ゴリラ
auからの乗り換えなどで、povo2.0かUQモバイルの2択で迷っている方も多いのでは。
どちらのブランドも、au本体と比べると、月々の料金は大幅に節約が可能です。年間で数万円の節約も見えてきます。
ただ、実際のところ、povo2.0とUQモバイルのサービス内容は、かなり異なります。
本記事ではpovo 2.0とUQモバイルで迷っている方に向けて、プランの比較、メリットの違いなど詳しく紹介していきます。
先に正直な結論を伝えると、povo 2.0とUQモバイルの違いをまとめると以下の通りです。
▼povo 2.0の特徴
povo 2.0はトッピングで幅広い使い方ができるのが特徴。au本体にはない新しい使い方ができます。
⇒「新しいサービスを試してみたい」「トッピングで柔軟な使い方をしたい」という人にオススメ
▼UQモバイルの特徴
UQモバイルは馴染みのあるデータ定額プラン。「店舗サポートがある」「スマホが買える」などキャリア的な側面があります。
⇒キャリアのような手厚いサービスを求める人にオススメ
「povo 2.0」と「UQモバイル」の料金プランを比較
まずは料金プランを比較していきましょう。
povo2.0はトッピングでカスタイマイズできる
povo2.0は月額0円のベースプランに、データ通信や無料通話をお好みでトッピングして使えるサービスです。
幅広い使い方に対応できるのが魅力で、賛否ありつつも、わりと好評です。
データトッピングは、以下の5種類から選べます。
↓左右にスクロールできます!
料金 | |
---|---|
1GB | 390円[7日間] |
3GB | 990円[30日間] |
20GB | 2,700円[30日間] |
60GB | 6,490円[90日間] |
150GB | 12,980円[180日間] |
そのほか通話トッピング、コンテンツトッピングなどもあります。
▼通話トッピング
- 5分以内通話かけ放題:550円[1ヶ月間]
- 通話かけ放題:1,650円[1ヶ月間]
▼コンテンツトッピング
- DAZN使い放題パック:760円 [7日間]
- smash.使い放題パック:220円 [24時間]
▼そのほかのトッピング
- 24時間データ使い放題:330円 [24時間]
UQモバイルは馴染みのデータ定額
続いて、UQモバイルのプランを見ていきましょう。
最新プランでは、5Gに対応した「くりこしプラン+5G」がスタートしています。
↓左右にスクロールできます!
くりこし プランS +5G | くりこし プランM +5G | くりこし プランL +5G | |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
自宅セット割 適用時 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
データ容量 (データ増量) ※7ヶ月間は無料 | 3GB (+2GB) | 15GB (+5GB) | 25GB (+5GB) |
超過後 | 最大300Kbps | 最大1Mbps | |
回線 | 4G/5G | ||
通話 | 22円/30秒 |
povo 2.0が先進的なプランであるのに対し、UQモバイルは昔ながらのオーソドックスなスタイル。毎月決まったデータ容量が使えます。
いつも通りで安心して使えるのが魅力ですね。
「povo 2.0」だけのメリット
ここからは、povo 2.0とUQモバイルのメリットをガッツリ比較していきます。
まず、povo 2.0のメリットを見ていきましょう。
- 「24時間データ使い放題」が便利
- 「DAZN使い放題パック」が使える
- 「ギガ活」が楽しい
- 長期で使うならpovo 2.0が安い
povo 2.0は「24時間データ使い放題」が便利
povo 2.0は「24時間データ使い放題」が使えるのが、めちゃくちゃ便利ですね。
「たまにピンポイントで大量の通信が使いたい」という方もトッピングで対応できます。
povoのデータ使い放題1日220円、旅行する時に便利すぎるって実感してる。 pic.twitter.com/Kx8NLTgoRq
— seaside (@seaside_rs) July 3, 2021
基本的には月額0円で維持できるので、サブ回線で契約しておいて、たまに24時間データ使い放題だけを使うのもOKです。
ただし、ルール上、180日間有料トッピングの購入がないと、povo 2.0は順次利用停止になります。その点は注意ですね。
povo 2.0は「DAZN使い放題パック」が使える
DAZN使い放題パックもあります。
760円で7日間、DAZNが使い放題です。
プロ野球のクライマックスシリーズやサッカーの国際大会など、ピンポイントでDAZNを観たいときに重宝します。
なおDAZNを視聴中のデータ通信量は、カウントなしです。購入済のデータ通信量が消費されることはありません。
DAZNで生中継を観ると、データ容量をかなり消費しますが、カウントフリーなので心配なしですね。ここもうれしいところです。
povoの新料金プラン神かもしれん。
DAZN7日間パックの需要エグい。
外出が少ない俺は990円の3GBメインに、外出時は必要に応じて330円の1日使い放題オプションを併用しつつ、時折DAZN契約しても2000円程度で収まる予感。 pic.twitter.com/sFvrrItvXU— 伊志山いち (@1_ishiyama) September 13, 2021
povo 2.0は「ギガ活」が楽しい
povo 2.0では、ふだんのお買い物でpovoのギガがもらえる「ギガ活」というサービスも開始しています。
▼au PAYのお支払いでデータを「もらう」
対象店舗にてau PAYで支払いすると、データがもらえるプロモコードがメールで届きます。(事前エントリーが必要)
店舗・サービス | 条件 | データ容量 (有効期間) |
---|---|---|
