ゴリラ
「背面が透けてる!」「背面が光る!」などで注目のNothing Phone (1)が発売しました。
この端末、イロモノと思いきや、コスパが優秀で、手に取りやすい価格となっています。
本記事では、Nothing Phone (1)の注目ポイント3点をはじめ、口コミと合わせてスペックを総チェックします!
先に正直な結論を伝えると、Nothing Phone (1)は、スケルトンで光るメカニックなデザインが目を引くスマホです。
価格を考えるとスペックが優秀で、手頃で使いやすい機種が欲しい人にもおすすめです。
- 発売日:2022年8月19日
- 価格:
–OCNモバイルONE:69,239円
– IIJmio:63,800円〜
– 公式ストア:63,800円〜
\端末セットが安い/
OCNモバイルONEを見てみる >
※OCNモバイルONEのプランは解説記事で紹介してます^^
目次
Nothing Phone (1)はこんなスマホ
Nothing Phone (1)は、「OnePlus」の共同創設者であるカールペイ氏が立ち上げたスタートアップ「Nothing」から初めて発売したスマホです。
「Nothing」は2020年10月に設立されたばかりで、Nothing Phone (1)は、ワイヤレスイヤホン「Nothing ear (1) 」に続く第2弾です。
似たり寄ったりの最近のスマホに一石を投じる、尖ったデザインが特徴的です。
Nothing Phone (1)の注目ポイント
Nothing Phone (1)の注目ポイントをまとめると、次の3点に集約されます。
- 背面が透けたスケルトンデザイン
- 通知や着信に合わせて背面が光る
- そもそもコスパが良い
背面が透けた「スケルトンデザイン」
まず目を引くのが、背面が透けて中身が見えるデザインです。
中心のワイヤレス充電コイルをはじめ、各種パーツが透けて見えています。
パーツのレイアウトは、ニューヨークの地下鉄路線図から着想を得たとのこと。
ただただ部品を露出させるのではなく、パーツはカバーがされていて「魅せる」ためのデザインになっています。
メカメカしさが、厨二心をくすぐりますね。
やっと充電終わった
しかし、コイツはビジュが強過ぎるぞ
nothing phone pic.twitter.com/VhXmDamVz6
— おとうふモドキ🌽 (@otoufu_kureta) September 21, 2022
通知や着信に合わせて「背面が光る」
背面には900個のLEDが搭載されていて、通知や着信に合わせて光らせる「グリフインターフェイス」機能があります。
点灯のパターンは、着信音ごとに異なり、着信相手によって、光り方を変えることもできます。
Nothing Phone (1)
いろんな着信音とそれに対応する光り方(フラッシュ注意) pic.twitter.com/PXCJBDFRXj— 泉 (@jet_yamada_yama) September 2, 2022
▼音楽再生に合わせて光らせることもできます(笑)。
オタク旅行、Nothing Phoneのオーディオに連動して光る機能見てホテルで爆笑してる pic.twitter.com/AQTuHraT7g
— あんふぃとらいと (@Amphitrite632) September 23, 2022
そもそもコスパが良い|これで6万円台か
Nothing Phone (1) は、ハイエンドに迫る「ミドルハイクラス」のスペックを備えています。
- 5,000万画素のメイン・広角カメラ(撮影性能高め)
- AnTuTu60万点弱の「Snapdragon 778G+」を搭載
- ワイヤレス充電・逆充電対応
- 最大120Hz駆動のOLEDディスプレイ
ミドルレンジの域を超えたスペックで価格は63,800円~なので、コスパは優秀ですね。
2022年ナンバーワンのコスパモンスターである「Google Pixel 6a(53,900円)」とも、十分張り合える性能です。
スクロールできます→
Nothing Phone (1) | Pixel 6 a | |
---|---|---|
サイズ | 縦:約159.2mm 幅:約75.8 mm 厚み:8.3 mm | 縦:約152.2mm 幅:約71.8 mm 厚み:8.9 mm |
重さ | 193.5g | 約178g |
CPU | Snapdragon 778G+ | Google Tensor |
RAM | 8GB/12GB | 6GB |
ストレージ | 128GB/256 GB | 128GB |
SDカード | ー | ー |
