ゴリラ
2022年夏現在、コスパスマホで定番なのが、この2機種です。
「バッテリーが長持ち」「コンパクト」など共通点が多く、どちらが良いか迷ってしまいますね。
本記事では「Xperia 10 IV」と「AQUOS sense6/6s」について、カメラ、ディスプレイ、SoCなど一つずつ比較していきます。
先に正直な結論を伝えると、
- カメラ
⇒ともにトリプルレンズ。大きな差はない - ディスプレイ
⇒ともに有機EL。60Hzのリフレッシュレート - SoC(チップ)
⇒Snapdragon 695 5G(sense6は690) - バッテリー
⇒どちらも長持ち。Xperia 10 IVは超優秀 - 重さ・サイズ
⇒どちらもすごく軽い。Xperia 10 IVは縦長スリム - 機能
⇒好みが分かれる - 価格
⇒AQUOS sense6/6sが安い
どちらも「コンパクトで電池が長持ち、普段使いにピッタリなスマホ」で共通点は多いです。
個人的には、ぶっちぎりの電池持ち、スリム縦長の「Xperia 10 IV」に魅力を感じました。
コスパで言えば、数万円安く買える「AQUOS sense6/6s」に軍配が上がります。
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目次
【カメラを比較】ともにトリプルレンズ
まずはカメラから比較していきましょう。
スクロールできます→
Xperia 10 IV | AQUOS sense6/6s |
---|---|
![]() | ![]() |
標準:約1,200万画素 超広角:約800万画素 望遠:約800万画素 | 標準:約4,800万画素 超広角: 約800万画素 望遠:約800万画素 |
カメラはどちらもトリプルレンズです。
「超広角」と「望遠」が使えて、レンズの組み合わせは王道という感じです。
実際にXperia 10 IVで撮影した撮って出しの写真です(他の作例は実機レビュー記事をご参照ください)。
AQUOS sense6/6sは、上位モデルの「AQUOS R6」のカメラを応用した「ProPix3」という画質エンジンを搭載しています。
ただし、カメラ性能はあくまでそこそこ良いというレベルにとどまります。
実際にAQUOS sense6で撮影した撮って出しの写真です。
他の作例は実機レビュー記事をご参照ください。
【ディスプレイを比較】ともに有機EL
スクロールできます→
Xperia 10 IV | AQUOS sense 6/6s |
---|---|
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約6.0インチ フルHD+(2,520×1,080) 有機EL | 約6.1インチ フルHD+(2,432×1,080) 有機EL(IGZO OLED) |
ディスプレイはともに有機ELです。解像度はフルHD+でふつうにキレイですね。
リフレッシュレートはどちらも60Hz
いずれもリフレッシュレートが60Hzにとどまるのが弱点です。
最近のスマホは中価格帯で120Hzを搭載するものもあり、操作感が良く、映像が滑らかなスマホが増えています。
Xperia10Ⅳは有機ELで良さげだけどリフレッシュレートが60Hzなのはいただけない…Pixel6aもリフレッシュレートがせめて90Hzならば…
— 空冷VW乗り (@JoyeuxVn) July 24, 2022
【SoCを比較】普段使いに十分
スクロールできます→
Xperia 10 IV | AQUOS sense6s | AQUOS sense6 | |
---|---|---|---|
CPUチップ | Snapdragon 695 5G | Snapdragon 690 | |
RAM / ROM | 6GB / 128GB | 4GB / 64GB | キャリア版:4GB / 64GB SIMフリー:4GB / 64GB または 6GB / 128GB |
AnTuTu ベンチマーク (Ver.9) | 39万点程度 | 32万点程度 |
Xperia 10 IV、AQUOS sense6sは、最新のミドルレンジ向けチップ「Snapdragon 695 5G」を搭載しています。
AQUOS sense6は一世代前の「Snapdragon 690 5G」です。
性能は、どちらも普段使いなら問題なしといったところ。
ゲームも軽くなら遊べますが、がっつりプレイする人向けの端末ではありません。
