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成人年齢引き下げでスマホの契約が18歳からできるって本当?各社の対応

ゴリラ

スマホの契約が18歳からできるようになったってほんと?

2022年4月、成人(成年)年齢の引き下げが行われました。

「成人」という言葉の定義自体が変わるので、スマホの契約など多くのことに影響を及ぼします。

該当する人は今までできなかったことができるようになるのはうれしい反面、心配な部分もありますよね。

そこでこの記事で、2022年の成人年齢引き下げに関わるスマホの契約について解説します。

消費者庁からの公式の発表を紹介しつつ、注意すべき具体的な事例を紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!

正直な結論
先に正直な結論を伝えると、2022年4月1日から、18歳、19歳の方も本人だけでスマホの契約、購入ができるようになりました。

 

これまでは親権者の同伴、同意などが必要だったので、より手軽に購入できるようになります。

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※この記事の更新日は冒頭に記載のとおりです。最新の情報は各社公式サイトおよびオンラインショップでご確認ください。

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2022年4月1日より、スマホ契約の成人年齢引き下げ

2022年4月1日から民放が改正され「成年(成人)」の年齢が20歳から18歳に引き下げられました。

上は消費者庁のホームページに掲載されている啓発ポスターです。

芸人のゆりやんレトリバーさんとコラボした動画も掲載されています。

ポスターや動画では、以下のようなメッセージが伝えられています。

  • 大人なので、取り消せません
  • 大人なので、必ず確認
  • 大人なので、契約できます
  • 大人なので、無理はしない

ポイントは「成人」「成年」という言葉の定義自体が変わるという点です。必然的に「未成年」の定義も変わってきます。

以下ではまず、社会全体での成人年齢引き下げの影響を解説します。

MEMO
引き下げが行われた理由は「選挙の年齢が引き下げられたから」や「少子高齢化に伴い、若者の自立を支援する」「世界的にも18歳が主流」などと言われています。

18歳からできるようになること

2022年4月1日の民法改正により、18歳以上でできるようになったのは以下のようなことです。

▼18歳からできること▼

  • 携帯電話(スマホ)の契約
  • ローンを組める
  • クレジットカードを作れる
  • 1人暮らしの部屋を借りられる
  • 10年有効のパスポートを取得できる
  • 公認会計士や司法書士、医師免許、薬剤師免許などの国家資格が取れる
  • 結婚の可能年齢:女性は16歳から18歳に引き上げ
  • 性別の取り扱いの変更審判を受けられる
  • (未成年者が親の同意を得ずに行った契約を取り消すことができる「未成年者取消権」が行使できなくなる)

これらは全てこれまでは20歳以上しかできなかったことですが、18歳からできるようになりました。

いずれも数十万円単位のお金が動いたり、人生を左右するような決断が含まれます。

今までは「親権者の同意」が必要だった項目も、本人のみの責任でできるようになりました。

従来と変わらず18歳からできること

  • 選挙への投票(2016年から)
  • 普通自動車免許の取得

上記はこれまでも18歳からできることでした。選挙の投票権が2016年から20歳→18歳に引き下げられたので、その影響で今回の改正がされたとも言われています。

従来と変わらず、20歳にならないとできないこと

以下の項目は、従来と変わらず20歳からしか認められていません。

  • 飲酒
  • 喫煙
  • 中型自動車免許の取得
  • 養子を迎え入れる
  • 競馬、競輪、オートレース競艇の投票券(馬券)の購入

ゴリラ

今後は、飲酒や喫煙を注意するとき「成人してからだよ」と言ってはいけなくなるんだな!

「成人」の定義そのものが変わったので、飲酒や喫煙は「20歳からだよ」というのが正解となります。

スマホ契約はいままで未成年は契約できなかった!

2022年4月1日の成人年齢引き下げ前は、20歳未満は基本的に、本人のみではスマホ契約ができませんでした。

キャリアによって微妙に変わりますが、以下のどれかでした。

▼いままでの18歳、19歳の契約▼

  • 親権者の同伴が必要
  • 親権者の同意書が必要
  • 親名義での契約が必要

いずれにしても親御さんの協力が必要であり、本人だけでの契約は不可能でした。

民法改正を受け、各社が18歳以上でも親権者の同意不要に変更になっています。

▼ドコモ

2022年4月1日(金曜)より民法改正により成年年齢が20歳から18歳に引き下げとなり、18歳以上のお客さまは各種ご契約時に親権者の同意が不要となります。

成年年齢引き下げに関するご契約時の注意事項 (NTT docomo)

▼au

2022年4月1日(金)より、民法改正に伴い、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられます。
それに伴い、au Online Shopの各種申込み手続きにおいても、受付可能な年齢を20歳以上から、18歳以上に引き下げいたします。

ニュース一覧 | au Online Shop(エーユー オンライン ショップ)

