ゴリラ
2022年3月にiPhone SE(第3世代)が発売されたことで、SE(第2世代)が型落ちになりました。
また、中古市場で取引されている2019年のフラッグシップモデル「iPhone 11」の価格も下がっており、両者で比較したい人も多いと思います。
そこでこの記事では、2023年現在の視点から両機を比較していきます。
できるだけコストを抑えたい人はiPhone SE(第2世代)がおすすめで、iPhone SEは他にも「指紋認証」「ホームボタン」「画面が小さい」などのメリットがあります。
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目次
iPhone 11とiPhone SE(第2世代)の5つの大きな違い
iPhone 11は2019年秋、iPhone SE(第2世代)は2020年春発売で、発売時期は半年くらいしか変わりません。
スペックの比較は以下のとおり。
↓左右にスクロールできます!
iPhone 11 | iPhone SE (第2世代) | |
---|---|---|
容量 | 64GB 128GB | 64GB 128GB |
サイズ | 横:75.7mm 縦:150.9mm 厚さ:8.3mm | 横:67.3mm 縦:138.4mm 厚さ:7.3mm |
重量 | 194g | 144g |
ディスプレイ 解像度 | 4.7インチ Liquid Retina HD 1,792 x 828 326ppi | 4.7インチ Retina HD 1,334 x 750 326ppi |
最大輝度 | 625ニト | 625ニト |
リフレッシュ レート | 非公開 | 非公開 |
CPU | A13 Bionicチップ | A13 Bionicチップ |
GPU | 4コア | 4コア |
防水/防塵 | IP68 (水深2メートルで 最大30分間) | IP67 (水深1メートルで 最大30分間) |
生体認証 | Face ID (顔認証) | Touch ID (指紋認証) |
バッテリー容量 (ビデオ/音楽) | 最大17時間/ 最大65時間 | 最大13時間/ 最大40時間 |
SIM | デュアルSIM (nano-SIMとeSIM) | デュアルSIM (nano-SIMとeSIM) |
機能 | ・Qiワイヤレス充電 ・Apple Pay | ・Qiワイヤレス充電 ・Apple Pay |
↓左右にスクロールできます!
iPhone 11 | iPhone SE (第2世代) | |
---|---|---|
カメラ種類 ƒ値 | 広角:ƒ/1.8 超広角:ƒ/2.4 | 広角:ƒ/1.8 |
画素数 | 1,200万画素 | 1,200万画素 |
光学ズーム | 2倍(ズームアウト) | ー |
デジタルズーム | 最大5倍 | 最大5倍 |
手ブレ補正 | ・光学式 手ぶれ補正 | ・光学式 手ぶれ補正 |
マクロ撮影 | ー | ー |
Apple ProRAW | ー | ー |
ビデオ フレームレート | ・4K(24fps/25fps/30fps/60fps) ・1080p(25fps/30fps/60fps) ・720p(30fps) | ・4K(24fps/25fps/30fps/60fps) ・1080p(25fps/30fps/60fps) ・720p(30fps) |
ビデオ 光学ズーム | 2倍(ズームアウト) | ー |
ビデオ デジタルズーム | 最大3倍 | 最大3倍 |
インカメラ | ・1,200万画素 ・ƒ/2.2 | ・700万画素 ・ƒ/2.2 |
まずは最も大きな5つの違いを紹介します。
▼iPhone 11とiPhone SE(第2世代)の違い▼
- 画面、本体の大きさが違う
- 価格が違う
- カメラが違う
- 操作方法が違う
- 認証方法が違う
画面、本体の大きさが違う【iPhone SEは小さい】
iPhone 11とiPhone SE(第2世代)の目立った違いが「画面と本体の大きさ」です。
▼iPhone 11とiPhone SE(第2世代)の画面、本体の大きさ▼
- iPhone 11
画面6.1インチ / 高さ150.9mm / 幅75.7mm / 厚さ8.3mm / 重さ194g - iPhone SE(第2世代)
画面4.7インチ / 高さ138.4mm / 幅67.3mm / 厚さ7.3mm / 重さ148g
このように、「画面」「本体」「重さ」の全て、iPhone SE(第2世代)の方が小さいです。
特に「画面」の大きさはかなりの違いがあります。
