ゴリラ
単純に比べられないことは分かってるんだけどね、iPhone 13とGoogle Pixel 6で迷ってるんだ……。参考にしたいからヒントが欲しいゾ!
毎年秋になるとAppleのiPhoneと、GoogleのPixel(ピクセル)の最新モデルが発売します。
そして毎年のように「どっちを買おうか迷っている」という質問を受けます。
iPhoneとPixelはOSが異なるので、単純に比較することができず、明快に優劣を決めることができません。
しかし一つ一つのスペックや「できること」を丁寧に見ていくことで、「こんな人にはこっちの方がいいんじゃない?」ということが分かってきます。
今回はスタンダードモデルのiPhone 13 / 13 miniとGoogle Pixel 6、ハイエンドモデルのiPhone 13 Pro / 13 Pro MaxとGoogle Pixel 6 Proを、できるだけシンプルに比較していきます。
最終的な判断はみなさんに委ねられますが、この記事が少しでも参考になればうれしいです。
- 写真よりも動画、軽さ、バッテリー重視な人
- 他のApple製品を使っている人
一方でGoogle Pixel 6シリーズが向いているのは
- 「Google Tensor」「日本語文字起こし」を試してみたい人
- 価格(コスパ)を優先したい人
- 実用的な20倍ズームカメラが使いたい人(Pixel 6 Pro)
です。
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目次
iPhone 13シリーズとGoogle Pixel 6 / 6 Proの価格
iPhone 13シリーズは日本ではApple公式の他に4大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)が扱っています。
一方のPixel 6シリーズはGoogle公式に加えて、
が扱っています。
何はともあれ価格が重要だと思うので、まずはiPhone 13 / 13 mini とPixel 6を比較してみます。
↓左右にスクロールできます!
容量 | iPhone 13 mini | iPhone 13 | Google Pixel 6 | |
---|---|---|---|---|
メーカー公式 | 128GB | 86,800円 | 98,800円 | 74,800円 |
256GB | 98,800円 | 110,800円 | 85,800円 | |
128GB | 101,070円 (54,510円) | 115,020円 (62,100円) | 82,695円 (43,815円) | |
256GB | 115,020円 (62,100円) | 128,970円 (69,690円) | 取扱なし | |
128GB | 101,520円 (50,760円) | 115,920円 (57,960円) | 85,680円 (42,840円) | |
256GB | 115,920円 (57,960円) | 129,600円 (64,800円) | 99,360円 (49,680円) |
カッコ内の金額は、各キャリアの端末購入プログラム(au:スマホトクするプログラム、ソフトバンク:トクするサポート+)を使って、2年後に機種を返却したときの負担額です。
メーカー公式で買うならPixel 6の方が13 miniより約1.2万円、iPhone 13より2.4万円くらい安いです。
キャリアなら13 mini と約2万円、iPhone 13との差額が3万円くらいです。
続いてiPhone 13 Pro / 13 Pro MaxとPixel 6 Proを比較しておきましょう。
↓左右にスクロールできます!
容量 | iPhone 13 Pro | iPhone 13 Pro Max | Google Pixel 6 Pro | |
---|---|---|---|---|
メーカー公式 | 128GB | 122,800円 | 134,800円 | 116,600円 |
256GB | 134,800円 | 146,800円 | 127,600円 | |
128GB | 144,000円 (72,000円) | 157,680円 (78,840円) | 127,440円 (63,720円) | |
256GB | 157,680円 (78,840円) | 172,080円 (86,040円) | 141,120円 (70,560円) |
こちらもメーカーで買うならPixel 6 Proの方が13 Proよりも6,7千円程度、13 Pro Maxと比べると約1.8万円安く買えます。
ソフトバンクならiPhone 13 Proとの差が約1.6万円、13 Pro Maxとの差額は約3万円くらいの感覚です。
この価格差を意識しながら、両者を比較していきましょう。
【スペック比較】iPhone 13シリーズとGoogle Pixel 6 / 6 Pro
まず最初にスタンダードモデル同士、ハイエンドモデル同士のスペックを比較しておきます。
この表を見るだけでもかなり参考になると思います!
