ゴリラ
ゴリラくんみたいな人は、とくにスマホへのこだわりがなく、ショップ店員さんに薦められるままにスマホを買ってきた結果、Androidだったというパターンではないでしょうか。
しかし今改めて「iPhoneにしてみたい!」という気持ちが湧き上がり「iPhoneのメリットって結局なんだろう?」と思っていることと思います。
僕のスマホ歴は「iPhone4→iPhone5→iPhone6→Android→iPhoneX→iPhone 12」で、iPhone歴はだいたい9年くらいです。
この記事では僕の思う「iPhoneのメリットとデメリット」をAndroidと比較しながら紹介します。
いまAndroidの人がiPhoneにした方が良いのか一概には言えませんが、その悩みの解消につながればうれしいです!
しかしiPhoneの最大のデメリットだった「価格の高さ」は、ハイエンドのAndroidスマホと比べると手の届きやすい設定になってきており、iPhone=コスパ端末と言えるまでになっています。
スマホの機種変更/乗り換え(MNP)は、頭金なし、来店なし、待ち時間なしのオンラインショップがお得です!
目次
iPhoneの7つのメリット
iPhoneには数え切れないほどのメリットがありますが、ここでは7つ紹介します。
僕が9年間iPhoneを使い続け、一度Androidに寄り道しながらも再びiPhoneに戻ってきた理由を紹介します。
また、ケータイショップ店員時代にお客様に話して「これが決め手になったな」と思う部分も織り交ぜています。
メリット1.「みんなと同じ」安心感
様々なメリットのうち、正直これが一番大きいのではないかと思います。
iPhoneは多くの人が使っていて市民権を得ているので、Androidのスマホを使うよりも「みんな使ってる安心感」を得られます。
ケータイショップで接客をしているときも「周りがそうだから」「人気らしいから」というなんとなくの理由でiPhoneを選ぶ方が圧倒的に多かったです。
メリット2.周りに操作方法を教えてもらえる
上の「みんなと同じ」に関連しますが、周りにiPhoneユーザーが多いと、操作方法やおすすめアプリを教えてもらいやすいです。
機械関係に疎くて、わりと年取ってるからって簡単スマホにする人いるけど簡単スマホにしてわからなかった時に若い人に聞くと思うんだけど、その人は簡単スマホ絶対使ったことないから教えてもらうときに手間取るので普通のスマホのがいいよiPhoneとか
— たつろろぶすたー (@tatsu_Familia) September 6, 2020
Airdrop(エアドロップ)やFacetime(フェイスタイム)などiPhone固有の機能は、慣れていないと操作がわかりません。
ちなみに「ポートレートモード」はiPhone独自の呼び方で、Androidでは「ポートレートモード」とは呼ばず「背景ぼかし」「ワイドアパーチャ」など呼び方が様々です。
このように「同じ機能でも呼び方が違う」こともiPhoneとAndroidではよくあるので、周りにiPhoneユーザーが多いなら自分もiPhoneにしておくとラクです。
OS間で機種変更するときは、普段から使っているアプリが乗り換え先にもあるか、チェックしておくことをおすすめします。
iPhoneにしかいないアプリ
iPhoneにしかないアプリの代表例として、Apple純正アプリがあります。
- iPhoneを探す
- iMovie
- GarageBand
- Keynote
- FaceTime
- Podcast など
家のどこ探してもiPhoneが見つからなくて、旦那に「iPhoneを探す」してもらったらゴミ箱に捨ててあった。この機能がなかったら絶対探し出せなかった。そして防水の機能も助かった。ありがとう、iPhone。1歳児のいるご家庭はゴミ箱にチャイルドロックをつけましょう。
— ふみか (@Fumika2106) October 13, 2020
メリット3.サクサク動く
iPhoneの一般的なイメージはやはり「サクサク」と気持ちよく動く印象ではないでしょうか。
実際には「iPhoneはサクサク、Androidはカクカク」は昔の印象で、現在はAndroidでもサクサクと動きます。
1〜2万円で買える格安のAndroid機種だとカクカクしがちですが、それ以上なら普段使いでストレスを感じることはありません。
