ゴリラ
スマホ料金を節約するためにいろいろ調べた人が「povo(ポヴォ)2.0」にたどり着く可能性は高いです。
しかしpovo2.0は他社にはない独自の料金プランを採用しており、少しとっつきにくい部分があります。
そこでこの記事で、povo2.0の基本的なプランや使い方を解説した上で、安く使うコツや注意点、「ギガ活」などの新しい楽しみ方を紹介します。
「この使い方、いいかも!」と思えるものがあれば、ぜひ、契約してみてください!
- 0円運用&必要に応じて課金する
- ギガ活で節約運用
- 電話専用スマホとして
- 6ヶ月分前払いで割安に
といった使い方がおすすめ。
povo2.0はオンライン専用プランということもあり、中級者以上向けと言えます。
ちなみに…
使いたいときにサクッとトッピングできるpovo2.0、めちゃくちゃ便利です!
すべてのスマホユーザーはサブ回線として契約しておいて損なし!0円で維持できます!
\手数料は無料・しばりもなし/
※povoの詳しいプランは解説記事で紹介してます^^
povo 2.0は毎月いくら?基本プラン紹介
povo2.0は、auと同じKDDIが提供する格安プランです。
最初は「povo」という名称でサービススタートしましたが、約半年後に内容を刷新した上で「povo2.0」に変更されました。
基本プランの概要はこちらです。
▼povo2.0の基本プラン▼
- 基本料金は0円で以下の「トッピング」をしながら使う
- 6種類の「データトッピング」
- 2種類の「通話トッピング」
- 「コンテンツトッピング」
- 「サービストッピング」
- ギガ活
順番に解説していきます。
基本料金0円+トッピング
povo2.0の最大の特徴が「基本料金0円」であること。つまり、0円で通信契約を維持できるということです。
他社では、
その会社を契約する=なにかしらのプランに入会する=料金がかかる
のが一般的ですが、povo2.0は違います。
0円の状態から、後述するトッピングを積み上げながら使っていくという、これまでのスマホの契約とは全く異なる考え方をします。
「0円」でできること
トッピングを何もしていない「無課金」の状態でできることは以下の通り。
- 128kbpsの低速通信
- 通話の発信、受信(発信には22円/30秒の通話料が発生)
- 国内SMS送受信
「意外といろいろできるな」と思いませんでしたか?
「128kbps」は、ギリギリLINEのテキストの送受信ができるくらいです。一般的には「通信制限がかかった状態」なので、SNS閲覧やWEB検索は厳しく、ましてや動画は全く見られません。
6種類の「データトッピング」
「データトッピング」とは、文字通り、データ容量を購入するためのトッピングです。
- データ使い放題(24時間):330円
- データ追加1GB(7日間):390円
- データ追加3GB(30日間):990円
- データ追加20GB(30日間):2,700円
- データ追加60GB(90日間):6,490円
- データ追加150GB(180日間):12,980円
自分が必要なタイミングで、必要な分だけ事前購入します。
注意点として、追加したデータ量には使用期限があること(上記のカッコ内)です。
ちなみに60GB(90日間、30日換算で20GB/2,163円)、150GB(180日間、同25GB/2,163円)のように、大容量になるほど、ギガあたりの料金は割安になっていきます。
2種類の「通話トッピング」
- 5分以内通話かけ放題:550円/月
- 通話かけ放題:1,650円/月
これらはデータトッピングのように有効期限方式ではなく月契約です。
月の途中で契約すればすぐに適用され、初月料金は日割です。
例えばデータトッピングには課金せず、通話トッピングのみを使って「通話専用スマホ」としての運用もできます。
通話トッピングを購入しなくても、通話自体はできます。その場合は22円/30秒の通話料がかかります。
コンテンツトッピング
- DAZN使い放題パック(7日間)925円
- smash.使い放題パック(24時間):220円
DAZNはスポーツ中継に特化した動画サービスで、smash.は縦動画のショート動画サービスです。
DAZNの月額料金は3,700円で、smash.は月額550円です。どちらも特に割安というわけではありません。
ただ、どちらも公式よりは短期間、低料金で契約できるので「このコンテンツだけ見たいから、今だけ契約したい!」というときは活用できます。
サポートトッピング
- スマホ故障サポート:830円/月
お手持ちのスマホが故障した場合、12,900円で、同等品と交換してくれるサービスです。
