ゴリラ
という人向けの記事です。
10月にiPhone 12 / 12 Proが発売されます。
今から「Proにするか、通常モデルを選ぶか」迷っている人も多いのではないでしょうか。
Proの方がスペックが高いのは分かるけど、その分価格が上がるので、悩んでしまうと思います。
そこで本記事では、「Pro」と「通常モデル」の違いを中心に、iPhone 12シリーズ4機種の違いを詳しく解説します。
違いをバッチリ把握して、自分にとって最もコスパの良い一台を選んでいきましょう。
先に正直な結論を伝えると、「Pro」と「通常モデル」の違いは以下の2つです。
▼カメラが違う
Proは「3眼+LiDARスキャナ」、通常モデルは「2眼」
▼カラーが違う
Proは「落ち着いた色」、通常モデルは「カラフルな色」を展開
迷ったらカメラの違いに注目して選ぶのが良さそう。「望遠レンズ」と「LiDARスキャナ」に約1.8万円の価値を感じるかが判断のポイント。
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目次
Proと通常モデルの違いは「カメラ」
「Pro」と「通常モデル」の違いを見ていきましょう。
iPhone 12のラインナップは以下の4機種。
「Pro」モデル
- iPhone 12 Pro(6.1インチ)
- iPhone 12 Pro Max(6.7インチ)
「通常」モデル
- iPhone 12 mini(5.4インチ)
- iPhone 12(6.1インチ)
Proと通常モデルのスペック上の違いは「カメラ」です。実際のところ、それ以外のスペック差はほぼありません。
発表前は「5G対応」「ディスプレイ」「カメラ」の3点がスペック差になる予想もありましたが、フタを開けてみると違いはほぼカメラのみでした。
↓スマホは左右にスクロールできます!
予想 | 実際 | |
---|---|---|
5G対応 | ProはSub 6+ミリ波 | 全モデル共通 Sub6のみ対応 |
ディスプレイ | Proは120Hz駆動 | 全モデル共通 60Hz駆動 |
カメラ | Proは望遠+LiDARスキャナを搭載 |
Proと通常モデルで迷っているなら、カメラに注目すると良さそうです。
【カメラの違い】Proは「3眼+LiDARスキャナ」
Proと通常モデルの一番の違いがカメラです。
▼Proと通常モデルのカメラの違い
Proモデル (12 Pro/12Pro Max) | 通常モデル (12 mini/12) | |
---|---|---|
背面カメラ | 超広角1,200万画素 + 広角1,200万画素 +望遠1,200万画素 | 超広角1,200万画素 +広角1,200万画素 |
インカメラ | 1,200万画素 | |
LiDAR スキャナ | 〇 | - |
Proは「超広角+広角+望遠」の3眼カメラに加え、LiDARスキャナを搭載します。
通常モデルは望遠なしの「超広角+広角」の2眼カメラです。
つまりカメラで「Pro」を選ぶかのポイントは、
- 望遠レンズを使うか
- LiDARスキャナを使うか
というあたり。詳しく解説します。
望遠レンズを使うか
まず「望遠レンズを使うかどうか」です。
Proは、光学2倍ズームの「望遠レンズ」を搭載。ズームのスペック差は以下の通り。
▼iPhone 12 / 12 mini
- 2倍の光学ズームアウト
▼iPhone 12 Pro
- 2倍の光学ズームイン
- 2倍のズームアウト
▼iPhone 12 Pro Max
- 2.5倍の光学ズームイン
- 2倍のズームアウト
iPhone 12(標準モデル)はズームアウト(超広角)のみですが、Proシリーズには12 Pro=2倍、12Pro Max2.5倍のズームイン(望遠)が付いています。
望遠レンズについては、「ズーム撮影をする機会は意外と多くない」という人も多く、超広角レンズと比べるとあまり使わないという人も多いようです。
iPhone、ズームはいらんので超広角レンズが欲しいため12は買いたい
— くし (@D_kushi) September 15, 2020
なので、「本当に使うか」「現状、使う機会は多いか」などは一度振り返っておくと良さそうです。
LiDARスキャナを使うか
Proモデルは「LiDARスキャナ」を搭載しています。
LiDARスキャナは、対象物との距離を計測できるセンサーです。2020年春発売のiPad Pro(第4世代)で既に搭載されています。
- 「ポートレートモード」がキレイに撮れる
- 暗い所で「オートフォーカス」しやすい
- ARの精度がアップ
「LiDARスキャナ」は少しマニアックですが、「ポートレートモード」や「オートフォーカス」などが撮影がしやすくなる感じです。
また撮影以外に注目なのが、ARの精度がアップする点。
iPad Pro(第4世代)を見ると、LiDARスキャナ搭載により段差やモノの前後を正確に把握し、よりリアルにARが使えるようになっています。
iPad Proをちょっと借りてみて以前作ったusdzをARで見てみましたがLiDARが凄かったです!奥と手前が認識できました。物でもある程度遮蔽できますね pic.twitter.com/ec5BAjIw7y
— 水マヨ (@mizzmayo) July 2, 2020
先進的な機能に触れれられるのはProを選ぶメリットになりそうです。
Proのカメラに「約1.8万円の価値」を感じるか
Proと通常モデルで迷ったら、カメラの違いに約1.8万円の価格差以上のメリットを感じるかが判断のポイントです。
4機種の価格は以下の通り。
▼iPhone 12の価格
↓スマホは左右にスクロールできます!
