ゴリラ
auからpovoへの変更を考えてるんだけど、何をすれば良いの?
「povoを試してみようかな」と考えているauユーザーの方も多いのではないでしょうか。
実際にauから変更すると、プランによっては毎月2,000~3,000円の大幅な節約も可能です。
「店舗のサポートもあまり使っていない」というのであれば、povoにサクッと変更してしまうのがおすすめです。
本記事では、
- auからpovoへ変更する手順
- auユーザーがpovoへ変更するときの注意点
- au⇒povoでどれくらい安くなるのか
について解説していきます。
先に正直な結論を伝えると、auからpovoへの変更は、公式サイトで5分ほどの手続きで完了します。
ただし事前の注意事項は少なくないので、そこは確認が必要です。
ちなみに…
使いたいときにサクッとトッピングできるpovo2.0、めちゃくちゃ便利です!
すべてのスマホユーザーはサブ回線として契約しておいて損なし!0円で維持できます!
\手数料は無料・しばりもなし/
※povoの詳しいプランは解説記事で紹介してます^^
auからpovoへの変更手続きは5分で済む
まずは、auからpovoへの変更手続きを見ていきましょう。
- 公式サイトから手続きを開始
- 申し込みフォームを入力して完了
基本的にはプラン変更なので、あっさり完了します。
手順を詳しく紹介していきます。
まずは
トップページで「ご利用手続きはこちら」をタップ。
「auから変更のお客さま」を選択。
注意事項に目を通し、「お申し込み」をタップ。
au IDでログインして、申し込みフォームに進んでいきます。
続いて、プランやトッピングなど選択して実際に申し込みを進めていきます。
プランは「povo」の一択となります。
トッピングは、5分以内かけ放題(月額550円)・通話かけ放題(月額1650円)を付けるか付けないかを選択します。
あとは、約款への同意、契約内容の確認方法(WEBページで確認 or 自宅に送付)の選択を済ませて完了です。
これでおしまいです。
あとは、KDDIの方での処理が完了するのを待つだけです。初期設定なども特に必要ありません。
KDDIでの処理は通常は当日中に完了しますが、夜間の申し込みの場合には時間がかかることがあります。
auからpovoへ変更するときの注意点
乗り換え手続きは難しくないですが、ちょっと本腰を入れた事前準備が必要です。
povoへ変更するときの確認事項は以下。
- 古いスマホは「買い替え」が必要
- iPhone 6 / 7 / SEはSIMカードの交換が必要
- タブレット向けのデータシェアは使えない
- Qua Stationプランは使えなくなる
- auスマートバリュー mineは廃止手続きが必要
- 未成年は契約者にはなれない
- povoではスマホが購入できない
- キャリアメールは使えなくなる
とくに、長いこと同じスマホや同じプランを使っている方は注意点が多くなるかもです。
それぞれ確認していきましょう。
古いスマホは「買い替え」が必要
povoでは、公式サイトで「対応端末」として公開されている機種のみ動作が保証されています。
かなり古めのスマホをお持ちの方は、動作保証がないので、基本的には買い替えが必要です。
公式サイトによると、povoで使えない端末は以下の通り。
① 2014年10月以前にauで販売したAndroidスマホ
②auケータイ
③「au Nano IC Card 04」「au Nano IC Card 04 LE」以外のSIMカードを利用する端末
③が少し分かりにくいですが、要は古めのスマホを指しています。
お手持ちのスマホのSIMカードがどの種類に該当するかは、au公式の各製品ページのオンラインマニュアルで確認できます。
▼オンラインマニュアルの一例(Galaxy S10)
各機種のオンラインマニュアルはこちら(公式サイト)
動作保証がない機種も使える可能性はある
動作保証がない機種も、実際のところ「VoLTEへの対応」「対応周波数」が確認できれば、多くの場合はpovoで使えます。(ここは自己責任にはなりますが)
このあたり含め、対応端末については下記の記事で解説しています。公式サイトと合わせてぜひ参照してみてください。
iPhone 6・7・SEはSIMカードの交換が必要
iPhone 6・7・SE(第一世代)については、SIMカードの交換が必要となります。
▼iPhoneのpovoでの対応状況
iPhone 5s以前⇒povoでは使えない
iPhone 6・7・SE(第一世代)⇒SIMカードの交換が必要
iPhone 8以降⇒そのままpovoで使える
執筆時点の情報では、SIMカードの交換を伴うpovoへの移行は2021年4月に受付を開始する予定で、受付開始日は決まりしだいpovo公式ページで案内が出されるとのこと。
iPhone 6・7・SE(第一世代)をpovoで使いたい人は、少し待ちですね。
タブレット向けのデータシェアは使えない
タブレットで以下のプランを契約中の方は注意です。
- タブレットデータシェアプラン
- タブレットプランds(3年契約)
- タブレットプランds(2年契約)
- スマホセット割のプラン(LTEフラット for Tab/LTEフラット for Tab dsなど)
上記プランについては、povoに移行する時に、別プランへの変更や解約などが必要です。
タブレットデータシェアプラン、タブレットプランdsはauのスマホ向けプランのデータ容量を、タブレットでシェアできるプランです。
しかし、povoとのデータシェアは不可でし。
また、スマホセット割が適用されるタブレット向けプランも、事前にセット割の解除が必要となります。
タブレットを今後も出先で使いたい方は、
- povoのスマホでテザリングして使う
- 新たにタブレットでプランを契約する
などが選択肢です。
povoではテザリングが無料で使えます。スマホを持ち歩くならテザリングで済ましてしまう方法があります。
そのほか新たにプランを契約するのも選択肢です。au本体でも「タブレットプランライト 4G/5G」(1GBが月額1,100円)を提供しています。もちろん他社で契約するのもアリです。
