ゴリラ
2021年9月14日(米国時間)、AppleからiPhone 13が発売され、9月17日予約、24日発売予定となっています。
iPhone 13に期待したいですが、iPhone 12から一体どのくらい変わったのでしょうか?
最近のiPhoneはマイナーチェンジ(大きな違いはなく、細かい部分のみの進化)が多いので、「どうせほとんど変わってないんだろ!」という声が聞こえてきそうです。そう考えるのは仕方ないかもしれませんね。
しかしそうは言っても、新しいiPhoneにはテンションが上がります。
この記事で、iPhone 13とiPhone 12を比較して、変わった部分を紹介するので「とりあえず違いだけサクッと知っておきたい」という人の役に立つかと思います。
価格も含めて紹介します。「iPhone 13と12と迷っている」という方の参考にもなるので、ぜひ読んでみてくださいね。
最も大きい違いはシネマティックモードでのビデオ撮影機能ですが、普段使いで実感できるレベルではありません。
iPhone 12が約1万円値下がりしたので、コスパ重視ならiPhone 12、所有欲重視ならiPhone 13かと思います。
iPhone 13と12の最大の違いはカメラ
画像:Apple公式サイトより
iPhone 13と12は、正直大きな違いはなく、よっぽど詳しい人でないと「違いがわからない」レベルです。
その中でも最大の違いは「カメラ」で、特に「シネマティックモードなどの動画撮影」の性能が大幅に上がっています。
シネマティックモードで映画並みの映像
Appleのページに掲載されている映像では、手前の男性が奥側に振り向くと、ピントが自動で女性に合います。
深度測位カメラの高い性能を活かし、手前と奥のピントを調整し、映画のような美しい映像が撮影できます。
とはいえ、iPhone 13で映画を撮る人はごく少数ですし、本気で映画を撮る人はもっとちゃんとしたカメラを使うので、ほんとに必要な機能なのかな?というのが正直な感想です。
この機能がiPhone 13の目玉機能で、この他も全体的にちょっとした変化ばかりです。
センサーシフト式光学手振れ補正で、より滑らかな映像
動画を撮るときに「手ブレ」は大きな敵です。
iPhone 12にも「光学式手ブレ補正」はついていましたが、iPhone 13で「センサーシフト光学式手ブレ補正」が搭載されました。
より手ブレが補正されるので、実際に買って試してみたい機能です。
スマートHDR3→4へ。4人の集合写真が綺麗に
「HDR」とは、カンタンにいうと「一枚の写真を、複数の写真の明るさやコントラストを利用して暗い部分をなくす」機能です。
iPhone 12では最大3人の人物を認識し、それぞれの顔に最適な明るさ、コントラストを自動調整してくれましたが、iPhone 13では最大4人の顔を認識し、明るさなどを調整します。
iPhone 12以前の機種で「しまったー!4人以上の写真だから、3人までしか明るさが調整されてないよ〜!」と困った経験のある人にとっては朗報と言えます。(そこまで気にしている人がいるのかは不明ですが)
カメラの見た目が違う
iPhone 13のカメラはiPhone 12よりも大きくなりましたが「大きくなりすぎて入らないので、対角に設置しました」というのがAppleの宣伝文句です。
またiPhone 13 ProとPro Maxは三角形に設置されており、これはiPhone 12 ProとPro Maxと変化はありません。
iPhone 13とiPhone 13 miniのみ、カメラのデザインで、iPhone 13であることが確認できます。
最新機種を買ったら、その性能は大事ですが、同じくらい「他人から見て最新機種と分かること」も大切だと思うので、そういう意味ではiPhone 13とiPhone 13 miniを買えば、分かる人には「あ、あの人13だ」と気づいてもらえます。
iPhone13と12の大きな5つの違い
iPhone 13と12には、もちろんカメラ以外にも違いがあります。どれも微妙な違いですが、積み重ねると大きな違いになるかもしれないので、ぜひチェックしてくださいね。
バッテリー性能が2.5時間伸びた
カメラに次ぐ大きな違いが、バッテリー性能の違いです。バッテリー容量は公式からの発表はありませんが、「連続ビデオ再生時間」でバッテリー持ちを表現しています。
▼iPhone 13と12のビデオ再生時間▼
- iPhone 13:19時間
- iPhone 12:17時間
iPhone 13では約11%の改善になっているので、充電を忘れてしまっても、iPhone 13なら使える時間が長いです。
0.25mmだけ分厚くなった
iPhone 13はiPhone 12より0.25mmだけ分厚くなりました。
iPhone 12の厚さは7.4mm、iPhone 13は7.65mmです。分厚さ以外の高さ、幅は変わりません。