iPhone 11はiPhone X以降のデザインが使われており、本体前面は全てディスプレイで、特に動画やゲーム、読書に適しています。
iPhone SE(第2世代)はiPhone 8以前のデザインで、前面の上下のディスプレイは切れていて、ホームボタンが搭載されています。
本体の大きさ、重さにも違いがあり、重いスマホは嫌いで、軽い方がいい場合はiPhone SE(第2世代)がおすすめです。
価格が違う【iPhone SEは低価格】
iPhone 11とiPhone SE(第2世代)の大きな違いは、価格です。
2023年現在、どちらも新品で購入するのは難しく、中古販売店や各キャリアのCertified(認定中古品)が主な入手経路になります。
参考までに中古販売店「イオシス
▼iPhone 11とSE(第2世代)の価格差▼
- 64GB(Aランク):46,800円〜 / 29,800円〜
- 128GB(Aランク):49,800円〜 / 33,800円〜
※2023/01/19調査時点
両者の価格差は1.5万〜2万円程度です。
この価格差と性能差を天秤にかけて比較していくことになります。
ちなみにiPhone 11とiPhone SEには同じA13チップが使われており、処理性能は同じです。
カメラが違う【iPhone 11の超広角は見逃せない】
iPhone 11には「超広角カメラ」が搭載されており、iPhone SE(第2世代)には「広角カメラ」が搭載されています。
「超広角カメラ」と「広角カメラ」では撮影できる範囲が違い、広大な景色、室内、大人数の撮影ではiPhone 11の方が綺麗に撮影できます。
超広角と広角の違い以外にも「ナイトモード」「ズーム機能」など、iPhone 11にしか搭載されていないカメラ機能はたくさんあります。
iPhone 11 の超広角すげーーーーーーー!!!!!!
ナイトモード半端ねーーーー!!ってみんなみたいに呟きたかったから呟きました。
ほんとにiPhone 11。( pro ではない) pic.twitter.com/USInvbduC0
— くノー (@KunoichiSky) October 25, 2019
もちろんiPhone SEでも写真は撮れますが、「ちょっとでもいい写真が撮りたい」「SNSにも写真をたくさん投稿したい」という場合は、総合的なカメラ機能が高いiPhone 11がおすすめです。
操作方法が違う【iPhone SEにはホームボタンあり】
上でも少し触れましたが、iPhone SEにはホームボタンがついており、iPhone 11にはついていません。
iPhone 11は前面ほぼ全てがディスプレイで、ホームボタンの代わりにジェスチャーで操作します。ホームに戻るときは画面の下から上へスワイプします。
引用:https://support.apple.com/ja-jp/HT208204
僕も初めてiPhoneXにしたときは違和感がありましたが、ジェスチャー操作は1週間くらいで慣れました。
「ホームボタンがあった方が安心!」という方はiPhone SEがおすすめですが、正直あまりこだわる必要はないかと思います。
ホームボタンは、操作よりも次に紹介する「指紋認証」で大きな役割を果たします。
認証が違う【顔認証と指紋認証】
iPhone 11は「顔認証(FaceID)」、iPhone SE(第2世代)は「指紋認証(Touch ID)」が搭載されています。
顔認証の方が便利なイメージですが、コロナ禍でマスクを付けることが増え、顔認証は少し不便になった印象です。
外出先でもすぐに使える指紋認証に再び注目が集まっています。
「外出先でiPhoneを使うことが多い」という人は、指紋認証を決め手にiPhone SEにするのもいいかと思います。
2022年3月のiOS 15.4へのアップデートにより、iPhone 12以降はマスク着用時の顔認証に対応しました。
iPhone 11は対応していません。快適な顔認証を求めるなら、iPhone 12以降のiPhoneを検討しましょう。
iPhone 11がおすすめな人
ここまでiPhone 11とiPhone SE(第2世代)の違いを見てきました。
そもそも最新のiPhoneではなくiPhone 11を検討している人のほとんどは「価格」が理由かと思います。
参考までにiPhone 11(中古美品)とiPhone 14(新品)の価格を比較します(2023/01/19時点)。
▼iPhone 11(Aランク)/iPhone 14(新品)の価格▼
- 128GB:49,800円〜 / 119,800円