ぜひ事前に準備しておきましょう。
Qua Stationプランは使えなくなる
フォトストレージの「Qua Stationプラン」はauとセットで契約するプランになるので、povoにする時は解約が必要です。
auショップ/au Style で解約を済ませておきましょう(My auやお客さまセンターでは手続きできません)。
「auスマートバリュー mine」は廃止手続きが必要
WiMAXとauスマホをセットで使っている方は、「auスマートバリュー mine」というセット割引を受けているはずです。
povoへ変更する際には、auスマートバリュー mineを事前に廃止しておく必要があります。
手続きはお客さまセンターから可能です。(My auでは手続きできません)
▼au携帯電話から
(局番なし) 157 (通話料無料)
▼一般電話から
フリーコール 0077-7-111 (通話料無料)
受付時間:9:00~20:00 (土・日・祝日も受付)
未成年は契約者にはなれない
povoでは「未成年は契約者になれない」というルールがあります。
au本体のプランでは、未成年も契約者になれるので、ここは異なる部分です。
ただし、契約者の名義が「成人」、利用者登録が「未成年」となっている場合は、そのままpovoへの変更が可能です。
未成年がpovoを利用する方法については下記の記事でまとめているので、該当する方はぜひチェックしてみてください。
povoではスマホが購入できない
povoではスマホの販売はありません。
手持ちのスマホが古くなっている場合は、povoへ変更する前に機種変更を済ませておくのがおすすめ。
ちなみに機種代金の負担額を4~5割ほど軽減できる「かえトクプログラム」については、povoへ変更後も継続できます。
かえトクプログラムは、2年後にスマホを返却するのを条件に分割払い最終回の支払い(4~5割分)が免除になるプログラムです。
かえトクプログラムでの支払期間は約2年間ですが、この途中でpovoへ乗り換えても引き続き特典が使えるわけです。
キャリアメールが使えなくなる
povoでは、〜@au.comや、~@ezweb.ne.jpのいわゆる「キャリアメール」が使えなくなります。
「LINEしか使わないからOK」という人は問題ないですが、まだキャリアメールも使うという人は注意が必要です。
「GmailやYahooメールなどのフリーメールを使う」「LINEで済ませてしまう」などの対策が必要になるでしょう。
auからpovoに変更したらどれくらい安くなる?
povoは安いと色んなところで聞くものの「結局どれくらい安くなるのか?」と疑問の方も多いのでは。
2つのケースで具体的にシミュレーションしてみましょう。
ケース①
使い放題MAX 5G/4G(無制限)からpovo(20GB)へ変更
ケース②
au ピタットプラン(1~4GB)⇒povo(20GB)へ変更
ケース①:「使い放題MAX」から「povo」へ変更
使い放題MAX 5G/4Gで家族割がフルで付くケースと比較してみると以下の通りです。
↓左右にスクロールできます!
月額 | データ容量 | |
---|---|---|
使い放題MAX | 6,128円 (家族割3人以上の場合) | 無制限 |
povo | 2,728円 | 20GB |
「使い放題MAX 5G⇒povo」の乗り換えをすると、毎月3,400円、年間40,800円の節約になります。
使えるデータ容量は20GBに減りますが、それでも足りるならpovoへの変更でガッツリ節約ができます。
povoには220円/回で、24時間データ通信が使い放題になるトッピングがあります。
「週末だけ」「カフェで作業するときだけ」使い放題で利用したい、というような人は、povoに乗り換えてトッピングをうまく利用すれば、大きな節約ができます。
ケース②:「ピタットプラン」から「povo」へ変更
「ピタットプラン」で家族割がフルで付くケース(3人以上)と比較すると以下の通りです。
↓左右にスクロールできます!
月額 | データ容量 | |
---|---|---|
ピタットプラン | ~1GB:2,178円 1~4GB:3,828円 4~7GB:5,478円 | 無制限 |
povo | 2,728円 | 20GB |
- ~1GB使う⇒ピタットプランが毎月550円安い
- 1~4GB使う⇒povoが毎月1,100円安い
- 4GB~7GB使う⇒povoが毎月2,750円安い
1GBを超えるならpovoへの変更がお得ですね。
とくに4GBを超えるとなると毎月2,750円、年間6.6万円もpovoがお得になります。
3GB以内ならUQモバイルに乗り換えもアリ
ちなみに3GB以内しか使わないなら、povoの代わりにUQモバイルの下記プランに乗り換えるのもお得です。
月額1,628円で3GBが使える格安プラン
povoよりさらに千円ほど料金が安く済みます。
UQモバイルなら、KDDIのグループ内での乗り換えなので、解約金・番号移行手数料・新規手数料は全て0円です。
povoへの変更とは違い「乗り換え」になるので少し手間はかかりますが、費用をかけずにプラン料金だけ安くできます。
まとめ
povoへの変更は、公式サイト上の手続きでサクッと完了できます。注意事項はいくつかあるので、そこだけ確実に押さえておきましょう。
povoへ乗り換えれば、人によっては年間4~6万円ほどの節約も見えてきます。ぜひpovoへの変更を実践してみてくださいね。
ちなみに:povo2.0で使うスマホはauオンラインショップで買うのがおすすめ
povoの契約は公式アプリからサクッとできます。
ただpovoでは今のところスマホが買えないんで、機種変更するなら先に
他社からの乗り換えなら、povoの契約前に一時的にauと契約することで、最大2.2万円の割引を受けられます!(対象機種を紹介してます→au Online Shop お得割の記事)。
ちなみに、au→povoへの変更は手数料がかかりません。
auの特典でお得にスマホを買いつつ、povoで毎月の料金も抑えられて、いいとこ取りだね!
povoを契約するときは、ぜひ、参考にしてくださいませ!