ゴリラ
ahamoから楽天モバイルに乗り換えを考えている方もおられるかと思いますが、ここで「ちょっと待った!」と言わせていただきたいです。
この記事では、ahamoから楽天モバイルに乗り換えるのではなく、ahamoと楽天モバイルの併用がおすすめです、ということを伝えたいと思います。
もちろん絶対に乗り換えたい!と考えている方を止めるわけではないので、参考までに読んでいってくださいね。
楽天モバイルはプラチナバンドが使えず通信が不安定な面があるので、デュアルSIM対応スマホによる、ahamoとの併用がおすすめです。
ちなみに…
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目次
ahamoから楽天モバイルに乗り換えて後悔するかもしれないこと
ahamoから楽天モバイルに乗り換えると、以下の2点が不安です。
▼楽天モバイルの不安点▼
- 屋内や地下で圏外になることがある
- 電話まわりでエラーが起きる可能性がある
屋内や地下で圏外になることがある
楽天モバイルの最大のデメリットは、電波がつながりにくいことがある点です。
これには大きく分けて2つの理由があります。
- プラチナバンドの問題
- auのパートナー回線の終了
最も重要なのが、楽天モバイルは現在「プラチナバンド」と呼ばれる、700〜900MHz帯の周波数電波を使えていません。
プラチナバンドは、屋内や地方でも繋がりやすい非常に優秀な周波数です。ドコモ、au、ソフトバンクにはあり、楽天モバイルもずっと欲しがっていますが、まだ手に入れられていません。
また「auのパートナー回線の終了」について、以前まで楽天モバイルは楽天のエリア外ではauの回線に繋がり、問題なく使えていましたが、徐々にauとの契約を終了しています。
これにより、楽天エリアだけで全てのユーザーをカバーすることになり「繋がりが悪くなった」という声が多く見られます。
最近、楽天モバイルが繋がらない時がある😡
かなり困る😨
どっかにのりかえるかな。— TAKOの森 (@tako_no_mori) March 8, 2023
「プラチナバンドがない」と「auのパートナー回線の終了」により、楽天モバイルは地下や建物内、山奥や地方エリアなどで繋がりづらいと言われています。
電話まわりでエラーが起きる可能性がある
電波問題とは別で、楽天モバイルの通話機能に関して不安な口コミも見られます。
日中長くいる職場でスマホの発着信ができないことが判明。他社回線から発信するとずっと呼び出しているがスマホは鳴らず、こちらからダイヤルしても無音のまま発信できない。使えないので無料期間を終えずに転出を決意。#楽天モバイル
ようちゃん✨ がんばろう❗️日本 (@cbyochan) March 24, 2022
一部では「着信できない、発信できない」というエラーが発生しているようです。
まだまだ安定感という点では大手3キャリアには及びません。
ちなみに僕は楽天モバイルを2年近く使いましたが、通話で不便を感じることはなく、ネットの繋がりづらさはありました。
楽天モバイルは「2回線目」で併用するのが賢い!
