ゴリラ
トリプルSIMとは3つのSIMカードをセットすることです。
国内では、iPhone 13以降と、OPPO RenoシリーズなどがトリプルSIMに対応しています。
3つの回線が持ち歩けるのはロマンですよね。
本記事では、トリプルSIMに対応するスマホや、便利な使い方を解説します。
先に正直な結論を伝えると、2023年11月時点で確認できるトリプルSIMの対応機種、SIMの組み合わせは以下の通り。
- iPhone 13以降、Pixel 7以降
⇒SIMカード+eSIM+eSIM - OPPO Reno10 Proなど
⇒SIMカード+SIMカード+eSIM
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目次
トリプルSIMに対応しているスマホ
2023年11月時点で、国内でトリプルSIMが使えるスマホは以下の通り
- iPhone 13シリーズ以降
- Pixel 7シリーズ以降(23年3月のソフトウェア更新で対応)
- OPPO Reno10 Pro など
けっこう調べましたが、たぶんこれぐらいのようです。
製品のスペック・仕様の「SIM」の項目で、いくつSIMがセットできるか確認できます(画像は楽天モバイルのOPPO Reno7 Aのページ)
「とりあえずデュアルSIMでもいっか」という方はこちらの記事をどうぞ。
【大前提】トリプルスタンバイは基本できない
3つの電話番号の同時待受け(トリプルスタンバイ)はできません。
iPhone、Pixelの場合は、同時に使える回線は2枚までで、3回線目をオンにする時には、使用中のどちらかの回線をオフにするように求められます。
iPhone 13のデュアルeSIM、物理SIMと合わせてトリプルSIMの認識まではされる模様
ただし、実際に動くのは2枚まで
3枚目をオンにしようとすると既存オフを求められた
モバァァァイル以外の3キャリアを1台で使い分けられそう🤔 pic.twitter.com/eFRjN1TIIX— よね (@risodoro) October 1, 2021
OPPO Renoシリーズもトリプルスタンバイはできないようです。
3つの回線の内、2回線を選んで使っている方の口コミがありました。
OPPO Reno5AでトリプルSIM運用してます。
SIM1 楽天モバイル
SIM2 マイネオ
eSIM povo2.0(SIM2と切替えて利用)povoは維持費ほぼ0円で24時間使い放題が330円とか外出時に動画をガッツリ高画質で見るのに重宝。
そして #ギガ活 。
ローソンとかすき家で300MB貰える。
大体100円相当なのでお得☺️ https://t.co/vfMS3e5jFJ— けーわん🍁積立投資×株式投資 (@KzONEyfm) August 11, 2022
ちなみに、海外の機種に目を向けると「Galaxy Z Fold3」がトリプルSIMで使えるようです。
ただしこちらも、同時に電話を待ち受けできるのは2回線までのようですね。
東南アジア版のGalaxy Z Fold3はデュアルSIM+eSIMというトリプルSIM仕様。ずっと試したかった3SIM全部セットしたらどうなるのか。
まず3SIM全部端末は認識する。ただSIM2とeSIMは排他利用でどちらかが完全offになる仕組みだった。2をonにしようとするとeSIMをoffにする確認画面。そしてその逆。 pic.twitter.com/UDHDuj8DAe
— あり4゛59 (@arijigoku459) September 15, 2021
iPhone 13以降、Pixel7以降は「SIMカード+デュアルeSIM」に対応
iPhone 13シリーズ以降、Pixel7以降は、eSIMを2つ設定できる「デュアルeSIM」に対応しています。
物理的なSIMカードは1枚しか入れられませんが、eSIMを複数セットできます。
そのため「SIMカード+eSIM+eSIM」の組み合わせで、トリプルSIMが実現できます。
eSIMを同時待ち受けできるのは2回線までですが、3回線目以降もインストールしておくことができます。
なので、極端な話、eSIMを5回線くらいインストール(契約)しておいて、その中から2回線を切り替えながら使うことができます。
iPhoneの場合、1台の端末に複数のAPNプロファイルをインストールできません。
