ゴリラ
実はiPadには4種類あることをご存知でしょうか?
いざ「iPadを買うぞ!」と思っても、いったいどのiPadを買えばいいのかわかりません。
事前にiPadの種類や用途についてよく理解しておけば、失敗することはありません。この記事で、4種類のiPadの特徴や、おすすめする人についてわかりやすくまとめているので、ぜひ参考にしてください。
- iPad Pro:仕事でガシガシ使う人
- iPad Air:Proと無印の中間くらいのスペック、上位のアクセサリ類が使える
- iPad(無印):仕事には使わず、動画やマンガ閲覧メインの人
- iPad mini:持ち運んで使うことが多い人
いままでに一度もiPadを買ったことがない人は、最安で買えるiPad(無印)がおすすめです。
正直スマホはアフィリエイトプログラムに参加しています(メディアポリシー)。
目次
iPadは4種類【Pro、Air、無印、mini】
2023年現在、iPadは4種類発売されています。
▼4種類のiPad▼
- iPad Pro:スペックも価格も高い。仕事で使う人向け
- iPad Air:Proよりは控えめな価格と性能。無印よりは仕事向け
- iPad (無印):最も価格が安いiPad。動画、漫画、雑誌などに最適
- iPad mini:片手で使えるので、持ち運び用に便利
各iPadの詳しい説明については後述します(上記リンクから飛べます)。
iPadには「Wi-Fiモデル」と「セルラーモデル」がある
前提知識として、全てのiPadには「Wi-Fiモデル」と「Wi-Fi+Cellularモデル(セルラーモデル)」があります。
Wi-Fiモデルには、SIMを差し込むスロットがないので、Wi-Fi環境がないとインターネットにつながりません。
セルラーモデルはSIMを差し込めば、iPad単体で通信できます。Wi-Fiももちろん使えます。
Appleストアや家電量販店などではどちらも販売されていますが、ドコモ、au、ソフトバンクではセルラーモデルしか販売されていません。
Wi-Fiモデルの方が、1万円前後、価格が安いです。
iPadにもストレージ(容量)がある
iPadにも、iPhoneと同じように本体容量(ストレージ)が設定されています。
一番古いiPadでは16GBで、最新のiPad Proでは2TB(2テラバイト=2,000GB)まであります。
各iPadで2〜4種類のストレージが選べ、ストレージが大きいほど価格が高いです。
節約したいのであれば小さい容量、たくさん使いたいなら大きい容量を選びましょう。
iPhoneと同様に、あとでSDカードなどで容量を増やすことはできません。
自分の使い方を考えて、購入する際に最適な容量を選びましょう。「迷ったら1つ上の容量」を選ぶのがおすすめです。
iPad Pro【仕事でガシガシ使う人におすすめ】
もし、iPadを「仕事用」として購入するつもりの方は、iPad Proがおすすめです。
大画面かつ、高性能なCPUなので、どんな仕事でもスペック不足を感じることはありません。
Apple純正の「Magic Keyboard(マジックキーボード)」が使えるので、パソコンのような使い方もできます。
また「Apple Pencil(第2世代)」にも対応しており、4機種の中で最もなめらかな書き心地を体験できます。
ただ、価格が他のiPadよりも高く、最新のiPad Pro 12.9インチ第6世代は、17万円以上します。
動画編集やイラストなど、高負荷の作業でなければ、iPad Airでも十分に仕事で使えます。
ちなみに現行のiPad Proには2つのサイズがあります。
- iPad Pro 12.9インチ(第6世代) 2022年
- iPad Pro 11インチ(第4世代) 2022年
また、Proモデルは型落ち機種でも十分すぎるほどスペックが高いので、中古などで見かけたら購入を検討するのもアリです。
iPad Proがおすすめなのは「ガッツリ仕事で使う人」
- イラストや動画編集など、仕事でガッツリ使う人
- できるだけ大画面のiPadがいい人
- Magic Keyboardが使いたい人
- お手頃価格のiPadが欲しい人
iPad Air【Proと無印の中間くらいの性能】
正直、iPad AirとiPad(無印)は、差別化が難しく、性能が近いです。
「Air(エアー、空気)」って名前つけるくらいだから、軽いんでしょ!?
