ワイモバイルへの乗り換えを考えているなら、今お使いのスマホをそのまま利用すれば、一番安くスマホが使えます。
ドコモ、au、ソフトバンクで購入したスマホを持ち込んで、ワイモバイルの「SIMのみの契約」への乗り換えを検討している人も多いのではないでしょうか。
しかしスマホセットの契約と比べると、SIMのみの契約では、いくつか自分でやらなければならない手続きや、SIM単体契約ならではの注意点があります。
こうしたSIMのみの契約の注意点については乗り換え前にチェックしておきたいところです。
押さえておきたい注意点として以下の6つ。
▼「SIMのみ」でワイモバイルを契約するときの注意点
- スマホがワイモバイルの電波に対応しているか
- 「SIMロック」は解除しておく
- 「SIMカードの差し替え」も自分でやる
- SIMカード差し替え後は、初期設定が必要
- 「SIMのみ」用の端末保証もある
- SIMのみの契約での割引は終了
上記のポイントを押さえておけば、無難に乗り換えが完了できるはず。それぞれチェックしていきましょう。
※当記事の情報は執筆時点での情報です。最新情報の提供に努めてはいますが、契約時には必ず公式サイトにてご確認ください。
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目次
「手持ちのスマホがワイモバイルの電波に対応しているか」は事前に確認しておく
今使ってるスマホをワイモバイルに持ち込みたい場合には、「ワイモバイルの電波に対応しているスマホなのか」は事前に確認が必要です。
スマホによっては、ワイモバイルの電波に対応していない場合もあります。
ワイモバイルの「使用しているバンド(周波数帯)」と「電波の繋がるエリア」はソフトバンクと同じです。
ワイモバイルで使用しているバンドは以下の通り。
▼ワイモバイルで使用しているバンド
使用しているバンド | |
---|---|
4G LTE | バンド1(2.1GHz) バンド3(1.7GHz) バンド8(900MHz) バンド41(2.5GHz) バンド41(2.5GHz) |
3G | バンド1(2.1GHz) バンド3(1.7GHz) バンド8(900MHz) |
バンド41、バンド42は補助的なバンドになるので、バンド1、3、8に対応していればOKです。
お手持ちのスマホの対応バンドは、スマホ機種の公式ページなどから確認できます。
最新のiPhoneの場合は「仕様」のページに載っていますね。
▼「仕様」の中のiPhone 11の対応バンド
ちなみにiPhoneは、5s以降なら全てワイモバイルに対応しています。
とくにソフトバンク以外のキャリアで購入したスマホや、ネットショップで購入したSIMフリースマホなどは、対応バンドを事前によく確認しておきましょう。
SIMの「SIMロック」は解除しておく
他のキャリアで購入したスマホをワイモバイルに持ち込んで利用したい場合には、SIMロックの解除が必要です。
たとえばドコモで購入したスマホには、ドコモの回線でしか使えないようにロックがかけられています。
なお、ソフトバンクからの乗り換えでもSIMロックの解除が必要となります。ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドですが、SIMロックについては解除が必要です。
ここはけっこうややこしいところなので注意しましょう。
SIMロックの解除は各社のマイページ(My docomo、My au、My SoftBank)から可能です。手数料は無料です。
マイページのほか、店頭でもSIMロックを解除できます。こちらは手数料3,000円がかかかります。
お金も手間もかからないマイページからのSIMロック解除がおすすめですね。
オンライン契約なら「SIMカードの差し替え」も自分でやる
オンラインショップでSIMカードのみでワイモバイルを契約する場合には、自分でSIMカードの差し替えをする必要があります。
SIMカードとは、ドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルなどでのユーザー情報が書き込まれたカードのことです。
お手持ちのスマホにも、現在利用中のキャリアのSIMカードが差し込まれているはずです。
ショップでワイモバイルに契約した場合は、店員さんがSIMカードを差し替えてくれますが、オンラインショップからの契約では、自分で差し替える必要があります。
とはいえ、差し替えは1分ほどで完了できます。
まずは「SIMピン」を用意しましょう。スマホを購入した時の箱の中に同封されていたはずです。SIMピンがなければ、クリップのような先の細いもので代用できます。
SIMピンをスマホ側面の穴に挿し込むと、SIMカードが引き出されます。
