ソフトバンクからLG電子の最新機種「LG K50」が発売されました。
6.26インチの大画面、3,500mAhの大容量バッテリーで、しかも30,720円で購入できるとあって「コスパが高い!」と注目していた人も多いと思います。
でも実はソフトバンクでは古い型落ちの機種を含めると、30,720円の格安価格で購入できる機種が、2019年7月現在で17機種あり、中には「LG K50よりもコスパが高いのでは?」と思わせる機種もいくつかあります。
安くて良いスマホを狙っているなら、他の機種も含めて検討すればもっと良い買い物ができる可能性があります。
本記事では、LG K50について
- 他の安い機種と比べたときのメリット・デメリット
- LG K50以外のおすすめの格安機種
を紹介します。LG K50は自分に合ったスマホなのか、他に良いスマホはあるのかチェックしていきましょう。
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目次
LG K50の特徴|メリット・デメリット
LG K50のスペックは以下の通り。
LG K50 | |
---|---|
メーカー | LG エレクトロニクス |
サイズ | 横:約77mm 縦:約161mm 厚さ:約8.7mm |
重量 | 約172g |
CPU | MT6762 |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
ディスプレイ | 約6.26インチ HD+ |
メインカメラ | 約1,300万画素 +約200万画素 |
サブカメラ | 約1300万画素 |
バッテリー容量 | 3,500mAh |
OS | Android™ 9 |
カラー | スペースブルー プラチナシルバー |
価格(税込) | 30,720円 |
LG K50は最新機種ながら、古い機種と並んでソフトバンクで最安の機種の一つです。
ただし最安とは言いつつも、ソフトバンクでは最安の30,720円(税込)で購入できる機種が古いものも含めると2019年7月現在で17機種あり、LG K50はその中の一つという感じです。
▼ソフトバンク最安の30,720円(税込)で購入できるスマホ
arrows U、LG K50、AQUOS R2 compact、Android One S5、Xperia XZ2、HUAWEI Mate 10 Pro、DIGNO® J、HUAWEI nova lite 2、Android One S3、AQUOS R compact、Xperia™ XZ1、DIGNO® G、HTC U11、Xperia™ XZs、AQUOS Xx3 mini、シンプルスマホ3、DIGNO® F、DIGNO® U
ソフトバンクで買える安いスマホの種類は、非常にバリエーション豊富なので、新しい機種にこだわらなければ、LG K50以外にも良い機種はいくつかあります。(LG K50以外のオススメ機種も記事の後半で紹介します)
LG K50は最安ゆえに、機能やスペックについては良い点も悪い点もあるので、自分に必要な機能はそろっているのかを見定めて購入していく必要があるでしょう。
LG K50のメリット、デメリットは以下の通りです。
LG K50のメリット
- ディスプレイサイズが大きい
- バッテリーが長持ち
- 最新機種でOSが新しい
- ポートレート撮影が可能なデュアルレンズカメラ
LG K50のデメリット
- CPU性能は低い
- 最新ゲームをプレイするのは厳しい
LG K50のメリット・デメリットについてそれぞれ見ていきましょう。
LG K50のメリット
最新機種ながらエントリーモデルとあって、スペックは目立って高くはありませんが、ディスプレイサイズやバッテリー容量はやはり他の機種と比べて魅力となっています
LG K50のメリットをそれぞれ確認していきましょう。
ディスプレイが大きい
ディスプレイは6.26インチの大画面となっています。ディスプレイサイズはソフトバンク最安機種の中でも一番ですね。
▼ソフトバンク最安17機種のディスプレイサイズ
1位:LG K50(6.26インチ)
2位:HUAWEI Mate 10 Pro(6.0インチ)
3位:arrows U(5.8インチ)
画面の解像度は1520 X 720と平均的なレベルなので、大画面かつ高精細とはいきませんが、画面が大きくて見やすいというのは大きなメリットですね。
5インチ台前半のコンパクトなスマホから乗り換えれば、画面の見やすさに感動するはずです。
バッテリーが長持ち
バッテリー持ちが良いのも魅力です。
「4日間の電池持ち」という触れ込みで、使用頻度の低い人なら1回の充電で数日間のバッテリーの持続も期待できます。
バッテリー容量は3,500mAhと、ソフトバンクの同じ価格帯のスマホでは2番目のバッテリー容量となっています。
▼ソフトバンク最安17機種のバッテリー容量
1位:HUAWEI Mate 10 Pro(4,000mAh)
2位:LG K50(3,500mAh)
3位:Xperia XZ2(3,060mAh)
最新機種でOSが新しい
最新機種でOSが最新のAndroid™ 9という点もポイントです。
古い機種を買うとOSが古く、しばらく使っているとOSのアップデートの対象外となってしまい、アプリが使えなくなるケースもあります。
OSのアップデートがどれくらいの期間サポートされるかはまちまちですが、最新機種を買っておく方が少し安心です。
ポートレート撮影が可能なデュアルレンズカメラ