そのため、APN設定が必要な複数の回線(格安SIMなど)を併用することはできません。
「OPPO Reno10 Pro」などもトリプルSIMに対応
OPPO Renoシリーズ(5 A / 7 A / 9A / 10 Pro)のSIMフリー版は「SIMカード+SIMカード+eSIM」の組み合わせでトリプルSIMが実現できます。
キャリア版はトリプルSIMで使えない
基本的にキャリア版のOPPO Renoシリーズはいずれも、SIMカードを1枚までしか挿せないので、トリプルSIMで使うことはできません。
- OPPO Reno5 A(ワイモバイル版・通常モデル)
⇒「SIMカード×1」 - OPPO Reno5 A(ワイモバイル版・eSIM対応モデル)
⇒「SIMカード×1 + eSM×1」 - OPPO Reno7 A(ワイモバイル・au・UQモバイル版)
⇒「SIMカード×1 + eSM×1」 - OPPO Reno9 A(ワイモバイル版)
⇒「SIMカード×1 + eSM×1」
ただし、2023年10月に発売した Reno10 Proについては、ソフトバンク版でも「SIMカード×2 + eSIM×1」が利用できます。
トリプルSIMで使うなら回線はどう選ぶ?
トリプルSIMで使うなら、どの回線を選ぶべきかを考えてみました。
- 3つのキャリアの回線を組み合わせる
- 楽天モバイルのかけ放題、povoのトッピングを組み合わせる
3つのキャリアの回線を組み合わせる
まずひとつが、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルのから、3つを選んで組み合わせる方法です。
最近では通信障害に備えて、複数の種類の回線を持つ人が増えています。
デュアルSIMにするだけでも安心ですが、3回線にすることで万全です。
「そこまでやる必要があるのか」とツッコまれそうですが、その時々でベストな回線を選べるのは、けっこう楽しいです。
楽天モバイルのかけ放題・povoのトッピングを組み合わせる
- 楽天モバイルのかけ放題
- povoのトッピング
- BIGLOBEモバイルのエンタメフリーオプション
- LinksMateのカウントフリーオプション
など、特徴的なサービスを組み入れるのもおすすめです。
「楽天モバイルのかけ放題」を組み合わせる
Rakuten Linkアプリからの国内通話なら、通話料0円で使えます。
トリプルSIMが使えるOPPO Reno9 Aも取り扱っています。端末の購入といっしょに契約しても良いですね。タイミングによっては、大量のポイント還元も受けられます。
「povoのトッピング」を組み合わせる
povo2.0は月額0円~で運用できるので、「トリプルSIMで遊んでみたい」ぐらいの温度感の方も、気軽に契約できます。
povo2.0は月額0円~のベースプランに、必要な時にトッピングを課金して使います。
回線を維持するだけなら、料金は発生しません。
「カウントフリー」を組み合わせる
そのほか、BIGLOBEモバイルやLinksMateなど、エンタメのカウントフリーのオプションがあるところと組み合わせるのもアリです。
▼BIGLOBEモバイル「エンタメフリーオプション」▼
- YouTube など対象21サービスのギガがカウントフリー
- 音声通話SIMなら月額308円
▼LinksMate▼
- 対象のゲーム・コンテンツ・SNSがカウントフリー
- ABEMA、インスタ、Twitterなども対象
- 月額550円
速度の速いメインの回線を契約しておいて、YouTubeやゲームをする時にカウントフリーのサブ回線に切り替えるのが良さそうですね。
ちなみに、BIGLOBEモバイルはeSIMに非対応、LinksMateはeSIMに対応しています。
まとめ
国内で販売のあるトリプルSIMが使える機種は、13以降のiPhone、OPPOなどがあります。
対応機種はかなり限られますが、トリプルSIMのスマホが欲しい方は参考にしてください。
ちなみに:契約するならオンラインショップがお得です
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理由は以下3点です。
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