ゴリラ
デザインを一新し、5Gにも対応したiPhone 12 Pro。
「すごい惹かれてるけど、価格も高いから、入念に調べてから買いたい」という方も多いのでは。
iPhone 12 Proは超ハイスペックな一方で、ユーザーの評判を見ると、多くの人が気にしてるデメリットがいくつかあります。
本記事では、あえて完成度の高い「iPhone 12 Pro」のデメリット9点をまとめています。
ぜひデメリットも踏まえて、納得の機種変更を進めていきましょう。
先に正直な結論を伝えると、iPhone 12 Proのデメリットは以下の9点。
▼「スペック」で惜しい点
- ディスプレイが60Hz
- ミリ波には対応していない
- カメラの「ゴースト」がある
▼「デザイン」で気になる点
- 角が手にあたる
- ノッチのデザインが古い?
- カメラのでっぱり
▼「機能」で物足りない点
- 指紋認証がない
- ケーブルは「ライトニング」のまま
- SDカードが使えない
※当記事の情報は執筆時点での情報です。最新情報の提供に努めてはいますが、契約時には必ず公式サイトにてご確認ください。
目次
iPhone 12 Proの「スペック」で惜しい点
他のスマホにない魅力を多く持つ「iPhone 12 Pro」ですが、いくつかスペック上で「惜しい」と感じる点があります。
- ディスプレイが60Hz
- ミリ波には対応していない
- カメラの「ゴースト」はiPhone 12 Proでも発生
このあたりは、他のAndroidのスマホの方が優れている点です。それぞれ見ていきましょう。
ディスプレイが60Hz|超ハイエンドとしては物足りない
iPhone 12シリーズはProも含め、リフレッシュレートは60Hzです。
リフレッシュレートは1秒間に表示できるコマ数で、数値が大きいほどスクロールや映像が滑らかになります。
他のスマホを見ると「Galaxy S20」「Xperia 1 II」など多くのメーカーで120Hzの高速表示に対応してきています。
Proでココに対応しきれなかったのは少し残念なところ。
ミリ波には対応していない
5Gの電波は大きく分けて以下の2種類があります。
▼Sub6
4Gの延長として利用できる電波。各キャリアはSub6で5Gサービスの提供をスタート
▼ミリ波
「映画を数秒でストリーミング」など5G本来の超高速通信ができる周波数帯。実用化に時間がかかる
iPhone12シリーズはPro含め全モデルで「Sub6」のみの対応です。
「ミリ波」に対応しているのは米国版のiPhone 12シリーズのみです。
発売前はProモデルはミリ波に対応するという噂がでていたので、ここも少し残念。
ただ実用上は、当面はSub6のみで全く問題なしです。
今はまだ「Sub6が一部のスポットでのみ使える」という状況なので、ミリ波が広いエリアで使えるのはかなり先。
ただ、2~3年と長い期間使っていうとなると、ミリ波に非対応が少し不便になる可能性があるかもです。
カメラの「ゴースト」はiPhone 12 Proでも発生
iPhone 12シリーズでは、「ゴースト」「フレア」などと呼ばれる斑点が写真に写り込むことがあります。
▼右の写真で空中にゴーストが出ています
iPhone12 Proで時の鐘を朝晩撮り比べ。ゴーストどうしても出ちゃうな。 pic.twitter.com/v8rwVIe78S
— トロの冷え牛 (@toro_burst) November 9, 2020
レンズやセンサー部位での内面反射が原因で起こる現象です。
iPhone 11シリーズでも発生していた現象ですが、iPhone 12シリーズでも引き続き、発生頻度は高めのようです。
カメラを前面に押し出しているスマホなので、ナイトモードでのゴースト対策は欲しかったところですね。
iPhone 12 Proの「デザイン」で気になる点
iPhone 12 Proは初代iPhone SEのような角ばったデザインに一新されました。
このデザインにとくに惹かれているという方も多いはず。
ただ、実際に手に取った人の評判を見ると、人によっては「気になってしまう」「微妙かも」と感じる点がいくつかあります。
- 角が手にあたる(合わない人には合わない)
- ノッチのデザインが古い?
