ゴリラ
2022年9月29日、ドコモ、auからGalaxy Z Fold4が発売しました。
約25万円と相変わらずの鬼のように高いですが、いったん「完成」を見た前モデルから実用性がさらに進化しています。
この記事では、Galaxy Z Fold4の注目のポイントに絞って、スペックをチェックしていきます。
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Galaxy Z Fold4の注目ポイント6つ
スペックシートは以下のとおり。
前モデルと比較しておきます。
スクロールできます→
Galaxy Z Fold4 5G | Galaxy Z Fold3 5G | |
---|---|---|
サイズ (閉じた状態) | 横:約67.1mm 縦:約155.1mm 厚さ:約15.8mm | 横:約67.1mm 縦:約158.2mm 厚さ:約16.0mm |
重量 | 約263g | 約271g |
バッテリー容量 | 4,400mAh | |
CPU | Snapdragon 8 Gen 1 | Snapdragon 888 |
RAM/ROM | 12GB/256GB | |
外部ストレージ | ー | |
メインディスプレイ | 約7.6インチ 有機EL 2,176×1,812 QXGA+ | 約7.6インチ 有機EL 2,208×1,768 QXGA+ |
サブディスプレイ | 約6.2インチ 有機EL 2,316×904 HD+ | 約6.2インチ 有機EL 2,268×832 HD+ |
リフレッシュレート | 1-120Hz | 10-120Hz |
輝度 | 最大1,000ニト | 最大900ニト |
背面カメラ | ・超広角:1,200万画素/F2.2 ・広角:5,000万画素/F1.8 ・望遠:1,000万画素/F2.4 | ・超広角:1,200万画素/F2.2 ・広角:1,200万画素/F1.8 ・望遠:1,200万画素/F2.4 |
インカメラ (開いたときの 内側のカメラ | 約400万画素/F1.8 | |
カバーカメラ (サブディスプレイ のカメラ | 約1,000万画素/F2.2 | |
生体認証 | 指紋認証 顔認証 | |
防水 | IPX8 防塵なし | |
おサイフケータイ | 〇 | |
ワイヤレス充電 | 〇 | |
イヤホンジャック | ✗ | |
SIM | nanoSIM / eSIM ※キャリア版も含め | nanoSIM / nanoSIM ※キャリア版は nanoSIM1枚のみ |
Sペン | ◯ |
中でも、注目のポイントをピックアップすると、次の6つです。
- タスクバーでマルチタスクが捗る
- カバーディスプレイが大きくなった
- 5,000万画素のカメラを搭載
- バッテリーが改善
- SoCは「Snapdragon 8+ Gen 1」
- 「デュアルSIM」に対応
タスクバーでマルチタスクが捗る
ディスプレイの下部に、パソコンとかと同じような「タスクバー」が表示されるようになりました。
こちらから、ワンタップで別のアプリの起動ができます。
とくに便利なのが、タスクバーからアプリをドラッグ&ドロップして、2画面表示に切り替えられることです。
動画を再生しながらTwitterを見たり、資料を参照しながらメモを取るなど、マルチタスクが捗ります。
またマルチウィンドウは、最大で3分割できます。
Galaxy Z Fold4、タスクバー要らないとか言ってごめんなさいこれ素晴らしいですわ pic.twitter.com/dr53odL2E1
— ぢぃ (@EF64nagaoka) September 2, 2022
カバーディスプレイが大きくなった
端末を閉じた状態では、6.2インチの「カバーディスプレイ」が使えます。
つまり、普通のスマホと同じようにも使えるということ。
前モデルに比べヒンジはスリムになり、その分、カバーディスプレイの幅が広くなっています。
ディスプレイの対角は6.2インチで変わりませんが、横長になった分、表示領域は大きくなりました。
Galaxy HarajukuでZ Fold4とZ Flip4見てきた!
Flip4もFold4も角張ったフラットな感じで今より凄く開きやすい!
Flip4は高級感がアップしてて
Fold4はサブディスプレイがフラットになっててこれも良かった!