Xperia 10 IVで原神動かしてみた感じは「画質抑えればなんとか動くけど、本腰入れてプレイするにはかなり厳しい」という感じ。
初期のスポーン敵3体だけの秘境でも敵が読み込まれて出てくるまで結構ラグが大きかったので、時間内に敵をより多く倒すタイプのイベントなどでは特にキツいと思う。— かずどっと (@kazudotn) July 27, 2022
ダメだ。処理能力が極端に悪いAQUOSsense6で原神やるとテラ重くなる
— 三宅野中 (@miyake_madoka) April 23, 2022
【バッテリーを比較】どちらも長持ち
スクロールできます→
Xperia 10 IV | AQUOS sense6/6s | |
---|---|---|
バッテリー容量 | 5,000mAh | 4,570mAh |
劣化を抑える充電 | いたわり充電 | インテリジェントチャージ |
省エネ機能 | STAMINAモード | アイドリングストップ |
どちらもバッテリー持ちはかなり良い端末です。コンパクトながら、大容量バッテリーを搭載しています。
AQUOS sense6/6sは、従来のモデルと同様に、「1週間の電池持ち」を謳っています。
AQUOS sense6が自分の使い方だと1日20%しか電池減らなくてすごいな…3日持つやん
— ふらぢゃいる (@Fragile1973) June 21, 2022
また、Xperia 10 IVはコンパクトで軽量なのに、ヘビー級のバッテリーを積んでいます。
IT系メディア「GSMArena」が出しているバッテリーテストでは、Xperia 10 IVはテスト済のスマホの中で5位となっています(2022年9月現在)。
- Sony Xperia 10 IV:163h⇐5位(執筆時点)
- Apple iPhone 13 Pro Max:121h
- Apple iPhone 13:89h
参考:GSMArena
XPERIA10ⅳのバッテリーの持ちすごい、半日動画見てたのに42%も残ってる
— わたり (@watariku_Tri) August 16, 2022
「電池の劣化を抑える機能」もある
Xperia 10 IVは「いたわり充電」、AQUOS sense6は「インテリジェントチャージ」に対応しています。
どちらも「電池の劣化が抑えられて3年後もそこそこ使える」という機能です。
▼Xperia 10 IVの「いたわり充電」▼
▼AQUOS sense6/6sのインテリジェントチャージ▼
【重さ・サイズを比較】めっちゃ軽い
スクロールできます→
Xperia 10 IV | AQUOS sense6/6s | |
---|---|---|
サイズ | 幅:67mm タテ:153mm 厚み:8.3mm | 幅:70mm タテ:152mm 厚み:7.9mm |
重さ | 約161g | 約156g |
どちらも手に持ったときに「軽っ!」って感じる人が多いです。
Xperia 10 IVはかなり軽い。
Galaxy S22 UltraとかiPhone13Pro Maxよりカメラは劣るけど、持ちやすさは最高。
普段使いならこれで十分だわ。— ぺんぺけ (@penpekes) July 27, 2022
AQUOS sense6 の軽さにびっくり
— ぐどちゃん (@gudochiyan) February 20, 2022
大容量バッテリーでこれだけ軽いのは、国内メーカーならでは。
ちなみにXperia 10 IVは5000mAh以上で世界最軽量とのこと。
「幅」に違いがある|Xperia 10 IVはスリム
サイズはタテは同じくらいですが、幅がXperia 10 IVの方がスリムです。
握った時のグリップ感の良さが、Xperia 10 IVの魅力。
縦長だと、Webページがたくさん表示できたり、画面分割が使いやすいです。ただし独特な画面比率なので、好みは分かれそうですが……。
今回結構最後までXperia 10 IVと迷ってたけど、やっぱり縦長端末って持ちづらいよ。総重量は軽いけど、重心が上の方行くから不安定。
— (@todayporton) August 30, 2022
【機能を比較】生体認証・オーディオなど
それぞれの注目の機能も見ておきましょう。
- AQUOS sense6/6sは顔認証アリ
- Xperia 10 IVは「360 Reality Audio」を搭載
- AQUOS sense6/6sは「Payトリガー」が便利