- 256GB:57,800円〜 / 134,800円
両者には約7万円の価格差があります。
最新のiPhoneと比べるなら、iPhone 11は圧倒的に安く抑えられることがわかります。
一方、ここまで見てきたように、iPhone SE(第2世代)よりはiPhone 11の方がスペックが高い部分が多く、「そこそこのスペックがいいけど、最新のiPhoneは必要ない」という人に、iPhone 11はピッタリと言えます。
iPhone SE(第2世代)がおすすめな人
iPhone SE(第2世代)を検討している人のほとんどは「価格」か「サイズ」が理由だと思います。
第1世代のiPhone SEは小さめなサイズが人気の理由でしたが、第2世代は第1世代よりは大きいです。
左からiPhone 11、iPhone SE(第2世代)、iPhone SE(第1世代)
とはいえ、iPhone SE(第2世代)は、iPhone 11よりは小さく、片手でも扱いやすいです。
カバンやポケットにも入れやすい面も人気で、大画面よりはコンパクト重視の人に、iPhone SE(第2世代)はおすすめです。
また64GBなら2万円台(イオシス
iPhone SE(第2世代)は、価格が安いからといってスペックが低いとか、安物、というわけではありません。
むしろこの価格でもiPhone 11と同じCPU(A13チップ)が使われているので、とてもコスパのいいiPhoneです。
iPhone 11とiPhone SE(第2世代)の細かい違い
さらにいくつかの「細かい違い」を紹介します。
どちらも防水【iPhone 11の方が性能高い】
iPhone 11とiPhone SE(第2世代)は、どちらも防水スマホです。
▼iPhone 11とiPhone SE(第2世代)の防水性能▼
- iPhone 11 IP68等級 (水深2mに30分間OK)
- iPhone SE IP67等級 (水深1mに30分間OK)
どちらもかなり高い防水性能で、差は小さいです。
ちなみにいくら防水と言っても、水中に沈めるのは推奨されません。あくまで「念のため」の防水なので、水にはできるだけつけないようにしましょう。
バッテリー【iPhone 11が上回る】
バッテリー容量は正式には公開されていませんが、大事なのはバッテリー容量よりも「連続使用時間」です。
▼iPhone 11とiPhone SE(第2世代)の連続使用時間▼
- iPhone 11 ビデオ再生最大17時間
- iPhone SE ビデオ再生最大13時間
iPhone 11の方がディスプレイが大きいので電池消費は激しいはずですが、連続使用時間は長いです。
「いつも電池の残量が少ない」という人は、iPhone 11の方がいいかもしれません。
カラバリ【イエロー、グリーンなどがiPhone 11にある】
iPhone 11には以下の6種類のカラーバリエーションがあります。
- ブラック
- グリーン
- イエロー
- バープル
- レッド
- ホワイト
iPhone SE(第2世代)は以下の3色のみです。
- ブラック
- レッド
- ホワイト
iPhone 11にしかない「グリーン」「イエロー」「パープル」は、いずれも派手すぎず使いやすい色で、好評です。
カラーは購入してしばらくすれば気になりませんし、ケースやカバーでいくらでも変更できますが、ベースカラーは気に入った色の方がいいです。
iPhone 11/iPhone SE(第2世代)が買えるキャリア
最後に2023年1月現在、iPhone 11、iPhone SE(第2世代)が買える場所を確認しておきます。
▼iPhone 11▼
▼iPhone SE(第2世代)▼
まとめ:ハイスペックなiPhone 11/コスパ重視のiPhone SE第2世代
iPhone 11とiPhone SE(第2世代)を比較してみました。
発売時期は半年しか違わなく、そもそもの発売コンセプトも違うので、自分の目的によって明確にどちらがいいか分かれる機種です。
以下にまとめてみます。
▼iPhone 11がおすすめな人▼
- 画面が大きい方がいい人(動画、読書多い人)
- カメラの性能が高い方がいい人
- 顔認証が欲しい人
▼iPhone SE(第2世代)がおすすめな人▼
- スマホ代を抑えたい人
- コンパクトで軽いiPhoneがいい人
- 指紋認証が使いたい人
型落ちのiPhoneはワイモバイルやUQモバイルなどが安いです。端末目当てならおすすめですね。
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