2021年6月10日からUQモバイルでの取り扱いも始まりました。
OPPO A54 5Gは、4眼カメラ、90Hz駆動のディスプレイ、5,000mAhのバッテリーなどスペックに優れる格安機です。
国内ではauとUQモバイルで販売されています。
「安くて使いやすいスマホが欲しい」という人におすすめの一台です。
ただし、「おサイフケータイ・防水なし」「純正のAndroid OSではない」などいくつか注意点もあります。
本記事では、OPPO A54 5Gのスペック・特徴について、注意点にも触れながら詳しく解説していきます。
自分に合ったスマホなのか、チェックしていきましょう。
先に正直な結論を伝えると、OPPO A54 5Gはディスプレイ、カメラ、バッテリーのスペックが良く、性能としては満足のいく一台です。
また、執筆時点ではauの5G機種では最安(28,765円)です。
ただしおサイフケータイ・防水は非搭載となります。OSは独自の「ColorOS」です。とくに、これらの機能が欲しい方は別機種も含めて検討が必要です。
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目次
OPPO A54 5Gの基本スペック
OPPO A54 5Gの基本スペックは以下。
↓左右にスクロールできます!
OPPO A54 5G | |
---|---|
サイズ | 横:約75mm 縦:約163mm 厚さ:約8.4mm |
重量 | 約190g |
CPU | Snapdragon 480 |
RAM/ROM | 4GB/64GB |
ディスプレイ | 約6.5インチ 液晶 2,280×1,080(FHD+) |
メインカメラ | メイン:約4,800万画素 超広角:約800万画素 モノクロ:約200万画素 マクロ:約200万画素 |
サブカメラ | 約1,600万画素 |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
生体認証 | 指紋認証 顔認証 |
おサイフ/防水 | 非対応/非対応 |
価格 | au:28,765円 UQ:7,920円〜28,080円 |
ディスプレイ、カメラ、バッテリーのスペックが3拍子揃ってるのが特徴。
CPU性能は普段使いであれば文句なしの性能となります。Snapdragonの700番台と同等です。
なお、おサイフケータイ・防水には非対応なので、この点は注意が必要となります。
カラーはファンタスティックパープルと、シルバーブラックの2色です。
auの価格は28,765円で5Gスマホとしては最安レベルです。
OPPO A54 5Gの特徴を見ていきましょう。
ディスプレイは6.44インチ液晶
ディスプレイの注目ポイントをまとめると以下の3点。
▼OPPO A54 5Gのディスプレイの注目ポイント
- 90Hzのリフレッシュレート
- タッチサンプリングレートは180Hz
- 解像度は「フルHD+」
サイズは6.5インチの大型で、iPhoneでいうと「Pro MAX」のサイズ感です。
リフレッシュレート・タッチサンプリングレートなどが、かなり強化されています。
このあたりは少しマニアックではありますが、実際の使い心地にかかわる部分で、けっこう重要だったりします。
解像度は「フルHD+」と格安機ながら、しっかりめです。
ディスプレイの注目ポイントを見ていきましょう。
90Hzのリフレッシュレート|ヌルヌル滑らかな表示
注目なのが、リフレッシュレート90Hzに対応していること。
リフレッシュレートは1秒間に画面表示できるコマ数で、数値が大きいほどカクつきが減り、滑らかな映像になります。
OPPO A54 5Gは「1秒間に90コマ」の表示が可能です。
多くのスマホは1秒間に60コマなので、ちょうど1.5倍の表示速度になります。
これまで高リフレッシュレートは価格の高いスマホの特権でしたが、少しずつ安いスマホでも増えてきています。
ただし重要な注意点としては、Oppo A54 5Gの90Hz表示は、動画・ゲームには非対応ということ。
動画とゲームこそ映像の滑らかさが欲しいところなので、ここはかなり残念ですね。
Webページをスクロールするときなどは滑らかになりますが、活かせる場面はかなり限定的になります。
