ソフトバンクから「Google Pixel 4」「Google Pixel 4 XL」が10月24日に発売となります。
「星空が撮れる」というAIカメラ、Soliレーダーによるジェスチャー操作など、Googleならではのソフトウェアの強みを盛り込んだスマホです。
カメラにこだわる人や、最先端を体験したい人はぜひ購入を検討したい一台です。
でもいざ購入となると、
「実際どれほどの写真が撮れるの?」
「新機能の詳細はどうなってる?」
などは気になるところだと思います。
そこで本記事では、
- Pixel 4の新機能の詳細
- Pixel 4で実際に撮影した写真
などを紹介していきます。Google Pixel 4は自分にとって買いのスマホなのかを見ていきましょう。
※当記事の情報は執筆時点での情報です。最新情報の提供に努めてはいますが、契約時には必ず公式サイトにてご確認ください。
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ちなみに…
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目次
カラーは3色。新色にオレンジを追加
カラーは、「Just Black」「Clearly White」「Oh So Orange」の3色です。
Pixel 3であった「Not Pink」がなくなり、新たにオレンジが追加されています。
Google Pixel 4 XL
ああそうオレンジ pic.twitter.com/1Mty5YLibQ— inさん (@Index_0000) October 21, 2019
サイズは以下の2種類。
- Pixel 4:5.7インチディスプレイ
- Pixel 4 XL:6.3インチディスプレイ
注目のカメラ性能をチェック
Pixcel 4では、GoogleならではのAIの画像処理によるカメラ機能に加え、カメラレンズ自体の進化も加わり、撮れる写真の質がPixcel 3から進化しています。
Pixcel 4のカメラはどこが進化したのか、詳しく見ていきましょう。
望遠レンズを追加。「デュアルカメラ」になった
Pixcel 4では、望遠カメラを追加し、デュアルレンズカメラとなっています。
Pixcel 3までは、AIによる画像処理により、メインレンズ一つで、超解像ズーム、夜景モード、HDR+などあらゆる撮影をまかなう、というのが特徴でした。
他社のスマホがレンズの数を2つ、3つと増やす中で、Google Pixcelは「カメラの賢さ」だけで勝負していた感じです。
Pixcel 4では、AIの強みに加え、新たに望遠カメラを追加して、他社のスマホと同様にレンズ自体も強化してきています。
これにより「ズーム」や「ポートレート」の質は大きく向上しています。
「一眼のレンズで」というコンセプトは弱くなりましたが、撮影能力は大幅な進化しています。
夜景モードは、星空まで撮れる
夜景モード(Night Sightモード)は、Pixcel 3から大きく進化しています。明暗のある夜景でも「黒つぶれ」や「白飛び」をおさえた撮影が可能です。
Night shots taken from the Google Pixel 4.#google #Pixel4 #Android10 #PIXEL4XL pic.twitter.com/XhwUeUT42J
— Mukul Sharma (@stufflistings) October 1, 2019
Pixcel 4の夜景モードでは、最大4分までの長時間露光に対応しています。4分露光すると、星空まで撮影できるとのこと。
4分となると手持ちは厳しく三脚が必須ですが、「旅先などで記念に1枚」などには良さそうですね。
Google Pixel 4 vs Huawei P30 Pro at night. First two are Pixel. The first for each is night mode off and the second is night mode on. pic.twitter.com/4Zg5wgxsO1
— Joe Carey (@JosephMarkCarey) October 16, 2019
こちらは、カメラ最強スマホこと「HUAWEI P30 Pro」との撮影比較です。同じくらい明るく撮れている感じです。
- 左上:Pixel 4(ナイトモードオフ)、右上:Pixel 4(ナイトモードオン)
- 左下:P30 Pro(ナイトモードオフ)、右下:P30 Pro(ナイトモードオン)
Google Pixel 4 vs Huawei P30 Pro at night. First two are Pixel. The first for each is night mode off and the second is night mode on. pic.twitter.com/4Zg5wgxsO1
— Joe Carey (@JosephMarkCarey) October 16, 2019
Pixel 4のオフ⇒オンの写真を比較して見ると、ナイトモードの威力も見て取れますね。
デュアルレンズで「ポートレート」も進化
デュアルカメラになったことでポートレートモードも進化しています。
ポートレートモードは背景をボカしつつ、被写体をクッキリと撮影するモードです。一眼レフで撮ったようなプロっぽい写真を撮ることができます。
