ゴリラ
iPhone 15が欲しけど、高いよね……。14や13でもいいかなって思ってるけど、違いが知りたい!
「Proじゃない方のiPhone」(無印モデル)の購入を検討している人向けの記事です。
歴代のモデルはどれぐらいスペックや使い勝手違うのか、気になるところだと思います。
そこで、iPhone 15 / 14 / 13 / 12 / 11の無印モデルを6項目で比べ、それぞれの特徴を紹介します。
- iPhone 15⇒近年稀にみる大きなアップデート
- iPhone 14⇒超マイナーアップデート
- iPhone 13⇒良モデルだが価格があまり下がっていない
- iPhone 12⇒中古が安い。コスパ狙いならココ
- iPhone 11⇒中古で3万円台から
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※この記事の更新日は冒頭に記載のとおりです。最新の情報は各社公式サイトおよびオンラインショップでご確認ください。
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無印モデルを比較|iPhone 15 / 14 / 13 / 12 / 11
iPhoneの無印モデル5世代を、項目別に比較していきましょう。スペックはこちら。
スクロールできます→
iPhone 15 | iPhone 14 | iPhone 13 | iPhone 12 | iPhone 11 | |
---|---|---|---|---|---|
サイズ | 横:71.6mm 縦:146.7mm 厚さ:7.80mm | 横:71.5mm 縦:146.7mm 厚さ:7.80mm | 横:71.5mm 縦:146.7mm 厚さ:7.65mm | 横:71.5mm 縦:146.7mm 厚さ:7.4mm | 横:75.7mm 縦:194mm 厚さ:8.3mm |
重量 | 171g | 172g | 173g | 162g | 194 g |
カメラ | 広角+超広角 (48MP+12MP) | 広角+超広角 (12MP+12MP) | 広角+超広角 (12MP+12MP) | 広角+超広角 (12MP+12MP) | 広角+超広角 (12MP+12MP) |
ディスプレイ | 6.1インチ 有機EL 2,556 x 1,179 | 6.1インチ 有機EL 2,532 x 1,170 | 6.1インチ 有機EL 2,532 x 1,170 | 6.1インチ 有機EL 2,532 x 1,170 | 6.1インチ 液晶 1,792 x 828 |
バッテリー容量 (非公式) | 3,349mAh | 3,279mAh | 3,227mAh | 2,815mAh | 3,110mAh |
RAM (非公式) | 6GB | 6GB | 4GB | 4GB | 4GB |
ストレージ | 128GB / 256GB / 512GB | 64GB / 128GB / 256GB | |||
SoC | A16 Bionic | A15 Bionic | A14 Bionic | A13 Bionic | |
5G通信 | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
【価格】iPhone12まで遡ると安くなる
- iPhone 14:約8.5万円〜
- iPhone13:約6.2万円〜
- iPhone12:約4.2万円〜
- iPhone11:約3.4万円〜
ぱっと見、iPhone12より前のモデルを選べば、価格はグッと下がります。
ちなみに、各キャリアのiPhone 15 / 14の新品の価格は以下のとおりです。カッコ内は各社のプログラムを使ったときの、実質の負担額です。
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iPhone 15 | 128GB | 256GB | 512GB |
---|---|---|---|
ドコモ | 149,490円 (75,570円) | 172,040円 (86,240円) | 212,300円 (106,700円) |
au ※24年4月改定 | 145,640円 (38,240円) | 166,780円 (87,630円) | 206,930円 (107,985円) |
ソフトバンク ※24年1月改定 | (74,640円) 142,920円 (21,996円/1年) (62,304円/2年) | 166,320円 (44,820円/1年) (85,320円/2年) | 206,640円 (55,620円/1年) (105,960円/2年) |
楽天モバイル ※24年2月改定 | (70,392円) 131,800円 (65,880円) | (80,800円) 153,800円 (76,896円) | (99,888円) 187,800円 (93,888円) |
Apple | 124,800円 (83,199円) | 139,800円 (93,199円) | 169,800円 (113,199円) |
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iPhone 14 | 128GB | 256GB | 512GB |
---|---|---|---|
ドコモ ※24年2月改定 | (31,834円) 124,465円 (22,033円) | 161,480円 (81,680円) | 201,740円 (102,140円) |