あくまで「操作が快適になる」ということですね。
タッチサンプリングレートは180Hz|ゲームに強い
タッチサンプリングレートは180Hzです。
タッチサンプリングレートは1秒間に何回タッチ検出できるかを表していて、数値が大きいほどタッチした時のレスポンス(応答)が速くなります。
OPPO A54 5Gでは「1秒間に180回」のタッチ検出が可能です。
たとえばiPhone Xが「1秒間で60回」、iPhone 12が「1秒間で120回」なので、OPPO A54 5Gがかなり高水準なことが分かります。
とくにFPSや音ゲーなどのゲームをプレイするなら、重要になるスペックですね。
解像度は「フルHD+」・表示形式は「液晶」
ディスプレイ解像度は「フルHD+(2,280×1,080)」と高解像度です。画面のキメ細かさはかなりのものといえます。
表示形式は液晶。有機ELディスプレイのスマホと比べると、少し色のメリハリは劣ります。
ここは価格の安いスマホということで、コストカットのポイントになっているようです。
カメラは4眼レンズ|「1億800万画素」相当の撮影も
OPPO A54 5Gの「カメラの構成」は以下の通りです。
▼OPPO A54 5Gのカメラ構成
- メインカメラ:約4,800万画素
- 超広角カメラ:約800万画素
- モノクロカメラ:約200万画素
- マクロカメラ:約200万画素
メインカメラで「超高解像度モード」に対応するほか、超広角撮影・マクロ撮影など、幅広い写真が撮れるのが魅力。
メインカメラは「超高解像度モード」に対応
メインカメラは約4,800万画素と高画素です。
画像を処理することで最大1億800万画素相当で撮影できる「超高解像度モード」もあり、さらにキメの細かい写真も撮れます。
拡大しても細部までクッキリ見える写真に仕上げてくれます。
超広角カメラで画角の広い写真も撮れる
超広角カメラを利用して、画角の広い「引きの画」の撮影も可能です。
価格の安いスマホだと超広角カメラが省かれることも多いですが、しっかり搭載されているのはありがたいですね。
マクロカメラで4cmの接写もできる
マクロカメラも搭載していて、被写体にグッと寄って接写することもできます。被写体まで最大で4cmまで近づけます。
料理やモノを取ったりする時に、重宝する機能ですね。
「ウルトラナイトモード」を搭載
メインカメラでは「ウルトラナイトモード」もあります。
明暗がある夜景も、数枚の写真を合成して光の加減を調整し、ノイズの少ない写真に仕上げてくれる撮影モードです。
スマホ撮影テスト
1枚目 今までのスマホ(XPERIA xz1)
2枚目 新しいスマホ標準カメラ設定 (OPPO A54)
3枚目 新しいスマホエキスパート撮影(マニュアル撮影) pic.twitter.com/zkkMpJBaLj— kaoru. @6/26.27 ドール撮影勉強会 (@kaosu_doll) June 10, 2021
5,000mAhの大容量バッテリー
- バッテリー容量は5,000mAh
- 最大18Wの急速充電に対応(充電器の同梱はなし)
- 連続通話時間 約26時間/連続待受時間 約660時間
OPPO A54 5Gのバッテリー容量は5,000mAhです。
超大容量で、電池の持ち時間はかなり期待できるでしょう。
また、最大18Wの急速充電にも対応しています。
ただしauで購入した場合、充電器は同梱されていないので、別途購入が必要になります。
CPU性能は十分|「Snapdragon 480 5G」搭載
CPUには「Snapdragon 480 5G」を搭載。
上位クラスのチップと同じくらい優秀で、普段使いならサクサク使えます。
Snapdragon 480 5Gは、分類上は一応エントリークラス(入門クラス)になります。
▼Snapdragon(AndroidのSocチップ)のクラス分け
- Snapdragon 800番台⇒ハイエンド
- Snapdragon 700番台⇒ミドルハイ
- Snapdragon 600番台⇒ミドルレンジ
- Snapdragon 400番台⇒エントリー
ただ、エントリークラスとは言え、性能はミドルレンジ~ミドルハイのものと大きく変わりません。
スマホの性能を測るベンチマークスコアは、上位のものと遜色のない数値が出ています。