↓左右にスクロールできます!
iPhone 13 mini | iPhone 13 | Google Pixel 6 | |
---|---|---|---|
容量 | 128GB 256GB 512GB | 128GB 256GB | |
サイズ | 横:64.2mm 縦:131.5mm 厚さ:7.65mm | 横:71.5mm 縦:146.7mm 厚さ:7.65mm | 横:約74.8 mm 縦:約158.6mm 厚さ:8.9 mm |
重量 | 140g | 173g | 207g |
ディスプレイ 解像度 | 5.4インチ OLED 2,340 x 1,080 476ppi | 6.1インチ OLED 2,532 x 1,170 460ppi | 約6.4インチ OLED 2,400 x 1,080 411ppi |
最大輝度 | 標準:800ニト HDR:1,200ニト | 800ニト | |
リフレッシュ レート | 非公開 (60Hz) | 最大90Hz | |
CPU | A15 Bionicチップ | Google Tensor | |
RAM | 4GB(非公式) | 8GB | |
防水/防塵 | IP68 (水深6メートルで最大30分間) | IP68 | |
生体認証 | Face ID (顔認証) | ディスプレイ内蔵 指紋認証 | |
バッテリー容量 (ビデオ/音楽) | 最大17時間/ 最大55時間 | 最大19時間/ 最大75時間 | 4,614 mAh |
充電機能 | ・MagSafeワイヤレス充電 ・Qiワイヤレス充電 | ・バッテリー シェア ・Qiワイヤレス充電 | |
SIM | デュアルSIM (eSIM+eSIM) (eSIM+nano SIM) | デュアルSIM (eSIM+nano SIM) |
↓左右にスクロールできます!
iPhone 13 Pro | iPhone 13 Pro Max | Google Pixel 6 Pro | |
---|---|---|---|
容量 | 128GB 256GB 512GB 1TB | 128GB 256GB | |
サイズ | 横:71.5mm 縦:146.7mm 厚さ:7.65mm | 横:78.1mm 縦:160.8mm 厚さ:7.65mm | 横:75.9mm 縦:163.9mm 厚さ:8.9mm |
重量 | 203g | 238g | 210g |
ディスプレイ 解像度 | 6.1インチ OLED 2,532 x 1,170 460ppi | 6.7インチ OLED 2,778 x 1,284 458ppi | 6.7インチ OLED 3,120 x 1,440 512ppi |
最大輝度 | 標準:1,000ニト HDR:1,200ニト | 800ニト | |
リフレッシュ レート | 最大120Hz | 最大120Hz | |
CPU | A15 Bionicチップ | Google Tensor | |
RAM | 6GB(非公式) | 12GB | |
防水/防塵 | IP68 (水深6メートルで最大30分間) | IP68 | |
生体認証 | Face ID (顔認証) | ディスプレイ内蔵 指紋認証 | |
バッテリー容量 (ビデオ/音楽) | 最大22時間/ 最大75時間 | 最大28時間/ 最大95時間 | 5,003mAh |
充電機能 | ・MagSafeワイヤレス充電 ・Qiワイヤレス充電 | ・バッテリー シェア ・Qiワイヤレス充電 | |
SIM | デュアルSIM (eSIM+eSIM) (eSIM+nano SIM) | デュアルSIM (eSIM+nano SIM) |
iPhoneには512GB、1TBモデルあり
iPhone 13のスタンダードモデル2機種は128GB、256GB、512GBの3容量、iPhone 13 Pro、13 Pro Maxはさらに1TBモデルを加えた4つの容量に対応しています。
Pixel 6、6 Proはいずれも128GB、256GBの2種類の容量まで。
しかもiPhoneと同様にSDカードによる容量の増設はできません。
例えば動画をガッツリ撮影したい人にとっては、256GBは少し心もとないかもしれません。
処理性能:どちらも独自のチップ採用で最高レベル
iPhoneとPixelで最も難しいのが処理性能の比較かもしれません。
iPhone 13シリーズは最新のA15 Bionicチップ、Pixel 6 / 6 Proでは今回Googleが独自開発した「Google Tensor」というチップが初めて採用されました。
参考までに処理性能を総合的に数値化する「AnTuTu ベンチマークv9」のスコアを比較してみると以下のような感じです。
- iPhone 13:81万点
- iPhone 13 Pro Max:85万点
- Pixel 6:73万点
- (参考)Galaxy S21 Ultra:76万点
外観・ボディ比較|Pixel 6はずっしり重い
Pixel 6はiPhone 13よりも一回り大きく、スタンダードモデルでありながら207gあり、ふつうに重いです。
iPhone 13は173g、13 miniは140gで、数字以上に体感差があると思われます。
ふだん使いにおいて、スマホの重さは最優先される項目の1つです。この時点で少し重めなPixel 6が選択肢から外れてしまう人もいるかもしれません。
pixel6届いた!
