2020年春の「SoftBank学割」が発表されました。
今年の学割の主な特典は以下の2つ。
- 6カ月間、980円/月割引
- ウルトラギガモンスター+が1年間ギガ使い放題
割引額は控え目で「超お得」という感じではありませんが、デメリットなしに6千円ほど割引になるのはやはり魅力です。
しかし、いざ学割を使うとなると、
「学割の条件はどんな感じ?」
「取りこぼしなく、必ず適用させたい!」
などは考えるところだと思います。
そこで本記事では、「SoftBank学割」の内容・注意点を分かりやすく解説していきます。
後半では、プラン選びのポイントも紹介しているので、プランで迷っている方はぜひチェックしてみて下さい。
学割をミスなく適用させるために、適用条件などをチェックしていきましょう。
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目次
「SoftBank学割」の内容|特典は4種類
2020年春のソフトバンクの「SoftBank学割」の内容はザックリと以下の通り。
▼SoftBank学割
- 6カ月間は月額980円割引(ウルトラギガモンスター+、ミニモンスター)
- ウルトラギガモンスター+が1年間ギガ使い放題
- スマホデビュープランなどが+1GB増量
受付期間:2019年12月6日~2020年6月1日
2019年12月6日からすでに受付けが開始しています。
各特典について詳しく見ていきましょう。
① 6カ月間は月額980円割引
特典①:6カ月間は月額980円割引
基本プラン(音声)の月額980円が無料
▼適用期間
6カ月間
▼適用プラン
ウルトラギガモンスター+、ミニモンスター
▼対象となる契約
新規契約、乗り換え、機種変更、契約変更
▼適用できる年齢
5歳~22歳
ウルトラギガモンスター+、ミニモンスターで契約する人は、プラン内に含まれている基本プラン(音声)の月額980円が無料になります。
実質、毎月980円割引でウルトラギガモンスター+、ミニモンスターが利用できる形です。
各プランの概要は以下の通り。
▼ウルトラギガモンスター+
月額3,480円~で「50GB+動画SNS使い放題」が利用できるプラン。
◆対象サービス
▼ミニモンスター
使った分だけ料金を支払うプラン
学割を適用することで、ミニモンスターなら月額1,000円~、ウルトラギガモンスター+なら月額2,500円~で利用できます。
割引は6カ月間継続するので、全部で7千円ほどの割引が受けられる計算になります。
② ウルトラギガモンスター+が1年間ギガ使い放題
特典②:1年間ギガ使い放題
ウルトラギガモンスター+が1年間ギガ使い放題
「特典①:6カ月間は月額980円割引」が適用されていることが条件
▼適用期間
12カ月間
▼適用プラン
ウルトラギガモンスター+、ミニモンスター
▼対象となる契約
新規契約、乗り換え、機種変更、契約変更
▼適用できる年齢
5歳~22歳
ウルトラギガモンスター+は月額料金が割引になるだけでなく、1年間は「データ使い放題」で利用できます。
もともと「50GB+動画SNS使い放題」と超大容量のプランなので、データ容量を使いつくすことは中々なさそうですが、「完全使い放題」という響きはちょっと嬉しいですね。
1年間はデータ容量を気にせずたっぷり使えます。
③ 「スマホデビュープラン」などが1GB増量
特典③:スマホデビュープランなどが1GB増量
スマホデビュープランなどが1GB増量で毎月2GB使える
(スマホデビュープランは月額980円から利用可能)
▼適用期間
12カ月間
▼適用プラン
スマホデビュープラン、ケータイ1GBプラン
▼対象となる契約
新規契約、機種変更
ケータイから乗り換え(MNP・番号移行を含む)
▼適用できる年齢
5~15歳
スマホデビュープランが1年間は1GB増量の「月々2GB」で利用できます。
スマホデビュープランは本来、ガラケーからスマホへ機種変更する人が対象ですが、ソフトバンク学割では、新規契約でスマホデビューする人も対象となります。