au ※24年4月改定 | (24,090円) 127,900円 (44,047円) | 終売 161,770円 (82,570円) | 終売 201,925円 (102,925円) |
ソフトバンク ※24年2月改定 | 127,440円 (22,008円) | 終売 | 終売 |
楽天モバイル | (65,880円) 120,910円 (60,432円) | 135,900円 (67,944円) | 165,900円 (82,944円) |
mineo | 122,760円 | 138,072円 | 168,696円 |
Apple ※23年9月改定 | 112,800円 | 127,800円 | 157,800円 |
【カメラ】こだわる人はiPhone 13以降を
無印モデルのカメラはiPhone 13、そしてiPhone 15で大きく進化しています。近年は2年おきにカメラが大きく進化しています。
カメラにこだわる人はカメラが斜めに並んだモデル(iPhone 13以降)がおすすめです。
【機能】iPhone 12と15がターニングポイント
ここ数年のiPhoneを機能という視点で見ると、iPhone 12とiPhone 15で大幅に強化されています。
▼iPhone 12で追加された機能▼
- マスク着用時のFace ID(顔認証)
- 5G
- Magsafe(磁石でアクセサリーを装着)
▼iPhone 15で追加された機能▼
- USB Type-C
- ダイナミックアイランド(通知などがポヨンと飛び出す)
【ディスプレイ】iPhone 12で有機ELに進化
iPhone 12 | iPhone 11 |
---|---|
6.1インチ 有機EL Super Retina XDRディスプレイ 解像度:2,532 x 1,170 | 6.1インチ 液晶 Liquid Retina HDディスプレイ 解像度:1,792 x 828 |
ディスプレイはiPhone 12から有機ELに変更され、大幅に強化されています。それ以降は大きく変化していません。
色のメリハリが強く、クッキリ見えるのが有機ELのメリットです。解像度もiPhone 12で一気に高精細になりました。
【ゲーム】iPhone 13以降ならゲームも快適
スマホの処理性能を測る「AnTuTuベンチマーク(ver. 10)」のスコアは以下。
- iPhone 15:おおよそ140万点程度
- iPhone 14:130万点程度
- iPhone 13:130万点程度
- iPhone 12:110万点程度
- iPhone 11:80万点程度
2024年の感覚だと、12以降くらいからが「ハイエンドの性能」と区分できそうです。
ただしiPhone 12は、重めのゲームが厳しいという声が少なくありません。
激重の最新ゲームを遊ぶなら、少なくともiPhone 13以降がおすすめです。
iPhone12なんだけど、フォンテーヌからこっち原神クソ重くて熱もってきてまともに🎮出来ない…
から100均のスマホ冷却使ってみたうるせぇwwwwwwwwww pic.twitter.com/gJbzQn4rPU
— びびまる (@chi_chan_99999) August 20, 2023
iPhone12だけど、めちゃくちゃ変えたいけど新機種が欲しいっていうよりデレステの動作悪い(時々反応しなくなる)から変えたい。13に機種変更でも良い
— だめすけ (@damegane587) September 27, 2023
【バッテリー】iPhoen 12は少なめ
バッテリー容量(非公式)と海外のバッテリーテストを参照してみましょう。
- iPhone 15:3,349mAh / 98時間
- iPhone 14:3,279mAh / 90時間
- iPhone 13:3,227mAh / 89時間
- iPhone 12:2,815mAh / 84時間
- iPhone 11:3,110mAh / 94時間
- (参考)iPhone 15 Pro Max:4,441mAh / 118時間
- (参考)iPhone SE(第3世代):2,018mAh / 62時間
参考:GSMArena
iPhone 12は軽量ですが、バッテリー持ちが劣ります。スマホを触る時間が長いなら、iPhone 13以降が安心です。
また、iPhone 15のバッテリーテストの結果がグッと伸びていることにも注目です。
iPhone 15と過去モデルの比較
ここからは、最新のiPhone 15と過去モデルを直接比較していきます。
ザックリとした違いを紹介していきます。
「iPhone 15」と「iPhone 14」の比較
iPhone 14⇒15の主な差分は以下。
- USB Type-Cに対応
- メインカメラが1,200万画素⇒4,800万画素
- 画面が明るくなった(最大輝度2,000nits)
iPhone 14⇒15は、近年稀に見る大きな進化を遂げています。
執筆時点でiPhone 14の未使用品(イオシス)は10万円台。iPhone 15(新品)との価格差は2万円ほどです。
この価格差でこれだけの違いがあるならiPhone 15がおすすめです。
「iPhone 15」と「iPhone 13」の比較
iPhone 13⇒15の主な差分は以下。
- USB Type-Cに対応
- メインカメラが1,200万画素⇒4,800万画素
- 画面が明るくなった(最大輝度2,000nits)
