ゴリラ
iPhoneをなくすと、すごく不便なだけでなく、支払いやプライバシー情報など、セキュリティ面にも不安があります。
一刻も早くiPhoneを見つけ出すのに「iPhoneを探す」機能は強い味方になります。
僕も昔、iPhoneをなくしてしまった時に助けられました。
しかし普段からちゃんと設定しておかないと使えませんし、なくしたときも使い方がわからないと意味がありません。
そこでこの記事では、「iPhoneを探す」の事前準備や探し方までキッチリ紹介します!
今まさにiPhoneを紛失中でも、この記事を参考に、諦めずに探してくださいね!
紛失時は自分のパソコンやタブレットか、友人のスマホでiCloudにログインして探しましょう。
まずは一刻も早く「紛失モード」をONにしましょう!
目次
【最初に】「iPhoneを探す」は「探す」に名前が変わりました
iPhoneに搭載されている「iPhoneを探す」という機能は、いまは全て「探す」に名前が変わっています。
iOS13(2019年9月〜)から、「iPhoneを探す」と「友達を探す」アプリは「探す」に統一され、その中で「iPhoneを探す」は「デバイスを探す」に変わっています。
iPhoneの他にもMacやApple Watch、AirPodsなどを探せるので名称が変わったようです。
iPhoneやiCloudで「iPhoneを探す」を使いたいときは「探す」というメニューを選択しましょう。
ちなみにこの記事ではより浸透している「iPhoneを探す」という書き方も使っています。
「iPhoneを探す」でできること
iPhoneを探す(デバイスを探す)機能は、対象となるiPhone(紛失したiPhone)に対して、他デバイスから以下のような様々な操作が行えます。
▼「iPhoneを探す」でできること▼
- 追跡機能(GPSを使って、紛失したiPhoneの現在地がわかる)
- 音を鳴らす(音を鳴らして、場所を知らせる。)
- 遠隔ロック(iPhoneをロックして、パスワード入力しないと使えなくする)
- 紛失モード(紛失したことをiPhoneに表示する)
- 遠隔データ消去(iPhone内のデータを全て削除する)
使い方のイメージとして、まずは場所を確認し、必要であれば音を鳴らします。
次にiPhoneをロックし、画面に「このiPhoneは紛失したものです。こちらに電話してください」と画面に電話番号を表示します(紛失モード)。
それで発見者とコンタクトがとれればいいのですが、盗難されていて、セキュリティ情報が危うい場合、iPhone内のデータを消去することになります。データを消去すると、ログイン情報も失われるので、追跡もできなくなります。
iPhoneを探すの「事前」の使い方
「iPhoneを探す」は、事前に設定をしておかないと、いざという時に役に立ちません。設定はとても簡単です。
▼iPhoneを探すの事前設定▼
- iCloudにサインインする
- 「iPhoneを探す」をONにする
- 位置情報をONにする
以下で詳しい手順を紹介します。
①iCloudにサインインする
iPhoneを探すは、Apple IDを使ってiCloudにログインして使います。iPhoneを使っているならApple IDは使っているかと思います。
ログイン方法は「設定アプリ」の一番上の「iPhoneにサインイン」をタップします。この部分に自分の名前や顔写真が表示されていれば、既にサインインできているので②に進んでOKです。
②「iPhoneを探す」をONにする
「自分の名前が表示されている部分をタップ」→「探す」→「iPhoneを探す」の順にタップすると、以下のような画面になります。
基本的には3つともONにしておくとよいです。
「iPhoneを探す」が基本的な機能で、この記事で紹介する様々な機能を使うために必要になります。
“探す”のネットワークとは
“探す”のネットワークとは、紛失したiPhoneがオフラインや圏外でも位置情報がわかる機能です。
その仕組みはとてもユニークで、世界中にあるiPhoneなどApple製品のBluetooth機能を利用し、紛失したiPhoneが通信圏内に入ると、位置情報を教えてくれる機能です。
例えば、圏外になってしまう山奥にiPhoneを放置してしまっても、iPhoneを持った第三者がそのiPhoneに近づくことで、位置情報が検出できます。
「オフライン」「圏外」という、「iPhoneを探す」機能の弱点を補う画期的な機能なのでONにすることをおすすめします。
iPhoneの情報は暗号化されるので個人情報が流出する心配はありませんが、他人のiPhoneを経由する気持ち悪さを感じるのならOFFでもかまいません。
「最後の情報を送信する」とは
ここをONにしておくと、バッテリー切れで本体の電源がOFFになったとき、取得していた最後の位置情報が送られます。
第三者により電源を切られた場合でも最後の位置情報が送られるので、こちらもONにするのがおすすめです。
③位置情報をONにする
基本的にここまでの操作で「iPhoneを探す」は使えますが、念のために位置情報をONにしておきましょう。
「設定アプリ」→「プライバシー」→「位置情報サービス」→「iPhoneを探す」がONになっていることを確認しておきましょう。
これで、iPhoneが紛失した時に探すための準備はOKです!もちろん、なくさないのが一番ですが!
