ゴリラ
2020年4月16日0時、突然新しいiPhoneSEについての発表がありました。iPhoneSEといえば、4インチで片手にスッポリ収まるサイズが好評で、根強いファンのいる機種でした。
新しいiPhoneSEは旧iPhoneSEと同じサイズなのか?どんなスペックなのか?
僕もとても気になったので、16日の朝はベッドの中でスマホでたくさん調べてしまいました。
この記事を読めば、新型iPhoneSEのことは一通り理解でき、他人に説明できるくらいにはなると思うのでぜひサクっと読んでみてくださいね。
- iPhone11 Proと同じ性能
- サイズは8と同じ(4.7インチ)
- 価格は5万前後
とコスパのかなり高い機種です。4インチのiPhoneSEを期待していた人には若干残念ですが、買う価値はかなりあると思います!
目次
新型iPhoneSEは4インチではなかった!
↑こちらは、2016年に発売された4インチで持ちやすいサイズのiPhoneSEです。
「画面のハシまで指が届く」
「片手で操作できる」
「ポケットにすっぽり入る」
としてこの4インチのiPhoneSEは好評でしたが、今回発表されたのはこのサイズではありませんでした。
↑こちらが今回発表された新型iPhoneSEです。
大きさはiPhone8と同じです。
片手で持ちやすい4インチのiPhoneSEを楽しみににしていた方にとってはさぞかしガックリくる新作かもしれません。
ちなみに呼び名も「iPhoneSE」で、2016年のiPhoneSEと全く同じです。
区別するためにこの記事では「新型iPhoneSE」「旧iPhoneSE」と書かせていただきます。
画面サイズは4インチから4.7インチへ
4インチの画面サイズは4.7インチへと大きくなりました。
これはiPhone8と同じで、動画や写真、電子書籍など様々なSNSを楽しむのにとても適しています。
その反面、片手では画面のハシまで操作できるかと言うと微妙な大きさで、4インチの旧iPhoneSEファンからすると「大きすぎる」と不評を買うサイズです。
しかし現在のメインは画面サイズが5インチや6インチのiPhoneXシリーズや11シリーズです。
多くの人がこの大きさのスマホを使いこなしているので、4インチ旧iPhoneSEに慣れた人でも、きっとすぐに慣れてしまうサイズ感だろうと思います。
iPhone11Proと同じCPUを搭載
新型iPhoneSEはそのサイズに注目されがちですが、もっとも注目なのはCPUのスペックです。
新型iPhoneSEに搭載されている「A13 Bionic」というCPUはiPhone11Proにも搭載されている最新のものです。
CPU性能が高いと複数の作業を同時にできたり、3Dのゲームの描写がより綺麗になったりといいことばかりです。
スマホの心臓と言える部分の性能が高く、価格も考慮するとiPhoneSEは非常にコスパのよい機種と言えます。
新iPhoneSEの大きなポイントは「価格」
iPhoneSEの価格は以下のようになっています。
- 64GB 44,800円
- 128GB 49,800円
- 256GB 60,800円
最新のiPhone11シリーズが10万円を超え、フルスペックだと13万円を超えてしまうので、この値段はiPhoneとしてはとても手が届きやすい価格です。
特に注目すべきは64GBです。内部容量は多い方がいいのですが、iCloudなどのクラウドサービスをうまく使えば、それほどの容量を必要としません。
64GBで税込でも5万円以下なので、もはや普通のアンドロイド機種よりも安く買えてしまいます。
iPhoneは価格が高くアンドロイドと比べると高級機種で敬遠されていた部分もありましたが、新型iPhoneSEでそれを完全に払拭しました。
また、iPhone11Proと同じCPUを積んでいることを考えると、iPhoneSEの最大の魅力はコスパの良さであると言い切ることができます。
さらにドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアであれば分割払いにも対応してくれ、よりお手頃価格で購入できます。
新型iPhoneSEの各機能を他モデルと比較
ここでiPhoneSEの各機能をザックリと紹介します。
- カメラはひとつだがポートレートモードはある
- バッテリーにはやや不安あり?
