ゴリラ
Galaxy Z Fold3 5Gは、開けば7.6インチのタブレットサイズで、閉じればポケットにスッポリの折り畳みスマホです。
今作でFoldシリーズも3代目で、完成度は年々高まっています。今年はおサイフ、防水、Sペンにも対応しました。
レビューやCMなどを見て気になっていた方も多いのでは。
本記事では、Galaxy Z Fold3 5Gが「どんなスマホなのか」「昨年からどこが進化したのか」など紹介します。
先に正直な結論を伝えると、Galaxy Z Fold3 5Gは開けば7.6インチ、閉じればポケットサイズが最大の魅力。
- 埋め込み式のインカメラ
- Sペン
- おサイフ・防水
が新要素です。
実用性は十分で、折り畳みならではのロマン・楽しみに24万円の価値を見出せるなら「買い」。
※当記事の情報は執筆時点での情報です。最新情報の提供に努めてはいますが、契約時には必ず公式サイトにてご確認ください。
目次
Galaxy Z Fold3 5Gはこんなスマホ
Galaxy Z Fold3 5Gは、開けば7.6インチのタブレットサイズで使える折り畳み式のスマートフォンです。
閉じた状態でも6.2インチの一般的なスマホサイズで使えます。
Galaxy Z Fold3 5Gの最大の魅力は、何と言ってもタブレットのサイズ感をポケットに入れて持ち歩けることです。
重量も約272gで、普通のスマホより重いですが、スマホと呼べる重量には抑えてきています。
国内では10月6日にドコモ、
実用性は十分ですが、価格を考えるとロマン重視の高級スマホと言えそうですね。
スペック表は以下のとおり。
↓左右にスクロールできます!
Galaxy z Fold3 5G | |
---|---|
サイズ | 【オープン時】 横:約128mm 縦:約158mm 厚さ:約6.4mm 【クローズ時】 横:約67mm 縦:約158mm 厚さ:約14.4mm |
重量 | 約272g |
CPU | Snapdragon 888 |
RAM+ROM | 12GB+256GB |
ディスプレイ | 有機EL(Dynamic AMOLED) 【メイン】 約7.6インチ 2,208×1,768 【カバー】 約6.2インチ 2,268×832 |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
メインカメラ | ・広角:約1,200万画素 ・超広角:約1,200万画素 ・望遠:約1,200万画素 |
サブカメラ | ・約1,000万画素 ・約400万画素 |
バッテリー容量 | 4,400mAh |
防水/防塵 | IPX8 / ー |
生体認証 | 指紋 / 顔 |
Galaxy Z Fold3 5Gの新要素は3つ
今回のモデルでの新要素としては以下が挙げられます。
① 完全な全画面が実現(インカメラが画面下に内蔵)
②IPX8の防水&おサイフケータイに対応
③ Sペンに対応(メモやイラストが書ける)
① 完全な「全画面」が実現|インカメラをディスプレイの下に内蔵
Galaxy Z Fold3 5Gはインカメラを画面下に内蔵した全画面ディスプレイを採用しています。
ディスプレイの下にカメラが隠れていて、撮影する時だけディスプレイを透過します。
もちろんインカメラの真上もディスプレイとして映像が表示されます。
前モデルのFold2でノッチが排除されてパンチホールになり、Fold3ではいよいよ完全に全画面になりました。
▼大画面ならではのタブレットライクな使い方が醍醐味です
Galaxy Z Fold3でYouTubeアプリ使うと、横画面にした時にタブレットっぽい表示になってなかなかいい。 pic.twitter.com/4p0m02TVwT
— オーツ〔O-TSU〕 (@OtsuTakeru) September 26, 2021
②「IPX8の防水」&「おサイフケータイ」に対応
Galaxy Z Fold3 5Gは折りたたみスマホながら防水に対応しています。
防水等級もIPX8と最高ランクで「水中でも使用できる」というレベルです。水回りやプールサイドでも安心して使えます。
なお、防塵には非対応なので、砂や埃はNGです。
散髪のお供に初めてGalaxy Z Fold3 5G。前回まで(Galaxy Z Fold2 5G)でもおおむね問題なかったけど、防水付きだとやっぱり気持ち的に少しラク。後ろからの霧吹きとかね。 pic.twitter.com/XupI4Azhhv
— まきはら とよかず(Toyokazu Makihara) (@mkhr141jp) September 30, 2021
また、今回からドコモ・auで発売するキャリアモデルはおサイフケータイに対応しています。いよいよガッツリと国内向けの仕様になっています。
③ Sペンに対応|メモやイラストが書ける
Galaxy Z Fold3 5GはついにSペンに対応しました。GalaxyではNoteシリーズやGalaxy S21 Ultraでおなじみの機能です。
Fold2でも使えるようになるのでは?と噂されていましたが、今回からの対応となりました。
Sペンでイラストを描いたり、メモを取ったりできます。
やばいやばい!!Z Fold3のS Pen最強過ぎ!折り目のところもしっかり歪まず書ける!!ペン先は意外に結構固め。結構力入れないとペン先へっこまない。何が凄いって、Foldの画面上でそこそこ力入れてペン先何度もへっこませたけど画面には全く傷なんてつかない!!これ凄い!!Fold3やばい! pic.twitter.com/o92MjldTD4
— あり4゛59 (@arijigoku459) August 20, 2021
Sペンは、タブレット的に使えるGalaxy Z Fold3 5Gにこそ欲しい機能だったので、これはうれしい進化ですね。
Sペンは純正ケースに収納できる
Galaxy Z Fold3 5Gには、Sペンホルダー付きの純正ケースがあります。
Sペンとセットでの販売で価格は約1.2万円です(ドコモで12,375円、auで12,188円)。
こちらを購入すると、ホルダーにペンを収納できます。
Noteシリーズとは違い、本体にはペンを収納できないので、Sペンを持ち歩くならケースは必須になりそうです。
Galaxy Z Fold3 5Gで確認すべき注意点
Galaxy Z Fold3 5Gで注意しておきたいのが以下の3点です。それぞれ見ていきましょう。
- バッテリー持ちはあまり良くない?