カメラの性能は画質は平均的ですが、デュアルレンズカメラでメインポートレート撮影用のレンズを搭載しているところは注目です。背景をぼかし、人物にフォーカスした写真の撮影ができます。
またAIカメラ機能もあり、シーンに合わせて最適な撮影モードを選択しての撮影が可能です。カメラについてはエントリーモデルながら、上々の仕上がりとなっています。
LG K50のデメリット
LG K50は格安のエントリーモデルゆえに、購入の前にはいくつか確認しておくべきデメリットがあります。LG K50のデメリットをチェックしていきましょう。
最新ゲームをプレイするのは厳しい
LG K50のCPUのスペックは低めで、最新ゲームをプレイするのは厳しめです。
スマホのCPUの処理能力を示すAntutuスコアは、7万~8万点程度で、まさにエントリーモデルの水準となっています。
LG K50の大画面で思いっきりゲームができたら嬉しいのですが、現実的には難しそうです。
おサイフケータイ・防水・ワンセグはなし
おサイフケータイ・防水・ワンセグはどれも搭載していません。
このあたりの機能にこだわりたいなら同じ価格帯では「Xperia XZ2」がおすすめですね。Xperia XZ2なら、LG K50と同じ価格でフルセグ、防水、オサイフケータイ全て搭載しています。
そのほかのスペックとしてもLG K50と大きく差がないので、少し古い機種でも良ければこちらを検討してみるのも良いでしょう。
LG K50の他のおすすめ機種
LG K50を検討している人の中には「安くてコスパの良いスマホが欲しい」と考えている人が多いと思います。
コスパの良い機種が欲しいのであれば、ソフトバンクでは、機種変更の候補として考えてよい優れた機種がいくつかあります。
ソフトバンクでおすすめの格安の機種について見ていきましょう。
型落ちで良いなら「HUAWEI Mate 10 Pro」がおすすめ
まずLG K50以外で一番オススメなのが、HUAWEI Mate 10 Proです。
2017年12月発売と少し古めの機種ですが、当時のハイエンドの機種にあたり、LG K50と同じ30,720円で購入が可能です。
HUAWEI Mate 10 Proの特徴と注意点をそれぞれ見ていきましょう。
性能はソフトバンク格安機種ではぶっちぎりに高い
性能としてはソフトバンクの最安価格30,720円で購入できる機種の中だと、ぶっちぎりで一番です。
カメラは約2000万画素+約120万画素のデュアルレンズカメラ、ディスプレイはフルHD+の有機ELディスプレイ、バッテリーは4000mAhと、どれをとってもハイレベルなスペックで、LG K50を大きく上回っています。
CPUは、発売当時の最高クラスの「Kirin970」を搭載しています。「Kirin970」はちょうどiPhone 7あたりと同じくらいのスペックで、今でも最新ゲームがかなり快適にプレイすることができます。
HUAWEI Mate 10 Proの注意点
HUAWEI Mate 10 Proの注意点としては、以下の2点です。
- 画面サイズがLG K50に劣る
- OSなどのバージョンアップが必要な場合がある
画面サイズも6.0インチで、6.26インチのLG K50と比べるとわずかに小さいめです。ただし、それでも十分に大画面なので、多くの人は満足できるかと思います。
また、HUAWEI Mate 10 Proは、基本的にはOSはAndroid™ 9で、通話もVoLTE(HD+)対応なのですが、購入のタイミングによっては、それぞれバージョンアップが必要となります。この辺りは少し手間となるかもしれません。
「画面サイズがLG K50より小さい」「型落ちで古い機種である」という2点を許容できるのであれば、HUAWEI Mate 10 Proが断然おススメですね。
少し価格が高くても良いなら「Google Pixel 3a」
LG K50よりも高い機種でも良いというのであれば、Google Pixel 3aもおすすめですね。
こちらは57,120円(税込)とLG K50と比べると価格帯が上がりますが、非常にコストパフォーマンスに優れ、おすすめの機種です。
注目はGoogleならではの超高性能なAIカメラです。
「AIカメラ」を謳っている機種は数多くありますが、Google PixelシリーズのAIカメラは少しレベルが違う印象で、何気なく撮った写真でAIカメラで鮮やかに仕上げてくれます。
また、Google Pixelは、iPhoneと同様に、ハードとソフトをGoogleで一貫生産しているので、使い勝手の良さには定評があります。
スマホは安いに越したことはないけど、LG K50の価格より、もう3万円なら出しても良いというのであれば、Google Pixel 3aは検討の価値ありですね。
関連記事:【評判】Google Pixel 3a /3a XLのスペックとレビューを正直ベースで紹介!
まとめ:画面サイズにこだわるなら買い。ただし他機種も検討の価値あり
LG K50を特徴、他のおすすめスマホなど紹介しました。
LG K50はディスプレイ、バッテリーの大きさが自慢のスマホです。ただしその他のスペックについては、微妙のところもあるので、他の機種も含めて検討するのが良いでしょう。
他の機種でおすすめなのは、同じ価格で性能の高い「HUAWEI Mate 10 Pro」や、最新スマホでコスパ抜群の「Google Pixel 3a」です。LG K50がイマイチだと感じた場合には、こちらを検討してみると良いでしょう。
ぜひ参考に機種選びをしてみて下さいね。
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