しかし同価格帯、同スペックであれば、AndroidよりもiPhoneの方がサクサク動くことが多いです。
新しいiPhoneの動作がサクサク超えてヌルヌルしてるの感動🤣🐼
— ぱんださん (@averageacting) August 21, 2021
内部メモリの容量や同時に使っているアプリの数や種類によってiPhoneでもカクカクになることは普通にあります。
メリット4.macなどApple製品との連携ができる
Apple社は、iPhoneの他にもMacシリーズやiPadシリーズを販売しています。
もしあなたがMacやiPadを持っているのであれば、iPhoneにするのを強くオススメします。
その理由は以下。
- メモが自動で同期される
- 写真も同期される
- ひとつのIDでアプリのダウンロードなどができる
- AirDropでデータをカンタンに送れる
- 操作方法や用語を理解しやすい
僕はMacを使いながらiPhoneを使っているのですが、特に「メモ」は日常的に使っています。
ふと思いついたことや大事なことをiPhoneの「メモ」アプリに書いておき、時間があるときにMacで整理や編集ができます。
事前に設定をしておけば、特別な操作をせずとも同期してくれるのでとても便利です。
MacとAndroidスマホ、ウィンドウズパソコンとiPhoneでも「ever note」を使うとか、Googleドライブを使うとかで、メモや写真の同期はできます。
しかしわざわざ特別なアプリを使わなくても最初からあるアプリでできることで、日常的なストレスが激減しました。
動画編集をしていて思うんだけど、MacのAir dropってマジで便利な技術だなと思う。私はPCがWinでスマホがiPhoneなので、スマホのデータをPCに移すのにケーブルでつなぐか、ドライブを使ってるんだけどこれが結構めんどい…メインPCもMacに変えたくなってきた…
— ツヨシ|ガジェットとデスクの人 (@24shi_web) November 25, 2020
M1搭載Macが気になるならやっぱりiPhoneかも
2020年11月に、Apple独自のCPU「M1チップ」を搭載したMacシリーズが発売しました。
大方の期待を超えた完成度の高さに、WindowからMacへの乗り換えを考えている人もいるかもしれませんね。
今後、Macのシェアが大きく伸びる可能性があります。そのことを見越して、iPhoneに乗り換えておくという選択もありだと思います。
メリット5.操作方法がシンプル
iPhoneはAndroidと比べて操作がカンタンです。
イメージだけど、Androidはいろんな大人の事情が一台に詰まってせめぎあってる感じするよな。
説明書を見ながらひとつひとつの動作を覚えていく必要がある感じです。
iPhoneはApple社1社が、ユーザーを思って操作方法を綺麗にデザインした感じ。説明書を見なくても、画面を見ながら直感的に操作を覚えてしまえる人が多い印象です。
もちろんこれには「慣れ」の影響がとても大きいので、いままでiPhoneを使っていた人にはiPhoneが、Androidを使っていた人にはAndroidが使いやすく感じると思います。
ただ、もし何も知らないゼロの人にスマホを持たせたとして、どちらがすぐに操作方法を覚えられるかといったら、間違いなくiPhoneだと思います。
父がガラケーからスマホにかえて早一ヶ月。
当初は、iPhoneの使い方と、LINEの使い方のぶ厚い本を買ってきたのを見て、内心馬鹿にしてましたが。
毎日、帰宅から就寝するまで試行錯誤を重ねてマスターしてる。
今ではボクが知らない機能まで質問してくる、、、
もう一ヶ月したら、越されるなこりゃ。— Taroi Mo PanDa@米国株式(S&P500) (@asiajapan925) June 26, 2020
メリット6.セキュリティレベルが高い
スマホやパソコンで心配になるのが「ウィルス」です。
正直、コンピューターウィルスの数も種類も無数にあるので全体像の把握は不可能ですが、AndroidよりもiPhoneの方が安心なのは間違いありません。
ウィルスの主要な感染源のひとつである「アプリのダウンロード」について見てみましょう。
↓左右にスクロールできます!