特典としてはやや控え目ですが、もともと格安のプランなので、それでもかなりお得な感じです。
「おうちでんきの電気代が割引」という特典もある
特典④:「おうちでんきの割引」
◆新規加入で6カ月間、電気代10%分のスマホ代が割引
対象;北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力
▼適用条件
- 学割期間中に新たに「おうちでんき」を契約
- 2020年8月31日までに開通させる
- 「おうち割 でんきセット(M)」を申し込む
◆おうち割でんきセットに新規加入で6カ月間スマホの通信料から月額1,000円割引
対象:北陸電力、九州電力
▼適用条件
- 学割期間中に新たに以下のいずれかを申し込み
「おうち割 北陸電力 でんきセット(M)」
「おうち割 九州電力 でんきセット(M)」 - 2020年8月31日までに適用開始
- でんきセット適用回線の中に、「SoftBank学割」の適用回線が含まれていること
ソフトバンクでんきの「おうちでんき」に新規加入すると、電気代が割引になる特典もあります。学割適用者のみが対象です。
電気代の節約に興味があればチェックしてみると良いかも。
「SoftBank学割」の注意点
「SoftBank学割」を利用するなら事前にチェックしておきたい注意点が2つほどあります。
▼「SoftBank学割」の注意点
- 過去に学割が適用された人は、再適用は不可
- 対象年齢が狭くなった。割引は22歳まで
それぞれチェックしていきましょう。
過去に学割が適用された人は、再適用は不可
過去に学割が適用されたことがある人は、あらためて今回の学割を適用することはできません。
「SoftBank学割」の注意書きを見ていくと以下の記述があります。
対象者がすでにこのキャンペーンまたは“ソフトバンク”の学割特典の適用を受けている対象回線の使用者ではないこと。
すでに学割の適用を受けたことがある人は、今回の学割の適用を受けることは不可ということですね。注意しましょう。
対象年齢が狭くなった|割引は22歳まで。スマホデビュープランは15歳まで
前年の学割の対象年齢は「25歳以下」でしたが、今年の学割の対象年齢は少し範囲が狭くなっています。各特典の対象年齢は以下の通り。
▼各特典の対象年齢
特典 | 対象年齢 |
---|---|
① 6カ月間は月額980円割引 | 5歳~22歳 |
② ウルトラギガモンスター+が1年間ギガ使い放題 | 5歳~22歳 |
③ スマホデビュープランが+1GB増量 | 5歳~15歳 |
年齢の下限も「5歳から」に引き上げられています。
なお対象年齢であれば、学生でなくても学割の適用が可能です。社会人の方など、まだ適用したことがない人はぜひ利用していきましょう。
「親が使うスマホ」で学割適用も可能
「親が使うスマホで学割は使える?」と疑問をお持ちの方もいるかもしれません。
結論、親が使うスマホで学割を適用することも可能です。
方法は以下の2通り。
- 親名義で契約し、利用者として子供を登録する
- 子供名義で契約する(小学生以下は不可)
おすすめは「親名義で契約し、利用者として子供を登録する」という方法です。
子供名義の契約をすると、変更手続きはすべて子供が行う必要があり、親だけでの手続きは不可となります。
なので、「親名義で契約し、利用者として子供を登録する」という方法の方が後々面倒がなさそうです。
まだスマホを持つ年齢ではない子供がいる方も「子供を利用者登録して学割を適用してもらう」という方法については一度は検討してみるのが良さそうです。
店舗でこれをやるのが恥ずかしい場合には、
学割のプラン選びのポイント:「2GB以上使うか」で判断
学割でどのプランを選ぶかで迷っている方もいるかもしれません。プラン選びのポイントを見ていきましょう。
料金をまとめてみると以下のような感じです。
▼学割適用時の各プランの料金
◆ウルトラギガモンスター+
月額5,500円
※ SoftBank学割、1年おトク割適用時
◆ミニモンスター