めっちゃ良い感じだけど重い。
Xiaomimi9が190グラムだっけ?
10グラム超えるとここまで変わるのか。。
次PIXEL買うとしたら8だけど小さい端末になってほしい— あかいろ (@akairotarotaro) November 5, 2021
外観はどちらもカメラの主張が大きめですね。Pixel 6のカメラデザインはこれまでのスマホにはなかった斬新なデザインです。
どちらも背面は強度の高いガラスで覆われています。
側面はiPhone 13 /mini、Pixel 6ともにアルミニウムを採用しています。
iPhoneは本体カラーと同色なのに対して、Pixel 6はマットな黒で落ち着きがあります。
一方でPixel 6 ProはPixel 6とほとんど重さが変わらない210gで、203gのiPhone 13 Proよりは少しだけ重いですが、13 Pro Maxの238gよりは軽いです。
側面はiPhone 13 Pro、13 Pro Maxはステンレススチール、Pixel 6 Proはアルミが使われており、どちらも高級感があります。
Pixel 6 Proはエッジディスプレイを採用
そして大きな特徴がPixel 6 Proはエッジが湾曲していること(Pixel 6はフラットです)。
最近のハイエンドスマホは画面の縁がフラットなモデルに回帰してきている印象ですが、Pixel 6 Proはあえてエッジディスプレイを採用して差別化を図っています。
Google Pixel 6 Pro のエッジディスプレイ、Android 12 の角丸デザインと意外と親和性が高くてかなり美しくていい pic.twitter.com/K6SaTGF0xo
— ももつきゆきや (@yukiyalien) November 4, 2021
好き嫌いが分かれる部分ですが「Androidのソフトウェアとの親和性がある」というユーザーの声もありました。
ディスプレイ比較:Proモデルは120Hzに対応
iPhone 13 miniが5.4インチ、13が6.1インチ、Pixel 6は6.4インチとディスプレイサイズが異なります。
いずれも有機ELディスプレイ。iPhone 13 / 13 miniのリフレッシュレートは60Hz(非公式)ですが、Pixel 6はコンテンツによって最大90Hzまで対応します。
一方でハイエンドの比較ではiPhone 13 Proが6.1インチなのに対して、13 Pro MaxとPixel 6 Proは6.7インチ。3機種とも最大120Hzのリフレッシュレートで、ヌルヌルなめらかな操作が期待できます。
バッテリー持ち:ProモデルならiPhoneに軍配
iPhoneはそもそもバッテリー容量が公開されていません。
Pixel 6は4,614mAh、6 Proは5,003mAhの大容量です。
ただバッテリーの容量は参考くらいにしかならず、OS、チップやディスプレイ、ユーザーの使い方によって、持続時間は大きく変わってきます。
そのため口コミもユーザーによって様々です。
リアルにiPhone 13 Pro Maxのバッテリー持ちがエグいんやが…
普通に1日フルに使って、2〜3日は余裕でバッテリー持つんやけど…
— 宮澤@ウマ娘オタク (@autech86) November 4, 2021
pixel6想像以上にバッテリー持ちがいい