アプリの数 | アプリの監視 | |
---|---|---|
App Store | 約160万個 | 厳しい |
GooglePlay | 約360万個 | 緩い |
この表は、iPhoneのアプリをダウンロードするストア「App Store(アップストア)」と、Androidのアプリダウンロードするストア「Google Play」のアプリ数の比較です。
一見するとGoogle Playの方がアプリが多くて優れているように見えますが「多ければいい」わけではありません。
実はiPhoneのためのストア「App Store」は、Appleが厳しく管理しており、ウィルスの入ったアプリや広告だけのアプリ、他のアプリへ誘導するだけのアプリ、正規アプリのパクリアプリなどは全てブロックされているのです。
GooglePlayも最低限の管理はしていますがAppStoreよりも遥かに緩いので、上記のような有害アプリをダウンロードしてしまう確率が高くなります。
もちろん有害アプリをダウンロードしなければいいだけですが、その判断はカンタンではないので、スマホに慣れない人はiPhoneの方が安全です。
Appleのアプリ審査はAIなどには頼らず、毎回チュートリアルから人力でテストプレイしてる感じです。何か問題あると英語でメッセージが届きます。
毎週チュートリアル鍛刀でiPhone画面をカンカン叩いているAppleの審査担当者さん、どうもありがとうございます!— 大橋 敏 (@satopi084) August 21, 2020
メリット7.リセールバリュー(売る時の価格)が高い
iPhoneはその人気とブランド力により、リセールバリュー(買取価格)がAndroidスマホよりもずっと高いです。
例えば10万円で買ったスマホを2年使っても、4万円で買い取ってもらえるのであれば、実質6万円で買えたことになります。
AndroidでもXPERIAやGALAXYのようなハイブランドスマホは高価格で買い取ってもらえます。
しかしそうでないAndroidスマホは2年も使うと買取額は1万円を切るのが普通です。
iPhoneは使った後の売るときのことまで計算がしやすいです。
iPhoneって使いやすいというのもあるけど、最大の魅力の一つはリセールの高さだと思う。過去iPhoneを4台使って実感してたけど。
今回のXも64G、3年使って33,000円で売れましたw— 考える葦 (@kangaeru_ashi_) October 24, 2020
iPhoneの5つのデメリットとその対処法
上にあげたようなメリットを享受するためには、多少のデメリットは受け入れる必要があるものです。
ということでここでは、5つのデメリットとその対処法まで紹介します。
正直、どのデメリットも正しく対処すれば致命的ではないのでサクっと読んでみてください。
デメリット1.値段が高い
iPhoneの最大のデメリットが「価格」です。最新のiPhoneは10万円を超えるモデルも多く、内部容量を大きくすると15万円になるものもあります。
Androidにも10万円クラスはありますが、逆に2万円程度の機種もあります。
ただ、近年のiPhoneは、これまでの価格設定が見直されつつあり、例えばiPhone 13 mini なら86,800円〜、iPhone 13は98,800円〜購入できます。
↓左右にスクロールできます!
機種 | 容量 | Apple | モバイルONE | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
iPhone 13 mini | 128GB | 99,800円 | 98,208円 (49,368円) | 101,070円 (54,510円) | 101,520円 (50,760円) | 78,400円 (39,192円) | 89,650 |
256GB | 114,800円 | 120,384円 (60,984円) | 115,020円 (62,100円) | 115,920円 (57,960円) | 96,400円 (48,192円) | - | |
512GB | 144,800円 | 151,272円 (77,352円) | 143,040円 (77,280円) | 144,000円 (72,000円) | 119,900円 (59,928円) | - | |
iPhone 13 | 128GB | 117,800円 | 111,672円 (56,232円) | 115,020円 (62,100円) | 115,920円 (57,960円) | 96,470円 (48,216円) | 93,300円 |
256GB | 132,800円 | 125,136円 (63,096円) | 128,970円 (69,690円) | 129,600円 (64,800円) | 108,180円 (54,072円) | - | |
512GB | 162,800円 | 164,736円 (84,216円) | 156,995円 (84,755円) | 157,680円 (78,840円) | 131,620円 (65,808円) | - | |
iPhone 13 Pro | 128GB | 144,800円 | 142,560円 (72,600円) | 143,040円 (77,280円) | 144,000円 (72,000円) | 122,800円 (61,392円) | - |
256GB | 159,800円 | 165,528円 (85,008円) | 156,995円 (84,755円) | 157,680円 (78,840円) | 134,800円 (67,392円) | - | |