基本的にどの会社も18歳以上は本人のみで契約できる形になっていきます。

ちなみに正直スマホ内の、各社の未成年契約についての記事は以下です。

2022年4月1日以降は各社の紹介ページで「成年」の記載は「18歳以上のことなんだな」と思いながら読んでいただければよいかと思います。

ただ、最終的に契約の際は各キャリアにご確認ください。

成人年齢引き下げ後のスマホ契約で注意すべきこと

成人年齢引き下げ後の契約で注意すべきこととして、消費者庁では以下の3つを紹介しています。

▼成人年齢引き下げ後に注意すべきこと▼

  • 定期購入
  • 美容医療
  • もうけ話(情報商材、マルチ商法、暗号資産等)

この中でもスマホ契約は「定期購入」に該当します。

ちなみに以下は18歳だろうが20歳だろうが、30歳だろうが40歳だろうがみなさんが注意すべきことです。18、19歳の方は、社会経験、判断力が十分でない状態でこれらの契約判断を迫られるため、特に注意する必要があります。

注意①高額なタブレットやルータはよく考えて買おう

ショップでスマホを契約するとき、一緒にタブレットやポケットWi-Fiルータをおすすめされることがあります。

ゴリラ

スマホだけ契約するつもりが、おすすめされたからiPadとWi-Fiルータも契約しちゃった……。店員さんが安くなるって言うからさ……。

ゴリラくんのように思う気持ちはわかりますが、基本的にタブレットもルータも、自分が欲しいと思ったときに買いましょう

「端末が1円になる」「セットで通信量が安くなる」「今だとキャッシュバック」「あると便利」など、さまざまなセールストークを受けると思いますが、そうやって乗せられて買うと、だいたいは後悔します。

端末が一円や、キャッシュバックといっても、その分どこかで必ずお金がかかっており、結果的に損する可能性が高いです。

次に紹介する「最低利用期間」「違約金」の問題も絡んできます。

注意②最低利用期間、違約金、分割払いの確認をしよう

スマホの契約には「最低利用期間」や「違約金」が決められていることがあります。いわゆる2年縛りです。

2021年の総務省の指導以来、これらはなくなりつつありますが、完全に撤廃されたわけではありません。

MEMO

ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの大手4社は、すでに最低利用期間や解約違約金を撤廃しています。

またスマホには10万円を超えるようなものもありますが、それらが「初期費用0円」で売られたりするのも要注意です。

48回払い=4年など、長期間にわたる分割払いで端末代金を払うことになります。

いずれにしても自分の契約の内訳がどうなっていて、毎月いくら払って、いつ解約すればいくらかかるのか?をちゃんと理解し、自分が払える範囲で契約しましょう。

注意③公式でない場所での契約は特に注意が必要

これは例外パターンですが、例外だからこそ注意です。

ドコモやau、ソフトバンクのような大手キャリアには多くの代理店があります。小さな代理店だと、個人レベルで運営していることもあります。

個人で「自分からスマホを契約すると、普通より安い!」と謳っている人には、要注意です。基本的には公式オンラインショップか実店舗、家電量販店などの大手での契約をおすすめします。

注意
契約内容に加えて「すぐに契約するように迫る」「高圧的な態度で契約を迫る」などは非常識で詐欺の可能性が高いので、絶対に契約せず、しかるべき所に相談しましょう。

迷ったら消費者ホットライン「188(イヤヤ!)」

契約や購入に関して、誰かに相談したくなったら188に電話しましょう。

188は消費者ホットラインで、今回の民法改正に限らず、消費者を守るための電話です。

契約後だと相談しても解決できない可能性が高いので、できれば契約する前に電話しましょう。ただ、契約してしまってもなにか改善できる可能性はあるので電話する価値はあります。

少しでも「おかしいな」「どうしようかな」と思ったら、その場では契約せずにホットラインに助けを求めましょう。

まとめ:2022年4月1日から18歳、19歳も本人のみでスマホ契約できる!

これまではスマホの契約は18,19歳の方は親権者の同意や同伴が必要でしたが、民法改正により本人のみで手続きできるようになりました。

地方から都市部に出てきて一人暮らしをしているなど、親御さんとの来店が困難な場合などに非常に助かります。

ただ、スマホ契約、購入には注意点も多いので、慎重すぎるくらいでちょうどよいかと思います。

ちなみに、各社オンラインショップはキャリア公式が運営しており、安心して利用できます。

ちなみに:契約するならオンラインショップがお得です

契約を検討しているのであれば、オンラインショップがお得なので、最後にそれだけ簡単に説明しておきます。

  1. 事務手数料、頭金がかからない(auは手数料かかります)
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金銭的メリット(事務手数料、頭金)だけでなく精神的なメリット(待ち時間・勧誘なし)も大きく、おすすめ。

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