ゴリラ
楽天モバイルはサービス開始当初、iPhoneに対応していなかったこともあり、「楽天モバイルにすると、iPhoneが使えなくなる」という情報が錯綜しています。
そこで今回は、2022年最新の情報をもとに、実際、楽天モバイルでiPhoneは不便なく使えるのか、制限される機能はあるのか、をはっきりさせておきます。
目次
2021年4月、楽天モバイルはiPhoneシリーズに正式に対応
冒頭でお伝えしたとおり、楽天モバイルはサービス開始当初から1年間はiPhoneを「動作保証対象外」としていました。
iPhoneの取り扱いがないことはもちろん、iPhoneでは利用が制限される機能がそこそこありました。
しかし2021年4月のキャリアアップデートにより、対象のiPhoneでは、楽天回線のすべての機能が利用できるようになっています。
ネット上に「楽天モバイルにするとiPhoneが使えなくなる」という情報がいっぱいあるのは、古い情報が更新されないまま残っているからです。
という方も多いと思うんで、この記事で、バシッと「何ができないのか」をお伝えしていきますね。
【2022年最新】楽天モバイルのiPhoneで実際に使えない機能
執筆時点では、楽天モバイルでiPhoneを利用する際、不便に感じることは、ほぼゼロと言っても良いでしょう。
関係ない人もいると思いますが、以下の3点はサクッと抑えておくことをおすすめします!
- 型落ちモデルの回線自動切替え
- Rakuten Linkを使ったSMS
- Rakuten Linkの「SIMなし」の発着信(非公式)
型落ちモデルの回線自動切替え
2020年春に発売したiPhone SE(第2世代)を含む、それより前のiPhoneは、回線が自動で切り替わりません。
楽天モバイルは楽天回線(自社回線)とパートナー回線(au回線)で、つながりやすい方に、自動で接続されます。
基本的に最適な回線(安定している方)につながるようになっているのですが、古いiPhoneでは、自動で切り替えが行われません。
パートナー回線エリアから楽天回線エリアに移動しても、パートナー回線につながったまま変わらない。
パートナー回線は5GB/月という制限があるので、楽天回線エリア内なら、そっちにつながってくれることに越したことはありません。
もしiPhone SE(第2世代)、iPhone 11、もしくはそれよりも前のiPhoneを使っているなら、楽天への乗り換えのタイミングで安く端末をゲットするのがおすすめです。
Rakuten Linkを使ったSMS
2021年7月にRakuten Linkの仕様に変更があり、Rakuten Linkを使っていない相手とのSMSはiOS標準のメッセージアプリ(緑のアイコンのやつ)で送受信するようになりました。
Rakuten LinkでのSMSの送信は無料でしたが、iPhone標準のメッセージアプリからの送信は有料(3.3円/70文字)になります。
しかし、Rakuten Link同士であれば、引き続き、無料で送受信ができますし、iPhone同士なら自動で無料の「iMessage」で送信されます。
SIMを抜いたiPhoneで着信
2022年現在、一部のAndroidスマホでは、一度、楽天モバイルのSIMを使ってRakuten Linkを設定すると、楽天モバイルのSIMを抜いた状態でも発着信ができます(楽天モバイルはこの方法を公式に認めていません)。
iPhoneでは2021年7月以降、Rakuten Links以外からの着信はiOS標準の電話で着信するようになりました。
これに伴い、iPhoneで着信するにはSIMが入っていること(もしくはeSIMを設定していること)が必須になりました。
とは言え、「SIMを入れずに着信をしたい」という需要はそこまで高くないと思うので、ほとんどの人は気にしなくても良いと思います。
【誤情報に注意】楽天モバイルのiPhoneで使える機能
繰り返しになりますが、楽天モバイルはiPhoneへの対応が遅れたこともあり、「楽天モバイルにすると、iPhoneで使えなくなる機能がある」といった情報を目にすることがあります。
以下で紹介する機能などは、一部で「使えない」という情報も出回っていますが、2022年9月現在は使えるので安心してください。
- Rakuten Linkを使った折返しの電話
- パートナー回線(au回線)でのSMSの送受信
- 緊急地震速報や津波警報などの受信(ETWS)
先述のとおり、2021年7月から楽天モバイルのiPhoneは標準の「電話アプリ」で着信するようになりました。
着信に折り返し電話をするときは、履歴の「 i 」のマーク→「発信」→「Link」を選択することで、Rakuten Linkから折返しの電話ができます。
iPhoneの「110/118/119通報ができない」問題(解消すみ)
ちなみに、2021年9月、iPhoneで一定の条件下では緊急通報(110番、118番、119番)ができなくなることが判明し、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなどから注意喚起されました。
この「一定の条件」とは
- SIMカードとeSIMを使ってデュアルSIM運用をしている
- 「モバイルデータ通信用」の回線に音声通話ができない「データ通信SIM」を使っている
という2点でした。
これはiPhoneの仕様の問題であり、楽天モバイルに限定されたものではありません。
ちなみにこの問題は2021年12月に公開された「iOS15.2」にアップデートすることで、解消されることが確認されています。
まとめ:最新のiPhoneなら不便なく使える
楽天モバイルにするとiPhoneの機能が制限されるという情報は、2022年の今もなお、出回っています。
結論、iPhone 12以降のモデルであれば、不便なく利用することができます。
もし、それ以前のiPhoneを使っているなら、楽天モバイルのiPhoneのキャンペーンが行われているうちに、新しいiPhoneを購入しても良いかと思います。
ただ、楽天モバイルの回線エリアが他のキャリアよりも狭いことは否めません。
個人的には楽天モバイルの回線はサブ回線として契約するか、もう1種類、他のSIMを保険として契約しておくことをおすすめします。
ちなみに:期間限定キャンペーンも実施中
楽天モバイルでは、以下のキャンペーンを実施中です!
↓左右にスクロールできます!
キャンペーン | 内容 |
---|---|
①誰でも 3,000ポイント | 3,000ポイント還元 |
②端末購入で ポイント還元 | 最大16,000ポイント還元・割引 (対象iPhone ) (対象Android ) |
③iPhone 購入プログラム加入で | 5,000ポイント還元 |
④SIMのみ 契約でポイント還元 | 5,000ポイント還元 |
⑤楽天ひかりが 1年無料 | 最大6万円相当還元 (解説記事) |
iPhone 14、キャリアの中では最安で、ポイント還元もあるんだ!最大2.4万ポイントは猛烈〜!!
最新の価格や在庫は公式サイトを確認してみてくださいね!