— しおP (@sio__game) November 4, 2021
Pixel 6のバッテリーの減り方。
僕は、負荷がかかる使い方をしないので、参考にならないかも。
朝5時の100%からスタートして、午後11時半の時点で残りが33%。 pic.twitter.com/AiUmnelUQR— Takumi Kurosawa (@Tack67) November 3, 2021
一部ではPixel 6シリーズのバッテリー持ちが悪い、という口コミもあるようです。
しかし冷静に考えると、4,500〜5,000mAhのバッテリー容量を積んでいるスマホで、極端にバッテリー持ちが悪いのは考えづらいです。
ちなみに海外のYouTubeチャンネル「PhoneBuff」が比較した実験によると、Pixel 6 ProとiPhone 13 Pro Maxを同条件で使い続けた結果、Pixel 6 Proのバッテリーがなくなった段階でiPhone 13 Pro Maxは33%のバッテリー容量が残っていたと報告されています。
参照:Google Pixel 6 Pro vs. iPhone 13 Pro Max vs. Galaxy S21 Ultra Battery Test – YouTube
【カメラ比較】iPhone 13シリーズとGoogle Pixel 6 / 6 Pro
この記事を読んでいただいている方の多くは、カメラの性能が気になっていると思います。
ここではユーザーさんの作例を参考にしながら、両機種を比較していきます。
まず機能的な違いは以下のとおりです。
↓左右にスクロールできます!
iPhone 13 mini | iPhone 13 | Google Pixel 6 | |
---|---|---|---|
カメラ種類 ƒ値 | 広角:ƒ/1.6 超広角:ƒ/2.4 | 広角:ƒ/1.85 超広角:ƒ/2.2 | |
画素数 | 1,200万画素 | 広角:5,000万画素 超広角:1,200万画素 | |
光学ズーム | ズームアウト:2倍 | なし | |
デジタルズーム | 最大5倍 | 最大7倍 | |
手ブレ補正 | センサーシフト光学式 手ぶれ補正(広角) | 光学式 手ぶれ補正(超広角) | |
マクロ撮影 | ー | ー | |
RAW撮影 | ー | ◯ | |
ビデオ フレームレート | ・4K(24fps/25fps/30fps/60fps) ・1080p(25fps/30fps/60fps) ・720p(30fps) | ・4K(30fps/60fps) ・1080p(30fps/60fps) ・前面 1080p(30fps) | |
ビデオ 光学ズーム | ズームアウト:2倍 | ー | |
ビデオ デジタルズーム | 最大3倍 | 最大7倍 | |
TrueDepthカメラ (インカメラ) | ・1,200万画素 ・ƒ/2.2 | ・800万画素 ・ƒ/2.0 | |
独自機能 | ・シネマティックモード ・フォトグラフスタイル | ・消しゴムマジック ・モーションモード |
どちらも広角、超広角の2眼構成。Pixel 6 の広角カメラは5,000万画素でiPhoneよりも高いです。
光学のズームインはどちらもできません。デジタルズームはPixel 6が最大7倍で、より被写体に寄れます。
続いてProモデルの比較。
↓左右にスクロールできます!
