ゴリラ
2022年4月8日にソフトバンクから発売された「シンプルスマホ6」はこれまで通りの親切設計にプラスして、スマホとしてかなり使いやすくなっています。
スマホデビューの両親にすすめるスマホに検討していた方も多いのでは。
本記事では、シンプルスマホ6のスペック・特徴を、注意点・微妙な点にも触れながら、正直にレビューしていきます。
先に正直な結論を伝えると、シンプルスマホ6はお馴染みの親切設計を踏襲しながら、スペックは大幅にアップデートしました。
ソフトバンクで、シニアのスマホデビューに一番安心して選べる機種です。
ただし、おサイフケータイなし、ワンセグ・赤外線は非搭載。前モデルと比べると、一部コストカットもあります。
ちなみに…
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シンプルスマホ6は「ここがシニア向け」
シンプルスマホ6では、従来通り、スマホデビューのシニア向けの親切機能がバッチリ搭載されています。
特にメリットになるのが、以下の3点ですね。
- 「ホーム画面」がとにかく見やすい
- 「押すだけサポート」で相談できる
- 「物理ボタン」が分かりやすい
「ホーム画面」がとにかく見やすい
まず目を引くのがホーム画面です。
デカアイコンで、欲しい機能が目に飛び込んできます。機能も必要なものに絞ってあるので、分かりやすいですね。
ホーム画面の下には「楽ともボタン」として、よく使う連絡先を登録できます。
「押すだけサポート」で相談できる
ホーム画面の「サポート」のボタンを押すと、「押すだけサポート」の機能が開きます。
「おまかせ(自動)で解決する」を押せば、自動で設定を戻すなどして、トラブルを解決してくれます。
また、困った症状を自分で選んで解決することも可能です。
どうしても解決しきれない場合は、電話での問い合わせも可能です。通話無料で相談できます(受付時間は9時~20時)。
「物理ボタン」が分かりやすい
本体下部には、3つの物理ボタンが搭載されています。電話キー、ホームキー、メールキーの3つです。
ボタンは前モデルのシンプルスマホ5に比べて、1.3倍に大きくなったとのこと。電話やメールがあった際には、ボタンが光ってお知らせしてくれます。
初めてのスマホは慣れるまでに時間がかかるものですが、電話やメールはすぐに使えますね。
スマホとしても普通に便利!注目のポイントはココ
シンプルスマホ6は「スマホとして普通に便利だな」と思えるポイントも、いくつかあります。
- ハンドソープで丸洗いできる
- バッテリーが1週間持つ
ハンドソープで丸洗いできる
シンプルスマホ6は、ハンドソープで丸洗いができます。前モデルにはなかった新しい要素です。
スマホの表面には雑菌がたまりがちです。使っていてどうしても衛生面が気になってしまうこともあるかもしれません。
普通のスマホは防水であってもハンドソープはNGですが、シンプルスマホ6ならいつも清潔に使えますね。
バッテリーが1週間持つ
ライトな使い方であれば、バッテリーは1週間持つとのこと。
電池残量を気にしながら使うストレスがないのは、うれしいポイントですね。
ちなみに「バッテリー持ち1週間」は、シャープの人気モデル「AQUOS sense」シリーズでは、おなじみの機能です。ユーザーの評判も高めですね。
AQUOSsense6のバッテリー持ちがすごい。使ってると分かるこの安心感。
— Mα鯛 (@madai529) December 27, 2021
AQUOS Sense4 バッテリー持ちえぐい pic.twitter.com/dBDcHDKIBg
— メカニカルモアイ (@MechanicalMoai) December 14, 2020
シンプルスマホ6もお家芸のバッテリー持ちは、かなり期待できそうです。
スペックアップにも注目|最新に対応
シンプルスマホ6は、外見こそ前モデルとあまり変わりませんが、中身のスペックは飛躍的にアップしています。
シニア向けのスマホはスペックに注目する人が少なく、新機種でもあまり進化しないことも多いです。
今回のシンプルスマホ6については、中身が一気に良くなっています。具体的には以下の3点が大きなアップデートです。
- CPUが「Snapdragon 695」で一気に性能アップ
- 「5G」通信に対応
- 「eSIM」にも対応
CPUが「Snapdragon 695」で一気に性能アップ
CPUは「Snapdragon 695」を搭載。
Xperia 10 IV、AQUOS sense6sなど2022年のエントリー~ミドルレンジクラスのスマホに続々と搭載予定のチップです。
前モデルの「シンプルスマホ5」のCPUはかなり貧弱で、妥協すべきポイントになっていました。
今回の「シンプルスマホ6」は最新スペックに対応し、一気に使いやすくなっています。
ちなみにベンチマークのスコアを比べると、前モデルとこれぐらい違います。
▼AnTuTuベンチマークスコア(ver9)▼
- Snapdragon 450(シンプルスマホ5など):約11万点
- Snapdragon 695(シンプルスマホ6など):約39万点
シンプルスマホ6ぐらいの性能があれば、少しゲームを遊んでみたり、地図アプリを不便なく動かしたりできます。
初めてスマホを使う方も、これぐらい余裕のあるスペックがあると、色々と新しいことを試してみやすいですね。
シンプルスマホ6のCPU 695 5Gが
処理性能だけ見ると十分すぎるほどの性能があることに驚いた pic.twitter.com/tLR0x13fkx— 現役ソフトバンクブロガーぱたんこ (@patnkoblog) April 21, 2022
「5G」通信に対応
シンプルスマホ6は、5Gでの通信に対応しています。ここもしっかり最新の機能に対応してくれていますね。