▼スマホの性能を測る「AnTuTuベンチマークスコア」
- Snapdragon 765G:30万点程度
- Snapdragon 720G:28万点程度
- Snapdragon 480 5G:28万点程度
Snapdragonの400番台と聞くと「使い物にならないのでは?」と思うかもしれませんが、決してそんなことはありません。
「普段使いならバッチリ、ゲームもそこそこイケる」という感じです。
【機能】おサイフ・防水なし|指紋・顔認証あり
OPPO A54 5Gの主な機能は以下。
▼OPPO A54 5Gの機能面
- おサイフケータイ・防水⇒なし
- 指紋認証・顔認証⇒ある
残念なのが、おサイフケータイ・防水に対応していないこと。これを必須だと考えている人は、候補から外れてしまうでしょう。
ちなみに電源ボタン2回押しで、au PAYをすぐ起動する機能はあります。これを機におサイフケータイの代わりにコード決済をメインで使うのもいいかもしれません。
▼au PAYかんたん起動
指紋認証・顔認証はダブルで搭載
一方で、指紋認証・顔認証は両方とも搭載しています。マスクをしている時も指紋認証でロック解除が可能です。
ちなみに指紋認証センサーは側面にあります。
安い機種の場合だと、ディスプレイ上の認証は精度が低いこともあるので、物理指紋センサーの方が安心という方も多いはず。認証速度も期待できそうです。
OSは「ColorOS」|少し慣れが必要
OSは、Android 11をベースに作られたOPPOの独自OS「ColorOS 11」です。
ベースはAndroidなのですが、使用感はiPhoneの「iOS」に近いと言われます。
基本の設定だとiOSのように、インストール済のアプリはホーム画面にどんどん並べられていきます(ただし、Androidのような「ドロワーあり」に変更も可能です。)。
iOSでもAndroidでもない点には少し慣れが必要になるかもです。
ちなみに、独自機能としては、「アプリクローン」があります。LINEやTwitterなど対応アプリは複製が可能です。2つのアカウントを同時に運用できたりします。
OPPO A54 5Gの価格|auの5Gスマホでは最安レベル
OPPO A54 5Gの価格は以下のとおり。
▼OPPO A54 5G auの価格▼
- 定価:28,765円
- かえトクプログラム利用時:22,885円
▼OPPO A54 5G UQモバイルの価格▼
- 定価(機種変更):28,080円
- 新規:くりこしS 19,800円/くりこしM・L 15,840円
- 乗り換え:くりこしS 11,880円/くりこしM・L 7,920円
執筆時点(2021年6月)では、auの5Gスマホでは最安です。
また、
おサイフ・防水が必須なら別機種も検討|Galaxy A32 5Gと比較
おサイフケータイはやっぱり欲しいんだけど、他の機種だとどれを選べば良い?
おサイフケータイ・防水がどうしても必要な方は、auだと「Galaxy A32 5G」がおすすめです。
性能はかなりOPPO A54 5Gに近い感じです。
- 5,000mAhバッテリー
- 4,800万画素を含む4眼カメラ
- 6.5インチ液晶ディスプレイ
- 価格は31,190円
OPPO A54 5Gとの違いは、Galaxy A32 5Gのディスプレイは解像度が「HD+(1,600×720)」となること。
ディスプレイについては、OPPO A54 5Gに軍配が上がります。
Galaxy A32 5Gは、おサイフ・防水機能はあるけどディスプレイは弱くなるという感じで、一長一短です。
完璧な機種は中々ありませんね。
とはいえ、3万円台でコスパは超優秀なので、おサイフ・防水が欲しい人はこのあたり検討してみると良いでしょう。
まとめ
OPPO A54 5Gは、ディスプレイ、カメラ、バッテリーの3拍子揃ったスマホです。
ただしおサイフ・防水は非対応となります。機能としては全部盛りではないので、この点は注意しましょう。
価格の安さにプラスして、ディスプレイ、カメラ、バッテリーがしっかりしていると嬉しいという人は、ぜひOPPO A54 5Gを検討してみると良いでしょう。
ちなみに:契約するならauオンラインショップがお得です
auを検討しているのであれば、店舗で契約するよりも
理由は以下4点です。