ディスプレイ | 約6.55インチ 有機EL FHD+(1,080 x 2,400) | 約6.1インチ 有機EL FHD+(1,080 x 2,400) |
リフレッシュレート | 最大90Hz | 最大60Hz |
輝度 | 最大1,200ニト | 最大800ニト |
メインカメラ | 広角:50MP 超広角:50MP | 広角:12.2MP 超広角:12MP |
フロントカメラ | 16MP | 8MP |
バッテリー | 4,500 mAh | 4,410 mAh |
生体認証 | ・画面内指紋認証 ・顔認証 | 画面内指紋認証 (顔認証なし) |
防水・防塵 | IP53 IP68相当 | IP67 準拠の 防水、防塵性能 |
イヤホンジャック | ー | ー |
そのほか機能 | ステレオスピーカー ワイヤレス充電 リバース充電 | おサイフケータイ ステレオスピーカー |
SIM | デュアルSIM (nanoSIM×2) | デュアルSIM (nanoSIM / eSIM) |
5G | Sub6 | Sub6 |
上手にコストカットして価格を下げている
ちなみに、これだけ価格が抑えられている理由は、上手にコストカットをしているからです。
SoCは「Samsung製」の最新Snapdragonではなく、「TSMC製」のものを採用。価格が抑えられるだけでなく、発熱が控えめかつ低消費電力とのこと。
防水もIP68相当の実力があるものの、認証にかかるコストを避けるために、あえてIP53止まりにしているという徹底ぶり。
ベンチャー企業らしい大胆なコストカットで、使い勝手はそのままに価格を下げることに成功しています。
Nothing Phone (1)のスペックを総チェック
改めてNothing Phone (1)のスペックをチェックしていきましょう。
スクロールできます→
Nothing Phone (1) | Pixel 6 a | |
---|---|---|
サイズ | 縦:約159.2mm 幅:約75.8 mm 厚み:8.3 mm | 縦:約152.2mm 幅:約71.8 mm 厚み:8.9 mm |
重さ | 193.5g | 約178g |
CPU | Snapdragon 778G+ | Google Tensor |
RAM | 8GB/12GB | 6GB |
ストレージ | 128GB/256 GB | 128GB |
SDカード | ー | ー |
ディスプレイ | 約6.55インチ 有機EL FHD+(1,080 x 2,400) | 約6.1インチ 有機EL FHD+(1,080 x 2,400) |
リフレッシュレート | 最大90Hz | 最大60Hz |
輝度 | 最大1,200ニト | 最大800ニト |
メインカメラ | 広角:50MP 超広角:50MP | 広角:12.2MP 超広角:12MP |
フロントカメラ | 16MP | 8MP |
バッテリー | 4,500 mAh | 4,410 mAh |
生体認証 | ・画面内指紋認証 ・顔認証 | 画面内指紋認証 (顔認証なし) |
防水・防塵 | IP53 IP68相当 | IP67 準拠の 防水、防塵性能 |
イヤホンジャック | ー | ー |
そのほか機能 | ステレオスピーカー ワイヤレス充電 リバース充電 | おサイフケータイ ステレオスピーカー |
SIM | デュアルSIM (nanoSIM×2) | デュアルSIM (nanoSIM / eSIM) |
5G | Sub6 | Sub6 |
カメラは5,000万画素のデュアルレンズ
カメラは、メインカメラ、超広角カメラのデュアルレンズ構成。ともに5,000万画素です。
「良く撮れる」という声も多く、ミドルレンジのスマホとしては優秀な性能です。
NothingPhoneのポートレートモード
普通の撮影。ポートレートなし pic.twitter.com/7WTzj1S5eT
— 日本をApple製品で豊かにする党 代表 iPhoneくん (@5gReiwa) August 18, 2022
超広角カメラは、マクロ撮影にも対応しています。
NothingPhoneでの撮影。
マクロモードもあるので寄れます(*´ω`*)
毛並みを見てわかるとおり、繊維の情報が少ないんです。私は好きですよ、目視に近くて。#NothingPhone pic.twitter.com/S6XILE2fEX— 碧アスカ (@midori_asuka) September 24, 2022
夜景撮影では強い光源があるとフレアが出やすいようです。
夜景撮影 Nothingのレンズフレア凄い