iPhone 13 Pro iPhone 13 Pro Max | Google Pixel 6 Pro | |
---|---|---|
カメラ種類 ƒ値 | 望遠:ƒ/2.8 広角:ƒ/1.5 超広角:ƒ/1.8 | 望遠:ƒ/3.5 広角:ƒ/1.85 超広角:ƒ/2.2 |
画素数 | 1,200万画素 | 望遠:4,800万画素 広角:5,000万画素 超広角:1,200万画素 |
光学ズーム | ズームイン:3倍 ズームアウト:2倍 | 4倍 |
デジタルズーム | 最大15倍 | 最大20倍 |
手ブレ補正 | ・デュアル光学式 手ぶれ補正(望遠、広角) ・センサーシフト光学式 手ぶれ補正(広角) | ・光学式手ぶれ補正 (望遠、超広角) |
マクロ撮影 | ◯ | ー |
RAW 撮影 | ◯ | ◯ |
ビデオ フレームレート | ・4K(24fps/25fps/30fps/60fps) ・1080p(25fps/30fps/60fps) ・720p(30fps) ・最大4K、30fpsの ProResビデオ撮影 | ・4K(30fps/60fps) ・1080p(30fps/60fps) ・前面 4K(30fps) ・前面 1080p(30fps/60fps) |
ビデオ 光学ズーム | ズームイン:3倍 ズームアウト:2倍 | ー |
ビデオ デジタルズーム | 最大9倍 | 最大20倍 |
TrueDepthカメラ (インカメラ) | ・1,200万画素 ・ƒ/2.2 ・Apple ProRAW | ・1,100万画素 ・ƒ/2.2 |
独自機能 | ・シネマティックモード ・フォトグラフスタイル | ・消しゴムマジック ・モーションモード |
こちらも互いをがっつり意識したカメラ構成です(望遠/広角/超広角)。
iPhone 13 Pro / 13 Pro Maxはこちらも1,200万画素で統一、Pixel 6 Proは望遠が4,800万画素、広角が5,000万画素、超広角が1,200万画素です。
光学ズームインはPixel 6 Proが4倍、デジタルズームは最大20倍とiPhoneに勝っています。
Pixel 6 Proの20倍ズームがスマホカメラの歴史を塗り替えるレベル
Pixel 6シリーズのカメラの口コミを探すと、多くのユーザーが口を揃えて「Proの20倍ズームがヤバい」と伝えています。
ピクミンブルーム専用端末として Google Pixel 6 Pro 買いました(やや誇張アリ)
iPhone 12 Pro のカメラも相当良いと思っていたのですが、 Pixel 6 Pro のズームの性能が物凄くて驚きました。iPhone→Pixel→iPhone→Pixel の順です。(続く pic.twitter.com/m7hFex85dQ— Ryoichi Hasegawa (@rio_hasegawa) November 4, 2021
Pixel6 Pro撮影 1倍→20倍 pic.twitter.com/tJJ057fDOZ
— 美里茉奈 (みさまな) 沖縄在住 ライター&ショート動画制作 (@mana_churako) November 1, 2021
そう。Google Pixel 6 Proのすごいところは、デジタルズームの限界である望遠20倍までしっかり実用的であること。とりあえず存在してるとかではない。
— ももつきゆきや (@yukiyalien) November 4, 2021
20倍程度のズーム機能が使えるスマホは、これまでにもありました。
しかしそれらは、実用的と言うのには少し抵抗があるレベルの「とりあえずつけておきました」感のあるものでした。
しかしPixel 6 Proの光学20倍ズームはちょっとレベルが違い、ふつうに実用できます。
歴代のPixelも画像処理は評価されてきましたが、今回、Google Tensorを搭載したことで、スマホの高倍率ズームに新しい歴史をつくりました。
iPhone 13のシネマティックモード vs Pixel 6の消しゴムマジック・モーションモード
それぞれのカメラの独自機能に目を向けてみましょう。
iPhone 13は全モデルで「シネマティックモード」による撮影ができます。
動画撮影の際に、被写体に合わせてピントを自動で切り替えてくれます。まるでプロが撮ったような「ピン送り」が可能です。
シネマティックモードでエモい気動車 pic.twitter.com/sFXF7NKNqd
— まとしか (@shima_3904) November 3, 2021
一方でPixel 6 / 6 Proの独自機能には「消しゴムマジック」「モーションモード」があります。
消しゴムマジックは撮影後に不要なものを自然に消し去ることができます。
pixel6pro届いた!
