ゴリラ
という人向けの記事です。
iPhone SEでは「iPhone 11と同じ処理性能」というのが、やはり一番の売りになっています。
「処理性能が良いのは分かったけど、カメラはどうなの?」というところが気になっている人も多いはず。
結論、カメラも処理性能向上をもとに、iPhone 8と比べると大きく進化しています。iPhone 8以前の機種から乗り換えれば進化が実感できるはず。
ただいざ機種変更となると、「iPhone SEのカメラは実際どこが進化したの?」というのは気になるところだと思います。
そこで本記事では、iPhone SEで追加された「4つのカメラ機能」を解説していきます。
iPhone SEが求めていたカメラなのかチェックしていきましょう。
iPhone SEは、カメラのハードはiPhone 8と同じだが、機能やソフトの面で確実に進化。最高クラスのカメラが不要なら、かなり満足できる
▼追加された4つのカメラ機能
- ポートレートモード
- ポートレートライティング
- スマートHDR
- 拡張ダイナミックレンジ
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目次
カメラはシングルカメラ。機能はXRに近い
iPhone SEのカメラ構成は以下。
▼iPhone SEのカメラ構成
アウトカメラ:1,200万画素(広角, F値1.8)
インカメラ:700万画素(F値2.2)
iPhone SEは全体として「ハード(見た目)はiPhone 8、中身はiPhone 11」という機種で、カメラのハードもiPhone 8とほぼ同じです。
ただし、撮影の機能はいくつも追加されていて、実質的にはiPhone XRのシングルカメラに近いイメージとなっています。
▼iPhone SEで追加された撮影機能
初搭載の機種 | |
---|---|
スマートHDR | iPhone XS~ |
ポートレートモード | 単眼ではiPhone XR~ |
ポートレートライティング | iPhone X/8 Plus~ |
拡張ダイナミックレンジ | iPhone XS~ |
シングルカメラとしてはハイレベルなので、iPhone 8以前から乗り換えれば、カメラの進化が実感できるはず。
iPhone SEの撮影機能を詳しく見ていきましょう。
【機能①】単眼ながら「ポートレート撮影」が可能
iPhone SEはポートレートモードでの撮影が可能です。
ポートレートモードは、被写体をクッキリ写しながら背景をボカすことができる撮影モードです。
一眼レフのような味わいの写真が撮れます。
iPhone XRのポートレートモードで撮影。人じゃないけど反応した。 pic.twitter.com/KzkQQJFC1j
— iso (@lagg3s) May 23, 2019
ポートレートモードは、iPhone 7 PlusやiPhone 8 Plusのようなデュアルレンズの機種では、けっこう前から搭載されていましたが、シングルカメラとなるとiPhone XRが初です。
iPhone 8以前では非搭載の機能となっていました。
撮影性能:シングルカメラながらかなり実用レベル
ポートレートモードの撮影能力については、シングルカメラというハンデはありますが、かなり実用レベルです。
ポートレート撮影は通常、「デュアルレンズによる視差」と「ニューラルエンジン」の組み合わせで実現されます。
◆デュアルレンズによる視差
人間の両目のように、2つのレンズで被写体を立体的に捉える
◆ニューラルエンジン(機械学習)
機械学習=経験値で、被写体を背景と切り分ける
iPhone XRやiPhone SEのようなシングルレンズでは、ニューラルエンジンのみでポートレート撮影を行います。
そのため被写体が複雑になったり、距離が近すぎたり遠すぎたりすると、切り分けがイマイチなこともあります。
ただそれでも、iPhone XRのシングルカメラのポートレートは精度が悪くなく、ユーザーの評判も良好です。
iPhone SEでは、XRからさらに処理性能がアップしていることを考えると、切り分けの精度はかなり期待ができるでしょう。
被写体は人物のみ。モノはポートレートで撮れない
iPhone SEのポートレートモードでの被写体は人物のみとなります。
モノや動物はポートレートで撮影できない模様です。このあたりもXRと同じですね。
