBモデル出たのか
てかこれは欲しいなぁ
前までは32GBだったから微妙だったけどこれならアリ pic.twitter.com/nmlFpG79OE— ふゆりんご🍎fyur1ngo (@fyur1ngo) September 27, 2021
リセールバリューが高い
これはスペック以外の話になるのですが、リセールバリューが高いのも地味にポイントですね。
買った後に「やっぱ要らないかも」となった時に、メルカリなどで高い価格で売却できます。
「iPad(第8世代)」は、執筆時点で発売から1年以上経っていますが、メルカリを見てみると中古で3~4万円ほどで売れています。
しばらく使ってみて結局あんまり使わなかった時に手放しやすいというのもiPadの大きなメリットです。
▼32GBの美品であれば3~4万円ほででわりとすぐに買い手が付いている模様です
iPad(第9世代)のイマイチなところ
iPad(第9世代)の優秀なところを紹介してきましたが、「ここはイマイチかも…」と感じる点もいくつかあります。
- 画面が奥まってる
- Apple Pencilの書き味はProに劣る
- Apple Pencilの充電がやっぱりダサい
イマイチな点としては、画面が少し奥まって見えること、Apple pencilの書き味・充電方法が上位端末に劣ることなどが挙げられます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
画面が奥まってる
まず、画面が少しガラスの下に奥まっているということです。
ガラスと液晶の間に少しスキマがあり、iPad Proなどに比べるとガラス越しに見てる感は強いです。
iPad Proなどの上位端末は、ガラスと液晶を密着させたフルラミネーション加工がなされています。
一方で、iPad(第9世代)については、ガラス越しに画面をタップしたり、見たりしている独特の感じがあるので、その点は理解が必要ですね。
▼フルラミネーションあり・なしの比較に関するツイート
需要あるかわからないけどiPad PROと廉価版iPadのディスプレイの大きな違いはタッチパネルと液晶画面の間の隙間の広さだと思う。(フルラミネーションかそうじゃないか)
反射防止とかは微々たる差でしょう。(1枚目 PRO 2枚目 廉価版) pic.twitter.com/XBV9KAcT9I— 騒音さわね@V準備中のニコ生12周年 (@SaWaNetunes) April 17, 2017
Apple Pencilの書き味はProに劣る|普通に書けるけど
Apple Pencilの書き味としては、Proに比べるとわずかに筆跡が遅れてくる感じがあります。
もちろん実用的なレベルですが、Proと比べてしまうと明らかに違いはあります。
どこで差が生まれているかと言えば以下の3点です。
- Apple Pencilの世代が一つ古い
- 画面の書き換え速度がProに劣る
- ディスプレイが奥まってる(ガラスの上に書いてる感覚)
こうして挙げてみると、Apple Pencil周りではけっこう差がありますね。
もちろんiPad(第9世代)でも、ノートも普通に取れるし、イラストも普通に書けます。
道具としては十分だけど、Proの気持ち良さには敵わないという感じです。
Apple Pencilの充電がやっぱりダサい
充電はLightning端子にぶっさす方式です。
ProやAirなどが側面にマグネットでピタッとつけて、スマートに充電できるのに比べると、やはり不便で不格好です。ここは我慢するしかないですね。
ジョブズが存命だったら張り倒されてたであろう、Apple Pencil充電の姿 pic.twitter.com/ACw7LuCqaM
— 農奴ホルケゥ@Tiamat鯖 (@horkew15) August 25, 2021
▼ちなみにマグネット付きのグリップを使うと、端末にくっつけることはできます。充電こそできませんが、紛失防止には役立ちます。
iPad(第9世代)の価格|Apple・ドコモ・au・ソフトバンク
iPad(第9世代)のApple、キャリアでの販売価格は以下。
↓左右にスクロールできます!
Wi-Fi + Cellularモデル | Wi-Fiモデル | |||
---|---|---|---|---|
64GB | 256GB | 64GB | 256GB | |
Apple | 56,800円 | 74,800円 | 39,800円 | 57,800円 |
ドコモ | 60,984円 | 81,576円 | ー | ー |
au | 58,320円 | 76,320円 | ー | ー |
ソフトバンク | 63,360円 (31,680円) | 84,240円 (42,120円) | ー | ー |
ちなみに、「Wi-Fi + Cellularモデル」と「Wi-Fiモデル」の違いは以下の通りです。
▼Wi-Fi + Cellularモデル
Wi-Fiに加え、キャリアと契約して携帯電話回線での通信が可能
▼Wi-Fiモデル
Wi-Fi環境のみでインターネットが使える
キャリアでは、Wi-Fi + Cellularモデルのみの取り扱いとなります。
Wi-Fi + Cellularモデルについても、価格はApple公式が安いですが、実はあえてキャリアで購入するメリットも実はあります。
キャリアでiPadを購入するメリットはコレ
キャリアでiPadを購入するメリットは以下の通り。
▼ソフトバンク
トクするサポート+で負担額31,680円~で安く買える
▼ドコモ・au・ソフトバンクでiPadを買うメリット
通信プランの契約とセットで購入できる
ソフトバンクでは、トクするサポート+で31,680円から購入できるのがメリット。2年後の機種返却を条件に半額まで負担額を軽減できます。
ドコモでは「データプラス(月額1,100円)」というタブレット専用プランがあり、スマホのデータ容量をiPadにシェアできます。
auでも「タブレットプランライト 5G/4G(月額1,100円)」というスマホとタブレットでデータシェアできる専用プランあり。
ソフトバンクも同様に「データシェアプラン」があります。
Wi-Fi + Cellularモデルを買うなら、携帯電話回線は契約することになるはずなので、キャリアでのセット購入はぜひ検討ですね。
ちなみに:キャリアでiPadを買うならオンラインショップがおすすめ
キャリアでiPadのCellularモデルを検討しているのであれば、オンラインショップがおすすめです。
- 事務手数料がかからない(ドコモ、ソフトバンク)
- 店舗よりも在庫が豊富
- 来店不要・待ち時間がない
金銭的メリットだけでなく、時間的なメリットや、外出を避けられるという点もおすすめできる理由です。
少しでもお得に、かしこく契約したいと思っている人は、ぜひオンラインショップで手続きしてみてください。