Some early portrait mode samples taken on the Pixel 4. It will now work even if the photographer is standing further back. #madebygoogle pic.twitter.com/NSo31zvxmo
— Michael Josh (@michaeljosh) October 15, 2019
Pixel 3では、AIと画像処理のみでポートレートを実現していました。
Pixel 4では、デュアルカメラで奥行きを認識できるようになり、ポートレートの精度がさらにアップしています。
より背景と被写体を切り分けた撮影が可能になっています。
Pixel 3の時点でかなりの完成度だったので、このポートレートの進化は期待大ですね。
望遠カメラで「ズーム」もクッキリ
望遠レンズを追加し、ズームの画質がアップしています。8倍までのズームが可能です。
下の写真はPixel 4の8倍ズームで撮ったものです。左が1倍、右が8倍ですね。8倍ズームでもかなりキレイに撮れています。
Testing Pixel 4’s new 8x zoom. Can you believe a cellphone took these? #pixel4 pic.twitter.com/ej9hhAH5J7
— TechLead (@techleadhd) October 18, 2019
Pixel 3ではズームは全て「デジタルズーム」でした。
デジタルズームは元の画像の一部を切り出して引き伸ばすだけなので、高倍率になると画質の劣化が目立ちます。4~5倍になるとかなり荒れてきて厳しい感じです。
一方でPixel 4は、画質劣化のない光学ズームを組み合わせた「ハイブリッドズーム」です。画質の劣化をおさえて8倍までズームができるようになりました。
ズームでもけっこうクッキリ撮影できます。
モーションセンスを搭載:日本は2020年春まで非対応
Pixel 4では新たに、ディスプレイの前での手の動きでスマホを操作できる「モーションセンス」という機能を搭載しています。
手を払う動作などで、音楽の切り替え、ページのスクロール、電話の受信といった操作が可能です。
Google Pixel 4 Motion Sense in action @madebygoogle #madebygoogle #motionsense #Pixel4 pic.twitter.com/Kf4AdMvxBD
— GadgetsBoy (@GadgetsBoy) October 15, 2019
Pixel 4ではポケモンとコラボしたアプリを搭載し、「画面内のポケモンをなでる」といった機能も実現しています。
Google Pixel 4 motion gesture demo feat. our good pal Eevee! pic.twitter.com/4AZSrPPXYg
— James || BOO👻ingBOO🎃ing (@jgoesboingboing) October 16, 2019
ただし、このモーションセンス、日本では2020年春まで対応しません。
モーションセンスでは「Soliレーダー」というものを使用しています。日本で非対応の理由は、このレーダーの周波数60GHzに日本の電波法の制度整備が追い付いていないという話のようです。
ちなみに海外版では、発売時よりモーションセンスが利用できます。
目玉機能の一つが使えないというのはかなり残念なところですね。来春の対応に期待という感じですね。
Pixel4のモーションセンス
画期的だが日本で使えるのは来春から
役所の規制緩和が間に合わないからだそうだ
この帯域の利用でも問題ないことがこの夏にわかったが、これを認めるための手続きに来年の春までかかるとのこと
日本が世界に取り残されて行く理由がよくわかるhttps://t.co/8cbZHK7IDZ— 古賀茂明@フォーラム4 (@kogashigeaki) October 20, 2019
ボイスレコーダーから文字起こしができる
Pixel 4からは標準アプリとして、ボイスレコーダーが追加されます。
このボイスレコーダーでは、録音時にリアルタイムで音声を文字起こしをしてくれる機能を搭載しています。オフラインで利用できるというのも便利なところです。
文字起こし機能により、録音データを、あとから単語検索するといった頃も可能になっています。
会議や講義の録音で便利に利用していけそうですね。
ただし、この文字起こしの機能ですが、現状は英語のみ対応となっています。
いずれ多言語に対応するとのことですが、日本語に対応するかは今のところは不明です。
Pixel4のオフラインボイスレコーダー
&自動文字起こしが日本語対応したら
インタビューが超楽になるな…— ダイヤ監督 (@Daiya_tairiku) October 16, 2019
便利な機能なので、ぜひ日本語対応に期待したいところです。
ワイヤレス充電に対応
Pixel 4で気になっていたのは、ワイヤレス充電に対応しているかだったけど、引き続き搭載されていました。
— しゃむ (@shamu_pon) October 15, 2019