iPhone 13とiPhone 14が性能差がほとんどありません。
執筆時点でiPhone 13の未使用品(イオシス)は9万円台。iPhone 15(新品)との価格差は3万円ほどです。
もう少し価格差があるならiPhone 13をおすすめしたいところですが、これくらいなら、奮発してiPhone 15のメリットを享受した方が満足度は高そう。
Proと対比したときに「無印iPhone」に部類される「mini」は、13を最後に終売しました。miniを買っておきたいなら、13 miniを選ぶのもアリ。
「iPhone 15」と「iPhone 12」の比較
iPhone 12⇒15の主な差分は以下。
- USB Type-Cに対応
- メインカメラが1,200万画素⇒4,800万画素
- バッテリーが長持ち
- 最新ゲームも快適に遊べる
iPhone 12まで遡れば、しっかり価格が下がります。中古なら4万円台から購入できます。
妥協することになるのはカメラ、バッテリー、処理性能です。
とくにバッテリーは、iPhone 15が優秀で、12がややイマイチなので、差は大きいです。
(iPhone 12の中古を買う場合、使い込まれた機種も多いので、そのまま使うとなると、さらにバッテリー持ちに差が出ます。)
「iPhone 15」と「iPhone 11」の比較
iPhone 11⇒15の主な差分は以下。
- USB Type-Cに対応
- ゲームが快適
- マスクで顔認証、5G、MagSafeに対応
- ディスプレイが有機EL
11⇒12の進化が大きかったので、11まで遡ると妥協点は多いです。
とにかく価格を下げたいなら、iPhone 11も選択肢になります。
執筆時点における中古の相場は3万円台です。
順当にいくと、iPhone 11は2025年秋のiOS 19で対象外になると予想されます(早ければ、来年XSとまとめて対象外になる可能性もあります)。
スペック的にはライトユーザーの普段使いであれば、2年ぐらいは耐えてくれそうです。
無印iPhoneを安く買う方法
無印iPhoneを安く買うなら、
- iPhone 15
Apple、キャリアの購入プログラム - iPhone 14、iPhone 13
楽天モバイル - iPhone 12、iPhone 11
中古販売店、認定中古品
での購入がおすすめです。
iPhone 15は「Apple」or「購入プログラム」
スクロールできます→
iPhone 15 | 128GB | 256GB | 512GB |
---|---|---|---|
ドコモ | 149,490円 (75,570円) | 172,040円 (86,240円) | 212,300円 (106,700円) |
au ※24年4月改定 | 145,640円 (38,240円) | 166,780円 (87,630円) | 206,930円 (107,985円) |
ソフトバンク ※24年1月改定 | (74,640円) 142,920円 (21,996円/1年) (62,304円/2年) | 166,320円 (44,820円/1年) (85,320円/2年) | 206,640円 (55,620円/1年) (105,960円/2年) |
楽天モバイル ※24年2月改定 | (70,392円) 131,800円 (65,880円) | (80,800円) 153,800円 (76,896円) | (99,888円) 187,800円 (93,888円) |
Apple | 124,800円 (83,199円) | 139,800円 (93,199円) | 169,800円 (113,199円) |
※カッコ内の金額は各社のプログラム利用時の、2年間の負担額
iPhone 15は、Apple公式が最安です。
キャリアはAppleの価格に上乗せされているので、そのまま購入するのはおすすめしませんが、購入プログラムを利用するなら、検討の余地はあります。
- ドコモ
いつでもカエドキプログラム+
いつでもカエドキプログラム
:約40〜50%程度免除 - au
スマホトクするプログラム
:約45〜70%程度免除 - ソフトバンク
新トクするサポート スタンダード
新トクするサポート バリュー
:約45〜80%免除 - 楽天モバイル
買い替え超トクプログラム
:50%免除 ※要手数料3,300円
iPhone 14、iPhone 13は「楽天モバイル」
iPhone 14、iPhone 13は楽天モバイルがお得です。
Apple公式とほぼ同じ価格で、大量のポイント付与があります。
ちなみに最近では、ドコモ、au、ソフトバンクでも、型落ちモデルが一括、または実質(プログラム利用)で、大きく割引されることがあります。
最新の価格は以下のとおり。
スクロールできます→
iPhone 14 | 128GB | 256GB | 512GB |
---|---|---|---|
ドコモ ※24年2月改定 | (31,834円) 124,465円 (22,033円) | 161,480円 (81,680円) | 201,740円 (102,140円) |
au ※24年4月改定 | (24,090円) 127,900円 (44,047円) | 終売 161,770円 (82,570円) | 終売 201,925円 (102,925円) |
ソフトバンク ※24年2月改定 | 127,440円 (22,008円) | 終売 | 終売 |
