ゴリラ
2020年3月にドコモ、auからGalaxy S20が発売され、さらに6月には上位機種のGalaxy S20+も登場しました。
Galaxyの最新端末が欲しいけど、 「S20+とS20ではいったいどちらが『買い』なの?」と決めかねている方もいるはず。
もちろん上位機種のGalaxy S20+の方が高価なので、S20にはない性能をその価格差で買うかどうか、という判断になります。
この記事ではGalaxy S20+のスペックをS20と比較しながら解説します。
どちらを買おうか迷っている人の参考になると嬉しいです!
Galaxy S20+とGalaxy S20との差額が実質8,000円ほどということを考えると、迷っているのならGalaxy S20+を買っておいた方が後々後悔しないでしょう。
両機種の主な違いは以下の4点。
- 画面の大きさ(Galaxy S20+の方が1cm×0.5cm大きい)
- バッテリー容量(Galaxy S20+の方が500mAh多い)
- 深度測位カメラ(Galaxy S20+のみ付いている)
- 5Gのミリ波(Galaxy S20+のみ対応)
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目次
Galaxy S20+ 5Gは実質72,000円〜76,000円
Galaxy S20+は3月に発売されたS20の上位機種で、Galaxy S10+の後継機です。発売日は以下のとおり。
- ドコモ:2020年6月18日
- au:2020年6月4日
ちなみに、Galaxy S20シリーズの最上位モデル「Galaxy S20 Ultra」も、2020年7月にauから発売されています。
両者の価格は以下のとおり。
↓スマホは左右にスクロールできます!
Galaxy S20+ | Galaxy S20 | |
---|---|---|
ドコモ スマホお返しプログラム適用 | ー | ー ※ahamoで発売予定 |
au かえトクプログラム適用 | 64,055円 (定価:108,575円) | 56,465円 (定価:95,945円) |
例えば、auのかえトクプログラムを使った場合、Galaxy S20+とS20の差額は8,000円程度になります。
Galaxy S20+のスペック
Galaxy S20+のスペックを、S20と比較して確認しておきましょう。
↓スマホは左右にスクロールできます!
Galaxy S20+ | Galaxy S20 | |
---|---|---|
サイズ (2画面) | 横:約74mm 縦:約162mm 厚さ:約7.8mm | 横:約69mm 縦:約152mm 厚さ:約7.9mm |
重量 | 186g | 163g |
CPU | Snapdragon 865 | |
RAM+ROM | 12GB+128GB | |
ディスプレイ | 6.7インチ Dynamic AMOLED Quad HD+ (3,200×1,440) | 6.2インチ Dynamic AMOLED Quad HD+ (3,200×1,440) |
メインカメラ | 超広角 1,200万画素 広角 1,200万画素 望遠 6,400万画素 TOFカメラ | 超広角 1,200万画素 広角 1,200万画素 望遠 6,400万画素 |
サブカメラ | 約1,000万画素 | |
バッテリー容量 | 4,500mAh | 4,000mAh |
OS | Android™ 10 | |
おサイフ・防水 | 対応 | |
カラー | コスミックグレー クラウドブルー | コスミックグレー クラウドブルー クラウドホワイト |
5G帯域 | Sub6 ミリ波 | Sub6 |
Galaxy S20との違いが出るのは、端末カラー、ディスプレイサイズ、メインカメラの機能(基本性能は同じ)、バッテリー容量、あと、対応している5Gの対応電波くらいですね。
この差を8,000円で買うかどうか、という判断になります。
ゴリラ
Galaxy S20 5Gは動画でもレビューしてるから参考にしてくれ〜!