ウエルシア | 500円以上の購入 | 300MB (3日間) |
カインズ | 2,000円以上の購入 | 1GB (7日間) |
コナズ珈琲 | 500円以上の購入 | 300MB (3日間) |
すき家 | 500円以上の購入 | 300MB (3日間) |
ドトールコーヒー | 500円以上の購入 | 300MB (3日間) |
はま寿司 | 500円以上の購入 | 300MB (3日間) |
ビッグエコー | 500円以上の購入 | 300MB (3日間) |
ヒマラヤ | 2,000円以上の購入 | 1GB (7日間) |
ベイシア | 2,000円以上の購入 | 1GB (7日間)) |
丸亀製麺 | 500円以上の購入 | 300MB (3日間) |
menu | 500円以上の購入 | 300MB (3日間) |
ローソン | 500円以上の購入 | 300MB (3日間) |
▼お店やサービスの利用でデータを「もらう」
対象店舗で一定額の購入をすると、データがもらえるプロモコードを記載したカードがもらえます。
店舗・サービス (五十音順) | 条件 | データ容量 (有効期間) |
---|---|---|
銀座deフットサル | 500円以上の購入 | 300MB (3日間) |
ザファーム | 7,000円以上の購入 | 3GB (30日間) |
サロモン | 2,000円以上の購入 | 1GB (7日間) |
BANANA STAND | 500円以上の購入 | 300MB (3日間) |
Plywood | 2,000円以上の購入 | 1GB (7日間) |
Brooklyn Roasting Company | 500円以上の購入 | 300MB (3日間) |
三島スカイウォーク | 500円以上の購入 | 300MB (3日間) |
夢を語れ 札幌 | 900円以上の購入 | 300MB (3日間) |
Reebok | 2,000円以上の購入 | 1GB (7日間) |
まさにポイ活のようにコツコツ稼ぐイメージですが、ちょっとした楽しみになりそうです。1GBなどそこそこのギガがもらえるところもありますね。
「データまとめ買い」で安く使える
povo 2.0は約3ヶ月分、約6ヶ月分などデータのまとめ買いをすると安く使えます。これも新しい使い方です。
60GB/90日間、150GB/180日間のトッピングは、30日で換算すると2,163円/30日で使える計算です。
- 60GB:6,490円[90日間]
⇒30日あたり「20GBが2,163円」 - 150GB:12,980円[180日間]
⇒30日あたり「25GBが2,163円」
povo 2.0は具体的に使い方がイメージしづらい面もありますが、まとめ買いで使っていくのは確実にお得ですね。
3ヶ月縛り、6ヶ月縛りみたいになりますが、安く使えます。
「UQモバイル」だけのメリット
続いて、UQモバイルのメリットを見ていきましょう。メリットには以下が挙げられます。
- データ繰り越しがある
- スマホ端末もセットで買える
- 店舗のサポートがある
- auでんき/auひかりとのセットで安く使える
- 高額キャッシュバックがある
それぞれ見ていきましょう。
UQモバイルには「データ繰り越し」がある
UQモバイルにはデータ繰り越しがあります。
たとえば15GBのくりこしプランMで、5GBしか使わなかった月の翌月は、15GB+10GB=25GBが使えます。
もらったデータ容量を余すことなく使えるので、人によっては同程度の金額でpovo以上にデータ量が使える可能性があります。
- povo 2.0(20GB 2,700円)⇐使い切らなかった分が無駄になる
- くりこしプランM(15GB 2,728円)⇐繰り越しで無駄がない
例えばドコモ「ahamo」、ソフトバンク「LINEMO」などはデータ繰り越しがありません。
データ繰り越し機能が欲しいとなると、実はUQモバイルはけっこう貴重な選択肢だったりします。
とくに「たくさん使う月もあるけど、使わない月は使わない」という人は、UQモバイルの「くりこしプラン」がおすすめですね。
UQモバイルには「店舗のサポート」がある
povo 2.0はオンライン専用プランのため、店頭・電話でのサポートはありません。
一方で、UQモバイルは、約200店舗と数は多くありませんが店舗のサポートがあります。「UQあんしんサポートお客さま窓口」という電話相談の窓口もあります。
なお、2021年3月1日から一部のauショップでUQモバイルの取り扱いを開始しています。
UQモバイルの契約・相談のほか、実機の展示や、操作の案内などのサポートが受けられます。
今後はUQモバイルを扱うauショップが増えていく予定とのことです。
UQモバイルなら「スマホ端末もセットで買える」
povo 2.0では今のところ、スマホ端末の取り扱いはありません。
一方で、UQモバイルではスマホのセット販売があります。
ラインナップは格安のスマホがメインです。最近ではiPhone 12の取り扱いも開始しています。
▼UQモバイルのラインナップの一例▼
- iPhone 12
- iPhone SE(第二世代)
- Redmi Note 10 JE
- AQUOS sense5G
他社からの乗り換えなら、機種代金もかなり割引されます。
たとえば、iPhone SE(第二世代)は33,270円から購入可能で、Apple Storeと比べても格安で購入できます。
とくにこのタイミングで機種変更を考えていて、格安の機種を選びたいなら、UQモバイルはおすすめですね。
auでんき/auひかりとのセットで安く使える
UQモバイルでは「auでんき」「auひかり」などとセットで、家族全員が割引になる「自宅セット割」がスタートしています。
光回線や電気とセットで毎月のスマホ代が安くなります。これもpovo 2.0にはないメリットです。
↓左右にスクロールできます!