iPhone12 mini (5.4インチ) | iPhone 12 (6.1インチ) | iPhone 12 Pro (6.1インチ) | iPhone 12 Pro Max (6.7インチ) | |
---|---|---|---|---|
64GB | 82,280円 | 94,380円 | - | - |
128GB | 87,780円 | 99,880円 | 117,480円 | 129,580円 |
256GB | 99,880円 | 111,980円 | 129,580円 | 141,680円 |
512GB | - | - | 153,780円 | 165,880円 |
同じストレージ容量で比べると、Proとの価格差は約1.8万円です。(12と12 Proの価格差)
望遠レンズとLiDARスキャナによる撮影性能の+αの部分が自分に必要かを考えてみると決めやすいはず。
ちなみに個人的には多くの人は望遠レンズとLiDARスキャナはとくには不要で、通常モデルのiPhone 12がコスパが良くおすすめですね。
4機種のサイズ・カラーの違い
Proと通常モデルのスペックの違いのほかに、4機種でのデザイン(サイズ・カラー)の違いもあります。
【サイズ】コンパクトから特大まで選べる
iPhone 12のサイズのラインナップは以下。
▼iPhone 12のサイズ・カラー
- iPhone12(5.4インチ)
- iPhone 12 Max(6.1インチ)
- iPhone 12 Pro(6.1インチ)
- iPhone 12 Pro Max(6.7インチ)
iPhone 12シリーズの大きな特徴になっているのが、「コンパクトから特大サイズまで選べる」ということ。
iPhone 11シリーズ同様、サイズは3種類ですが「小さいものはさらに小さく、大きいものはさらに大きく」なっています。
注目はフラッグシップで5.4インチのコンパクトサイズがラインナップされているところ。
iPhone SE(第一世代の)と同じ四角いデザインを採用していることもあり、コンパクト派の人には嬉しい展開ですね。
【カラー】ブルー系の新色を追加
通常モデルはカラフルなラインナップ、Proモデルは落ち着いたカラーとなっています。
iPhone 12/12 miniのカラーは以下の5色です。
▼iPhone 12/12 miniのカラー
- ブラック
- ホワイト
- レッド(PRODUCT RED)
- グリーン
- ブルー(NEW)
「ブルー」がiPhone 11になかった新色です。ホワイト、ブラック、レッド、グリーンの4色はiPhone 11から引き続き採用されています。
iPhone 12 Pro/12 Pro Maxのカラーは以下の4色です。
▼iPhone 12 Pro/12 Pro Maxのカラー
- シルバー
- グラファイト
- ゴールド
- パシフィックブルー(NEW)
iPhone11 Proであったミッドナイトグリーンの代わりに、パシフィックブルーが追加されています。
過去のiPhone同様に、新色には人気が集まりそうですね。
そのほかのスペックも総チェック
そのほかのスペックもチェックしていきましょう。以下スペックは4機種全てで共通です。
5G対応
全モデルSub6のみ
ディスプレイ
4機種ともに有機EL。120Hz採用の噂も
CPU
「A14 Bionic」を搭載。性能が確実にアップ
5G対応|全モデルSub6のみ
全モデルで5Gに対応しています。
ただし、日本で発売されるiPhone 12シリーズは、Pro含め全モデルでSub6のみ対応となっています。
ミリ波対応は米国版のiPhone 12シリーズのみです。
5Gの電波は大きく分けて以下の2種類があります。
▼Sub6
4Gの延長として利用できる電波。各キャリアはSub6で5Gサービスの提供をスタート
▼ミリ波
「映画を数秒でストリーミング」など5G本来の超高速通信ができる周波数帯。実用化に時間がかかる
Proモデルは、ミリ波対応になる予想も多かったので、ここは少し残念なところ。
ただ実用上は、当面はSub6のみで全く問題なしです。
今はまだ「キャリアでSub6が一部のスポットでのみ使える」という状況なので、ミリ波が広いエリアで使えるのはかなり先になると考えられます。
ただ、2~3年と長い期間使っていうとなると、ミリ波に非対応が少し不便になる可能性があるかもです。
ディスプレイは全機種で有機EL|120Hzは見送り
ディスプレイには、通常モデルを含めて全機種で有機ELディスプレイを搭載。
Proはリフレッシュレートが120Hzで表示できる噂もありましたが、今回は全モデル60Hzのままでした。
リフレッシュレートは1秒間に画面表示できるコマ数で、数値が大きいほど動画やスクロールの動きが滑らかになります。
ヌルヌル滑らかなディスプレイは来年以降におあずけです。
CPUは「A14 Bionic」を搭載
CPUは最新の「A14 Bionic」を搭載。
2020年9月に発表された新型の「iPad Air4」でも搭載されているCPUチップです。
iPhone11シリーズのA13 Bionicと比較すると、CPU性能が約16%、GPU性能が約8%向上するようです。
すごく大幅に進化する感じではないですが、また一つ確実に性能がアップしています。
【発売日】10月23日に「12/12 Pro」・11月13日に「12 mini/12 Pro Max」
iPhone 12の予約開始日・発売日は以下の通り。Apple公式、ドコモ、au、ソフトバンクで共通です。
iPhone 12・12 Pro
- 予約開始:10月16日21時~
- 発売日:10月23日
iPhone 12 mini・12 Pro Max
- 予約開始:11月6日
- 発売日:11月13日
まとめ:望遠・LiDARスキャナに約1.8万円の価値を感じるかで決める
Proと通常モデルの違いは、ずばり「カメラ」です。
望遠レンズとLiDARスキャナに約1.8万円の価格差以上の価値を感じるかが、Proを選ぶか決める上でのポイントになりそうです。
ぜひ参考に自分にぴったりの機種を検討してみてくださいね。
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