ゴリラ
ahamoから楽天モバイルに乗り換えを考えている人もいるかと思いますが、ここで「ちょっと待った!」と言わせていただきたいです。
この記事では、ahamoから楽天モバイルに乗り換えるのではなく、ahamoと楽天モバイルの併用がおすすめです、ということを伝えたいと思います。
もちろん絶対に乗り換えたい!と考えている人を止めるわけではありませんが、少しは参考になる部分があるはずです。
- ahamoから楽天モバイルは、乗り換えよりも併用がおすすめ
- 併用には「予備回線として使える」「Rakuten Linkで通話が完全無料になる」「キャンペーンやSPUがアップする」などのメリットがある
- まずは併用してみて、単独でもいけそうなら、ahamoを解約すれば良い
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※この記事の更新日は冒頭に記載のとおりです。最新の情報は各社公式サイトおよびオンラインショップでご確認ください。
ちなみに…
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目次
ahamoから楽天モバイルに乗り換えて後悔するかもしれないこと
ahamoから楽天モバイルに乗り換えると、以下の2点が不安です。
▼楽天モバイルの不安点▼
- 屋内や地下で圏外になることがある
- 電話まわりでエラーが起きる可能性がある
屋内や地下で圏外になることがある
楽天モバイルの最大のデメリットは、電波がつながりにくいことがある点です。
その大きな理由がプラチナバンドが使えないこと。
楽天モバイルは現在「プラチナバンド」と呼ばれる、屋内や地方でも繋がりやすい700〜900MHz帯の周波数電波を使えていません。
2023年10月、総務省は楽天モバイルへのプラチナバンドの割り当てを決定しました。
一部エリアでは24年から提供される見込みですが、広く普及するのはもう少し先になりそうです。
電話まわりでエラーが起きる可能性がある
電波問題とは別で、楽天モバイルの通話機能に関して不安な口コミも見られます。
日中長くいる職場でスマホの発着信ができないことが判明。他社回線から発信するとずっと呼び出しているがスマホは鳴らず、こちらからダイヤルしても無音のまま発信できない。使えないので無料期間を終えずに転出を決意。#楽天モバイル
ようちゃん✨ がんばろう❗️日本 (@cbyochan) March 24, 2022
一部では「着信できない、発信できない」というエラーが発生しているようです。
まだまだ安定感という点では大手3キャリアには及びません。
ちなみに僕は楽天モバイルを4年使っていますが、通話で不便を感じることはなく、ネットの繋がりづらさはありました。
楽天モバイルは「2回線目」で併用するのが賢い
ahamoから乗り換えるのであれば楽天モバイルは2回線目として契約し、ahamoと併用するのがおすすめです。
▼楽天モバイルは2回線目がおすすめな理由▼
- 予備の回線として使える
- 電話回線を2つ持てる
- Rakuten Linkで無料通話ができる
- 豊富なキャンペーンの対象になる
- 楽天市場での買い物のポイントがアップする
ここでは、スマホ2台持ちではなく、1台のスマホに2社のSIMを契約する「デュアルSIM」での運用を前提に解説します。
予備の回線として使える
楽天モバイルがうまく繋がらない時も、ahamoの回線で通信できます。
こうすることで、楽天モバイルの様々なメリットを享受しつつ、安定したドコモの通信が使えます。
また、楽天モバイルの料金はデータを使った分だけの「従量制」なので、月3GBまでに抑えられれば、ahamoの月額料金+1,078円で収めることもできます。
電話回線を2つ持てる
ahamoと楽天モバイルを併用すると、1台のスマホで電話番号を2つ持てます。
電話番号が2つあることで「仕事用」「プライベート用」に分けられたり、ahamoの5分無料通話をフル活用できます。
また、楽天モバイルには後述する「Rakuten Link」もあるので、通話料金を限りなく0に近づけることができます。
さらにSMSも2つの電話番号で受信できるので、1つのサービスに2アカウント作りたい時なども便利です。
Rakuten Linkで無料通話ができる
Rakuten Link(楽天リンク)は、楽天モバイルユーザーのみが使える無料通話アプリです。
「RCS(リッチコミュニケーションサービス)」を利用しており、国内ではRakuten Linkしか使っていません。通話料が完全に0円になるので、これだけでも楽天モバイルを契約するメリットがあります。
ただしRCS方式は通信状況により音声の劣化や遅延が発生することもあります。そこで、通常の音声通話が利用できるahamoの5分無料通話が活躍します。
豊富なキャンペーンの対象になる
現在、楽天モバイルでは以下のキャンペーンを実施しています。
スクロールできます→
キャンペーン | 乗り換え契約 | 新規契約 |
---|---|---|
①楽天モバイル を初めて契約 | 6,000ポイント | 2,000ポイント |
②対象端末購入 | iPhone:最大2万円還元 Android:最大6,000ポイント (対象iPhone ) (対象Android ) | |
③対象iPhone 購入でさらに | 6,000ポイント (端末詳細) | |
④三木谷さんの紹介ページ から申し込みで (解説記事) | 最大1.4万ポイント ※①③との併用は不可 ※2回線目OK | 最大7,000ポイント ①③との併用は不可 ※2回線目OK |
合計 | 最大3.4万円還元 | 最大2.8万円還元 |
特に新しくスマホを購入したい方にとって、数万ポイントもらえるのはかなりうれしいですね。
楽天市場での買い物のポイントがアップする
楽天モバイルを2回線目として契約するメリットのひとつが「楽天SPUのポイントアップ」です。