外出先で動画を見るなど、大容量のデータ通信が必要なシーンで、5Gが活躍してくれます。
ちなみに、ソフトバンクの5Gのエリアは2022年3月時点で人口カバー率90%を突破したとのこと。
今後のエリア拡大にも期待です。
「eSIM」にも対応
少しマニアックですが「eSIM」にも対応しています。
本体にSIMが内蔵されていて、SIMカードの差し替えではなく情報の書き換えで、契約先の乗り換えができるものです。
自宅に居ながら最短即日に、乗り換えができたりします。
スマホを初めて使う方に必要かどうかは微妙なところですが、一通り最新仕様になっているのはグッドですね。
nenoSIM+eSIMでデュアルSIM(DSDV)での運用も可能とのこと。
シンプルスマホ6の注意点・微妙なところ
シンプルスマホ6の注意点や「ここは微妙かも…」という点についてまとめています。
おサイフケータイはない
シンプルスマホ6は、前モデルから引き続き、おサイフケータイは非搭載です。
スマホをかざして決済をする機能は、利用できません。
ちなみに、指紋センサー長押しで、PayPayなど登録した決済アプリをすぐに起動できる機能はあります。
レジ前で、さっとQRコード決済を開けます。
ワンセグが非搭載になった
ワンセグは非搭載になりました。
シンプルスマホ6含め、2022年現在だと、ワンセグ搭載の機種はほとんど絶滅してしまったようです。
ちなみに、シンプルスマホ6は「ラジスマ」と呼ばれるFMラジオが使えます。
「radiko+FM」アプリから、イヤホンをアンテナ代わりにすることで、通信環境がなくてもFMラジオが聴けます。
赤外線も非搭載になった
赤外線通信も非搭載となりました。
今後、3Gの停波に向けガラケーがさらに減っていくこともあり、シニア向けでも搭載されることが少なくなってきています。
シンプルスマホ6の価格・発売日・カラー
シンプルスマホ6はソフトバンクで、2022年4月8日に発売。
価格は54,720円です。
▼シンプルスマホ6の価格・発売日▼
- 発売日:2022年4月8日
- 本体価格:54,720円
新トクするサポート適用で実質負担額:27,360円(月々1,140円× 24回)
2年後にスマホを返却することで、実質負担額を27,360円に抑えることも可能です。
2年後ぐらいに機種変更したいと考えている方は、こちらのプログラムの利用を検討してみるのも良いですね。
カラーは、シャンパンゴールド、インディゴブルー、ルビーレッドの3色です。
▼シンプルスマホ6のカラー▼
月々の料金は「スマホデビュープラン」が安い
ソフトバンクでは、ガラケーからのスマホデビューなどを対象に、「スマホデビュープラン」という優遇プランが用意されています。
1年目
- 月額990円(翌月から12カ月間)
- 5GB+5分以内の国内通話が無料
2年目
- 月額1,980円(14ヶ月目以降)
- 3GB+5分以内の国内通話が無料
例えば、シンプルスマホ6なら機種代込みで月額2,130円からスマホが始められます。
「シンプルスマホ6」と「シンプルスマホ5」のスペックを比較
最後に、シンプルスマホ5とのスペックを比較しておきましょう。
スクロールできます→
シンプルスマホ6 | シンプルスマホ5 | |
---|---|---|
メーカー | シャープ | |
サイズ | 縦:約158mm 横:約71mm 厚み:約9.4mm | 縦:約154mm 横:約70mm 厚み:約9.3mm |
重さ | 約174g | 約168g |
CPU | Snapdragon 695 | Snapdragon 450 |
RAM+ROM | 4GB+64GB | 3GB+32GB |
外部メモリ | microSD/SDHC/SDXC 最大1TB | microSD/SDHC/SDXC 最大512GB |
バッテリー容量 | 4,000mAh | 4,000mAh |
ディスプレイ | 約5.7インチ 液晶 HD+ (720×1,520) | 約5.5インチ IGZO液晶 フルHD+(2,160×1,080) |
生体認証 | 顔認証/指紋認証 | 顔認証 |
メインカメラ | 約1,200万画素 | 広角:約1,300万画素 深度:約500万画素 |
サブカメラ | 約800万画素 | 約800万画素 |
防水/ 防塵 | IPX5/IPX8/IP6X | IPX5/IPX8/ IP6X |
耐衝撃 | MIL-STD-810H準拠 | MIL-STD-810H準拠 |
5G・eSIM | 対応 | 非対応 |
CPU性能アップや5G対応などある一方で、ディスプレイやカメラなど、一部スペックが削られている部分もあります。
シニア向けの機種としては重要度の高くないところで上手にコストカットして、必要なスペックを強化しているようですね。
まとめ
シンプルスマホ6では、第6世代にして、ついに最新スペックに対応しました。
完成された親切設計にプラスして、スマホとしての使い勝手も進化しています。
スマホデビューの両親に、シニア向けの機種をすすめたいと考えている方は、ぜひ候補に検討してみるのがおすすめですね。
ちなみに:契約するならソフトバンクオンラインショップがお得です
ソフトバンクで契約を検討しているのであれば、店舗で契約するよりも
理由は以下5点です。
- 事務手数料がかからない(3,300円お得)
- 頭金がかからない(最大10,000円お得)
- オプションに加入する必要がない
- 待ち時間がない
- 店員から営業を受けなくて済む
金銭的メリット(10,000円以上お得になる)も大きいのですが、精神的メリット(待ち時間なし、営業なし)も無視できず、普通にオススメです。
これから契約する人はぜひ使ってみてください!