ゴリラ
GoogleのPixelを買いたいんだけど、どこで買うのがお得なの?
Google純正スマホ「Pixe(ピクセル)」は、iPhoneと比べて情報量も少なく、どこで買うのが良い選択なのか、決めかねている方もいることでしょう。
今回、Google Pixel を最も安く買う方法、購入できる場所を考えてみたので、その結果をシェアします。
- 2年以上がっつり使うならGoogleストア
- 向こう2年で買い替え予定、補償サービスに入りたい、乗り換えてもOKならドコモ、au、ソフトバンク(白ロムも買える)
- 1、2年型落ちの中古が最もコスパが良い
という感じ。
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目次
Google Pixelシリーズが買える場所
すべてのMNOキャリア、メーカー公式、その他、様々なところで買えるiPhoneとは異なり、Google Pixelシリーズが購入できる場所は限られています。
- Googleストア(オンラインのみ)
- ドコモ
- au(UQモバイル)
- ソフトバンク
2023年現在、新品の正規のPixelは、上記のいずれかでしか購入できません。
実店舗、楽天では購入できない
日本国内では、GoogleにはAppleの「Apple Store」のような公式ストアがありません。
2022年秋に来日したGoogleのスンダー・ピチャイCEOは、日本でPixelの旗艦店を出したいという意向を、報道陣に語っています。
また、楽天モバイル、その他の格安SIMでも、新品を購入することはできません。
※
結論、Google Pixelが安く買えるのはどこ?
以下、執筆時点でGoogle、ドコモ、au、ソフトバンクで購入できるPixelの価格です(IIJmioは未使用品の参考価格)。
最新モデル
スクロールできます→
Google Pixel 8 | 128GB | 256GB |
---|---|---|
119,900円 (64,460円) | ー | |
117,900円 (32,707円) | 127,900円 (50,600円) | |
114,480円 (22,008円) | 126,000円 (41,784円) | |
112,900円 | 122,900円 |
スクロールできます→
Google Pixel 8 Pro | 128GB | 256GB | 512GB |
---|---|---|---|
ー | 198,000円 (108,240円) | 218,680円 (119,680円) | |
169,900円 (87,400円) | 179,900円 (92,000円) | 199,900円 (101,200円) | |
172,080円 (94,320円) | 183,600円 (100,800円) | 206,640円 (113,760円) | |
159,900円 | 169,900円 | 189,900円 |
- Googleストア(公式):
62,700円69,300円 - ドコモ:75,350円(
39,710円29,700円) - au:63,890円(
31,970円22,047円) - ソフトバンク:79,920円(22,008円)
IIJmio(未使用品):57,800円
- Googleストア(公式):253,000円
- ドコモ:252,890円(149,930円)
- au:
286,080円(147,660円)25,300円(104,650円) - ソフトバンク:287,280円(143,640円)
旧モデル
- Googleストア(公式) ※在庫なし
128GB:82,500円
256GB:97,900円 - au※2023年6月終売
128GB:87,310円68,220円(45,310円22,047円) UQモバイル ※終売
128GB:68,220円- ソフトバンク※在庫なし
128GB:88,560円(32,088円22,008円)
256GB:102,960円(56,880円) IIJmio(未使用品)
128GB:79,800円
- Googleストア(公式) ※在庫なし
128GB:124,300円
256GB:139,700円 - au※在庫なし
128GB:134,900円107,520円(74,060円57,960円) - ソフトバンク※在庫なし
128GB:131,760円(72,720円)
256GB:146,160円(80,640円) IIJmio(未使用品)
128GB:109,800円
- Googleストア(公式):53,900円 ※在庫なし
- au:53,270円(27,830円)※在庫なし
UQモバイル:53,270円 ※在庫なし- ソフトバンク:67,680円(22,008円)※在庫なし
IIJmio(未使用品):49,800円
カッコ内の金額は、ドコモの「いつでもカエドキプログラム / +」auの「スマホトクするプログラム」、ソフトバンクの「新トクするサポート」に加入して、2年後に端末を返却したときの、2年間の負担額です。
上記の金額、プログラムを踏まえて結論をまとめると、
- 基本的に最新モデルの「端末価格」はGoogleストアが最も安い
- 旧モデルの中にはキャリアの方が安いものもある(ただし、在庫がほとんどない)
- Googleストアは2年後の「買取額」が、購入時にはわからない
→各キャリアなら、2年間の負担額を抑えられる&予め計算できる
となります。
というつもりなら、シンプルに最も安いところで購入するのがおすすめ。
のであれば、キャリアのプログラムで購入する方がお得になる可能性は高そうです。
※未来のことなんで、絶対とは言い切れませんm(_ _)m
以下では、それぞれの購入先の特徴、メリットや注意点をお伝えします。
知っておいて損はないと思うので、もう少しだけお付き合いください!