Pixcel 4はワイヤレス充電に対応しています。Qi規格のワイヤレス充電器があれば、ワイヤレスで充電ができます。
純正のワイヤレス充電器(Pixel Stand)はGoogleのオンラインストアから購入可能です。
価格は9,504円と高価ですが、デザインはすごく良いので気になる方は購入を検討してみると良いですね。
Pixel 3との比較
前モデルのPixel 3から、どのスペックが進化したのか気になっている方もいるかと思います。
Pixel 3とのスペックの比較を見ていきましょう。
Pixel 4 | Pixel 4 XL | Pixel 3 | Pixel 3 XL | |
---|---|---|---|---|
CPU | Snapdragon 855 | Snapdragon 845 | ||
メモリ | 6GB | 4GB | ||
ストレージ | 64GB/128GB | |||
カメラ | 標準 1220万画素 +望遠 1600万画素 | 標準 1220万画素 | ||
イヤホンジャック | なし | |||
防水・防塵 | IP68 | |||
ディスプレイ | 5.7インチ 有機EL 1080×2280 | 6.3型 有機EL 1440×3040 | 5.5型 有機EL 1080×2160 | 6.3型 有機EL 1440×2960 |
SIM | nanoSIM+eSIM | nanoSIM | ||
サイズ | 147.1mm ×68.8mm ×8.2mm | 160.4mm ×75.1mm ×8.2mm | 145.6mm ×68.2mm ×7.9mm | 158mm ×76.7mm ×7.9mm |
重量 | 162g | 193g | 148g | 184g |
生体認証 | 顔認証 | 指紋認証、顔認証 |
Pixcel 4の目玉となる進化は、「カメラ機能の向上」「モーションセンス」の2点ですが、そのほか、
- CPUが最新のバージョンアップした
- eSIMに対応した
なども進化したポイントです。
CPUは最新の「Snapdragon 855」を搭載し、RAMは4GBから6GBに増強されています。
最新ゲームも快適にプレイできます。
また、Pixcel 4では「eSIM」にも対応しています。
「eSIM」は、スマホ内蔵のSIMカードで通信事業者と契約して、外部からSIMカードを挿入することなく通信ができるというものです。
現在、eSIMが利用できる通信事業者としては、格安SIMのIIJmioぐらいですが、今後ほかでも対応していく可能性はあります。
サイズ感としては、並べてみるとこんな感じ。
Pixel 3 / 3 XLと大きく変わらない感じですね。
スペック全体としては、最新のハイエンド機として相応しいスペックとなるように、しっかりアップデートされています。
「9万円もするなら、最高スペックが良い!」という人も安心して購入できるでしょう。
販売キャリアはソフトバンクのみ。価格は87,840円~
Google Pixel 4の販売キャリアはソフトバンクのみです。
ドコモ、auでの発売はありません。ドコモ、auで使いたい場合にはGoogleストアで購入しましょう。
ソフトバンクでの販売価格は以下の通り。
▼ソフトバンクでのGoogle Pixel 4 / 4 XLの販売価格
Pixel 4 | Pixel 4 XL | |
---|---|---|
64GB | 87,840円 | 114,240円 |
128GB | 101,760円 | 126,720円 |
ちなみにソフトバンクでは半額サポート+を利用すると最大半額で機種の購入が可能です。
▼半額サポート+
- 25カ月目での機種返却を条件に、48回払いの25カ月目以降の支払いが免除になるプログラム
- プログラム利用料:月額390円(不課税)×24カ月
半額サポート+適用時の機種代金は以下の通り。
Pixel 4 | Pixel 4 XL | |
---|---|---|
64GB | 43,920円 | 57,120円 |
128GB | 50,880円 | 63,360円 |
半額サポート+は、2年後の機種返却が半額の条件となります。機種返却が気にならない人は、半額サポート+の利用も検討してみると良いでしょう。
まとめ:Googleならではのカメラ、新機能に魅力を感じたら「買い」
Google Pixel 4の機能・特徴を紹介しました。
Pixel 4はAIによる高性能カメラが魅力の一台です。デュアルレンズになり、Pixel 3からさらにパワーアップしています。
そのほか、2020年春に対応予定のジェスチャー操作の機能(モーションセンス)も注目です。
Googleならではのソフトウェアの強みを活かしたスマホが「かっこいい」「欲しい!」と感じる人はぜひ購入を検討してみると良いですね。
ちなみに:契約するならソフトバンクオンラインショップがお得です
ソフトバンクで契約を検討しているのであれば、店舗で契約するよりも
理由は以下4点です。
- 自宅受け取りなら事務手数料がかからない(3,850円お得)
- 頭金がかからない(3,000〜1万円くらいお得)
- 待ち時間がない
- 24時間契約できる
金銭的メリット(10,000円以上お得になることも!)も大きいのですが、精神的メリット(待ち時間なし、営業なし)も無視できず、普通にオススメです。
これから契約する人はぜひ使ってみてください!