AQUOS sense6/6sは顔認証アリ
▼生体認証(ロック解除)の違い▼
- Xperia 10 IV
⇒電源一体型の指紋認証センサー - AQUOS sense6/6s
⇒顔認証+ディスプレイ上での指紋認証
Xperia 10 IVは、指紋センサーしかありません。
ただし、AQUOS sense6/6sは、画面フィルムを貼ると、指紋認証がしづらくなるという声がチラホラありました。
私のAQUOSsense6、画面内指紋認証の精度死ぬほど悪くてイライラしてたけど、ガラスフィルム剥がしたら精度もスピードもめちゃくちゃ良くなって笑った。
ただ、スマホよく落とすからフォルム無しはきついな。
樹脂製フィルムならまだましかな?— K/ei@ (@nm7_kei) July 29, 2022
その点では、側面の電源ボタンで指紋認証できるXperia 10 IVが便利かもしれません。
Xperia 10 IVは「360 Reality Audio」を搭載
対応コンテンツで、ソニーの立体音響技術を駆使した「360 Reality Audio」による音楽体験ができます。
てか、早朝にみたXperiaの10 ⅳ がおもったよりよくこっちにブツヨクが(ヽ´ω`)… まさかミドルレンジスマホに360 reality audio 対応機が出てくるとは。。
— m_um_u (@m_um_u) June 18, 2022
スピーカーはモノラルなので、イヤホンを使うのが良さそうです。
360 Reality Audio認定イヤホンだと、さらに効果が高まるとのこと。
AQUOS sense6/6sは「Payトリガー」が便利
AQUOS sense6/6sは、指紋センサー長押しで決済アプリを起動できる「Payトリガー」が使えます。
レジでサクッと決済アプリが開けて便利です。
【価格を比較】AQUOS sense6/6sが安い
Xperia 10 IV、AQUOS sense6/6sの価格は以下のとおり。
カッコ内の金額は、各社のプログラムを使って、2年後に端末を返却した際の実質の負担金額。
▼Xperia 10 IV▼
▼AQUOS sense6▼
▼AQUOS sense6s▼
AQUOS sense6とXperia 10 IVの価格は倍ぐらい違います。
Xperia 10 IVとAQUOS sense6/6sの性能はザックリ横並びなので、コスパで言えば「AQUOS sense6」が上ですね。
「Xperia 10 IV」と「AQUOS sense6/6s」のカラーの比較
▼Xperia 10 IVのカラー▼
Xperia 10 IVのカラーは、ブラック、ホワイト、ミント、ラベンダーの4色。
▼AQUOS sense6sのカラー▼
AQUOS sense6sのカラーは、ライトカッパー、シルバー、ブラックの3色。
▼AQUOS sense6のカラー▼
AQUOS sense6のカラーは、ブルーメタリック、ライトカッパー、シルバー、ブラックの4色。
Xperia10IVミント、浅倉透カラーっぽくて良き
実物はもうちょい緑 pic.twitter.com/WjxIW0Vp2l— もーる (@Excadrill_extra) August 8, 2022
まとめ
「Xperia 10 IV」と「AQUOS sense6/6s」の各項目を比べた結果は以下のとおり。
- カメラ
⇒ともにトリプルレンズ。大きな差はない - ディスプレイ
⇒ともに有機EL。60Hzのリフレッシュレート - SoC(チップ)
⇒Snapdragon 695 5G(sense6は690) - バッテリー
⇒どちらも長持ち。Xperia 10 IVは超優秀 - 重さ・サイズ
⇒どちらもすごく軽い。Xperia 10 IVは縦長スリム - 機能
⇒好みが分かれる - 価格
⇒AQUOS sense6/6sが安い
スペックはざっくり横並びです。
個人的には、「バッテリーがぶっちぎりに良い」「縦長スリム」など、個性の強いXperia 10 IVに魅力を感じました。
ただコスパで考えれば、2~4万円ほど安く買える「AQUOS sense6/6s」に軍配が上がります。
迷ったら価格で決めてしまうのも手です。ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
ちなみに:契約するならオンラインショップがお得です
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