- インカメラの部分は色が変わって見えることもある
- 画面は普通のスマホよりは傷つきやすい
バッテリー持ちはあまり良くない?
バッテリー容量は4,400mAhです。
7.6インチのタブレット並みの大画面を考えると「やや心もとない」というのが正直なところ。
バッテリーは大型スマホの一般的な容量に留まります。
評判を見ると「バッテリーの減りは早め」という声は実際多いようです。
Galaxy Z Fold3のバッテリー消費結構激しい。
普段遣いしていつもなら80%は維持しているこの時間にもう55%。
120Hzと5Gが原因かなぁ、内部最適化待ちで一週間はこのまま過ごしてみるか。
そもそも5Gはまだ掴むことも少ないしオフにしても影響ないんだよな…IIJのサイト行ってわざわざ有効化したが。 pic.twitter.com/DmZ4meihqA— 織間 裕介(Yusuke Orima) (@TheOkkun) September 15, 2021
Galaxy Z Fold3 20分ポケットにいれたまま触っていませんでしたがバッテリー2%減ってます。
まあ、バッテリー持ち悪いのは想定してましたがそれ以上に悪いかも。 pic.twitter.com/nwaCUsedjL— PowerMacG6 (@Powermacg6) September 6, 2021
インカメラの部分は色が変わって見えることもある
インカメラが埋め込まれている部分は、少し色が変わって見えることがあるようです。
Samsung Galaxy Z Fold 3 under-display camera on a white background pic.twitter.com/IzLRyrF1Us
— Joshua Swingle (@JoshuaSwingle) August 11, 2021
埋め込み式のインカメラはまだ完璧なものではなく、とくに白画面になると、色の違いが目立つようですね。
画面は普通のスマホよりは傷つきやすい
画面の耐久性はFold2から80%向上しているとのこと。
ディスプレイの上は、フォルダブル向けの薄いカバーガラスの上を、PETフィルムで保護する構造となっています。
「折りたたみ可能」という意味。ディスプレイが折り曲げられるGalaxy Z FoldやGalaxy Z Flipのようなスマホをそのように呼ぶ。
ただし、海外のレビューサイト「Android Central」の検証によると、前モデルよりキズが付きにくくなったものの、強い力が加わるとくぼみができたとのことです。
出典: Android Central
くぼみは自己修復して元に戻るようですが、普通のスマホと比べると取り扱いには注意が必要です。
カメラは大きく変わらず
カメラは広角+超広角+望遠のトリプルレンズです。画素数はいずれも1,200万画素となります。
望遠は光学2倍ズームに対応しています。
カメラのスペック、機能についてはFold 2から目立った進化はありません。
▼Galaxy Z Fold3 5Gのカメラに関するツイート
Galaxy Z Fold3のカメラ性能が期待以上だった♫
これらは全部Galaxy Z Fold3にて撮影♫ pic.twitter.com/X4YoRZP89O— さわっち (@OneTheStory_41) September 20, 2021
▼ナイトモードの性能も十分です
Galaxy Z Fold 3 night mode (rear cam) pic.twitter.com/mVkOaT6ppQ
— Sohee Kim (@soheefication) August 18, 2021
Galaxy Z Fold3 5Gの価格は約24万円
Galaxy Z Fold3 5Gは2021年10月6日にドコモ、
▼ドコモの価格
- 本体価格:237,600円
- いつでもカエドキプログラム適用時:142,560円
▼auの価格
- 本体価格:237,565円
- スマホトクするプログラム適用時:158,125円
ドコモでは「いつでもカエドキプログラム」、auでは「スマホトクするプログラム」で負担額を安くできます。
こちらは2年後に端末を返却することを条件に、機種代金の負担額が大幅に少なくなるプログラムです。
ちなみに、2年前に約24万円で販売されていた初代Galaxy Foldの中古の相場は、現在8~10万円です。
Fold3も2年間でこれくらい落ちると予想されるため、プログラムの利用はそこそこお得感があります。
高価な端末なのでキャリアのプログラムで負担額を賢く抑える方法はぜひ検討ですね。
ちなみに:契約するならオンラインショップがお得です
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