データ使用量 月額料金 0~1GB 2,000円 1~2GB 4,000円 2~5GB 5,500円 5~50GB 6,500円
※ SoftBank学割、1年おトク割適用時
◆スマホデビュープラン
月額980円
2GB以上使うなら「ウルトラギガモンスター+」、
2GB以下なら「スマホデビュープラン」「ミニモンスター」
がお得になります。
また、ミニモンスターよりスマホデビュープランの方が安いので、スマホデビューの人は必ずスマホデビュープランを選びたいところです。
◆2GB以上使う人
⇒「ウルトラギガモンスター+」
◆2GB以下の人
・スマホデビューなら「スマホデビュープラン」
・スマホデビュー以外なら「ミニモンスター」
2GB以上使うなら「ウルトラギガモンスター+」がお得
2GB以上使いたい人は「ウルトラギガモンスター+」がおすすめです。
ウルトラギガモンスター+は大容量プランという位置付けですが、実は2GB以上使うなら、どの人も基本的にウルトラギガモンスター+がお得になります。
ソフトバンクでは、データ通信少なめの人向けのプランとして「ミニモンスター」があります。料金を比較して見ると、2GB以上ですでにウルトラギガモンスター+とほぼ同額です。
◆ウルトラギガモンスター+
月額5,500円
◆ミニモンスター
データ使用量 月額料金 0~1GB 2,000円 1~2GB 4,000円 2~5GB 5,500円 5~50GB 6,500円
※それぞれ SoftBank学割、1年おトク割適用時
さらに5GB以上になると、ウルトラギガモンスター+よりも高くなります。
なので、2GB以上使う人は、ウルトラギガモンスター+を選んでおきましょう。
2GB以下なら「スマホデビュープラン」or「ミニモンスター」のどちらか
2GB以下なら「スマホデビュープラン」「ミニモンスター」の2択となります。
「スマホデビュープラン」の方が安いので、スマホデビューの人はこちらを選んでおきましょう。
スマホデビューではない人は、ミニモンスターの一択となります。
ただし、ミニモンスターの料金は正直、かなり割高なので、ミニモンスターを契約するぐらいなら、できればソフトバンク以外での契約も含めて少し慎重に検討したいところです。
このあたり少し詳しく解説します。
ミニモンスターは割高。格安SIMも検討すべき
ミニモンスターは、1GB以下ならやや安いですが、1GB以上になるとすぐに割高になるプランです。1GBを超えることが多いなら、正直、格安SIMも含めて検討したいところです。
たとえばワイモバイルなら3GBのプランが月額2,680円で利用できます。
▼ワイモバイルの料金プラン
S | M | R | シンプル20 |
---|---|---|---|
2,680円 | 3,680円 | 4,680円 | 4,480円 |
3GB | 10GB | 14GB | 20GB |
国内無料通話 (1回10分以内) |
とくに2~3GB使う人だと、ソフトバンクのミニモンスターの代わりに、ワイモバイルのSプランを選ぶことで毎月2,820円の節約になります。
▼2~3GBを使う人の場合
ソフトバンク「ミニモンスター」:月額5,500円
ワイモバイル「スマホベーシックプラン(Sプラン)」:月額2,680円
毎月2,820円の節約になると、年間で3万円以上の節約になる計算です。
という感じで、ミニモンスターは他と比べて料金が割高になりがちなプランです。ぜひ他のところでの契約も視野に検討してみると良いでしょう。
「トクするサポート」は使うべき?⇒かなり微妙。条件が合えば使うのが良さそう
学割キャンペーンの中で「トクするサポート」についても紹介されています。
こうした広告などを目にして、「トクするサポートは使った方が良いの?」と迷っている方もいるかと思います。「店員さんにすすめられた」という方もいるかも。
トクするサポートの内容は以下の通り。
▼トクするサポート
- 機種代金が実質半額で購入できるサービス
(48回払いの25カ月目以降の支払いが不要) - ソフトバンクでの機種変更と、古いスマホの回収が条件