XRで人以外を被写体にして撮影しようと思うと「誰も検知されませんでした」と表示が出てしまい、撮影が不可です。
SEも同様の仕様となるようです。ココは少し残念なところですね。
【機能②】「ポートレートライティング」に対応:5種類の背景ボカしが可能
iPhone SEではiPhone Xなどから対応となった「ポートレートライティング」にも対応しています。
ポートレートライティングは、ポートレートモードで5種類の照明効果を選択できる機能です。
▼ポートレートライティング
自然光:標準モード。ナチュラルに撮れる。
スタジオ照明:被写体を明るく照らす
輪郭強調照明:明暗をハッキリさせ、輪郭を強調
ステージ照明:背景を黒くしスポットライトにして撮影
ステージ照明(モノ):ステージ照明のモノクロ版
「スタジオ照明」は自然光より被写体を明るく浮かび上がらせる感じです。
iPhone Xのポートレート(スタジオ照明)で撮った小雪。 pic.twitter.com/UwB56ZQhwF
— Seiya (@SeiyanLab) November 4, 2017
「ステージ照明」は背景を真っ暗にして、被写体にスポットライトを当てているように撮れるモードです。(写真はiPhone X)
確実にカメラ性能は上がってるね
iPhone Xのステージ照明がこれやもん pic.twitter.com/1QrFrIYIIy— 虫歯 (@5uki_1) September 26, 2018
ステージ照明(モノ)にすると、さらに被写体をモノクロにになります。
iPhone XS ポートレートモード【ステージ照明 (モノ)】 pic.twitter.com/XMXGrkbq8c
— Gentoku Ishii (@gentokuishii) October 13, 2018
ポートレートライティングは標準のポートレートのようにたくさん使う機能ではなさそうですが、「スマホのカメラで色んな写真を撮って遊びたい」という人はかなり楽しめそうですね。
【機能③】「スマートHDR」で暗い所もクッキリ明るく撮れる
iPhone SEでは「スマートHDR」という撮影機能にも対応しています。
スマートHDRは、逆光や明暗のある撮影でも、白飛びや黒つぶれを防いで、クッキリ撮れる撮影モードです。
カメラの設定から「スマートHDR」をオンにしておくと必要な場面で自動で有効化してくれます。
iPhone11のHDRが良く効いてる青空 pic.twitter.com/Fpy6dFHngV
— すえなが@がんばれない (@suenaga_) February 10, 2020
iPhone SEでは最新の「次世代スマートHDR」を搭載
iPhone SEでは、スマートHDRの中でも特に「次世代スマートHDR」を搭載しています。iPhone 11から採用されている最新のスマートHDRです。
▼次世代スマートHDR
- 高性能なCPUをもとに「暗い所から明るい所まで、かなり広い明暗を捉えられる」
- 機械学習で被写体の顔を認識し適切な処理ができる
処理性能はiPhone 11と同じというだけあって、カメラのソフトウェアの部分はかなり期待ができそうですね。
【機能④】「拡張ダイナミックレンジ」で動画もクッキリ
動画にも、明暗のある景色がクッキリ撮れる「拡張ダイナミックレンジ」という機能が追加されています。
拡張ダイナミックレンジは、HDRの動画バージョンのような機能で、iPhone XS以降から搭載されています。
動画撮影もしっかり進化している感じですね。
続いて #Apple #iPhoneXSMax の動画撮影テスト。同じく二子玉川ライズの階段。拡張ダイナミックレンジの威力が凄い。 pic.twitter.com/N92e46km7L
— あき (@aki8011) September 23, 2018
まとめ:SEのカメラは確実に進化。最高クラスが不要ならかなり満足できる
iPhone SEは、カメラのハードこそiPhone 8と同じですが、機能やソフトの面で確実に進化しています。
シングルカメラとして最高のiPhone XRに近いイメージです。
iPhone 11 Proのような超トップクラスのカメラではありませんが機能は充実しているので、多くの人はかなり満足ができるはず。
「カメラは最高クラスでなくてもOK」という方はぜひiPhone SEを検討してみると良いでしょう。
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