512GB | 189,800円 | 197,208円 (100,848円) | 185,015円 (99,935円) | 186,480円 (93,240円) | 158,800円 (79,392円) | - | |
1TB | 219,800円 | 226,512円 (115,632円) | 212,920円 (115,000円) | 214,560円 (107,280円) | 182,800円 (91,392円) | - | |
iPhone 13 Pro max | 128GB | 159,800円 | 165,528円 (85,008円) | 156,995円 (84,755円) | 157,680円 (78,840円) | 134,800円 (67,392円) | - |
256GB | 174,800円 | 182,160円 (92,400円) | 170,945円 (92,345円) | 172,080円 (86,040円) | 146,800円 (73,392円) | - | |
512GB | 204,800円 | 213,048円 (108,768円) | 198,965円 (107,525円) | 200,160円 (100,080円) | 170,800円 (85,392円) | - | |
1TB | 234,800円 | 243,144円 (124,344円) | 226,870円 (122,590円) | 228,240円 (114,120円) | 194,800円 (97,392円) | - |
※カッコ内の価格は、各社の購入プログラムを利用したときの負担額
先に紹介した「リセールバリュー」も頭に入れれば、決して手の届かない値段でもありません。
最新機種にこだわりがないのなら、iPhoneSEでのiPhoneデビューは全然アリな選択肢です。
デメリット2.「戻る」ボタンがない
これは「デメリット」というよりも「Androidから乗り換える人は、最初は不便だよ」という程度です。
多くのAndroidスマホにはホームボタンの横に「戻る」矢印のボタンがあり、それを使うことが日常化しています。
しかしiPhoneには「戻る」ボタンはないので、いくつかの戻り方をマスターする必要があります。
- 画面左上の「<」マークで戻る(多くのアプリで)
- 画面左端から右へスワイプ(サファリなどウェブブラウザで)
- ホームボタンでホーム画面に戻る(いつでも)
このように「戻る」ボタンの替わりの操作に慣れるのに一週間くらいはかかると思いますが、特段不便ではないので心配はいらないと思います。
iPhone使うとAndroidの戻るボタンってクソ便利だなと思う
— たかし (@takashi_tkg) November 25, 2020
デメリット3.SDカードで容量が増やせない
iPhoneには「SDカード」を挿せません。
多くのAndroidスマホでは、写真や動画で容量が足りなくなると「SDカード」を挿して容量を増やせますが、iPhoneでは使えません。
とはいえ、AndroidもiPhoneもデータはほとんどネット上に保管する「クラウド」が主流になっているので、SDカードでないとダメな場面は限られています。
SDカードは紛失したり故障したり水濡れしたりのリスクがあるので、クラウドの方がむしろ安心と考えることもできます。
デメリット4.マルチウィンドウ・マルチタスクができない
これはiPhoneのデメリットというよりもAndroidのメリットです。
Androidには「マルチウィンドウ・マルチタスク」ができるものがあります。
スマホの画面を上下分割し、上下で別々のアプリを使用できる機能です。
マルチウインドウのおかげで麻雀観戦しながらゲームの周回できる。なんなら打てる。超便利。 pic.twitter.com/PTzemaE4TA
— へもぷらす (@hemoplus_com) July 18, 2020
この機能はとても便利ですが、残念ながらiPhoneでは使えません。
iPadやMacでは使える機能ですが、スマホの画面では小さすぎてメリットは小さいので、マルチウィンドウ・マルチタスク機能が搭載されていなくても困ることはないでしょう。
マルチウィンドウ・マルチタスク機能はあれば便利ですが、なくて困ることはありません。
どうしても使いたい場合はAndroidスマホにする必要がありますが、よほど効率を重視する人以外、気になることはないと思います。
次に読むべきiPhoneの記事
最後に合わせて読んでおきたい、おすすめのiPhone関連の記事を紹介します。
まずiPhoneを買うなら少しでもお得に買いたい!という人に向けて。ぶっちゃけどこが安いのか、iPhoneが買える場所とそれぞれのメリット解説しています。
やはりiPhoneの最大のデメリットは「価格」でしたが、iPhoneSEはその常識を覆しました。
「iPhoneって気になるけど価格が高いのがちょっと……」という方に。
数年後に売却することも考えながら、最新のiPhoneを買うのもおすすめです。
あえて価格が下がってきている型落ちiPhoneを買うのもアリです。iPhoneは数年前のモデルであっても、ふつうに使う分には問題ありません。
iPhoneは「他社への乗り換え」で安く買えます。スマホキャリアを変更してもいい人は、ぜひ乗り換えも考えてみてくださいね。
ちなみに、AndroidからiPhoneに乗り換えを考えているなら、以下の記事も参考にしてみてくださいね!