最短で当日中、多くの場合、翌日には交換用のスマホ(リフレッシュ品)を届けてくれる、非常に心強いサービスです。
故障、破損、水濡れなどが対象で、紛失と盗難は対象外です。
povo2.0はスマホを販売していないので、契約時に持ち込んだスマホが補償対象となります。
povo 2.0のギガ活
povo2.0の大きな特徴が「ギガ活」です。
ギガ活は「au PAYで支払う」「指定の店舗を利用する」ことで、ギガ(データ容量)がもらえるサービスです。
対象店舗で条件を満たす(500円以上購入など)と、300MBや1GBなどのデータ容量を受け取ることができます。
▼対象店舗(一部)▼
- ローソン
- 100円ローソン
- デイリーヤマザキ
- OKストア
- ウェルシア
- クリエイト
- カインズ
- ドトールコーヒー
- エクセルシオールコーヒー
- 餃子の王将
- すき家
- 日高屋
- 松家
他多数
このように多くの店舗でau PAY支払いをするか、店舗を利用するだけでデータ容量がもらえます。
後述しますが、ギガ活はpovo2.0をお得に使う大きなポイントの一つです。
また、povo2.0公式Twitterでは、たまにギガが配布されることがあります。要チェックです!
❄️⛄️❄️⛄️❄️⛄️❄️⛄️
\\\||||/// #povoギガダルマ 爆誕
///||||\\\
❄️⛄️❄️⛄️❄️⛄️❄️⛄️しかもギガをくれる…だと…?#苗場スキー場 #povo pic.twitter.com/0OyExCXeDf
— povo (@povo_official) February 11, 2023
povo 2.0の最高にお得な使い方4選
個人的におすすめするpovo2.0をお得に使うための方法は以下の通り。
- 0円運用&必要に応じて課金
- ギガ活で節約運用
- 電話専用スマホとして
- 6ヶ月分前払いで月2,166円/20GBに
povo2.0は、器用に使いこなすことで、他社よりもかなりお得に使えます。
普通のスマホプランのように「ただ契約すればOK」ではない中級者向けの使い方を解説します。
0円運用&必要に応じて課金
リモートワーク、テレワークが広まったことで、在宅が増えた方も多いと思います。自宅にWi-Fi環境があれば、スマホのデータ通信を使う機会は極端に減ります。
とりあえずpovo2.0を契約して、必要に応じてデータトッピングを使うというのがベーシックな節約方法です。
いくつかモデルケースを考えてみました。
- 月に2回、データ使い放題(24時間)をトッピング:
330×2=660円/月 - 月に4回データ追加1GB(1週間)をトッピング:
390×4=1,560円/月 - 1度だけ3GB、足りなくなったので1GB追加:
990+390=1,380円/月 - 1度だけ20GB、足りなくなったので3GB追加:
2700+990=3,690円/月
上記のように使いたい分をちょこちょこ追加することで、無駄なく使えます。
できるだけデータトッピングを減らすためには、ここにさらに「ギガ活」を追加してみましょう。
ギガ活で節約運用
上述の「ギガ活」で説明したように、povo2.0ユーザーは街中のお店で買い物したり、au PAYで支払ったりすると、ギガがもらえます。
2〜3GBであれば難しくないので0円運用も見えてきます。
個人的には無理に0円を目指すのではなく、トッピングをベースにしつつ、ギガ活で補う、くらいで取り組むのが、不便さを感じることなく、スマホ代を節約できて良いと思います。
ギガ活をゲーム感覚で楽しめる人には特におすすめです。
電話専用スマホとして使う
povo2.0は0円の状態でも普通に通話はできます(発信には22円/30秒の通話料がかかる)。
そこに5分かけ放題(550円)や、通話かけ放題(1,650円)をつけることでさらに使い方の幅が広がります。
- 仕事用
社員や従業員に持たせる、自分で2台持ちする など - 家族用
お子さんに持たせる、シニア世代に持ってもらうなど
6ヶ月分前払いで月2,166円/25GB
ここまでは全て「いかに節約して使うか」を解説しましたが、povo2.0には「先にドーンと払って長期的に得する」という使い方もあります。
「データトッピング」の最大容量は12,980円(180日間)で150GB。
一月あたり2,166円/25GB、1GBあたり約87円という割安な料金になります。
これは他社と比べてもとても割安です。
▼参考:他社の20GB前後の料金▼
またpovo2.0なら、半年かけて150GBを使えば良く、ギガを無駄にすることがありません。
povo 2.0の注意点・デメリットは?