と思うかもしれませんが、実はそうでもありません。
- iPad Air(第5世代、10.9インチ):462g 92,800円〜
- iPad(第10世代、10.9インチ):481g 68,800円〜
iPad(無印)の最新機種と比べると確かに軽いですが、その差は20gのみ。
「軽い=持ち運びしやすい」ということを想定しているのであれば、293gのiPad miniの方が圧倒的に軽いです。
iPad Airは、iPad ProとiPad(無印)の中間くらいの性能と価格のiPadと考えるとわかりやすいです。
ちなみにiPad Airは10.9インチの1サイズです。
- iPad Air(第5世代) 2022年
iPad Airがおすすめなのは「上位のアクセサリ類が使いたい人」
iPad AirがiPad(無印)よりも優れているポイントは以下。
- Mac(パソコン)でも使われている「M1チップ」を搭載
- 第2世代のApple Pencil、Magic Keyboardが使える
- フルラミネーションディスプレイを採用
中でも個人的に重要だと思うのが、Airなら上位アクセサリが使えること。
▼iPad AirとiPad無印の対応アクセサリ▼
- iPad Air(第5世代)
– キーボード:Magic Keyboard、Smart Keyboard Folio
– ペンシル:Apple Pencil(第2世代) - iPad(第10世代)
– キーボード:Magic Keyboard Folio
– ペンシル:Apple Pencil(第1世代)
Magic Keyboard FolioよりもMagic Keyboard、Apple Pencilも第1世代よりは第2世代の方が上位という位置づけです。
このあたりのこだわりがなければ、iPad(無印)で良いかと思います。
- Proを買うほどではないが、iPad(無印)では少し物足りない人
- Magic Keyboard、Apple Pencil(第2世代)が使いたい人
- 大画面で動画やマンガを楽しみたい人
- 動画編集など高負荷な作業をたくさんしたいならiPad Pro
- もっと安い機種がいいならiPad(無印)
iPad(無印)【(一応)最安ラインナップ】
ここまでの「iPad Pro」と「iPad Air」は、しきりに「仕事で使う」と書いてきました。
一方でiPadは「動画、映画、マンガ、雑誌、SNS、インターネット、ゲーム」など、コンテンツを消費するために使う方も多く、その場合はiPad(無印)で十分です。
これまで無印のiPadは、比較的手の出しやすい価格(4万円台から。2022年夏より前は、3万円台で買えた!)で、普通におすすめできました。
しかし、2022年に発売したiPad(第10世代)では、ドカッと値上がりし、気軽に買える価格ではなくなってしまいました……。
- iPad(第9世代)2021年 49,800円〜
- iPad(第10世代)2022年 68,800円〜
そんな声を察してか、Appleは廉価な第9世代を引き続き、残してくれています。
価格重視であれば、第9世代のiPadをおすすめします。
iPad(無印)がおすすめな人は
iPad AirとiPad(無印)との違いは、先に説明したとおり。
仕事にも創作活動にも使わず、映画、動画、マンガなどを楽しむだけなら、iPad(無印)で不便はありません。
- お手頃なiPadが欲しい人(第9世代がおすすめ)
- とりあえずiPadを試してみたい人
- 仕事に使う予定はなく、動画や映画、ゲームを楽しみたい人
- 動画編集やイラストなど、仕事に使う予定の人
こうしてみると、iPad(第10世代)の立ち位置がすごく微妙かも……。
iPad mini【持ち運びしやすくパワーもある】
ここまでのiPadは、小さくても10インチくらいのサイズでしたが、iPad miniは8.3インチと最も小さく、他と大きく差別化しています。
片手で長時間持つことができ、カバンにも無理なく入りますし、コートのポケットにも入るくらいのサイズ感が人気です。
最新モデルは2021年に発売した第6世代です。
iPad miniがおすすめな人は
iPad miniは画面が小さいので、長時間の仕事には向いていません。
一方で、Apple Pencil(第2世代)でメモやかんたんなイラストを描く、スマホの感覚でサクッとブラウジングや読書をするのには、最適な端末と言えます。
通勤電車で使うなど、頻繁に持ち運ぶ人にもピッタリです。
- 持ち運びするため、軽いiPadが欲しい人
- 片手で持てるiPadがいい人
- ノート、メモ帳代わりにiPadを使いたい人
- 読書や動画視聴、ネットサーフィンなどがメインの人
- 大画面のiPadが欲しい人
- 仕事でガッツリ使うiPadが欲しい人
まとめ:iPad選びは「仕事で使うか」&「サイズ感」
4種類のiPadについて説明しましたが、結論は以下のようになります。
▼4種類のiPadの違い▼
- iPad Pro:仕事でガシガシ使う人
- iPad Air:Proと無印の中間くらいのスペックがいい、上位のアクセサリ類が使いたい人
- iPad(無印):仕事には使わず、動画やマンガメインの人
- iPad mini:持ち運んで使うことが多い人
基本的には「仕事で使うかどうか?」が大きな差になります。中でも「動画編集」や「イラスト」のような負荷の高い作業をするかどうかで判断していきましょう。
いままでiPadを買ったことがない人は、とりあえず「iPad(無印)」(おすすめは第9世代)を買って試してみるとよいでしょう。
またキャリアのiPhoneを使っている人は各社のオンラインストアで探してみてくださいね。お得なプランに加入できます。
ちなみに:キャリアでiPadを買うならオンラインショップがおすすめ
キャリアでiPadのCellularモデルを検討しているのであれば、オンラインショップがおすすめです。
- 事務手数料がかからない(ドコモ、ソフトバンク)
- 店舗よりも在庫が豊富
- 来店不要・待ち時間がない
金銭的メリットだけでなく、時間的なメリットや、外出を避けられるという点もおすすめできる理由です。
少しでもお得に、かしこく契約したいと思っている人は、ぜひオンラインショップで手続きしてみてください。