これにより、一部のiPhone 12のケース/カバーはiPhone 13では使えない可能性があります。
0.25mm分厚くなった理由は、おそらくバッテリーやカメラサイズの変更が関係していそうです。
最大容量が増えた
iPhone 13シリーズ全てで、最大容量が約2倍にアップしました。
▼iPhone 13シリーズ、12シリーズの最大容量▼
- iPhone 12、iPhone 12 mini:256GB
- iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max:512GB
- iPhone 13、iPhone 13 mini:512GB
- iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Max :1TB
iCloudを使ったり、不要な動画ファイルを削除するなどで対応できるので、そこまで容量が必要という人も少ないかもしれません。
とはいえ、写真も動画もアプリも容量は増える一方なので、多い方がうれしいのは事実です。
CPUがA14からA15へ
新しいiPhoneではもはや定番ですが、CPUがA14からA15に進化しました。
この「A◯◯」というチップはApple独自のチップなので他社のCPUとの比較はできませんが、Appleホームページではほかのスマートフォンよりも50%速いCPUとされています。
iPhone 13/miniと、Pro/Pro Maxは同じA15チップですが、Pro/ProMaxの方がほんの少しだけよい性能のA15チップです。
CPUの性能が高いと処理性能が速くなるので、複数のアプリを同時に立ち上げたり、美麗なグラフィックの3Dゲームの動きが滑らかになります。
カラーが変更された【ピンクが人気出そう】
iPhone13は5色展開です。
- スターライト
- ミッドナイト
- ブルー
- ピンク
- (PRODUCT)レッド
特に注目はピンクで、女性からの人気が高まりそうなカラーです。
iPhone 13 ProとPro Maxには「ピンク」「レッド」はなく、以下のようなカラーバリエーションです。
▼iPhone 13 ProとPro Maxのカラー▼
- シルバー
- グラファイト
- ゴールド
- シエラブルー
【価格比較】iPhone13と12のどちらを買うべき?
iPhone 13が発売されて、iPhone 12は約1万円値下げされました。
iPhone 13のApple公式の価格は、iPhone 12が発売された時とほぼ同じ価格です。
▼iPhone 13シリーズの価格(最小128GB)▼
- iPhone 13 98,800円〜
- iPhone 13 mini 86,800円〜
- iPhone 13 Pro 122,800円〜
- iPhone 13 Pro Max 134,800円〜
▼iPhone 12シリーズの価格(64GB)▼
- iPhone 12 86,800円〜
- iPhone 12 mini 69,800円〜
- iPhone 12 Pro(Apple Storeでの取扱終了)
- iPhone 12 Pro Max(Apple Storeでの取扱終了)
残念ながらiPhone 12 ProとPro MaxはAppleでの取扱いはなくなっていますが、iPhone 12と12 miniはまだ買えます。
上記は容量が2倍違うので単純に比較はできませんが、64GBでもiCloudなどをちゃんと使えば不便はありません。
コスパ重視ならiPhone 12シリーズ、最新iPhoneの所有欲を満たしたい方やカメラの違いを体感したい方はiPhone 13がいいかと思います。
まとめ:iPhone 13と12の違いは素人には違いがわからない
たくさん書きましたが、iPhone 13とiPhone 12の違いはほとんどわかりません。2台を目の前に出されても、詳しい人でないと違いはわからないかと思います。
念のため、以下で2種類のiPhoneの違いをまとめます。
▼iPhone 13と12の違いまとめ▼
- ビデオに「シネマティックモード」が搭載
- カメラ機能の細かい点が改良
- バッテリー持ちがよくなった
- 0.25mmだけ分厚くなった
- 最大容量が増えた
- CPUがA14からA15に
- カラーにピンクが追加
僕はiPhone 12を使っていますが、買い替えても違いが分からなそうなので買い替えはしないと思いますが、iPhone 11以前の機種を使っている方であれば、買い替えは普通におすすめです!
この記事が、iPhone 13と12の違いが気になる方の役に立っていればうれしいです!
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