主に電波の問題で、現状は楽天モバイルへのメイン回線の乗り換えはおすすめできません。
ahamoから乗り換えるのであれば楽天モバイルは2回線目として契約し、ahamoと併用するのがおすすめです。
▼楽天モバイルは2回線目がおすすめな理由▼
- 予備の回線として使える
- 電話回線を2つ持てる
- Rakuten Linkで無料通話ができる
- 豊富なキャンペーンの対象になる
- 楽天市場での買い物のポイントがアップする
ここでは、スマホ2台持ちではなく、1台のスマホに2社のSIMを契約する「デュアルSIM」での運用を前提に解説します。
予備の回線として使える
楽天モバイルがうまく繋がらない時も、ahamoの回線で通信できます。
こうすることで、楽天モバイルの様々なメリットを享受しつつ、安定したドコモの通信が使えます。
また、楽天モバイルの料金はデータを使った分だけの「従量制」なので、月3GBまでに抑えられれば、ahamoの月額料金+1,078円で収めることもできます。
電話回線を2つ持てる
ahamoと楽天モバイルを併用すると、1台のスマホで電話番号を2つ持てます。
電話番号が2つあることで「仕事用」「プライベート用」に分けられたり、ahamoの5分無料通話をフル活用できます。
また、楽天モバイルには後述する「Rakuten Link」もあるので、通話料金を限りなく0に近づけることができます。
さらにSMSも2つの電話番号で受信できるので、1つのサービスに2アカウント作りたい時なども便利です。
Rakuten Linkで無料通話ができる
Rakuten Link(楽天リンク)は、楽天モバイルユーザーのみが使える無料通話アプリです。
楽天リンクはデータを使って通話する「IP電話」とも、電話番号の頭に数字をつける「プレフィックス通信」とも違います。
「RCS(リッチコミュニケーションサービス)」を利用しており、国内ではRakuten Linkしか使っていません。他社とは違うシステムで通話料が完全に0円になるので、これだけでも楽天モバイルを契約するメリットがあります。
ただしRCS方式は通信状況により音声の劣化や遅延が発生することもあります。そこで、通常の音声通話が利用できるahamoの5分無料通話が活躍します。
豊富なキャンペーンの対象になる
楽天モバイルを契約する方は、以下のように様々なキャンペーンの対象になります。
スクロールできます→
キャンペーン | 内容 |
---|---|
①誰でも 3,000ポイント | 3,000ポイント還元 |
②対象端末購入で 還元・割引 | iPhone:6,000円相当 Android:最大41,000円相当 (対象iPhone ) (対象Android ) |
③対象のiPhone・ Androidを下取り | 5,000ポイント還元 ※一部端末は 1万ポイント |
④誰かから 紹介を受けると | 3,000ポイント還元 (解説記事) |
もらえるポイントや対象機種は時期によって変わるので、
特に新しくスマホを購入したい方にとって、数万ポイントもらえるのはかなりうれしいですね。
ポイント目当てでとりあえず契約するのも十分にコスパのよい選択となります。
楽天市場での買い物のポイントがアップする
楽天モバイルを2回線目として契約するメリットのひとつが「楽天SPUのポイントアップ」です。
SPUとは「スーパーポイントアッププログラム」の略で、楽天市場での買い物時に付くポイントが、条件次第でアップしていく、というものです。
▼楽天モバイル契約によるSPU反映▼
「ダイヤモンド会員」とは、楽天カードを保有の上、過去6ヶ月間で4,000ポイント以上獲得している必要があります。
ダイヤモンド会員でなくとも+2倍になり、その他の様々な楽天サービスを契約することでSPUの倍率は増えていくので、「楽天経済圏」を活用したい方は楽天モバイルは必須と言えます。
楽天モバイルを2回線目として追加して使う方法【デュアルSIM】
楽天モバイルを2回線目として使う方法を以下の2ステップで解説します。
- デュアルSIM対応のスマホを用意する
- 楽天モバイルをeSIMで契約する
①デュアルSIM対応のスマホを用意する
スマホ1つで2キャリアを運用したい場合は「デュアルSIM」対応のスマホを用意する必要があります。
iPhoneはiPhone XS・XR以後のシリーズであればデュアルSIM対応です(iPhone Xや8、それ以前は非対応)。
Androidスマホは機種によって違いますが、だいたい2022年発売以後の機種でデュアルSIM対応スマホが増えています。
ドコモで購入されたスマホの場合、製品ページから端末を選択し、スペック詳細のSIMカードの欄に「nanoSIM+eSIM」と書かれているものは、デュアルSIMで利用できます。
また、楽天モバイルで新しい端末を購入する場合も、製品ページから端末を選択し、SIMタイプが「nanoSIM / eSIM」となっていればデュアルSIMで利用できます。