Googleストア(公式オンラインストア)
Googleの公式オンラインストア「Googleストア」の特徴を紹介します。
キャンペーン・下取り施策がある(安くなる時期がある)
Googleストアでは、新製品の発売時や、1年のイベントシーズン(商戦期)にキャンペーンを開催することがあります。
▼過去のキャンペーン時期(例)▼
- 新生活応援セール(3月)
- 学割キャンペーン(4月)
- GWセール(4〜5月)
- 廉価モデル(aシリーズ)発売時(7月頃)
- ハイエンド発売時(10月頃)
- ブラックフライデー(11月)
セールで安くなるのは、iPhoneにはない特徴ですね。
これらのキャンペーンは、直接、端末が割引されることもありますが、次回以降に使えるストアクレジットの還元、下取り額の増額、イヤホンなどの他のアイテムが無料になる、など内容はさまざま。
例えば、2022年10月のGoogle Pixel 7発売時に行われたキャンペーンでは
- Google Pixel 7(128GB)の価格:82,500円
- ストアクレジットの配布:▲21,000円
- 下取り額の増額:最大▲61,500円
で、Google Pixel 7が実質タダで手に入るという、超還元キャンペーンが行われました。
(僕もこれでGoogle Pixel 7を買った。)
型落ちモデルが買えることも
基本的にGoogleストアで購入できるのは最新モデルのみです。
しかしタイミング次第では 、前モデルの在庫が残っていることもあります。
Googleストアで使えるクーポンが配布されることがある
Googleストアの商品が10%オフなどで購入できるクーポンが、メールで配信されることがあります。
10%とは言え、仮に10万円のスマホなら1万円の割引に。これは侮れません!
以前にGoogleストアを使ったことがある人、ストアでメール配信を登録した人などに、届くことがあります。
18歳以上の学生に「学割」がある
あまり知られていませんが、Googleストアでは18歳以上の学生を対象にした学生割引があります。
Pixelシリーズがストア価格から10%オフで購入できます。
Googleストアの注意点
個人的に感じるGoogleストアのデメリット、注意点は以下のとおり。
- 買いたいタイミングでセールが行われているとは限らない
- 下取り額が見積もり通りの結果にならないこともある
- 次回の買い替え時にならないと、下取り額がわからない
- 日本ではGoogle独自の有償の補償サービスがない
特に下取りについて、査定額が見積もり額の75%を下回った場合、下取りは成立せず、返却されてしまいます。
また、アメリカなどの一部の国では提供されている「Preferred Care」という、2年間の補償プランは日本では提供されていません。
「購入時に2年後の買取額を決めて欲しい」「補償サービスに入りたい」という人は、以下で紹介するキャリアでの購入も検討してみてください。
大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)
ドコモ、au、ソフトバンクのPixelは、端末によってはGoogleストアよりも割高です。
Google Pixelは長期にわたって使えることが魅力の端末です。一括で安く買いたい人も多いでしょう。
しかし、それでもこれらのキャリアで購入するメリットはあります。
各社のプログラムに入れる
ドコモの「いつでもカエドキプログラム / +」、auの「スマホトクするプログラム」、ソフトバンクの「新トクするサポート」に加入することで、購入の時点で、2年後のスマホの下取り額が約束されます。
価格、2年間の総負担額は先述のとおり。
2年後、ドコモ・auなら端末価格のざっくり45〜50%程度(一部、例外あり)、ソフトバンクは45〜75%の金額で下取ってもらえます。
という人は、プログラムを利用する価値は大きいですね。
- ソフトバンクの新トクするサポートは2023年4月の内容改定で、型落ち、廉価モデルがかなり買いやすい価格になりました
(Pixel 7aが2年間、22,008円で使える!) - ソフトバンクではPixel Watchでもプログラムに加入できます。
各社の補償サービスに入れる
- ドコモ「smartあんしん補償」
- auの「故障紛失サポート with Cloud」
- ソフトバンクの「あんしん保証パックネクスト」
それぞれの補償サービスに加入できます。
他社からの乗り換えなら割引がある
他社からの乗り換えで端末を購入するなら
- ドコモ:5G WELCOME割 最大2.2万円割引・ポイント還元
- au:au Online Shop お得割 2.2万円割引
- ソフトバンク:オンラインショップ割 21,984円割引
の割引を受けられます。
割引を受けると、一括価格もGoogleストア公式より安くなります。
期間中は学割を受けられる
また、概ね11月〜翌年5月まで、大手キャリアでは「学割」キャンペーンを実施することが通例となっています。
例えば2022‐23年の場合、
- au「auスマホ応援割U22」 10,120円割引
- ソフトバンク「スマホおトク割」10,080円割引
の割引を受けることができました。
キャリアでは白ロム購入もできる
という方も多いかと。
実はドコモ、
オンラインならお店の人に「端末だけ欲しんいですけど……」と、気を遣う必要もありません。
もちろん、キャリアで買ってもSIMロックはかかっていないので、好きなキャリアで利用できます(ドコモ回線を使う場合はちょっと注意)。
「安く買う」ならPixelの型落ちモデルもチェック!