S20よりも少し大きい6.7インチの圧倒的没入感
Galaxy S20+のディスプレイサイズは6.7インチ。S10が6.4インチだったので、ディスプレイサイズも大型化しました。
ベゼル部分も更に狭くなり、画面占有率は94%。前面はほぼ画面で、映像やゲームを圧倒的な没入感で楽しめます。もはや、テレビも要らないレベルです。
S20のディスプレイサイズは6.2インチ。S20よりも縦1cm、横は0.5cmくらい大きいです。
120Hzディスプレイでなめらかなスクロール
リフレッシュレートとは1秒間に画面が何回切り替わるかを示した値です。
この数字が高くなるほど「ヌルヌル」の画面操作ができるようになります。Galaxy S20+ではリフレッシュレートを従来の60Hzと、その倍の120Hzから選べます。
滑らかに動くということは、スクロールの速さも上がるので、ゲームプレイでもその効果が期待できます。
ただし、120Hzモードにするとバッテリーの消費は大きくなるので、知っておいた方が良いですね。
Galaxy S20 plusくんぬるさくを感じるためにはリフレッシュレート120Hzにしないとなあと思いつつも、バッテリーの持ちが心配なので60Hzのまま。
— Maywolf (@carnival_light) June 11, 2020
あと、Galaxy S20+の表示解像度は、通常はQuad HD+なのですが、120HzモードにするとFull HD+に画質が下がります。バッテリーの消耗を少しでも抑えるためです。
画質が下がるといっても、普通の人ならばそこまで気になるレベルではないと思います。
S20+は四眼カメラを搭載│深度測位もあり
Galaxy S20+の最大の特徴がカメラの性能です。
とてもハイスペックなカメラの性能と、独自の機能を搭載しているのですが、基本的なスペックはS20と変わりません。
4眼カメラを搭載
Galaxy S20+には超広角カメラ(1,200万画素)、広角カメラ(1,200万画素)、望遠カメラ(6,400万画素)に加えて、深度測位カメラの4つのカメラがついています。
4つ目の深度測位カメラはGalaxy S20+にしか付いていません。
一眼レフでの撮影のように、背景をぼかす演出ができます(ToF)。
ゴリラ
スマホのカメラで背景をぼかす技術って、正直、なんかうそっぽさがでるよね。大丈夫なの?
ToFカメラでの撮影は、これまでの複数のカメラを使った合成写真とは違い、一眼レフのボケ味感により近づいています。
今後は「タピオカカメラ」と言われたようなカメラの数での競争から、ToFの技術の争いへと変わっていくことが予想されています。
ロスレス3倍ズームと最大30倍の超解像度ズーム
光学3倍ズームでは画質を劣化させることなく、ズームできます。
Galaxy S20で撮影した牛久大仏
倍率差がエグいし、3倍までは電子ズームじゃないので画質落ちない
〈撮影倍率〉
0.5倍
1.0倍
3.0倍
30.0倍 pic.twitter.com/zQRgZI9Q8V— ありぞな (@kingarizoma) May 24, 2020
さらにAI技術によって強化された超高解像度ズームを使うと、最大30倍まで寄ることができます。これまでのスマホの撮影では体験することができなかった機能ですね。
暗いところでの撮影にも強い
イメージセンサーが大きくなったことで、暗いところでも明くて鮮明な写真を撮影することができます。
Galaxy S20+ 5Gの夜景モード。
お庭から撮影しました! pic.twitter.com/Q9gKp5PGjb— ワタナベカズマサ (@nabe640) June 9, 2020
夜景や夜間の撮影、部屋の中での撮影で力を発揮してくれそうです。
8K撮影で動画から3,300万画素の写真を切り出すことも
8K動画が再生できるディスプレイが限られている中で、8Kで撮れる意味はあるのか!というツッコミはさておき、Galaxy S20+は超高解像度な動画を撮影できます。
さらに、8K動画から一部を切り出して、3,300万画素の写真として保存する機能もあります。
Switch to 8K feature before you hit record on your Galaxy S20 to produce cinema-quality video and get a 33MP still image through video, snap all in one go.
RT if you’re really like this feature!
Now is your turn to upgrade your phone here: https://t.co/TacbEdetHt pic.twitter.com/ryB4Ip5Exy
— Samsung Indonesia (@samsungID) March 24, 2020
写真撮影で絶対に失敗したくないときは、動画で撮影をして、後から好きな部分を切り出す、という使い方ができます。
その他のパワフルな機能
カメラに注目が集まりがちですが、その他の性能もモリモリの一台です。
- メモリは12GB
- バッテリーは6日持つ
- ミリ波にも対応
RAMはS20と同じ12GBでモリモリ
RAMは12GBを搭載しています。前身のGalaxy S10+は8GBだったので、さらにパワーアップしています。ここまでくるとパソコン並ですね。
GalaxyS20届くのまだかな〜〜〜。とうとうRAMが使ってるデスクトップの3倍だ。
— jk (@jabajaba488488) April 2, 2020
RAMが大きくなると、スマホが一度に処理することができるデータ量が大きくなり、サクサクと動きます。
特に大きな処理能力が必要なゲームプレイでは貢献してくれそう。
ミリシタ実機検証
SAMSUNG Galaxy S20+ 5G (Snapdragon 865 RAM 12GB)
ミリシタ 3D高画質モード Thank You!