あとはSIMカードをワイモバイルのものに取り替えて、奥に差し込めばOKです。
古い方のSIMカードは、万が一の悪用の可能性もあるので、細かく刻んで捨てるようにしましょう。
SIMカード差し替え後は、初期設定が必要
SIMのみの契約をする場合には、ワイモバイルの電波を掴むための初期設定(APN設定)を自分で行う必要があります。
ワイモバイルで購入したスマホの場合には、購入時点ですでに初期設定が完了していますが、持ち込みでスマホを使う場合は、自分で設定しなければなりません。
とはいえ、これも数分で簡単に設定できます。
iPhoneのAPN設定
iPhone XR 以前の対象機種では、iOSを最新バージョンに更新することでAPNが設定されます。
▼iPhone XR 以前の対象機種
iPhone 5s / 6 / 6 Plus / 6s / 6s Plus / SE / 7 / 7 Plus / 8 / 8 Plus / X / XS / XS Max / XR
iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Maxについては、APN設定用のプロファイルをダウンロードすることで、設定が完了します。
APN設定用の構成プロファイルダウンロード(ワイモバイル公式ページ)
AndroidのAPN設定
端末ごとに異なりますが、基本的な流れは以下の通り。
- ホーム画面から「設定」を開く
- 「モバイルネットワーク」⇒「アクセスポイント設定」
- アクセスポイントの編集を開き、以下を入力。
▼アクセスポイントの設定
名前:Y!mobile APN
APN:plus.acs.jp
ユーザー名:ym
パスワード:ym
MCC:440
MNC:20
認証タイプ:CHAP
MMSC:http://mms-s
MMSプロキシ:andmms.plusacs.ne.jp
MMSポート:8080
APNタイプ:default,mms,supl,hipri※赤字は、自動で設定されないことが多い
- 設定したアクセスポイントを選択
以上で完了です。ブラウザなどを開いてちゃんと通信できるか確認してみましょう。
「SIMのみ」用の端末保証もある|ただし保障内容は微妙
ワイモバイルでは、SIMのみで契約した人向けの、スマホ機種の保証サービスもあります。
月々500円で、故障の際にワイモバイルでの取り扱い機種への交換ができるというものです。
▼故障安心パックライト
故障の際にワイモバイル取扱機種への交換ができる
月額500円
◆交換でもらえる機種の一例
機種 取り換え手数料
6カ月以内取り換え手数料
7か月以降HUAWEI P30 lite 21,364円 16,364円 Xperia 8 34,455円 29,455円 iPhone 6s(32GB) 16,782円 11,782円 iPhone 7(32GB) 25,946円 20,946円
あくまで、スマホの交換がしてもらえるサービスで、修理が受けられるものではありません。
交換でもらえるスマホも最新機種ではなく、交換の際には機種代金が1~2万円ほどとられます。
保障内容としてはかなり微妙です。
メーカー保証で我慢するか、iPhoneなら「AppleCare+ 」に加入するなど、別の方法を考えてみた方が良さそうです。
SIMのみの契約での割引は終了
以前は、SIMのみの契約をした人の場合には、SIM単体契約割引なるものがあり、月々400円~600円ほどの割引がありました。
2019年10月スタートの新プランからは、この割引は無くなり、SIMのみの契約も、スマホセットの契約も、料金は同じとなっています。
これ目当てで、SIMのみの契約を考えている人もいるかもですが、現在は割引は使えない感じになっています。
まとめ
SIMのみでワイモバイルを契約する時の注意点を紹介しました。
スマホを持ち込みして、ワイモバイルを契約すれば、支払いは月々のプラン料金のみになり、格安でスマホが使えます。
月々3,000円~4,000円ほどになり、大手キャリアの半額ほどで利用できます。
スマホ代を大幅に節約したいなら、格安SIM+スマホの持ち込みという方法はぜひ検討してみると良いですね。
ちなみに:契約するなら公式オンラインショップがおすすめ
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- 事務手数料(3,000円)無料
- 新規・MNP:18,126円引き
- 機種変更:7,128円引き
- 頭金がかからない
- オンラインだけで手続きが済むので楽
契約するプランや機種は全く同じですが、窓口が変わるだけでお得度が変わってくるんですね。
ぜひ、有効活用してください〜!
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