1枚目 Nothing Phone
2枚目 iPhone 12
3枚目 Galaxy S21Ultra
4枚目 Mi 11T pic.twitter.com/KQm8ukUTgO— スフィンクス (@IP325_Sumaho) September 28, 2022
CPUは「Snapdragon 778G+」
CPUは「Snapdragon 778G+」を搭載。ハイエンド一歩手前のミドルハイクラスのSoCです。
AnTuTuベンチマークは58万点程度のスコアが出ます。発熱も少ないので、使い勝手も優秀です。
最近のSoCは性能が上がり過ぎて発熱も大きいので、むしろ「このぐらいの方が良い説」はありますね。
ゲームもそこそこイケるようです。
Nothing Phone(1)でも快適に動きます、120fps。#ウマ娘 pic.twitter.com/aUAy9HE1cR
— Re*Index. (ot_inc)@15年物アカウント (@ot_inc) September 28, 2022
ワイヤレス充電・逆充電に対応
Nothing Phone (1)は、15Wのワイヤレス充電に対応しています。ここはライバルのGoogle Pixel 6aとの大きな違いです。
ちなみに、Nothing Phone (1)から他のスマホに給電できる「逆充電」にも対応しています。もちろん、逆充電中にも光ります。
Nothing Phone(1)でリバースワイヤレス充電! pic.twitter.com/gYYK7ByUNV
— 🇲 🇦 🇷 🇮 🇬 🇦 🇳 🇬 🇮 (@Curse_Architect) September 8, 2022
「120Hz駆動」のOLEDディスプレイ
ディスプレイは120Hzのリフレッシュレートに対応。同社CEOは「バターのようになめらか」と表現されています。
▼Nothing Phone (1)のディスプレイ▼
- 画面サイズ:6.55インチ
- 解像度:2,400 × 1,080(フルHD+)
- OLEDディスプレイ(有機EL)
- リフレッシュレート:120Hz
- タッチサンプリングレート:240Hz
ディスプレイのベゼルが均一で美しい
ちなみに、Nothing Phone (1)の細かなこだわりとして、べゼルの4辺の厚み(太さ)が均一になっています。
一般的なスマホは、下部のベゼルが太くなりがちです。ディスプレイと基板の接続のコネクタがあるためです。
些細なこだわりに見えますが、均一にしようとすると、通常の2倍のコストがかかるそうです。
大胆なコストカットがある一方で、見た目の美しさにはお金をかけるというこだわりを感じますね。
Nothing Phone (1)、プロトタイプがそのまま世に出てきたような非現実的な佇まいの背面と、ベゼル薄な今どきのスマホの表面っていうコントラストがめちゃくちゃカッコいいです。#Nothing #NothingPhone1 pic.twitter.com/Y8ubC6E6Ms
— タカヤ・オオタ (@198Q) July 16, 2022
デメリット:おサイフケータイが使えない
Nothing Phone (1)の惜しいところとして、Felicaには非対応で、おサイフケータイが使えません。
ここは人によっては注意が必要です。
Nothing Phone (1)の価格・購入場所
Nothing Phone (1)は、2022年8月19日に発売しています。
公式サイトや、OCNモバイルONE、iiJmioなどで購入が可能です。
- 8GB+256GB:69,239円
(スクリーンプロテクター&ケース付)
▼
- 8GB+128GB:63,800円(MNPで43,980円)
- 8GB+256GB:69,800円(MNPで49,800円)
- 12GB+256GB:79,800円(MNPで59,800円)
▼公式ストア▼
- 8GB+128GB:63,800円
- 8GB+256GB:69,800円
- 12GB+256GB:79,800円
カラーは、ブラック・ホワイトの2色です。
まとめ
Nothing Phone (1) はみんなに好まれる機種ではありませんが、他のどのスマホとも被らない独創的なデザイン・機能が何よりの魅力です。
ミドルハイの機種としてモノが良いのは間違いないので、あとはデザインを良いと思うかどうかが判断のポイントです。
スマホの進化に退屈していた人や、新たなワクワクに飢えていた人は、検討してみてはいかがでしょうか!
\端末セットが安い/
OCNモバイルONEを見てみる >
※OCNモバイルONEのプランは解説記事で紹介してます^^