ここまでは最新のPixelを買うことを前提にお伝えしてきましたが、中古、新古品の型落ちを狙うのもおすすめ。
実際に僕は、2021年に3年型落ちのGoogle Pixel 3 XLをイオシス
正直、最近の「ミドルレンジ」と呼ばれる4〜6万円くらいのスマホを検討しているなら、数年型落ちのPixelを買うのも全然アリかと。
あと何年使える?Pixelは長期のアップデート保証
GoogleのPixelシリーズは、将来のAndroidバージョン、セキュリティアップデートの提供を保証しています。
▼Android OS/ セキュリティアップデートの保証期限▼
- Google Pixel 8・8 Pro
2030年10月 / 2030年10月 - Google Pixel Fold
2026年6月 / 2028年6月 - Google Pixel 7a
2026年5月 / 2028年5月 - Google Pixel 7・ 7 Pro
2025年10月 / 2027年10月 - Google Pixel 6a
2025年7月 / 2027年7月 - Google Pixel 6・6 Pro
2024年10月 / 2026年10月 - Google Pixel 5a(5G)
いずれも2024年8月 - Google Pixel 4a(5G)
いずれも2023年11月 - Google Pixel 5
いずれも2023年10月 - Google Pixel 4a
いずれも2023年8月 - Google Pixel 4・4 XL
いずれも2022年10月
例えば、2023年11月にGoogle Pixel 7を買った場合、今後、2回のOSアップデートを受けられ、セキュリティアップデートも約4年先まで保証されます。
2023年11月現在のGoogle Pixel 7の価格はイオシス
この価格で最新に近いハイエンドが4年間も使えます。
ぶっちゃけ、かなりおすすめ。
その他、Google Pixelを安く買うために知っておきたいこと
最低限、押さえておきたいことを厳選してお伝えいたします。
Googleストア版(SIMフリー)とキャリア版の違いは対応バンド
ストア版/キャリア版で機能に違いはありませんが、一部、対応周波数が異なります。
例えばGoogle Pixel 7 / 7 Proの場合。
- Googleストア版
- LTE:B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71
- 5G:n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 14 / 20 / 25 / 28 / 30 / 38 / 40 / 41 / 48 / 66 / 71 / 75 / 76 / 77 / 78
- au・ソフトバンク版
- LTE:B1 / 3 / 8 / 18 / 19 / 26 / 28 / 41 / 42
- 5G:n3 / 28 / 77 / 78
とは言え、キャリア版でも他社の主要バンドに対応しているので、そこまで気にする必要はありません。
また、2023年5月に発売したGoogle Pixel 7a以降は、ドコモの5G通信で使用される「n79」にも対応しています。
型落ちになる前に売り切れることもある
後継機が発売したタイミングで、型落ちを狙おうと考えているなら、これは知っておいた方が良いかも。
例えばGoogle Pixel 7は、後継モデルが発売する前の2023年6月の時点で、公式では終売(在庫なし)しています。また、キャリアも早々に在庫切れになっていました。
安くスマホを買うなら型落ちを狙うのが鉄板ですが、Pixelはタイミングが難しいです……。
Googleの下取りは厳しくも優しくもないが「0円査定」もあり得る
2022年の秋、SNSにおいて「ほとんど傷がついていないPixelが下取り拒否(0円査定)された」という口コミが拡散され、プチ炎上しました。
Googleストアでは下取り額を増額するキャンペーンを行うこともあり、これを目当てに買い替えるユーザーも少なくありません。
結論、僕が調べた限りでは、Googleの下取りは厳しくもなく、優しくもなく、あくまで常識の範囲内で行われると考えてよいでしょう。
pixel 下取り0円。
へ、本体破損ってなんだ、、? pic.twitter.com/rh9i94Ujz0— miu_robo (@miu_robo) November 4, 2022
10月22日に下取りの Pixel 5を送って、昨日、無事、61,500円の払い戻しがされました。#Pixel7 #TeamPixel pic.twitter.com/3crWnYsxS8
— ねこさん⚡(ΦωΦ) (@catnap707) November 10, 2022
ただし「絶対見積もり通りになるとは限らない」ということは、理解しておきたいところです。
まとめ
最後に「どこで買えば良いのか」の、個人的な結論をまとめておきます。
- 最新のPixelシリーズ
- キャリアを乗り換えてもOK
→ ドコモ、au、ソフトバンクで約2.2万円の割引を受けられる - 若者
→キャリアの学割期間中がお得。18歳以上の学生ならGoogleストアの学割も - 補償サービスに入りたい
→ ドコモ、 au、ソフトバンクを検討 - 型落ち・中古でも良いからコスパ重視
→イオシス などの販売店で1、2年程度型落ちを買うのがコスパが良い
ちなみに:契約するならオンラインショップがお得です
契約を検討しているのであれば、オンラインショップがお得なので、最後にそれだけ簡単に説明しておきます。
理由は以下3点です。
- 事務手数料、頭金がかからない(auは手数料かかります)
- オンライン限定キャンペーンがある
- 来店不要・待ち時間がない
金銭的メリット(事務手数料、頭金)だけでなく精神的なメリット(来店・待ちなし)も大きておすすめ。
また、各社が直営する公式オンラインショップなので安心して契約できます。
少しでもお得にかしこく契約したいと思っている人は、ぜひオンラインショップを使ってみてください。