povo2.0を使うにあたっての注意点を紹介します。
他社と比べpovo2.0はクセがあるので、チェックしておいてください。
0円で180日運用すると解約扱いになる
povo2.0は、0円で回線を維持することができますが、180日間なんのトッピングもつけないと、利用停止、契約解除となります。
データトッピング(最安330円)でも通話トッピング(最安550円)でもいいので、半年に一度はなにかしらの課金をしましょう。
auの家族割のカウント対象外【改悪】
povoからpovo2.0になったときに「改悪」と言わた部分です。
auの家族割プラスは、家族にauユーザーが複数人いると、全員の月額料金が安くなる割引です
povo2.0ユーザーはauの家族にカウントされません。
家族全員がauの場合、一人がpovo2.0に乗り換えると、家族全員の割引額に影響することがあります。
LINEの年齢認証に非対応【改悪】
LINEは年齢認証をしないと「ID検索」が使えなくなります。
ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアであれば通信会社との連携で(本人が18歳以上であれば)認証できますが、多くの格安SIMでは(本人が18歳以上でも)認証できません。
povo1.0では認証できていましたが、2.0では非対応になってしまいました。
データトッピングは自動更新されない
データトッピングは自動更新されず、通話トッピングは自動更新されます。
データトッピングは「月契約」ではなく、7日間や30日間ごとの「有効期限制」です。
有効期限が切れると新たに申し込みをする必要があります。
毎月、一定のデータを使う場合、都度トッピングをすることに手間を感じるかもしれません。
とはいえ「自分がどのくらい使ってるか実感できる」という点ではメリットと言えるかもしれません。
実店舗で契約できない
povo2.0は、auショップやUQモバイルショップでは契約できない、オンライン専用プランです。
「分からない部分は店員さんに聞きたい!」という方はpovo2.0は向いていないので、auやUQにした方がよいということでしょう。
まとめ:povo 2.0はスマホ中級者以上におすすめ
ザックリ分けるとpovo2.0で節約する方法は
- 細かく設定やギガ活をして節約
- データ容量をまとめ買いして節約
の2パターンがありました。
どちらの方法もスマホ初心者、格安SIM初心者にはハードルが高く、povo2.0は中級者以上向けと言えます。
毎月の通信量を確認しつつトッピングを変えたり、ギガ活をフル活用するなど、楽しみながらpovo2.0を使ってみてくださいね!
ちなみに:povo2.0で使うスマホはauオンラインショップで買うのがおすすめ
povoの契約は公式アプリからサクッとできます。
ただpovoでは今のところスマホが買えないんで、機種変更するなら先に
他社からの乗り換えなら、povoの契約前に一時的にauと契約することで、最大2.2万円の割引を受けられます!(対象機種を紹介してます→au Online Shop お得割の記事)。
ちなみに、au→povoへの変更は手数料がかかりません。
auの特典でお得にスマホを買いつつ、povoで毎月の料金も抑えられて、いいとこ取りだね!
povoを契約するときは、ぜひ、参考にしてくださいませ!