iPhoneを探すの「紛失時」の使い方
次に、iPhoneを実際に探すときの操作方法を紹介します(この記事を読んでいる方はここから読み始めている方も多いかもしれません)。
iPhoneを探すときは、自分のiPhoneは手元にないので自分のパソコンやタブレット、あるいは友人のiPhone、スマホから以下の操作をしましょう。
▼「iPhoneを探す」ときの手順▼
- iCloudにサインインするか、Macの「探す」アプリを起動する
- (iCloudのみ)「探す」を選択
- 位置情報を確認し、アクションを選ぶ
順番に説明します。
①iCloudにサインインするか、Macの「探す」アプリを起動
まずは何らかの端末でiCloudにサインインします。
自分のパソコン(Macでなくてもよい)やタブレットならすでにログインしているかもしれませんが、友人のデバイスからの場合、自分のApple IDでログインする必要があります。
あるいは自分のMacパソコンがある場合、「探す」アプリを起動してもOKです。「探す」アプリは最初からMacに入っているので、アプリケーションの検索画面で「探す」アプリを見つけましょう。
②「iPhoneを探す」を選択
iCloudにサインインすると、iCloudメニューが表示されますが(この画面に初めてログインする人もいると思います)、「iPhoneを探す」をクリックします。
Macアプリの場合はこの画面はスキップして、位置情報の確認画面になるかと思います。
③位置情報を確認し、アクションを選ぶ【紛失モードONに】
探すアプリにログインできると、上記のように自分のiPhoneの位置情報が確認できます。
同じApple IDで他のAppleデバイスも登録していると、その位置情報も表示されます。
上記はMacアプリの場合なので、iCloudの場合は画面上部の「すべてのデバイス」から探したいデバイスを選びます。
デバイスの位置を確認したら、以下の3つのアクションを選択できます。
- サウンド再生
- 紛失モード
- iPhoneを消去
サウンド再生は主に「家の中」で使う
サウンド再生すると、iPhoneから「ピーピーピーピー」という警告音が鳴ります。
家の中や、友人の家に忘れていて誰も気づいていない、などという状況で使うことになります。
基本的には「紛失モード」でOK
上記画面で「紛失モード」を選ぶと、「電話番号」と「拾い主へのメッセージ」の入力を求められます。メッセージは以下のメッセージが最初から入力されてるので、そのままでも構いません。
iPhoneの持ち主が「紛失モード」をONにすると、iPhoneはこのような画面になり、ロックされ、「持ち主への電話」など限られた機能しか使えなくなります。
拾い主が駅員さんや友人などの善意ある人の場合はこの方法で9割くらいは解決するのではないでしょうか。
「iPhoneを消去」は最終手段
「iPhoneを消去」すると、iPhone内のデータは全て削除されます。Apple Payの支払い情報や、各種SNSやサイトのパスワードも全て消えます。
Apple IDのログイン情報も消えるので、「iPhoneを探す」でも追えなくなります。
「iPhoneを消去」を使うのは最後の手段で、iPhoneの拾い主に悪意があると判断し、iPhone本体は諦めて、個人情報やクレジットカード情報を守ることを優先する選択肢です。
できたら「iPhoneを消去」は使いたくないですが、最終手段として使わざるを得ないことがあるかもしれません。
よって、盗難にあったと判断した場合は「iPhoneを消去」がより安全です。
AirTagもおすすめ
以上で「iPhoneを探す」の使い方は終わりです。この「探す」機能って、とても便利ですよね!
「探す」機能はiPhoneやiPad、Apple Watchなど、基本的にはApple製品にしか使えませんが、AirTag(エアタグ)を使えば、カバンや鍵など、他の持ち物でも「探す」が使えます。
AirTagについては以下の記事で詳しく書いています。
まとめ:「探す」は基本的にONで、なくしたら「紛失モード」
できたら、iPhoneをなくさないに越したことはありません。
しかし日常的に持ち歩くので、なくしたり、忘れたり、盗まれたりする確率をゼロにはできません。
いざというときのため、iPhoneの「探す」は基本的にONにしておきましょう。
なくしてしまったら、自分の別のデバイスか、友人のiPhoneから一刻も早く「紛失モード」にしましょう。
この記事が、iPhoneをなくした方の助けになればうれしいです。
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