楽天モバイル | (65,880円) 120,910円 (60,432円) | 135,900円 (67,944円) | 165,900円 (82,944円) |
mineo | 122,760円 | 138,072円 | 168,696円 |
Apple ※23年9月改定 | 112,800円 | 127,800円 | 157,800円 |
iPhone 14 Plus | 128GB | 256GB | 512GB |
---|---|---|---|
ドコモ | 158,180円 (79,220円) | 179,520円 (90,000円) | 220,330円 (111,250円) |
au | 終売 158,490円 (80,730円) | 終売 179,850円 (91,770円) | 終売 220,355円 (112,355円) |
ソフトバンク ※23年12月改定 | (82,440円) 149,760円 (44,160円) | (93,720円) 167,760円 (51,480円) | (115,920円) 202,320円 (65,400円) |
楽天モバイル | (74,400円) 135,900円 (67,944円) | (82,392円) 150,900円 (75,432円) | (98,880円) 180,900円 (90,432円) |
Apple ※23年9月改定 | 124,800円 | 139,800円 | 169,800円 |
スクロールできます→
iPhone 13 mini | 128GB | 256GB | 512GB |
---|---|---|---|
ドコモ | (58,630円) 94,710円 (36,630円) | 140,800円 (72,160円) | 176,660円 (89,540円) |
au | 終売 109,755円 (56,235円) | 終売 127,110円 (65,550円) | 終売 162,165円 (84,525円) |
ソフトバンク | (32,088円) 99,360円 (26,784円) | (41,040円) 120,240円 (32,280円) | (51,120円) 160,560円 (48,600円) |
楽天モバイル | 終売 93,900円 (46,944円) | 終売 108,900円 (54,432円) | 終売 138,900円 (69,432円) |
Apple ※9/13終売 |
iPhone 13 | 128GB | 256GB | 512GB |
---|---|---|---|
ドコモ ※24年1月改定 | (61,710円) 110,209円 (22,033円) | 158,180円 (82,940円) | 199,430円 (103,070円) |
au ※23年9月改定 | 終売 127,495円 (41,562円) | 終売 144,870円 (73,830円) | 終売 179,700円 (92,460円) |
ソフトバンク | (42,720円) 115,200円 (30,240円) | 終売 | 終売 |
楽天モバイル ※24年2月改定 | (54,432円) 108,700円 (54,336円) | 123,900円 (61,944円) | 153,910円 (76,944円) |
UQモバイル | 114,720円 | - | - |
ワイモバイル | 115,200円 | 131,040円 | 161,280円 |
Apple ※9/13終売 | - | - |
※カッコ内は各社のプログラムを使ったときの、実質の負担額
iPhone 12、iPhone 11は「中古」で買う
iPhone 12、iPhone 11はイオシスなどで中古が大量に出回っていて、価格も下がっています。
ワイモバイルやUQモバイルの認定中古品で、乗り換え割引を使えば、iPhone 12を3万円台、iPhone 11を1万円台から買うこともできます。
iPhoneを安く買う方法はこちらの記事に詳しくまとめています。
まとめ
あらためて、各機種のまとめです。
- iPhone 15⇒近年稀にみる大きなアップデート
- iPhone 14⇒超マイナーアップデート
- iPhone 13⇒良モデルだが価格があまり下がっていない
- iPhone 12⇒中古が安い。コスパ狙いならココ
- iPhone 11⇒中古で3万円台から
iPhone 15の登場で、無印iPhoneの状況は大きく変わりました。
これまでは「コスパ狙いなら1、2年古いモデル」が定石でしたが、今回に限って言えば、多少負担が増えたとしても、iPhone 15がおすすめです。
2年後に買い替えていくなら、14、13を買う場合と比べても、そこまで大きな負担差にはならないと予想されます。
一方でとにかく負担を減らしたいなら、iPhone 12がおすすめ。ここまで遡れば、価格がしっかり下がります。
ちなみに:契約するならオンラインショップがお得です
契約を検討しているのであれば、オンラインショップがお得なので、最後にそれだけ簡単に説明しておきます。
- 事務手数料、頭金がかからない(auは手数料かかります)
- オンライン限定キャンペーンがある
- オプション不要・しつこい営業がない
- 来店不要・待ち時間がない
金銭的メリット(事務手数料、頭金)だけでなく精神的なメリット(待ち時間・勧誘なし)も大きく、おすすめ。
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