買うなーこれは。#Galaxy @GalaxyMobileJP @SamsungMobile pic.twitter.com/cwxaCOHsPo— Hassy (@hiro84hassy) August 21, 2022
ちなみにメインディスプレイもより幅が広くなり、正方形に近づいています。使い勝手は確実に良くなっています。
「5,000万画素」のカメラを搭載
スクロールできます→
Galaxy Z Fold4 5G | Galaxy Z Fold3 5G |
---|---|
超広角:1,200万画素 広角:5,000万画素 望遠:1,000万画素 | 超広角:1,200万画素 広角:1,200万画素 望遠:1,200万画素 |
![]() | ![]() |
カメラが強化されています。
アウトカメラは、超広角+広角+望遠のトリプルレンズカメラです。広角カメラは、5,000万画素にアップしています。
今日は創作エスニック系を中心に梯子
Shot on Galaxy Z Fold4 pic.twitter.com/zWdNWTWrfr— MysTiA@シュー (@MysTiA03) October 24, 2022
望遠レンズは光学2倍⇒3倍に変更され、ズームは最大30倍まで撮影できるようになりました。
100倍ズームにも対応するGalaxy S22 Ultraには及びませんが、Galaxy Z Fold4もハイレベルな望遠を搭載しています。
Galaxy Z Fold4の広角カメラ1倍と30倍のスペースズーム
夜でこの解像度・テクスチャは凄いな、確実に進化してる pic.twitter.com/hQ0Jf2zrLz— フータ (@futa_7strings_b) September 16, 2022
「バッテリーの持ち時間」は改善している
バッテリー容量は4,400mAhで変わりませんが、ユーザー・レビューワーの評価を見る限り、バッテリー持ちは改善していると感じている人が多いようです。
SoCが「Snapdragon 888」⇒「Snapdragon 8+ Gen 1」に変更されたことが大きいようです。
製造プロセスが、Samsungの5nmプロセスからTSMCの4nmプロセスに変更されたことで、消費電力が改善されていると予想されます。
Galaxy Z Fold4、画面開いていじりまくらない限りは電池持ちはかなり良さそう
LDACで接続して音楽流してても大して電池減ってない
さすがに本読みまくったりすると電池は減る
充電量の上限を85%にしてるけどそれでも保つ節電モードでも動作が重いと感じたことはないし、節電モードのままがいいかも pic.twitter.com/ZgU0TJuccm
— トリ (@L4KuEN) October 17, 2022
ちなみに使い始めの数日間で、端末が利用者の使用パターンを学習することによって、バッテリーの持ち時間が長くなるとのこと。
SoCは「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載
SoCは最新の「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載。現行最高クラスのSoCです。
AnTuTuのベンチマークスコアは、95~100万くらいで、スコア上はiPhone 14 Proとざっくり同じくらいです。
これだけのスペックがあれば、ヘビーなタスクでも余裕がありそうです。
Galaxy Z Fold4、とりあえずゲーム3つを同時に動かしてみました!
余裕とはいかないけどFold3以上には快適に動きますね👀(Battery Mix計測で43℃突破)
ちなみにこれ、バックグラウンドで原神の更新データもDLしてます pic.twitter.com/CyojhEAr1Z— ぢぃ (@EF64nagaoka) September 3, 2022
「デュアルSIM」に対応|ドコモ版も他社バンドに対応
国内版のGalaxy Z Fold3は、物理SIM1枚のみしか利用できませんでした。
Galaxy Z Fold4では、新たに「eSIM」に対応し、nanoSIMカード+eSIMの組み合わせで、デュアルSIMが可能になりました。
また、ドコモ版は、バンドの縛りが無くなり、他社の周波数にも対応しています。
▼ドコモのGalaxy Z Fold4の対応バンド▼
- 4G(LTE):バンド1,3,8,18, 19,21,26,28,41,42
- 5G:n78,79,257
Galaxy Z Fold4のココは注意
Galaxy Z Fold4を購入するなら、このあたりは事前に知っておきたいところ。
- Sペンは別売り。ケースとセットで16,830 円
- Sペンは本体に収納できない
- Sペンはカバーディスプレイでは使えない
- 防塵には非対応
Sペンは別売り|ケースとセットで16,830 円
Galaxy Z Fold4にSペンは付属されていません。
SペンとSペンが収納できるカバー「SC-55C Standing Cover with Pen
」(16,830 円)の購入が、別途必要です。
ちなみに、AmazonではSペン単体で購入できるようです。
Sペンは本体に収納できない
Galaxy Z Fold4は、Galaxy S22 Ultraのように、Sペンを本体に収納することができません。
収納するには、ケースの装着が必要です。
Sペンはカバーディスプレイでは使えない
Sペンはカバーディスプレイ(閉じたときの、サブのディスプレイ)では使えません。メインの大画面のみ利用できます。
サッとメモを取りたいとき、カバーディスプレイでSペンを使いたくなるかもしれません。これは知っておきたいところ。
防塵には非対応
IPX8の防水に対応する一方で、防塵には非対応です。
多少は丈夫になったとはいえ、取り扱いには注意ですね。
Galaxy Z Fold4の発売日・価格
Galaxy Z Fold4は、2022年9月29日にドコモ、auから発売しました。
価格は以下の通りです。カッコ内はプログラム適用時の負担額です。
正直めちゃくちゃ高いですね。
約25万円は「ポン」と出せる金額ではない方がほとんどでしょう。
ドコモの「いつでもカエドキプログラム」、auの「スマホトクするプログラム」では、2年後に返却することを条件に、約15万円の負担で利用できます。
各社の購入プログラムに乗っかるか、大切に使って、数年後に中古でしっかり売却するか、どちらかが良さそうですね。
2023年7月、遂にGoogleから折りたたみスマホが登場!
2023年7月、Google初の折りたたみスマホ「Google Pixel Fold」が発売しました。
スペック的にはGalaxy Z Fold4の方が上回るものの、細かいところでGoogle Pixel Foldに優位な部分もあります。
まとめ
Galaxy Z Fold4は、タスクバーが登場、バッテリーも改善され、より実用的になりました。
また最新の「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載、カメラも5,000万画素にアップするなど、スペックも盤石です。
完成度が高かった前作を上回る出来栄えで、モノが良いのは間違いありません。
あとは財布と相談という感じです。
キャリアの購入プログラムも積極的に利用したいところですね。
ちなみに:契約するならオンラインショップがお得です
契約を考えているなら、オンラインショップがお得なので、最後にかんたんに説明しておきますね。
理由は以下3点です。
- 頭金・事務手数料がかからない
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