- 「カメラのでっぱり」が気になる人も多い
それぞれ見ていきましょう。
角が手にあたる|合わない人には合わない
iPhone 12 Proでは、初代のiPhone SEのような角ばったデザインを採用しています。
iPhone 11シリーズまでの丸みのあるデザインに比べると、「グリップ感があって握りやすい」「滑りにくい」といった評判が多いようです。
iPhone12試しに触ったけど、サイドが丸くないからめっちゃ握りやすいな
— Dokur Haky Jr. (@DokuSurgeon) October 25, 2020
ただ一方で、「角が手にあたって痛い」と感じる人もいます。このあたりは合う・合わないがありそうです。
どうしても角が手にあたって気になる場合は、ケースに入れて使っていくのが良さそうですね。
iPhone12握ってきたけど痛い。角が。
ケースつければいいじゃんって感じだけど俺は11の丸み帯びてる方が好きじゃなぁ
11ProMaxしか勝たん(´罒`)— あきとんまーてぃん🍋 (@AkiAk10969) November 1, 2020
ノッチのデザインが古い?
iPhoneでは、 X(テン)以降はずっと「ノッチ」のデザインを採用しています。
インカメラや受話口がある部分が黒塗りで、ディスプレイから切り欠きになったデザインです。
iPhone 12 Proもノッチを採用しています。
▼iPhone 12 Proのノッチ
Xの発売当時は先進的なデザインでしたが、2020年現在だと「パンチホール」など、より全画面に近いデザインがトレンドになっています。
▼写真はGalaxy S20 5G
全画面で動画や写真などを表示したいとなると、ノッチは人によっては少し気になってしまうかもですね。
iPhone12系の実機を確認したが、やはりノッチ部分が受け入れられない。
— jingi469 (@jingi469) November 3, 2020
「カメラのでっぱり」が気になる人も多い
最近の上位モデルのスマホに共通する部分ではありますが、カメラは部分のでっぱり感は強めです。
iPhone12 Proは薄くする余裕があるならカメラの出っ張りを埋めてほしい。
みんなケース付けてるからやらないんだろうけど。— じょな☆ (@yuki4980) April 19, 2020
11 Pro MAXと比べても、12 Pro Maxはカメラは大型化しているようですね。
iPhone 12 Pro Max、11 Pro Maxよりもでっかくなって、カメラの出っ張りもでっかくなってる pic.twitter.com/SAJ3t0m5Gh
— たいちゃん (@taichasooo) November 13, 2020
机に置いて操作をするとガタガタしてしまうので、気になる人はスマホケースを着けて使うのが良さそうです。
iPhone 12 Proの「この機能は欲しかった」という点
「この機能は欲しかった」と感じる人が多いものについてもピックアップしています。
- 指紋認証がない
- ケーブルはライトニングのまま
- SDカードでの容量の追加ができない
それぞれ見ていきましょう。
指紋認証がない
iPhone 12シリーズは指紋認証の搭載はなしです。
「電源ボタン一体型の指紋認証」や「画面内指紋認証」の噂も一部ありましたが、今回は指紋認証は付きませんでした。
マスクを着用する機会が多い中で顔認証のみなのは、少し不便ですね。
iPhone8からiPhone12Proに変えて感じた不便なところは指紋認証から顔認証に変わった事。マスクしてるから出先では不便になりましたね。
— アベレイジTV (@aberage_TV) November 12, 2020
ケーブルは「ライトニング」のまま
前モデルに続き、iPhone 12 Proも充電は「ライトニング」のままです。
iPad ProやiPad Airではすでに「USB-C」に移行しているだけに、ここも残念。
充電自体はワイヤレス充電を使えば、ライトニングなしでも困りません。
ただ、パソコンに接続して写真などを転送する時にはやはりケーブルが必要になります。
パソコンとつなぐ機会がある人は、USB-Cと合わせてライトニングケーブルを手元に置いておかなければならなく、面倒です。
iPhone12とminiはLightningのままでproの方はUSB-Cにしたらよかったのでは
iPadみたいに無印はLightning、proはUSB-Cって感じで— チユ@生涯悪夢 (@KNKmania) October 19, 2020
SDカードでの容量の追加ができない
iPhoneではSDカードでの容量の拡張ができません。
Androidを見ると、多くの機種でSDカードを挿して512GB以上追加が可能です。
機種によっては1TBの容量の追加もできます。
iPhoneは最初の容量選びを間違えるとかなり不便になるので、予算を上げてでも余裕を見て選びたいところですね。
まとめ
あえて「iPhone 12 Pro」のデメリットをピックアップしました。
iPhone 12 Proは、11 Proからさらに完成度に磨きがかかり、強くおすすめできる一台です。ただ、今回紹介した点は他のスマホに劣ってしまうかもしれません。
どのスマホも必ずデメリットがあります。自分にとってOKなデメリットなのかチェックしつつ、買い替えを検討してみてくださいね。
iPhone 12シリーズのスペックはこちらで解説しています。
「iPhone 12と12 Proのどちらを選ぶべきか」はこちらの記事で解説しています。
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