ゴリラ
海外でもGoogle MAPがちゃんと使えるのか不安。
ネットが接続がなくても地図は見られるようにしておきたい!
という方向けの記事です。
地図アプリとして、人気No.1のGoogle MAP。ナビ代わりにもなって非常に便利なアプリです。
世界中で使えるため、海外旅行中などに知らない土地でも大活躍してくれます。
ただ、海外だと「ネット環境が不安定そうだし、地図が突然見られなくなるのでは…?」という不安もありますよね。
知らない土地で、迷子・ネット無しは過酷です。
ところが、Google MAPには地図エリアを指定し、端末にダウンロードできる機能があり、そんなお悩みも解決してくれます!
スマホ端末へ地図をダウンロードしておけば、地図はいつでも見られるので安心ですよね。
そこで、本記事では、Google MAPの地図ダウンロード機能を画像付きで解説をしていきます。
その他、地図ダウンロードに関連する以下のような疑問も解決できるような記事になっています。
最後に注意点も合わせて、紹介しているのでご参考になれば幸いです。
それでは、詳細見ていきましょう。
目次
Google MAPを海外でも使う方法|オフラインマップ機能を活用しよう
Google MAPでは、地図をダウンロードする機能をオフラインマップ機能と言います。
こちらの機能を活用しておけば、ネットが無い環境でも地図を自由に見ることが可能になります。
早速、このオフラインマップ機能の使い方を画像付きで見ていきましょう。
※地図のダウンロード作業は、通信量節約のためにWiFi環境下でしておくのがオススメです!
以下、ダウンロード手順です。
左上の「三」の部分からメニューを開きます。
オフラインマップを選択します。
自分の地図を選択を選択します。
ダウンロードしたい地域の範囲をカーソルで合わせ、ダウンロードします。
ダウンロードした地図が表示されます。
最後に名前変更もしておきましょう。
この名前のままでは、どこの地図かわからなくなります。
以上で完了です。
地球の裏側、アルゼンチンの地図も3分かからず入手することができました。
オフラインマップを見たい時は同画面から、対象の地図を選択すれば見ることができます。
オフラインマップ機能、ダウンロードできる範囲はかなり広い|保存容量には注意
ダウンロードする地図の範囲は、どれくらいの広さまで選択可能なのか検証してみました。
最大範囲は、具体的に「◯km x ◯km」とは規定されていなかったので、実際に操作し検証してみました。
そちらの結果が下記画像の通りです。なんと九州の大陸が、すっぽり入るくらいは1度でダウンロード可能です。
保存容量は九州大陸の場合、670MBほどのメモリーが使用されます。
保存容量の大きさは、範囲の広さではなく、その土地の情報の多さで決まる点には注意が必要です。
例えば、関東エリアでは保存容量が1.8GBに対し、マニラでは255MBとかなり大きな差があります。
保存できる地図の数に制限はないのですが、関東エリアのように、かなりメモリーを使っちゃう場合もあります。
自分の行き先全ての地図をダウンロードしておくのが理想ではありますが、「オフラインマップのせいで写真を保存する分の容量が余ってない…」なんてことが起きないように注意しましょう。
【経験談】海外でネット接続無しでも、オフラインマップがあれば地図代わりになった
筆者の実体験ですが、実際にドイツのフランクフルトへ行った際、この機能が大活躍しました。
自転車での海外旅だったため、地図は必須。
にもかかわらず、ポケットWifiもなくネット接続する手段は無しという状況でした。
ところが、以下2つの機能を組み合わせることでネット無しでどこでも地図を見ることができました。
- ①:オフラインマップ|対象のエリアを事前ダウンロード
- ②:スマホのGPS機能|①のエリア内であれば自分がどこにいるか明確にわかる
こちらのおかげ、自分が自転車でどこを走っているか、目的地まで何kmすぐ把握することができました。
ポケットWifiなどをレンタルしていく方も、ネットが繋がらなくなった時に備え、上記のようにオフラインマップを準備しておくといいかもしれません。
オフラインマップは必須?地図をダウンロードしてなかったらどうなるか
ゴリラ
地図は絶対ダウンロードしておく必要あるの?他の手段はない?
なんて疑問もあるかと思います。
事実、以下手段を使えばオフラインマップ環境下でも地図は確認できます。
- GPS機能|ネット無しでも現在地のみわかる
- 海外パケホーダイの利用|お金がかかるがネットは繋がり、地図は機能する
ところが、上記の手段はそれぞれデメリットがあります。
1つずつシミュレーションしましたので、順に確認していきましょう。
GPS機能だけで検証|現在地はわかるも不十分
GPS機能はもちろん、ネット無しでも利用可能です。
デメリットは、ネットがないと地図をほぼ読み込めない点です。
例えば、オフラインマップを用意せずに、海外で地図を開いた場合には下記のように見え方の相違があります。
ネット無しの場合、地図の情報が少なすぎることがわかりますね。
地図上で現在地がわかったとしても、地名も表示されないとなると地図としては役に立たないかなと思います。
やはり、事前にオフラインマップを用意しておく方が良いでしょう。
海外パケ・ホーダイを利用した場合|2,980円/ 日かかる
海外でいつでも地図を見られるようにするために、以下サービスを使った場合でもシミュレーションしてみました。
データ量24.4MBはすぐに超えてしまうので海外パケ・ホーダイ費用は3,000円/ 日かかる想定とします。
さらに海外旅行の期間が3~5日とした場合、通信費は9,000円~15,000円(3,000円 x 3~5日)もかかってしまいます。
この金額を高いと取るかは人次第ではありますが、地図を見るためだけであれば無駄な出費かなと個人的に思います。
国内でも使える!Google MAPのオフラインマップ機能
Google MAPのオフラインマップ機能は海外先行でリリースされていたのですが、2019年秋から日本国内でも使えるようになっております!
「国内なら、いつでもネット繋がるし基本は不要じゃない?」と感じる方も多いと思います。
しかし下記のようなケースに備えて、地図をダウンロードしておくのもありかなと思います。
- 災害などにより、通信できなくなってしまう。
- キャンプなどで山奥に行って、電波が入らない。
備えあれば憂いなし、どんな状況でも地図があるに越したことはないので、ぜひオフラインマップ機能を活用してみてください。
【注意】Google MAPを海外で使う時には経路検索に制限あり
非常に便利なGoogle MAPのオフラインマップ機能ですが、注意点があります。
行き先を調べる時、経路検索を使うと思うのですが、オフラインマップの場合は車での経路だけ調べられます。
徒歩ルート・電車の乗換案内は調べられないので要注意です。
実際に、オフラインマップで経路検索した画面は以下の通りです。
車の場合は、下記の通りルートが検出されます。
しかし、徒歩ルート・電車の乗換案内は下記の通り、表示されません。
海外で電車に乗る予定がある人は、オフラインマップでは対応不可なのでご注意くださいませ。
(徒歩ルートについては、車ルートを見れればなんとかなると思います)
まとめ|Google MAPは海外オフライン環境でも大活躍
Google MAPでは、オフラインマップ機能を活用すれば海外などのネットの繋がらない環境でも十分地図を見ることができます!
オフラインマップ機能とGPS機能を合わせれば、ダウンロードした地域のエリアについては実質オンラインかのように地図を使えます。(前述の通り、経路検索を使用する場合は注意)
海外へ行く予定がある方は、オフラインマップ機能をぜひお試しください。
ご自身に限らず、周りに海外旅行が好きな知人がいる方は、この機能を紹介したら喜ばれると思うのでぜひオススメいただけたら嬉しいです。