ゴリラ
という人向けの記事です。
「AQUOS sense3 basic」は2019年秋にソフトバンクで法人向けに発売し、auでも2020年6月に一般向けに取り扱いが開始されています。
人気モデルのAQUOS sense3の電池持ちをそのままに、さらに機能を絞ってシンプルになっています。気になっていた方も多いのではないでしょうか。
ただいざ選ぶとなると、機種の特徴は事前にチェックしておきたいところだと思います。
そこで本記事では、AQUOS sense3 basicのスペック・特徴を詳しく解説していきます。本当に「買い」の一台なのかをチェックしていきましょう。
先に正直な結論を伝えると、AQUOS sense3 basicは
- ふだん使いとしては、「通話・LINEができて、とりあえず使えればOK」という人向けのスマホ。
- ビジネス用としても必要十分なスペック。
⇒価格を重視する人におすすめ
※auでは上位モデルのAQUOS sense3が同価格で買えることに注意
※当記事の情報は執筆時点での情報です。最新情報の提供に努めてはいますが、契約時には必ず公式サイトにてご確認ください。
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目次
「AQUOS sense3との違い」をチェック
AQUOS sense3 basicは、2019年秋に発売した「AQUOS sense3」のベーシックモデルです。
「AQUOS sense3」から機能を絞ってさらにシンプルになっています。
スペックを比較すると以下。
AQUOS sense3 basic | AQUOS sense3 | |
---|---|---|
サイズ | 横:約70mm 縦:約147mm 厚さ:約8.9mm | |
重量 | 約167g | |
CPU | Snapdragon 630 | |
ディスプレイ | 5.5インチ 液晶 フルHD+ | |
バッテリー容量 | 4,000mAh | |
OS | Android™ 9 Pie | |
メインカメラ | 標準:約12MP | 標準:約12MP 超広角:約12MP |
サブカメラ | 約8MP | 約8MP |
RAM+ROM | 3GB+32GB | 4GB+64GB |
そのほか | 防水・防塵 | おサイフケータイ 防水・防塵 指紋認証 |
違いとしては主に以下が挙げられます。
- カメラはシングルカメラ
(AQUOS sense3はデュアルカメラ) - RAMは3GB、メモリは32GB
(AQUOS sense3は4GB/64GB) - 指紋認証センサーはなし
- おサイフケータイはなし
AQUOS sense3 basicは「シングルカメラ」
カメラは、AQUOS sense3の名残でデュアルレンズっぽい見た目ですが、実はシングルカメラです。
「AQUOS sense3」で2つのカメラの間に配置されていた「Felicaマーク(おサイフケータイのマーク)」もAQUOS sense3 basicではなくなっています。
AQUOS sense3 basicはおサイフケータイ非搭載です。
「指紋認証センサー」もカット
指紋センサーもカットされています。ロック解除は顔認証かパスコードなどの入力で行うことになります。
もともとシンプルな「AQUOS sense3」からさらに機能がカットされ、極限まで機能が絞られているイメージですね。
RAMは3GB・メモリは32GBと少なめ
RAMとストレージもそれぞれ容量が少なくなっています。
▼AQUOS sense3 basicの「RAM」と「ストレージ」
RAMは3GB、メモリは32GB(AQUOS sense3は4GB/64GB)
RAM容量は「アプリを同時に立ち上げた時にサクサク動いてくれるか」などに関わってきます。
RAMは4GBで「やや少なめだがOK」という感じで、3GBとなると正直少し不安です。
「アプリを同時に立ち上げ過ぎない」など、使い方に少し工夫が必要になるかもです。
ストレージも32GBは今どきのスマホとしては少なめです。ビジネス向けに使うならOKですが、ふだん使いとしてはやや不安感が残ります。
ちなみにストレージは、SDカードで512GBまで追加できます。ストレージが足りないときはSDカードを検討ですね。
AQUOS sense3 basicの特徴
つづいて「AQUOS sense3 basic」の特徴を見ていきましょう。
- 最大1週間の電池持ち
- 「フルHD+」のIGZOディスプレイを搭載
- CPUはややモッサリ
- イヤホンジャックあり
- IPX5/IPX8の防水に対応
- 耐久性も◎|MIL規格19項目をクリア
いちばんの長所は「最大1週間の電池持ち」
AQUOS sense3 basicの最大の長所が電池持ちです。
4,000mAhの大容量バッテリーに加え、シャープ独自の省電力の液晶ディスプレイを搭載しています。
とくにバッテリー容量は、iPhone 11 Pro MAXなどの大型サイズのスマホに匹敵する容量です。
AQUOS sense3のバッテリー容量をしっかり受け継いでいるのは嬉しいところですね。コンパクトサイズでこれだけ大容量を積んでるスマホは貴重な存在といえます。
シャープによると、1日あたり「1時間の利用」と「23時間の待機時間」であれば、一週間の電池持ちを実現しているとのこと。
New電話機のAQUOS sense3、朝から1日普通に使って電池残り91%ってすげーな。Xperiaは電池新品でも50%以下になったもんな。 pic.twitter.com/AdguJ8gi8R