※楽天モバイルで購入する端末がahamoに対応しているかどうかは、以下の記事を参考にしてください。
②楽天モバイルを「eSIM」で新規契約する
ahamoがeSIMであれば楽天モバイルは「通常SIM」で、ahamoが通常SIMであれば「eSIM」を選択して契約しましょう。
iPhone 13以降のiPhoneであれば、eSIM+eSIMでも利用できます。
通常SIMであれば自宅に届いたSIMをスマホに挿入し、初期設定を行いましょう。
eSIMであればスマホによる本人確認などを経て楽天モバイルがスタートします。
ahamoから楽天モバイルに乗り換える方法
やはり「ahamoから楽天モバイルに乗り換えたい!」という方もいらっしゃると思いますので、乗り換え手順をカンタンに解説します。
▼ahamoから楽天モバイルへの乗り換え方法▼
- ahamoのMNP予約番号を発行する
- 楽天モバイルに申し込む
- SIMを受け取る
- 初期設定をする
①ahamoのMNP予約番号を発行する
ahamoのMNPを利用した解約ページより、MNP予約番号を発行します。
MNP予約番号とは、ahamoの電話番号を楽天モバイルで使うために必要な10桁の番号です。
MNP予約番号には15日の有効期限があります。また紛失しないようにスクリーンショットを撮ったり、メモしておくとよいでしょう。
②楽天モバイルに申し込む
氏名や住所など必要情報を入力する際に①で取得した「MNP予約番号」を入力しましょう。
プランや(購入するのなら)購入するスマホを選び、手続きを完了させましょう。
③SIMを受け取る
通常SIMの場合は、1〜3日で自宅にSIMが届きます。スマホを購入した場合は、スマホも届きます。
通常のネットショッピングの買い物と同じように受け取ることができます。
ちなみに「eSIM」を選んだ場合は、数十分〜数時間で手続きは完了します。契約後に届くメールに従い、本人確認などを済ませば、次のステップに進めます。
④初期設定をする
SIMを挿し込んだら、初期設定を行います。
SIMに同封されている説明書や、届いたメールの手順に従って手続きを完了させます。
Wi-Fiに接続していない状態でもデータ通信ができるようになれば、設定完了です。
ahamoから楽天モバイルへの乗り換えで知っておきたいこと
ahamoから楽天モバイルに乗り換える場合の注意事項など、細かい部分を解説します。
▼ahamoから楽天モバイルの乗り換えの注意点▼
- 乗り換えるのタイミング
- 乗り換えの手数料、違約金について
- スマホの残債について
ahamo→楽天モバイルへの乗り換えは月末がおすすめ
ahamoを解約した月の料金は日割りにはなりません。
月初の1日にahamoを解約しても、月額料金が満額かかってしまいます。
月初でも月末でも同料金なので、月末の方が良いでしょう。
楽天モバイルはデータの利用量で1,078〜3,278円で変動するので、月末に(例えば26日に)契約し、月内は3GB以内に収めることで、最小限の負担に抑えることができます。
乗り換えの手数料、違約金について
手数料はかかりません。
ahamoは解約、MNP転出、MNP予約番号発行に料金は一切かかりません。
また、楽天モバイルも新規事務手数料、MNP転入共に無料なので、ahamo→楽天モバイルへの乗り換えに手数料はかかりません。
スマホの残債について
ahamoやドコモで分割払いで購入した残りがまだある場合でも、楽天モバイルへの乗り換えはできます。
- 転出後も分割払いだけ払い続ける
- ドコモショップで一括支払い
また、スマホおかえしプログラム、いつでもカエドキプログラムなどの購入プログラムに入っている方は、楽天モバイルへ乗り換えたあとも分割払いを続け、所定のタイミングでドコモに端末だけ返せば、残りの支払いは免除されます。
まとめ:ahamo→楽天モバイルは乗り換えではなく、併用がおすすめ!
ahamoから楽天モバイルへの乗り換えについて解説しましたが、乗り換えよりも、併用がおすすめです。
まずはahamoを維持しつつ楽天モバイルも使い、問題なさそうであれば楽天モバイル1本にしても、遅くはありません。
ちなみに:期間限定キャンペーンも実施中
楽天モバイルでは、以下のキャンペーンを実施中です!
↓左右にスクロールできます!
キャンペーン | 内容 |
---|---|
①誰でも 3,000ポイント | 3,000ポイント還元 |
②対象端末購入で 還元・割引 | iPhone:6,000円相当 Android:最大41,000円相当 (対象iPhone ) (対象Android ) |
③対象のiPhone・ Androidを下取り | 5,000ポイント還元 ※一部端末は 1万ポイント |
④誰かから 紹介を受けると | 3,000ポイント還元 (解説記事) |
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