- 3Dタッチはないが気にしなくてよい
- 有機ELではなく液晶だが問題なし
- 防水性能は最新モデルより低いが大丈夫
- カラーは白、黒、赤
ひとつずつ紹介していきますが、全般的に「最新モデルより劣る部分はあるが、こだわりがなければ無視してもよい」部分が多いのが新型iPhoneSEの特徴です。
カメラはひとつだけだがポートレートモードはあり
新型iPhoneSEのアウトカメラはひとつだけです。iPhone8と同じ12MPカメラが搭載されています。
iPhoneXはカメラ2つ、iPhone11ProやPro Maxは3つついています。最新のアンドロイドでは4つついているものもあります。
カメラの数は、単純に多ければ多いほど表現できる幅が増えるので嬉しいのですが、カメラひとつでも普通の人が普通に撮りたいものはだいたい撮れます。
ましてや新型iPhoneSEには背景をぼやかして一眼風にする「ポートレートモード」も搭載されています。これはiPhone8には搭載されていなかった機能です。
「すごくカメラにこだわりがあって、一眼レフの替わりにスマホを使いたい!」という人以外の、普通にカメラを使いたい人が日常的に使う分には全く不便のないカメラ性能です。
バッテリーは8と同じだが少し心配
バッテリーの持ちは、公式ではビデオ再生で13時間とされています。
しかしCPUがiPhone11Proと同じで高性能なので、バッテリー消費はより大きいと思われます。
バッテリーに関しては利用者の使い方に大きく影響するので一概には言えませんが「スマホはバッテリー持ちが一番大事!」という方以外の普通の人には不便はなさそうです。
モバイルバッテリーを持ち運ぶことでカバーすることもできます。
また2〜3年使ったスマホはバッテリーが劣化して本来の70〜80%しかパフォーマンスが発揮されないと言われるので、新型iPhoneに変更する場合、バッテリーの持ちはそれほど心配しなくてよいでしょう。
3Dタッチはないが心配しなくていい
「3Dタッチ」とは画面を強く押し込むことでタップとは違う操作ができる機能です。
この機能はiPhone6S〜XSまでは搭載されていましたが、最新の11Proでは廃止されています。
僕自身はiPhoneXを使っており、3Dタッチが搭載されていますが、正直ほとんど3Dタッチは使っていません。
新型iPhoneSEで3Dタッチがなくても、長タップで同じ操作もできるので、3Dタッチがないことによるコストカットの方が大きそうです。
有機ELじゃなくて液晶
新型iPhoneSEの画面は有機ELではなく液晶画面です。
最新のスマホは有機ELが多く、有機ELの方が鮮明で綺麗な画面になるので人気です。特に「黒」の色がよりくっきりと見えるので、映画を見るときに違いが出やすいです。
しかし液晶でも十分に美しい画面のスマホはたくさんあり、新型iPhoneSEもそのひとつになりそうです。
「画質最高のスマホで、映画を見たい!」という人でない限りは液晶の新型iPhoneSEでも満足いくでしょう。
メールやSNS、YouTube動画を見る程度であれば液晶でも全く問題ありません。
防水性能は少し低いIP67(水深1mで30分)
新型iPhoneSEの防水性能はIP67よいう規格です。
IP67とは「水深1mで30分放置しても大丈夫」という規格なので、IP67でも普通に使う分には全く問題ありません。
ちなみにiPhone11Proなど最新モデルはIP68という「水深2mで30分放置可能」という規格ですが、こちらも気にするほどの違いではありません。
多少は雨に濡れてもいいし、水回りでも神経質にならなくてもいいくらいの防水性能があるiPhoneSEは優秀です。
カラバリ 白、黒、赤
iPhoneSEのカラーバリエーションは黒、白、赤です。
新型iPhoneSEの評判は2極化している
iPhoneSEの評判を調べてみると、大きく二極化しています。
ネガティブな意見は「サイズの小さい旧iPhoneSEが大好きなのに、8と同じサイズだと意味がない!」というものです。
やはり旧iPhoneSEに根付いたファンにとっては、新型iPhoneSEは納得のいくものではなかったようです。
新しいiPhone SE出たけどやっぱりサイズは8と同じだった、これじゃSEじゃなくて8-2じゃん
この期に及んでSE使ってる自分みたいな人はサイズに惚れ込んで使ってるんだからデカくなったらダメなんだよぉ安いiPhoneが欲しいんじゃなくて小さくてそれなりなスマホが欲しいんだよ… pic.twitter.com/Hkc5u3PK5Q
— Cuckoo (@cuckoo138) April 15, 2020
新しいiPhoneSEが正式にiPhoneSEとなって4インチSEは名前も存在も失う事になる模様。
そしてさよなら4インチサイズのiPhone。
おれにとっては4インチが全てだった。僕はこの4インチiPhoneSEがダメになる頃、Androidに戻ります。
— T.Yamaguchi (@KodokunoDiy) April 15, 2020
ポジティブな意見はなんといっても「コスパのよさ」です。
iPhone11Proと同じCPUを搭載していて半額近くで買えるので、特にiPhone7やiPhone8を使ってる人にはおすすめという意見が多かったです。
iPhone SE 2020は圧倒的なコスパなのでiPhone 7以前のユーザーには圧倒的におすすめ。自分は検討していたけど、iOSの使い勝手の悪さから旧iPhone SEを全く使っておらず、恐らく今新型買っても無駄になるので、決算期の安売りで一考。
— sandbag (@sandbag_cola) April 17, 2020
iPhoneSE発表されたね。8とあまり変わらないけれどSEの方が高性能だし、4万円台だからまだ7使ってるお母さんにはちょうどいいかも。おすすめしといた
— しょたぽ (@shotapo_) April 16, 2020
新型iPhoneSEに関する私の結論は「iPhoneSE」という名前にしなければよかったのに!という感じです。
シンプルに、このタイミングで発売されたiPhoneとしては
- 性能が高く
- 価格が安く
- 誰にでもおすすめできる
非常によい機種です。
しかし「iPhoneSE」という名前にしたばっかりに2016年の小型iPhoneSEを意識しすぎてしまい「期待はずれ」な機種と思われてしまいます。
iPhoneSEという名前ではない、例えばiPhone11Cという名前だと、すんなりと市場に馴染んだのでは、と思います。
(しかし数年もすると、この「iPhoneSE」という名前も受け入れられるとは思いますが・・・)
新型iPhoneSEは自宅での受け取りがおすすめ!
新型iPhoneSEが発表された2020年4月、新型コロナウィルスの影響で緊急事態宣言が発令されています。
店頭での機種変更に不安がある場合は、オンラインでの取引がおすすめです。
自宅に配送してもらうことができるので、低リスクで機種変更ができます。
ちなみに:契約するならオンラインショップがお得です
契約を検討しているのであれば、オンラインショップがお得なので、最後にそれだけ簡単に説明しておきます。
理由は以下3点です。
- 事務手数料がかからない(ドコモ)
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精神的メリット(来店なし・待ちなし)だけでなく、金銭的メリットも大きいので普通にお得です。
また、代理店ではなくドコモ・au・ソフトバンク直営の公式オンラインショップなので安心して契約できるのです。
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