— Fire丸山⛅ (@fireroadster) December 16, 2019
スマホを頻繁に使うわけではない人なら、数日は充電なしでもよさそうですね。
サイズはコンパクト。片手操作に向いてる
片手でも扱いやすいコンパクトサイズです。
ディスプレイサイズは5.5インチ。サイズ感は「iPhone 6s」や「iPhone 7」より一回り大きめぐらいです。
「片手で扱えるサイズ感」という最新のiPhoneにはない選択肢を与えてくれているのはグッドです。
「フルHD+」のIGZOディスプレイを搭載
AQUOS sense3 basicは、液晶に強いシャープならではの高画質な「IGZOディスプレイ」を搭載しています。
最近では有機ELディスプレイも増えてきましたが、格安機種となると液晶ディスプレイがまだまだ主流です。
液晶でも鮮やかな表示ができるIGZOディスプレイなら、画面のキレイさはかなり期待できるでしょう。
CPUはややモッサリ
CPUは「Snapdragon 630」を搭載。
処理性能としては今のスマホとしては最低限のレベル。iPhoneでいうとiPhone 6と同じくらいです。
ビジネス用として通話・メールをメインに使うなら十分ですが、ふだん使いとしてサクサク動作して欲しいなら少し物足りないスペックです。
WebページやSNSの閲覧といった軽めの通信でも、モッサリ感を感じるかも。
サクサク動いて欲しいという人は、予算を+1万~2万円ほど追加して上位のモデルを検討してみるのが良さそうです。
イヤホンジャックあり
AQUOS sense3 basicは本体上部にイヤホンジャックを搭載しています。
最近のハイエンドスマホでは、ワイヤレスイヤホンの利用を前提に、イヤホンジャックを搭載しない機種がほとんどです。
そんな中での「イヤホンジャックあり」はイヤホン派の人には大きな魅力です。
IPX5/IPX8の防水に対応
AQUOS sense3 basicはおサイフケータイは非搭載ながら、防水・防塵にはしっかり対応しています。
防水の等級はIPX5/8、防塵の等級はIP6Xと、それぞれかなりしっかりめです。
格安のスマホを買うとなると、HUAWEIなどの中華メーカーも候補になる人が多いと思います。これらはコストパフォーマンスは高いものの、「防水に非対応」の場合が多いです。
格安ながら、防水をしっかり押さえている点は魅力ですね。
耐久性も◎|MIL規格19項目をクリア
耐久性も高めです。
落下試験、高温・低温での動作など、アメリカ国防総省の定める耐久試験(MIL規格)の19項目をクリアしています。
ビジネス現場の様々な場面で安心して利用できます。
▼MIL規格19項目をクリア(抜粋)
耐衝撃(落下)
高さ1.22mから鋼板に製品を26方向で落下させる試験
高温保管(固定)
63℃に固定した72時間の高温保管試験
AQUOS sense3 basicはソフトバンク・auで発売中
AQUOS sense3 basicはソフトバンク、auで発売中です。
ソフトバンクでは法人向けモバイルサービスでのラインナップとして、auでは一般向けとして購入できます。
auでの販売価格はAQUOS sense3とほぼ同じです。
▼auでの販売価格(税込)
AQUOS sense3 basic:27,830円
(かえトクプログラム適用で実質負担金 22,310円)
AQUOS sense3:27,600円
(かえトクプログラム適用で実質負担金 22,080円)
スペックは全てAQUOS sense3が上回るので、基本的には「AQUOS sense3」の方を購入するのがおすすめですね。
格安機を狙うなら「Galaxy A20」もアリ
auでAQUOS sense3 basicを検討中なら、「Galaxy A20」あたりも候補としておすすめです。
Galaxy A20は、AQUOS sense3 basicよりさらに安い22,000円(税込)で購入できます。
処理性能はほぼ変わりませんが、以下の点がメリットです。
- おサイフケータイが使える
- FMラジオが聴ける
- 画面が少し大きい(5.8インチ)
とくにFMラジオが聴けるスマホは貴重な存在です。とにかく安い方が嬉しい人は、Galaxy A20を考えてみると良いでしょう。
Galaxy A20を衝動買い。安かったからしゃーない(13kでSIMフリー、antutu10万越え、おサイフケータイ、FMラジオ付き、Wi-Fi 5GHz・Bluetooth 5.0対応、イヤホンジャックあり…etc の超コスパだもん) pic.twitter.com/72sdYn6vQZ
— ショウゴ (@wd_batako) February 29, 2020
まとめ:ビジネス用としては必要十分だが一般向けではコスパは微妙
AQUOS sense3 basicはふだん使いとしては「とりあえず使えればOK」という人向けのスマホです。ビジネス用としても必要十分なスペックといえます。
ただしコスパに目を向けると、とくにauの一般向けスマホのラインナップの中では少し微妙です。
同価格で買える「AQUOS sense3」や、さらに安く買える「Galaxy A20」を含めて検討してみるのがおすすめですね。
ちなみに:契約するならauオンラインショップがお得です
auで契約を検討しているのであれば、店舗で契約するよりも
理由は以下4点です。
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