くりこし プランS +5G | くりこし プランM +5G | くりこし プランL +5G | |
---|---|---|---|
データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
通常の月額料金 | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
自宅セット割 | -638円 | -638円 | -858円 |
割引後の月額料金 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
▼対象サービスのいずれかを契約
- auでんき
- auひかり、au ホームルーター 5G、auスマートポートなど
この自宅セット割は「家族全員が割引」というのが強力ですね。たとえば家族4人なら、毎月2、3千円ほど割引を受けられます。
光回線だけでなく、auでんきも対象なので、電気会社を乗り換えるだけでも割引が適用できてしまします。
なおauでんきでは、UQモバイルユーザーはPontaポイントの還元もあります。
ポイント込みで考えると、auでんきは電気会社としても最安クラスで使えます。
au経済圏にガッツリ入っていくのであれば、povo 2.0よりもUQモバイルの方が安く使えそうですね。
UQモバイルには「高額キャッシュバック」がある
UQモバイルオンラインショップでは随時キャッシュバックのキャンペーンを実施しています。
「キャンペーンが終わると、また新しいキャンペーンが出る」という感じで、継続してキャッシュバックを行っています。
2021年11月現在は以下のキャッシュバックを実施中です。こちらは残念ながらau・povoからの乗り換えは対象外となります。
▼UQモバイルのキャッシュバック▼
(2021年11月現在)
乗り換えでSIMのみの契約なら3,000円〜1万円のau PAY還元
(au・povoからの乗り換えは対象外)
乗り換えの際は、キャッシュバックを実施しているか
まとめ:迷ったらこんな感じで選ぶ!
povo 2.0は、「好みにカスタマイズして使える」「わちゃわちゃトッピングしながら楽しく使える」のが大きな特徴です。
一方、
まず、ここで「どちらが好みか」が一番重要ですね。
プラスして、細かく見るとそれぞれ以下のメリットがあります。あらためてまとめておきます。
▼povo 2.0のメリット▼
- 「24時間データ使い放題」が便利
- 「DAZN使い放題パック」が使える
- 「ギガ活」が楽しい
- 「データまとめ買い」で安く使える
▼UQモバイルのメリット▼
- データ繰り越しがある
- スマホ端末もセットで買える
- 店舗のサポートがある
- auでんき/auひかりとのセットで安く使える
- 高額キャッシュバックがある
povo 2.0は、「24時間データ使い放題」「DAZN使い放題パック」「ギガ活」など、他社にはない使い方ができるのが魅力。
一方、UQモバイルは、店舗のサポート、スマホが買える、auでんき/auひかりとのセット割があるなどキャリア的な側面があります。
新しいサービスに飛び込んでみたいならpovo、キャリアに近い使い勝手を求めるならUQモバイル、という選び方もできるでしょう。
ちなみに:povo2.0で使うスマホはauオンラインショップで買うのがおすすめ
povoの契約は公式アプリからサクッとできます。
ただpovoでは今のところスマホが買えないんで、機種変更するなら先に
他社からの乗り換えなら、povoの契約前に一時的にauと契約することで、最大2.2万円の割引を受けられます!(対象機種を紹介してます→au Online Shop お得割の記事)。
ちなみに、au→povoへの変更は手数料がかかりません。
auの特典でお得にスマホを買いつつ、povoで毎月の料金も抑えられて、いいとこ取りだね!
povoを契約するときは、ぜひ、参考にしてくださいませ!