消しゴムマジック機能が凄い。
こんな加工なら10秒かからず、ほんの一瞬で出来る。
背景細かすぎたりすると、さすがに違和感目立つけど、背景さえ選べば人の映り込みある程度は無視出来そう。カメラをまだ試せてないけど、モーションモードが楽しみ。 pic.twitter.com/R3hjwAHChm
— モケ (@iVQjyDZy6e5XE4U) November 6, 2021
またモーションモードは被写体に躍動感をつけたり、背景に動きを持たせることで手前の人物やものを引き立たせることができます。
久しぶりの秋葉原だった。Pixel 6カメラのモーションモード楽しい pic.twitter.com/Xc7jqXq67p
— gould (@Gould0100) November 3, 2021
Pixel 6 Pro のモーションモードで電車を流し撮り
スマホ手持ちで気軽に流し撮り(風)に撮影できるのは革命的
f/3.5 1/697 19.00mm ISO36 pic.twitter.com/JpQoH1NJhd
— ぺんた (@penta1019_fly) November 5, 2021
これらの独自機能にビビッと来た人は、今回の端末選びの重要な決め手になるかもしれませんね。
その他の細かな違い
ここまで触れられなかった細かい違いを整理しておきましょう。
▼iPhone 13 / Pixel 6 細かな違い▼
- 生体認証:顔認証 / ディスプレイ内蔵指紋認証
- 充電機能:MafSafe / バッテリーシェア
- SIM:eSIM+eSIMも可 / eSIM+nano SIM
- 端子:Lightning / USB Type-C
- イヤホンジャック:共になし
- 決済:Apple Pay / FeliCa(おサイフケータイ)
- 5G:どちらもミリ波は非対応
Pixel6の日本語文字起こしは無二の機能
Google Tensorによる独自機能として、日本語の文字起こし機能も注目されています。
これまでPixel純正のレコーダーアプリは英語の文字起こしには対応していましたが、今回、初めて日本語にも対応しました。
文字起こしは他のアプリで代替することもできますが、さすがはGoogle純正の精度の高さでかなり口コミは良いようです。
pixel6のレコーダーアプリの文字起こし機能、想像の10倍ぐらいすごかったです。 pic.twitter.com/1NNXkN15QZ
— 方角方山れいこ (@denkiry) October 30, 2021
ちなみに翻訳までできてしまいます。これは、すごい……。
必要な人は限られるかもしれませんが、取材ライターがテープ起こしに使ったり、動画のクリエイターが字幕制作に使ったりするといった用途が想定できます。
結論:こんな人にはiPhone 13 / Pixel 6
あくまで参考までになのですが、こんな人だったらiPhone 13 / Pixel 6がいいんじゃないかな!という話をして、この記事をまとめさせていただきますね。
▼iPhone 13シリーズが向いている人▼
- どちらかというと写真よりも動画に重きを置きたい人
- 他のApple製品を使っている人
- 軽さは譲れない人(iPhone 13 mini / 13)
- バッテリー持ちを最優先したい人(iPhone 13 Pro Max)
▼Google Pixel 6シリーズが向いている人▼
- Googleの新しいチップ「Google Tensor」を試してみたい人
- 価格(コスパ)を優先したい人
- できれば写真の編集はスマホだけで完結させたい人
- ライターなど「日本語文字起こし」が仕事で活かせそうな人
- 実用的な20倍ズームカメラが使いたい人(Pixel 6 Pro)
昨年のPixel 5は「ミドルレンジ」だったので、最高レベルのスペックが欲しい人はiPhone一択でした。
しかし今回のPixel6は現行の最高レベルの技術を惜しみなく投入しており、iPhone 13とがっぷり四つで組み合っています。
自分に合った方を選ぶことができれば、2021年現在の最高のスマホ体験ができることは間違いないでしょう。
この記事が少しでもあなたが比較検討する際の参考になればうれしいです。
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