SPUとは「スーパーポイントアッププログラム」の略で、楽天市場での買い物時に付くポイントが、条件次第でアップしていく、というものです。
2023年12月から楽天モバイルユーザーのSPUがアップし、+4倍に(上限は2,000ポイント)。
毎日、5%還元で買い物ができるようになりました。
楽天モバイルを2回線目として追加して使う方法【デュアルSIM】
楽天モバイルを2回線目として使う方法を以下の2ステップで解説します。
- デュアルSIM対応のスマホを用意する
- 楽天モバイルをeSIMで契約する
①デュアルSIM対応のスマホを用意する
スマホ1つで2キャリアを運用したい場合は「デュアルSIM」対応のスマホを用意する必要があります。
iPhoneはiPhone XS・XR以後のシリーズであればデュアルSIM対応です(iPhone Xや8、それ以前は非対応)。
Androidスマホは機種によって違いますが、だいたい2021年発売以後の機種でデュアルSIM対応スマホが増えています。
ドコモで購入されたスマホの場合、製品ページから端末を選択し、スペック詳細のSIMカードの欄に「nanoSIM+eSIM」と書かれているものは、デュアルSIMで利用できます。
また、楽天モバイルで新しい端末を購入する場合も、製品ページから端末を選択し、SIMタイプが「nanoSIM / eSIM」となっていればデュアルSIMで利用できます。
※楽天モバイルで購入する端末がahamoに対応しているかどうかは、以下の記事を参考にしてください。
②楽天モバイルを「eSIM」で新規契約する
楽天モバイルのホームページから「新規契約」で申し込みをしましょう。
ahamoがeSIMであれば楽天モバイルは「通常SIM」で、ahamoが通常SIMであれば「eSIM」を選択して契約しましょう。
iPhone 13以降のiPhoneであれば、eSIM+eSIMでも利用できます。
通常SIMであれば自宅に届いたSIMをスマホに挿入し、初期設定を行いましょう。
eSIMであればスマホによる本人確認などを経て楽天モバイルがスタートします。
ahamoから楽天モバイルに乗り換える方法
やはり「ahamoから楽天モバイルに乗り換えたい!」という人もいらっしゃると思いますので、乗り換え手順をカンタンに解説します。
▼ahamoから楽天モバイルへの乗り換え方法▼
ahamoのMNP予約番号を発行する→ MNPワンストップで不要に- 楽天モバイルに申し込む
- SIMを受け取る
- 初期設定をする
ちなみに、2023年春から、ahamo、楽天モバイルはともに「MNPワンストップ」に対応し、「1 ahamoのMNP予約番号を発行する」が不要になりました。
②楽天モバイルに申し込む
楽天モバイルに「MNP乗り換え」で申し込みをします。
プランや(購入するのなら)購入するスマホを選び、手続きを完了させましょう。
③SIMを受け取る
通常SIMの場合は、1〜3日で自宅にSIMが届きます。スマホを購入した場合は、スマホも届きます。
ちなみに「eSIM」を選んだ場合は、数十分〜数時間で手続きは完了します。契約後に届くメールに従い、本人確認などを済ませば、次のステップに進めます。
④初期設定をする
SIMを挿し込んだら、初期設定を行います。
SIMに同封されている説明書や、届いたメールの手順に従って手続きを完了させます。
ahamoから楽天モバイルへの乗り換えで知っておきたいこと
ahamoから楽天モバイルに乗り換える場合の注意事項など、細かい部分を解説します。
▼ahamoから楽天モバイルの乗り換えの注意点▼
- 乗り換えるのタイミング
- 乗り換えの手数料、違約金について
- スマホの残債について
ahamo→楽天モバイルへの乗り換えは月末がおすすめ
ahamoを解約した月の料金は日割りにはなりません。
月初の1日にahamoを解約しても、月額料金が満額かかってしまいます。
月初でも月末でも同料金なので、月末の方が良いでしょう。
楽天モバイルはデータの利用量で1,078〜3,278円で変動するので、月末に契約し、月内は3GB以内に収めることで、最小限の負担に抑えることができます。
乗り換えの手数料、違約金について
ahamo、楽天モバイルともに手数料はかかりません。
スマホの残債について
ahamoやドコモで分割払いで購入した残りがまだある場合でも、楽天モバイルへの乗り換えはできます。
- 転出後も分割払いだけ払い続ける
- ドコモショップで一括支払い
また、スマホおかえしプログラム、いつでもカエドキプログラムなどの購入プログラムに入っている人は、楽天モバイルへ乗り換えたあとも分割払いを続け、所定のタイミングでドコモに端末だけ返せば、残りの支払いは免除されます。
まとめ:ahamo→楽天モバイルは乗り換えではなく、併用がおすすめ!
ahamoから楽天モバイルへの乗り換えについて解説しました。結論、乗り換えよりも、併用がおすすめです。
まずはahamoを維持しつつ楽天モバイルも使い、問題なさそうであれば楽天モバイル1本にしても良いでしょう。
ちなみに:期間限定キャンペーンも実施中
楽天モバイルでは、以下のキャンペーンを実施中です!
↓左右にスクロールできます!
キャンペーン | 乗り換え契約 | 新規契約 |
---|---|---|
①楽天モバイル を初めて契約 | 6,000ポイント | 2,000ポイント |
②対象端末購入 | iPhone:最大2万円還元 Android:最大6,000ポイント (対象iPhone ) (対象Android ) | |
③対象iPhone 購入でさらに | 6,000ポイント (端末詳細) | |
④三木谷さんの紹介ページ から申し込みで (解説記事) | 最大1.4万ポイント ※①③との併用は不可 ※2回線目OK | 最大7,000ポイント ①③との併用は不可 ※2回線目OK |
合計 | 最大3.4万円還元 | 最大2.8万円還元 |
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