ノーツスピード 160 ノーツタイミング +2恐らく国内初のプレイ検証事例かと思います。Galaxy S20シリーズを購入される方は参考までに pic.twitter.com/t8gVz6p7Iy
— ミリシタ端末研究所 (@millionlivefun) March 21, 2020
ちなみにGalaxy S20もRAMは12GBを積んでいます。
バッテリーは丸6日持つ
Galaxy S20+は4,500mAhのバッテリーを搭載しています。Galaxy S10+から500mAhアップしました。
通信状況にもよるのですが、待受時間は4GLTEエリアで約145時間。スペック上では丸6日以上、充電無しで使うことができます。
リバース充電機能に対応
これまでにも、スマホがモバイルバッテリーの代わりになる機種はありましたが、Galaxy シリーズの強みが、このリバース充電機能です。
Galaxy S20 5G SC-51Aに合わせてGalaxy Buds+を購入しました。ケースからしてAppleのマジックマウスと並べても違和感がないくらいパクリ感が強いです。とはいえワイヤレス充電はやはり楽ですね。いざと言うときにGalaxy本体からワイヤレスパワーシェアで給電できるのも安心できます。 pic.twitter.com/ive77LdOUp
— コジー (@kojiibb) June 1, 2020
Galaxy S20+自体がワイヤレス充電器になり、例えば他のスマホやワイヤレスイヤホンなど、ワイヤレス充電に対応した端末を接地することで、充電ができます。もう、モバイルバッテリーを持ち歩かなくても良くなるかもしれませんね。
5G帯はミリ波にも対応で長く使える
Galaxy S20+は5Gの電波のうち、Sub6だけでなくミリ波にも対応しています。Galaxy S20はSub6にしか対応していません。
そもそも、5Gの電波には使われる帯域によって、2種類あります。
- Sub6:6GHz未満の低い帯域を使います。比較的広いエリアでの通信が可能
- ミリ波:おおよそ30GHz〜300GHzの帯域を使用。直進性が強く、回り込むことが苦手。混雑しているところで、スポット的にカバーすることが得意
Galaxy S20+にはこの2種類の5G電波に対応しています。
しかし、当面、5GはSub6を中心にエリアを拡大していく予定です。
つまり、次のスマホの買い替えまでの今後の数年間で、ミリ波の恩恵を受けられるかはすごく微妙なところです。
間違いなく、今後はSub6とミリ波の両対応のスマホが主流になってくると思うので、ミリ波に対応しているGalaxy S20+を買って長く使うというのも選択肢としてはアリです。
まとめ:約8,000円の差額ならGalaxy S20+もあり
Galaxy S20+の性能について、主にGalaxy S20と比較をしながら説明しました。
Galaxy S20+はGalaxy S20と比較して、
- 画面サイズが大きい
- バッテリー容量も大きい
- 深度測位カメラがついている
- 5Gのミリ波に対応している
といった違いがあります。
これらのメリットが8,000円の差額で買えると考えるのなら、Galaxy S20+を選んでおいた方が後悔しないかもしれませんね。
- 一眼カメラなどを持ち歩きたくない。カメラはスマホだけで済ませたい
- これから数年間は長く使っていきたい
という人はGalaxy S20+一択でOKです。
総合的に見ても、コストパフォマンス面ではGalaxy S20+の方が高いと言えるでしょう。
auでGalaxy S20が2.2万円割引!
2021年5月現在、auでは
- 新規・乗り換え…au Online Shop お得割
- 機種変更…Galaxy 機種変更おトク割
でGalaxy S20が2.2万円割引になっています。
次世代のGalaxy S21が発売され「型落ち」になったことで、大きく値下げされています。
この割引によって、S20+との価格差は約3万円に広がるため、Galaxy S20を狙うのも大いにアリです。
最新の在庫状況はauオンラインショップで確認してください。
もしくは、今からだったら最新のGalaxy S21を検討してみてもいいですね。
ちなみに:契約するならオンラインショップがお得です
契約を考えているなら、オンラインショップがお得なので、最後にかんたんに説明しておきますね。
理由は以下3点です。
- 頭金・事務手数料がかからない
(auは事務手数料はかかります) - オンライン限定キャンペーンがある
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