プログラム利用料:月額390円
「機種代金が実質半額になる」ということで、一見お得にも見えますが、実はけっこう微妙なところがあります。
トクするサポートのデメリットは以下の3点です。
▼トクするサポートのデメリット
- 古いスマホが回収されてしまう
(自分で売った方が高く売れるかも) - 機種変更が必須⇒ソフトバンクから抜け出せない
- プログラム利用料が2年間で9,360円かかる
「古いスマホが回収される」のと「ソフトバンクから抜け出せない」のが大きなデメリットです。
このあたりのデメリットを少し詳しく見ていきましょう。
古いスマホは回収されてしまう
まずデメリットとして大きいのが、「古い機種が回収される」ということです。
「古いスマホならいらないのでは?」と思う方もいるかもですが、実は使い終わったスマホも中古で売れば、2年後でも半額ぐらいの値段が付くことが多いです。
とくにiPhoneの場合には2年後でも値崩れしにくく、購入時の半額以上の値段が付いたりします。
たとえばiPhone Xだと、2019年12月現在で、メルカリでの価格相場は5万円~6万円ほどです。
2年間使った中古品でこれぐらいの値段が付いています。発売当時の価格が約11万円なのでちょうど半額ぐらいですね。
メルカリでは手数料、トクするサポートではプログラム利用料がそれぞれかかりますが、それらを加味しても、トクするサポートと引き分けな感じです。
このように中古で売るのが手間じゃないなら、トクするサポートを使う金銭的なメリットはあまりないでしょう。
ソフトバンクから抜け出せない
「ソフトバンクから抜け出せない」という点もデメリットとして大きいです。
トクするサポートを使うと2年後の機種変更(機種購入)が条件になるので、実質的に4年縛りのような形になります。
機種変更でまたトクするサポートを使うと、さらに2年が加算されて「6年縛り」となります
という感じで、どこかでトクするサポートをあきらめないとずっと抜け出せない仕様になっています。
ソフトバンクではすでに解約金0円がすでに導入されています。
トクするサポートを使ってしまうと、結局ソフトバンクに縛られることになり、せっかくの解約金0円が活かせなくなってしまいます。この点には注意しましょう。
トクするサポートは「ずっとソフトバンクを使う」という人なら使ってみるのもアリ
以上のように、トクするサポートは「機種回収」や「4年縛り」などのデメリットがあり、そこまでお得ではありません。
基本的には、トクするサポートなしでスマホを購入して、機種変更したら古い方は自分で売るという形がおすすめです。
ただし、「どうせずっとソフトバンクを使うし、自分で売るのは面倒」という人は、トクするサポートを使ってみるのもアリだと思います。
デメリットを踏まえたうえで、自分に合った方を選んでいくと良いでしょう。
関連記事:【結論アリ】トクするサポートは実際どうか?入るべきケースを解説する
まとめ:ソフトバンク学割は超お得ではないが、確実にお得
2020年春のソフトバンクの学割は「超お得」という感じではありません。
ただ、デメリットなしに6千円ほどお得になるというのは、やはり魅力です。22歳以下で学割が適用できる人は、ぜひ利用していきましょう。
契約プランとしては、ウルトラギガモンスター+とスマホデビュープランはオススメ。ミニモンスターは割高なので要検討といったところです。
ぜひ賢く学割でスマホデビューを進めてみてください。
ちなみに:契約するならソフトバンクオンラインショップがお得です
ソフトバンクを検討しているのであれば、店舗よりも
理由は以下4点です。
- 自宅受け取りなら手数料がかからない(3,850円お得)
- 頭金がかからない(3,000〜1万円くらいお得)
- オプションやしつこい営業がない
- 待ち時間なし・24時間契約できる
金銭的メリット(10,000円以上お得になることも!)も大きいのですが、精神的メリット(待ち時間なし、営業なし)も無視できず、普通にオススメです。
これから契約する人はぜひ使ってみてください!